更新日:2024/2/14

「亜鉛」の妊活・妊娠中の女性への効果※医師監修

お父さんとお母さんとその息子が公園で遊んでいます

妊娠には葉酸やビタミン、カルシウムなどたくさんの栄養素が必要ですが、中でも「亜鉛」は妊活中の夫婦のため、また胎児の成長のために必要不可欠です。

妊娠における亜鉛の役割や、推奨摂取量、またどのように摂取したらよいのかなどをご紹介します。


亜鉛は妊活中・妊娠中の女性だけではなく、男性にとっても大変重要な栄養素です。男性における亜鉛の効果と、妊活を始めようと考えている男性がまずすべきことについてもまとめています!

妊活中の男性は以下の記事でぜひ確認してみてください!

この記事に登場する専門家

助産師 四辻有希子

大学院を卒業後、助産師として地域周産期母子医療センターの産科病棟勤務。
不妊治療から妊婦健診、出産、産後の母乳育児外来まで幅広く周産期の助産ケアに関わっている。

〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・ICLS認定インストラクター
・新生児蘇生法「専門」コース修了
・J-CIMELSインストラクター

亜鉛の役割と精子の関係について、亜鉛は男性不妊症に効果がある?ない?

関連記事

妊活を始める男性がまずすべきこととは?※助産師監修

関連記事

亜鉛はどんな栄養素?

体内には特別な亜鉛の貯蔵システムがなく、亜鉛を作り出すこともできません。

そのため亜鉛を毎日摂取することが必要です。


亜鉛は多くの食物に含まれますが、サプリメントで摂取することもできます。

また、風邪用トローチ、一部の市販薬など、風邪薬としても多く販売されている薬などにも亜鉛は含まれています。


亜鉛は体内に約2g含まれ、そのほとんどが筋肉と骨中に含まれます。他にも皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在します。

妊活・妊娠中の亜鉛の役割は?


亜鉛には風邪を予防する効果や、美肌・美髪効果なども期待されています。

またそれだけではなく、活性酸素を抑制する効果があるため、生殖機能の低下を予防する働きもあります。


また、亜鉛は妊活中の男女、妊娠中の女性、胎児や乳児の発育や生命維持にも非常に重要な役割を果たしているのです。

健康的な体を維持することが重要であるため、免疫力を高める亜鉛は欠かせない栄養素の一つです。

妊活中の亜鉛の役割

妊活中に亜鉛は男女ともに生殖機能の低下を予防する役割を担っています

男性にとって精子量の増加や、精子の運動率の低下予防に効果があります。

「精子精造ミネラル」や「セックスミネラル」とも呼ばれています。

一方で、不足するとDNAが正しく合成できず、傷のあるDNAが発生し不健全な精子が作られてしまう可能性も高まります。


女性の場合はホルモンバランスを整える、生理痛を軽減する、生理不順を改善する卵巣に関わります。

亜鉛が不足すると排卵が遅くなったり、卵子に関するトラブルが増えます。


また、免疫力の向上にも影響するため、男女ともに妊活中には必要不可欠な栄養素です。

妊娠中の亜鉛の役割

妊娠中は特に胎児への大きな役割を果たします。亜鉛はDNAなどの細胞分裂に関わる栄養素の為、不足すると胎児の低身長や成長を妨げる要因に繋がります。

また、妊娠すると血液の量が圧倒的に不足するため妊娠中~授乳中にかけても減っていく栄養素の為通常時より多く亜鉛を摂取する必要があるでしょう。

亜鉛はいつ必要?

もちろん妊活中の夫婦にも必要ですが、特に妊娠中の女性は、鉄分やカルシウムなどと同様に亜鉛も不足しやすくなる傾向にあります。

成人女性の平均摂取量は摂取推奨量より少なく、さらに妊娠中は摂取推奨量も増えるため、亜鉛の摂取量をさらに増やす必要があります。


以下の記事では、亜鉛だけではなく、妊娠中に必要な栄養素について7選でまとました!是非チェックしてみてください!

【最新】妊娠中に取るべき栄養素7選!

関連記事

妊活・妊娠中に 亜鉛はどれくらい摂取すればいいの?


