
更新日:2025/2/13
葉酸とは?効果や働き、摂取量まで妊活・妊娠中に欠かせない栄養素を完全ガイド!

妊活中や妊娠中に欠かせない栄養素として知られる「葉酸」。赤ちゃんの成長を支え、お母さんの体調を維持するためには、葉酸を意識的に摂取することが大切です。
この記事では、葉酸とはどんな栄養素なのか、その効果をメインに、摂取量や不足した場合の影響、葉酸が多く含まれる食べ物、そして効率的な取り入れ方について詳しく解説。葉酸のすべてをまとめています!
元気な赤ちゃんを迎えるために葉酸をしっかりと摂取し、健やかな毎日をサポートしましょう!
この記事に登場する専門家
WEBライター 佐野春佳
絶賛妊娠中のWEBライター。大学院では神経生物学を専攻。大好きなマラソンと妊活をどう両立するか、日々模索中です。論文を基に、関連する最新の研究や知見をわかりやすく伝えます!
葉酸とは
葉酸(ようさん)は水溶性ビタミンの一種で、ビタミンB群に分類されます。
1941年にほうれん草の葉っぱから発見され、ラテン語では葉を「folium」ということから「folic acid」という名前がつけられました。
葉酸は妊婦さんだけでなく、すべての人にとって大切な栄養素です。
まずは、葉酸の働きや効果について詳しく解説します。
葉酸とは?効果と働き
葉酸は妊活や妊娠中に注目されがちですが、全世代に必要な栄養素です。
葉酸の主な働きはこちら。
- 1赤血球の生成:全身に酸素を運び、健康を維持する
- 2DNAの合成をサポート:細胞の成長や修復を助ける
- 3心血管疾患の予防:脳卒中や心筋梗塞のリスクを下げる
ひとつずつ解説していきますね。
赤血球の生成
葉酸は、赤血球を作るのに欠かせないビタミンで、「造血ビタミン」と呼ばれることもあります。(※1)
赤血球は酸素と結びついて、体の隅々まで酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。酸素が身体中に運ばれることによって、さまざまな組織の機能が維持され、わたしたちの健康や生命が保たれています。
反対に、酸素が十分に運ばれないと、全身の細胞が正常に働かなくなり、貧血や疲れやすさ、集中力の低下などが起きることがあります。
さらに、妊娠中は胎児にも酸素を届ける必要があるため、赤血球の生成が一層重要になります。
葉酸をしっかり摂ることで、赤血球の生成をサポートし、母体と胎児の健康を守ることができるでしょう。
DNAの合成をサポート
細胞の中にあるDNAを作るのにも、葉酸が必要です。DNAには体を成長させたり、新しい細胞を作ったり、傷を治したりする働きがあります。
葉酸が不足すると、細胞がうまく作られないことで貧血の症状や免疫力の低下を感じることがあります。
特に成長期の子どもや若者にとって、葉酸は大切な栄養素です。
細胞分裂を繰り返して体がぐっと成長するこの時期には、葉酸をしっかり摂ることが大切です。
心血管疾患の予防
葉酸は血管の健康を守る大切な栄養素です。
葉酸を摂ると、ホモシステインという血管を傷つけやすい物質が減り、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などのリスクを下げることができると考えられています。
この葉酸の働きに注目し、心血管疾患のリスクを下げる取り組みとして、世界76か国で穀類への葉酸の添加が実施されています。(※2)
これは高齢化社会を迎えた多くの国で、循環器疾患を予防するための対策として取り入れられています。
血管の健康を守り、生活習慣病の予防に役立てるためにも、葉酸を意識的に摂取することが大切です。
葉酸が与える健康への効果については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
葉酸にはどんな効能があるの?妊活中に摂るべき理由と嬉しい効果を解説!【助産師執筆】
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葉酸を積極的に摂取した方が良い人の特徴
妊活や妊娠中に注目される葉酸ですが、これらに該当しない人でも積極的に摂取した方が良いケースがあります。
◆葉酸を意識的に摂ったほうが良い人
- 貧血気味の人
- 生活習慣病の予防を考えている人
- 成長期の子どもや若者
- 高齢者
- 偏食気味の人
- アルコールをよく摂取する人
貧血気味の人や生活習慣病予防をしたい人のほか、偏った食事や食事量が少ない人は、葉酸などの必要な栄養を十分に摂れていない可能性があります。
また、日常的にお酒を飲む習慣があると、腸で葉酸を吸収しにくくなってしまうことがあるといわれています。
そのため、妊活中の人や妊婦さんだけではなく、これらに当てはまる人は葉酸を積極的に摂ることが勧められます。
