更新日:2024/10/8
妊活中にサプリで摂るべき栄養素は葉酸以外に何がある?おすすめ商品も紹介
妊活を始めたら、まずは葉酸から摂取しようと思っている人も多いでしょう。
葉酸は妊活中に必要な栄養素の一つですが、葉酸以外にも摂るべき栄養素はたくさんあります。
さまざまな栄養素を効率よく摂るなら、葉酸と一緒にサプリから摂取しましょう。
この記事では、妊活中にサプリからとりたい葉酸以外の栄養素とその理由について解説します。
妊活中に摂りたい栄養素がギュッと詰まったサプリメントを先に知りたい人は、こちらからどうぞ。
この記事に登場する専門家
助産師 はるはる
大学卒業後助産師として、地域周産期の総合病院に勤務。
日々妊娠、出産、育児、母乳ケアとさまざまな業務に携わっている。
〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・アドバンス助産師
・新生児蘇生法Aコース修了
妊活中にサプリから摂りたい葉酸以外の栄養素は?
妊活中にとりたい栄養素はたくさんあります。まずは、葉酸以外にとりたい栄養素とその理由をそれぞれ解説します。
鉄
鉄は赤血球の元となり、体に栄養や酸素を運ぶために必要です。
妊活にかかわらず男女ともに必要ですが、不足しがちな栄養素の一つです。
毎月の月経で血液が失われるため、特に女性には必要だと言われています。普段の食事で積極的に摂取するためには、鉄を多く含む食品を意識してとりいれましょう。
鉄を多く含む食べ物は以下のとおりです。
【ヘム鉄を多く含む食品】
- 牛肉(特に赤身やレバー)
- かつお
- まぐろ
- めざし
- 砂肝
【非ヘム鉄を多く含む食品】
- ほうれん草
- 小松菜
- 納豆
- ひじき
- 枝豆
鉄には肉や魚介類に含まれるヘム鉄と、野菜などに多く含まれる非ヘム鉄があります。
ヘム鉄は体に吸収されやすく、非ヘム鉄は体に吸収されにくい特徴があります。非ヘム鉄はビタミンCやたんぱく質と一緒に食べると吸収されやすくなるため、工夫しながら食卓に取り入れるのがおすすめですよ。どちらもバランスよく摂取したいですね。
ただし、鉄は食事だけでは不足してしまうことも多いため、サプリで効率よく摂取するのがおすすめです。
サプリから鉄を摂っても過剰摂取にならない?
鉄は体内で必要以上の量になると、それ以上吸収しないように体が働くため、食事とサプリを合わせてとっても過剰摂取にはなりません。
サプリの摂取も1日の決められた量を守れば問題ありませんので、心配せずに取り入れるといいでしょう。
亜鉛
亜鉛は妊活中の男女ともにできるだけ摂取したい栄養素です。
女性は卵子の老化防止、男性は精子量の増加や運動率の上昇のために必要と言われています。
卵子や精子の質は妊娠へ影響すると考えられているため、積極的に摂取したいですね。
また、亜鉛は新しい細胞を作り出すためにも力を発揮してくれますよ。
亜鉛を多く含む食べ物は以下のとおりです。
- 牡蠣
- 豚レバー
- 牛肉(赤身)
- 卵
- カシューナッツ
亜鉛は魚介類や肉類に比較的多く含まれています。
食品添加物が亜鉛の吸収を妨げることも
近年、加工食品に多く含まれる食品添加物が亜鉛の吸収を妨げることもあるとわかってきました。
忙しく食生活が乱れている人や、加工食品を多く食べる人は亜鉛が不足している可能性があるので注意しましょう。
また、他の食品成分の作用で亜鉛の吸収率が下がってしまうこともあるので、亜鉛を確実に摂取したい場合はサプリを併用することがおすすめです。
サプリで亜鉛をとる時はとりすぎに注意
サプリで亜鉛を摂取する場合は、決められた量以上にとらないように注意しましょう。
普段の食事では、亜鉛を過剰に摂取する心配はほとんどありません。ただ、長期間サプリなどで亜鉛をとりすぎてしまうと、銅の吸収を妨げ、貧血や胃の不快感につながることがあります。
サプリや健康食品で亜鉛をとろうと思っている方は、とりすぎないように注意しましょう。
ビタミンE
ビタミンEは排卵を促したり、自律神経に働きかけ、ホルモンバランスの働きを調整したりする働きがあると言われています。
また、ビタミンEには抗酸化作用があり、卵子の老化のケアにも役立つため、妊活中には積極的に摂取したいビタミンの1つです。
ビタミンEを多く含む食べ物は以下のとおりです。
- 卵
- アーモンド
- アボカド
- うなぎ
- かぼちゃ
ビタミンEをとりすぎるとどうなる?
ビタミンEを過剰摂取した場合、血液が止まりにくくなることがあると言われています。
ただ、脂溶性ビタミンであるビタミンEは、摂取量の約60%以上が便として体の外に排出され体の中に残りにくいため、普段の食事だけでとりすぎることはありません。
食事に加えてサプリを併用する場合は、とりすぎないように注意しましょう。
ビタミンD
ビタミンDも、妊活中には特に必要な栄養素です。
ビタミンDは近年、葉酸と並んで妊活に必要な栄養素と言われています。不足すると着床しにくくなったり、卵子の質が悪くなったりするという研究データも。
ビタミンDは食べ物からだけでなく、日光を浴びることで作られますが、紫外線対策をしっかりしている女性は不足しがちという見解もあります。
そのため、普段の食事だけでなくサプリからビタミンDを積極的に摂取しましょう。
ビタミンDを多く含む食べ物はこちらの通りです。
- しいたけ
- まいたけ
- エリンギ
- しめじ
- サンマ
- さけ
- しらす
- うなぎ
- 卵
- いくら
妊活におけるビタミンDの効果や必要性については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
妊活におけるビタミンDの効果とは|必要な摂取量と効率的に摂る方法を解説
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ビタミンDをサプリで取り入れても過剰摂取にならない?