摂取推奨量は成人女性と妊娠中の女性では異なります。

また男女でも異なり、男性は女性よりも多く必要になります。
亜鉛の摂取方法としては肉類、魚介類が主にあげられます。

ではそれぞれどのくらい、どのように摂取したら良いのでしょうか。

推奨摂取量

男女ともに一日の摂取量が推奨量を下回っており、近年亜鉛不足が指摘されています。

男性では約12mg、女性は約9mgが亜鉛の1日の推奨量とされています。


妊娠中・授乳中は亜鉛の必要量が増えるため、通常より2mg多く摂ることが推奨されています。しかし亜鉛の平均摂取量は成人男性で9.2mg、成人女性で7.7mgです。

妊活中や妊婦は普段の食事では不足しますので、サプリメントなどで追加3mgほど摂取するとよいでしょう。

亜鉛の摂取上限は?危険性について

30代女性で亜鉛の摂取上限量は1日35mgです。

亜鉛を過剰摂取した場合、食欲不振や、嘔吐、下痢などを引き起こしてしまうリスクがあり気を付けなければなりませんが、1日35mgを摂取するのはかなり大変なため、そこまで心配しなくてもよいでしょう。


仮に亜鉛サプリメント等で不適切に多く摂取してしまった場合、気を付けなければなりません。

亜鉛は銅などの吸収を妨げる効果があり、銅欠乏症や貧血などにつながる恐れがあります。


くれぐれも耐用上限量を守りながら摂るように心がけましょうね。

亜鉛が含まれている食材

亜鉛が含まれている食材として

  • 牡蠣
  • 鶏肉
  • 牛赤身肉
  • カニ
  • ロブスター
  • チーズ
  • カシューナッツ

などがあります。


生牡蠣は、亜鉛が100gあたり14.5mgと多く含まれていて最良の亜鉛摂取源です。

赤身の肉、鶏肉、カニやロブスターなどの魚介類および朝食用栄養強化シリアル類にも亜鉛が豊富に含まれています。


亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれていますが、食物繊維や青菜に含まれるシュウ酸は亜鉛の吸収を阻害するためベジタリアン、ビーガンなどは不足しやすくなります。

菜食主義者は特に多くの亜鉛を摂取する必要があります。


また加工食品に多く含まれる食品添加物が、亜鉛の吸収を阻害し、亜鉛欠乏になる場合もあるため注意が必要です。

亜鉛の他にも、妊活中・妊娠中の女性にとって大切な栄養素は多いです。

その1つである葉酸について分かりやすく解説している下の記事もぜひ確認してみてください!

妊娠初期に葉酸を飲まなかったけど大丈夫?気になる疑問を助産師が解説!!【助産師監修】

関連記事

亜鉛が不足すると(リスク)

不足する原因は主に偏った食事や、極端なダイエット、アルコールの摂取があげられます。

亜鉛が不足すると、

  • 貧血
  • 下痢
  • 脱毛
  • 皮膚炎
  • 体重減少
  • 食欲不振
  • 免疫力低下
  • 味覚障害
  • 神経感覚障害

など多くの症状が現れます。

また、

  • 生殖機能の低下
  • 男性インポテンス
  • 男性の性腺機能低下

などのリスクもあるため、男女ともに妊活中、妊娠中は亜鉛は欠かせません。

妊娠中の女性は特に最低限の亜鉛摂取量で妊娠が開始した場合、胎児の亜鉛必要量が多いことからも、亜鉛不足になるリスクが高くなります。

まとめ

亜鉛は、妊活中の夫婦、妊娠中の女性、また胎児の健康のためにも欠かせない栄養素です。

食事での摂取が理想的ですが、サプリメントで摂取すれば、不足することも過剰になることもなく、必要量を「簡単に」「正確に」摂取することができます。

妊活中、妊娠中だからといって、食事を気にしすぎずストレスなく摂取できるためサプリメントでの摂取がおすすめです!

葉酸サプリは時期別で選べるmitas seriesがおすすめ

mitas series(ミタス シリーズ)は妊活中、妊娠中、産後・授乳中、と時期毎で、厚生労働省の推奨基準値通りに配合された葉酸サプリメントです。

亜鉛も豊富に含まれております。

ぜひ手に取ってお試しください。


mitasシリーズでは、
必要な栄養素とお悩みをサポートする
4つのラインナップをご用意しました。


参考文献

eJIM 厚生労働省

eJIM 厚生労働省

厚生労働省

令和元年国民健康・栄養調査 厚生労働省

“清涼飲料水評価書 亜鉛” 厚生労働省

公益財団法人長寿科学振興財団“亜鉛の働きと1日の摂取量”健康長寿ネット

“亜鉛”LaBelle Vie

“不妊症と亜鉛”TOZAI PHARMACY GROUP

“亜鉛が豊富な食べ物は?手軽にしっかり亜鉛を摂取する方法”家族の介護と健康を支える学研の情報サイト

“亜鉛が多い食材は?亜鉛を多く含むおすすめレシピもご紹介”dmarket

“亜鉛不足は怖い!起きる症状や原因を解説します”POWER PRODUCTION

\ 送料無料 /
mitas series オンラインショップ

mitasシリーズでは、
必要な栄養素とお悩みをサポートする
3つのラインナップをご用意しました。

▾ 公式インスタグラムをフォローしよう

mitas series 公式インスタグラム