妊活や妊娠中における葉酸の効果
葉酸は、妊活中や妊娠中において特に重要な働きを持っています。
- 1細胞の分裂や成熟を促し、赤ちゃんの発育をサポート
- 2神経管閉鎖障害の予防に役立つ
葉酸の十分な摂取は、赤ちゃんの脳や脊髄に関わる先天異常である「神経管閉鎖障害」の予防に役立ちます。
神経管閉鎖障害とは、妊娠後、最初の数週間の間に形成される神経管が正常に作られないことが原因で、脳や脊髄に異常が生じる病気です。
最もよく知られているものは「二分脊椎」や「無脳症」で、これらによって赤ちゃんに重い障害が残ったり、生まれてすぐに亡くなってしまったりすることも。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
神経管閉鎖障害と葉酸にはどんな関係がある?赤ちゃんの先天異常をサプリメントで予防しよう【助産師執筆】
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葉酸を十分に摂取することで、神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。
そのため厚生労働省では、妊娠を希望する女性や妊娠中の女性に、通常の食事に加えサプリメントなどからも葉酸を摂取することを推奨しています。(※3)
妊娠がわかってから葉酸を意識して摂取するのではなく、妊活中(妊娠の1ヶ月以上前)からの継続的な摂取がポイントです。
妊活中からの葉酸の必要性については、こちらの記事でも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
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葉酸の摂取目安量
葉酸は、妊娠の有無やライフステージによって必要量が変わります。
通常時と妊活〜妊娠中のそれぞれの時期に、どのくらいの量の葉酸を摂れば良いのかチェックしていきましょう。
1日に必要な葉酸量はどれくらい?
妊娠していない成人女性の場合、1日に必要な葉酸の量は約240μgです。
妊活中や妊娠中は赤ちゃんの健康な成長を支えるため、摂取量が増加します。通常の1日240μgに加えて、以下の量を摂る必要があります。(※3)
時期 | サプリからの追加摂取量 |
---|---|
妊活中~妊娠初期 | +400μg |
妊娠中期以降 | +240μg |
一方で、過剰摂取にも注意が必要です。
葉酸の摂取上限量は1,000μgとされており、この量を超えてしまうと健康に悪影響を及ぼす可能性があります。(※4)
特にサプリメントから葉酸を摂っている場合は、きちんと規定量を守り管理することが大切です。
葉酸を摂りすぎたときの影響については、こちらの記事でも詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
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不足するとどうなる?
葉酸が不足すると、以下のような症状や影響が出ることがあります。
- 貧血:疲れやすさや息切れ、集中力の低下を感じる
- 胎児の神経管閉鎖障害のリスクが高まる:胎児の脳や脊髄の発達に支障をきたす可能性がある
- 免疫力の低下:風邪や感染症にかかりやすくなる
- 細胞の修復や成長が遅れる:新しい細胞を作ったり傷を治したりするのが難しくなる
こうしたリスクを避けるためにも、葉酸を積極的に摂り入れることが大切です。
葉酸不足による影響については、こちらの記事でも詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
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【分類別】葉酸が多く含まれる食べ物
葉酸はさまざまな食品に含まれていますが、効率的に摂取するためにはここで紹介する食べ物を積極的に取り入れると良いでしょう。
※日本食品標準成分表(八訂)増補2023年参照(※5)
野菜類
主な野菜類の葉酸含有量の目安はこちらの通りです。
食品名 | 100gあたりの含有量(μg) |
---|---|
ブロッコリー(花序、焼き) | 450 |
えだまめ(ゆで) | 260 |
芽キャベツ(ゆで) | 220 |
アスパラガス(油炒め) | 220 |
ほうれん草(ゆで) | 110 |
葉酸は熱に弱いため、生で食べられる野菜であればそのまま食べるのがおすすめです。
加熱する必要がある場合は、野菜スープにしてゆで汁も一緒に摂るか、電子レンジ調理が良いでしょう。
葉酸を効果的に摂取できるおすすめの調理法は、こちらで詳しく解説していますよ!