サプリに使われているビタミンDは、非活性型ビタミンと言われるビタミンD3であることが多いです。
ビタミンD3は体内で量がコントロールされるため、過剰摂取の心配はありません。
ビタミンDは妊活に影響があるとして特に注目されている栄養素なので、サプリを取り入れて、必要量をしっかりと摂取できるようにしましょう。
カルシウム
カルシウムは骨や歯を作る元となる栄養素です。
筋肉の正しい動きにも関わるだけでなく、精神を安定させ、イライラを落ち着かせる働きもあります。
日本人女性は鉄とカルシウム不足の方が多いと言われています。
特に妊娠中は、赤ちゃんが必要なカルシウムはお母さんの骨からとられていきます。
妊娠前からしっかりカルシウムを摂取し、蓄えておきましょう。
カルシウムを多く含む食べ物を紹介します。
- 牛乳
- ししゃも
- チーズ
- ごま
- 豆腐
- 乾燥ひじき
妊活中にカルシウムが不足するとどうなる?
カルシウムが不足すると、卵子や精子が元気に活動できなくなってしまいます。
また、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートする働きがあるため、妊活中は合わせて摂取することをおすすめします。
妊活中に摂りたい栄養素について紹介しましたが、妊娠後はさらに別の栄養も必要になります。妊娠後に摂るべき栄養素については、下記記事をチェックしてみてくださいね。
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妊活中にバランスの良い栄養補給が大切な理由
ここまで、妊活中に必要な栄養素とその理由について解説してきました。
妊活中は特に、バランスのとれた栄養補給が必要と言われますが、それはなぜなのか解説します。
卵子の質の悪化を防ぐ
栄養バランスがとれていないと、卵子の質が悪くなることがあります。
卵子は年齢とともに質が低下しますが、栄養が偏っていることで酸化ストレスの影響を受け、卵子の質の低下が促進される可能性があります。
卵子の質が悪くなると、妊娠しづらくなってしまいます。
仕事が忙しく食生活が乱れているという人もいるかもしれませんが、バランスのとれた栄養補給は妊活への近道といえるでしょう。
排卵を助ける
偏った栄養やストレスによって、排卵しにくくなる可能性があります。
女性の体は繊細なため、ストレスや栄養不足からホルモンバランスが乱れ、排卵しにくくなることがあります。
排卵しにくくなると、月経不順になることもあるでしょう。
きちんと排卵できていないと妊娠する機会が少なくなってしまうため、毎月定期的な排卵をするためにも、栄養補給は大切といえます。
精子の質の悪化を防ぐ
女性と同じように、男性も栄養バランスが偏っていると精子の質が悪くなってしまいます。
精子の質が低下すると、精子の数が少なくなったり、元気な精子が少なくなったりしてしまいます。
そのため、精子の質が下がると、妊娠しづらくなってしまいます。
妊娠するためには卵子、精子どちらの質も大切です。
赤ちゃんの成長をサポートする
妊活中に特に必要と言われる葉酸は、赤ちゃんの成長に重要な役割を持つ栄養素です。葉酸は妊娠前からの摂取が必要ですが、十分にとれていないと赤ちゃんが「神経管閉鎖障害」になるリスクが高まります。
赤ちゃんに影響が出る時期は、妊娠に気が付かない人もいるため、妊活中からの葉酸サプリの摂取が大切です。妊活中は必要な栄養素を必要なだけ、バランスよくとることを心がけましょう。
これらのメリットを得るために妊活中に摂りたい栄養素については、下記記事でもご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。
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妊活中に飲むサプリの選び方は?
妊活中に必要な栄養補給は、サプリから行いましょう。
ここからは、妊活中に必要なサプリの選び方を紹介します。
妊活に必要な栄養素が1つで摂れる
妊活中はここまで紹介した栄養をバランスよく摂取することが必要です。
また、葉酸サプリには種類がたくさんありますが、実は妊活中、妊娠中、授乳中と時期によって必要な葉酸の量は異なるもの。
葉酸の量を含め、妊活中に必要な栄養素が必要な分だけ、オールインワンで配合されているものを選ぶのがおすすめですよ。
品質が安全・安心
体に入れるものなので、品質が安全かどうかは必ず確認したいポイントです。
厚生労働省が認定した工場で作られたことを示すGMPマークや、厳しい検査をクリアした証である安心安全マークがついていると信頼できますね。
添加物など、不要なものをできるだけ取り除いているかどうかも見ておくとさらに安心できるでしょう。
継続しやすい価格
サプリは毎日飲むことで、健康な体づくりをサポートしてくれます。そこで大切なのは、継続できるかどうかです。
毎日飲み続けるものなので、高価なものは継続しにくくなってしまいます。続けられる価格かどうかも確認しておきましょう。
妊活中に飲むサプリメントの選び方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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