果物類
主な果物の葉酸含有量の目安は以下の通りです。
食品名 | 100gあたりの含有量(μg) |
---|---|
ドライマンゴー | 260 |
なつめ(乾燥) | 140 |
いちご(生) | 90 |
マンゴー(生) | 84 |
アボカド(生) | 83 |
果物は手軽に食べられるため、おやつやデザートに取り入れるのもおすすめです。
つわり中でも「フルーツならなんとか食べられる」という方も多いので、重宝するでしょう。
ただし、糖分が多く含まれているため摂りすぎには注意が必要です。
肉類・魚介類
主な肉類・魚介類の葉酸含有量の目安は以下の通りです。
食品名 | 100gあたりの含有量(μg) |
---|---|
鶏レバー(生) | 1300 |
豚レバー(生) | 810 |
うに(生) | 360 |
さくらえび(素干し) | 230 |
いくら(生) | 100 |
レバーは葉酸が豊富に含まれている一方、ビタミンAもたくさん含まれているため、過剰摂取に注意が必要です。
ビタミンAの摂りすぎは胎児の発育に影響を及ぼす可能性があり、イギリスでは妊娠中または妊娠を希望する女性はレバーの摂取が禁止されています。(※6)
日本においても、妊娠3ヶ月以内または妊娠を希望する女性については、ビタミンAの摂取を1日3,000μgRE以内にすることを注意喚起しています。(※7)
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
【ビタミンA】妊婦が注意したい過剰摂取とは?注意すべき摂取方法を解説
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葉酸がたっぷり摂れるレシピ3選
手軽に葉酸をたっぷりと摂れるレシピを3つ紹介します。
1.ほうれん草と卵の中華スープ
【材料】(2人分)
- ほうれん草:1束(約200g)
- 卵:1個
- 鶏がらスープの素:小さじ2
- 水:500ml
- 塩・こしょう:少々
- ごま油:少々
【作り方】
- ほうれん草を洗い、3~4cmに切る
- 鍋に水を入れ、鶏がらスープの素を加えて加熱する
- スープが沸騰したらほうれん草を加え、軽く煮る
- 溶き卵を流し入れ、ふんわりとした状態になるまで加熱する
- 塩・こしょうで味を整え、ごま油を少し垂らして完成
2.枝豆と卵の雑炊
【材料】(2人分)
- ごはん:200g
- 枝豆(冷凍でも可):100g
- 卵:2個
- だし汁:500ml
- 醤油:小さじ1
- 刻みネギ:適量
【作り方】
- 鍋にだし汁を入れ、ごはんを加えて火にかける
- 枝豆を加え、ひと煮立ちさせる
- 溶いた卵を回し入れ、ふんわり固まるまで火を通す
- 醤油で味を整え、器に盛り付けて刻みネギを添える
3.アボカドとツナのサラダ
【材料】(2人分)
- アボカド:1個
- ツナ缶:1缶(70g)
- レタス:適量
- プチトマト:5~6個
- マヨネーズ:大さじ2
- レモン汁:小さじ1
- 塩・こしょう:少々
【作り方】
- アボカドをスライスし、プチトマトを半分にカットする
- レタスを食べやすい大きさにちぎる
- ボウルにアボカド、ツナ、トマトを入れ、マヨネーズとレモン汁を混ぜ合わせる
- 塩・こしょうで味を整え、レタスの上に盛り付けて完成
食卓にこれらのレシピを取り入れて、積極的に葉酸を摂取しましょう。
葉酸を含む食材にはさまざまな食べ方がありますが、実は栄養の吸収率を高めるためにはちょっとしたコツが必要です。次で詳しく見ていきましょう。
葉酸を効率的に摂る方法
葉酸を効率的に摂るには、調理方法や摂取方法を工夫することが大切です。
葉酸の特徴とともに、ぜひチェックしてみてくださいね。
調理方法を工夫する
葉酸は水溶性ビタミンのため水に溶けやすく、加熱調理などで構造が破壊されやすい栄養素。水や熱に弱いため、調理方法に工夫が必要です。
◆葉酸を効率的に摂る調理方法
- 野菜を茹でるときは電子レンジを活用する
- スープや煮込み料理にして、汁に溶け出した栄養素も一緒に食べる
- 蒸し料理で加熱しながら栄養素を閉じ込める
こうした調理法を意識するだけで、葉酸の摂取効率がぐんと上がります。
また、葉酸は光にも弱く、光に当たると徐々に分解されていきます。新鮮なものを購入し、購入後は冷暗所で保存、早めに食べきるようにしましょう。
葉酸の吸収率を高める成分と一緒に摂る
葉酸は、他の栄養素と一緒に摂ることで吸収率が高まるといわれています。
◆葉酸の吸収率を高める成分
- ビタミンB2
- ビタミンB3
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンC
- 亜鉛
これらを組み合わせた食事を心がけることで、葉酸をより効果的に活用することができます。
ただ、毎回の食事で葉酸と他の栄養素の相乗効果を考えるのは大変ですよね。
そのため、葉酸とこれらの栄養素を同時に摂るなら「サプリの活用」がおすすめです。
サプリメントから摂る
実は、食品に含まれる天然の葉酸は、調理で栄養が失われやすいうえに体への吸収率が低いという特徴があります。
一方、サプリメントに含まれる「モノグルタミン酸型葉酸」という合成葉酸は、天然の葉酸に比べて成分が安定し、体への吸収率も高いのです。(※1)
そのため厚生労働省も、食事とあわせて「モノグルタミン酸型葉酸」が含まれるサプリメントから葉酸を摂取することを推奨しています。(※3)
★厚生労働省が推奨しているモノグルタミン酸型葉酸をしっかり含むサプリが知りたい人はこちらをチェック!
また、葉酸は水に溶けやすいため、一定量を超えると尿に溶けこみ一緒に排泄されてしまい、少量しか蓄えられません。体内でもほとんど作られないため、体の外から供給し続ける必要があります。
その点でも、葉酸の効率的な摂取には、毎日一定量を摂取できるサプリメントの活用がおすすめなのです。
食品に含まれる葉酸とサプリで摂れる葉酸の違いをもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事が参考になりますよ!
【助産師執筆】モノグルタミン酸型葉酸はなぜ妊活におすすめなの?天然葉酸との違いを徹底解説!
妊活中の女性にとって大事な栄養素である葉酸ですが、実は葉酸には、天然葉酸である「ポリグルタミン酸型葉酸」と合成葉酸である「モノグルタミン酸型葉酸」の2種類あるってご存知ですか?この記事では、合成葉酸「モノグルタミン酸型葉酸」が妊活におすすめな理由を、天然葉酸との違いを交えて徹底解説していきます。
妊活~妊娠中に飲む葉酸サプリの選び方
「葉酸の摂取にはサプリを活用することがいいのはわかったけれど、葉酸サプリってたくさんありすぎて選べない!」と感じている方は多いのではないでしょうか。
ここからは、葉酸サプリの選び方について解説していきます。
葉酸が400μg配合されている
厚生労働省は妊活中~妊娠初期の女性に、サプリから400μgの葉酸を摂取するよう推奨しています。
葉酸サプリを選ぶ際は、400μgの葉酸がしっかり入っている商品かをチェックしましょう。
また、まれに吸収率が低い天然葉酸を配合しているサプリもあるので、効率的に葉酸を摂りたいなら「モノグルタミン酸型葉酸」が配合されているものを選ぶのもポイントです。
葉酸以外に必要な栄養素も一緒に摂れる
妊活中や妊娠中に大切なのは、葉酸だけではありません。
鉄分やカルシウム、ビタミンB群、亜鉛など、赤ちゃんの成長やお母さんの健康を支えるために必要な栄養素はたくさんあります。
せっかくサプリを飲むなら、これらの栄養をオールインワンで摂れるものを選ぶのがおすすめです。
また、葉酸の吸収を助けるビタミンB12やビタミンCが一緒に摂れるサプリを選ぶと、より効率的ですよ。
信頼して飲める
妊活中~妊娠中は、赤ちゃんとお母さんの健康を第一に考える必要があります。そのため、安心して飲める品質のサプリであることが重要です。
信頼できるサプリメントを選ぶポイントを3つご紹介します。
GMPマーク
GMP(Good Manufacturing Practice)とは、製造過程で品質管理を徹底していることを証明するマークです。
このマークがある商品は、衛生管理や製造過程が厳格に守られているため、安全性が高いといえます。
安心安全マーク
安心安全マークは、NPO法人 日本サプリメント評議会が評価したサプリメントにだけ付けられるマークです。
厳格な検査をクリアした商品にのみ付与されます。
産婦人科医の監修
妊娠中や妊活中は、必要な栄養素を正しく摂取することが大切です。
産婦人科医監修の商品は、妊活・妊娠のプロフェッショナルのお墨付き。実際に産科クリニックで推奨されているものもあります。
続けやすい
妊活〜妊娠期間は長期にわたるため、葉酸サプリは毎日無理なく続けられるものを選びたいですよね。
続けやすさのポイントは以下のとおりです。
- 1飲みやすい形状やサイズ
- 2経済的な負担が少ない価格
- 3手に入りやすい
葉酸は、つわりのある妊娠初期に特に需要が高まります。体調が優れないときでも飲みやすい粒が小さいものや、においが強くないものを選ぶのが良いでしょう。
これらのポイントを押さえることで、自分に合った葉酸サプリを見つけやすくなりますよ。
妊活~妊娠中の葉酸サプリならmitasシリーズがおすすめ
ここまで紹介した選び方をクリアした妊活中~妊娠中におすすめの葉酸サプリが「mitasシリーズ」です!
mitasシリーズは「妊活期」「妊娠期」それぞれの時期に適した栄養分が含まれている時期別サプリ。必要な栄養は時期によって異なるため、その時の体に合わせた栄養素を摂ることが大切です。
- 妊活女性向け葉酸サプリmitas
- 妊婦さん向け葉酸サプリmamaru
それぞれ詳しく紹介します!
妊活女性向け葉酸サプリ「mitas」
妊活女性のために作られた葉酸サプリが「mitas」です。不妊症専門の産婦人科医監修のもと、妊活に必要な栄養素がギュッと詰まっています。
GMPマークや安心安全マークも取得しているmitasの特徴をチェックしていきましょう。
400μgの葉酸をしっかり配合
mitasは、厚生労働省が定める400μgのモノグルタミン酸型葉酸をしっかり配合。
赤ちゃんの先天異常である神経管閉鎖障害予防のために必要な量が過不足なく摂れます。過剰摂取が気になる方も安心ですね。
また、一緒に摂ることで葉酸の吸収率が高まる栄養素も同時配合しています。
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- ビタミンC
- 亜鉛
mitasは赤ちゃんのために、必要な葉酸を効率よく摂れるよう設計されていますよ!
妊活に必要なその他の栄養素がオールインワン
mitasは、不妊症専門の産婦人科医監修のもと、厳選した成分のみを配合。妊活期に特化した栄養素がたっぷり含まれています。
食事とあわせて、厚生労働省の推奨量がしっかり摂れる量を計算して配合しているのもポイントです。
栄養素 | mitas配合量 | 主な働き |
---|---|---|
葉酸 | 400μg | 胎児の発育に必須で、特に神経管閉鎖障害の予防に重要 |
ヘム鉄 | 5mg | 妊娠中の貧血予防に効果的 |
ビタミンB1 | 1.4mg | エネルギー代謝に関わる栄養素で、胎児の成長も促す |
ビタミンB2 | 1.5mg | 脂質・糖質・タンパク質の分解にも関わる |
ビタミンB6 | 0.6mg | アミノ酸の代謝をサポート |
ビタミンB12 | 2.9μg | 赤血球の生成に抱える栄養素で葉酸の吸収率を高める |
ビタミンC | 50mg | 免疫力を高め、鉄の吸収を助ける |
ビタミンD | 25μg | 骨や免疫系の健康を保ち、カルシウムの吸収を助ける |
ビタミンE | 1.0mg | 妊娠中の細胞の健康を守り、抗酸化作用を持つ |
カルシウム | 50mg | 骨の健康をサポートし、胎児の骨形成を助ける |
マグネシウム | 144mg | 骨や歯の形成を助けるエネルギー産生に関わる |
亜鉛 | 3mg | 生殖機能低下の予防・生理不順の改善 |
パントテン酸 | 2.2mg | 妊娠に必要なホルモンの生成をサポート |
ナイアシン | 1mg | エネルギー生産を助け、健康的な妊娠をサポート |
乳酸菌(ラクトバチルス) | 1億個(16.5mg) | 妊活中の腸内環境を整え、栄養の吸収をサポート |
ラクトフェリン | 1.7mg | 免疫力を高め、鉄分の吸収を助ける |
この中でも、近年特に注目されているのが「ビタミンD」です。ビタミンDは、着床率アップや流産率ダウンに役立つとして産婦人科医にも着目されている成分。
mitasは数ある妊活サプリの中でも、業界最多レベルの25μgのビタミンD配合を実現。業界平均と比較すると、なんとmitasは3倍以上の含有量なのです。
ビタミンDをしっかり摂取することで、着床率や出生率が向上し、流産率を下げる効果が報告されています。そのため、葉酸サプリを選ぶ際の重要な基準にしている女性も多いでしょう。
ビタミンDが豊富なmitasは、妊娠を目指す女性にとって、心強いサポートとなること間違いなしです。
うれしい温活成分も配合
mitasは、冷えのケアにも役立つ妊活サプリ。
「高麗人参」「なつめ」「陳皮」「生姜」といった和漢成分が身体を中から温めて、巡りにアプローチします。
妊活に冷えは大敵。身体が冷えると子宮や卵巣への血流が滞り、妊娠に関係する機能が低下してしまうこともあります。
カーディガンを羽織ったり、厚手の靴下を履いたりするのも大切ですが、mitasで内側からのケアも行ってみてはいかがでしょうか?
mitasを一番オトクに買う方法
mitasは、全国4000店舗以上の「スギ薬局」や「マツモトキヨシ」で販売しています。
スギ薬局では妊活サプリ部門の売上ナンバーワンにも輝いている、多くの人に選ばれている妊活サプリなんですよ!
※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績
大手のドラッグストアで販売しているのは信頼の証。簡単に手に入るのも嬉しいですね。
ただし、mitasを一番オトクに購入できるのは、実は公式サイト。
公式サイトなら、妊活中飲み続けるのにぴったりの定期購入ができますよ!しかも、初回は公式サイト限定の特別価格で購入可能。2回目以降も割引が適用されます。
葉酸の摂取は、妊娠の1ヶ月前から始めることが大切です。
「これから迎える赤ちゃんのために、体を十分な葉酸で満たしておきたい」というあなたは、ぜひ今からmitasを始めてみてくださいね!
\mitasを一番安く買うならここから/
妊婦さん向け葉酸サプリ「mamaru」
mitasを飲んで妊娠がわかったら「mamaru」に切り替えましょう。mamaruは、妊娠初期から飲める妊婦さんのために作られた葉酸サプリです。
つわりで辛い時期にも飲みやすいように、業界最小サイズの粒とニオイを抑えた加工を施しています。
妊婦さん想いの葉酸サプリの特徴はこちらです!
妊娠中もたっぷり400μgの葉酸が摂れる
妊婦さん向けサプリmamaruも、もちろん400μgの葉酸が配合されています。
神経管が作られる妊娠初期こそ、葉酸の摂取は重要。妊娠後もmamaruでしっかりと葉酸をチャージしましょう。
さらに、mamaruには妊婦さんに嬉しい栄養素がぎっしり。
血液量が増えて貧血を起こしがちな妊娠中に役立つ鉄分は、吸収率の高いヘム鉄をたっぷり10mg配合。その他にも、妊娠期に必要な栄養素がこれだけ詰まっています!
葉酸の働きをサポートするビタミンB群や亜鉛もばっちり摂取できますよ。
乳酸菌配合で腸活もできる
mamaruの特徴は、なんといっても「腸活」ができることです!
妊婦さん向けサプリにはめずらしく、ビフィズス菌、ラクトバチルス菌、殺菌乳酸菌末の3種類の乳酸菌が含まれています。
乳酸菌をしっかりと摂ると、
- 便秘の予防になる
- 免疫対策ができる
- 流産率が低下する
という報告があります。
十分な乳酸菌を摂取することで流産率が低下するという研究結果もあり、ママの健康だけでなく赤ちゃんの命を守ることにも繋がります。
赤ちゃんと、ママのマイナートラブル予防のために、ぜひmamaruをお役立てくださいね。
mitasと同じく、mamaruも特別価格で買うなら公式サイトがおすすめ!公式サイト限定の特別価格はこちらからチェックしてくださいね!
葉酸とは健康な身体に必要不可欠な栄養素!妊娠中はサプリメントで効率的に摂取しよう
葉酸は、健康的な体づくりや赤ちゃんの健やかな発育に欠かせない栄養素です。
妊活や妊娠中には特に必要量が増えるため、日々の食事だけでなくサプリメントを活用して効率よく摂取することが大切とされています。
妊活期・妊娠期は、葉酸をはじめとした必要な栄養素がぎゅっと詰まった「mitas」や「mamaru」で栄養をサポートしてみてはいかがでしょうか。
お母さんと赤ちゃんのために、栄養たっぷりな食事を心がけるとともに、信頼できるサプリを活用しながら、無理なく葉酸を取り入れてみてくださいね。
参考文献:
(※1)今、注目を浴びている栄養素、葉酸の働きと疾患の予防効果について|独立行政法人 国立健康・栄養研究所
(※2)動脈硬化を防ぐ「葉酸」の働き|心臓病の予防|循環器病のトピックス|公益財団法人 日本心臓財団
(※3)葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
(※4)【NST 栄養ひろば】「栄養に関する情報提供」|東北大学病院
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