
更新日:2025/7/16
産後も葉酸は必要?授乳中も摂るべき理由とおすすめサプリを助産師が紹介

産後は体の回復や授乳、そして慣れない赤ちゃんとの生活のためにたくさんの栄養素が必要です。中でも、妊娠中に必要な栄養素として知られている「葉酸」は、実は産後もとても重要。
この記事では、産後にも葉酸が必要な理由や、具体的な摂り方について助産師が詳しく解説します。葉酸が効率的に摂れる授乳期におすすめのサプリも、ぜひチェックしてくださいね。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生
産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー
"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。
"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。
産後に葉酸が必要な理由
葉酸は「ビタミンB群」に属する水溶性ビタミンのうちのひとつで、細胞の分裂や増殖に欠かせないDNAやRNAの合成を助ける働きを担っています。さらに、赤血球を作る上でも必要な栄養素です。
まずは、そんな葉酸がなぜ産後に必要なのか詳しく見ていきましょう。
母乳を通して赤ちゃんの発育を助ける
細胞分裂を助ける働きがある葉酸は、母乳を通して赤ちゃんに送られ、成長が目まぐるしい赤ちゃんの発育を助けます。
お母さんが葉酸をしっかり摂取することで、母乳を通して赤ちゃんの健やかな成長をサポートできますよ。
産後の体の回復を助ける
葉酸には、新しい細胞を作る働きがあるため、傷ついた組織の修復や子宮の回復、産後の貧血予防にも必要不可欠です。
出産は体に大きなダメージを与えるイベント。なんと、お産で消費するエネルギー量はフルマラソンに匹敵するレベルとも言われています。
出産直後のお母さんの体内は回復のために忙しく働いていますが、そんなときに葉酸が不足すると、回復が遅れたり、体の不調が続いてしまうこともあるのです。
産後に起こりやすい不調をケアする
産後は体や心の不調が現れることも珍しくありません。そんなさまざまな不調の改善に、葉酸が有効なこともあります。
- 1疲れがとれない
- 2気分の浮き沈みや涙もろさ
- 3抜け毛や肌荒れ
疲れがとれない
葉酸が関係する赤血球が減り貧血傾向になると、全身にしっかりと酸素を送ることができず、慢性的な疲労を感じやすくなります。
気分の浮き沈みや涙もろさ
葉酸は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」などの神経伝達物質の合成にも必要な栄養素です。葉酸を摂取することで、うつが軽快したという報告もあります。(※1)
抜け毛や肌荒れ
葉酸は皮膚や毛根などの細胞が新しく生まれ変わる「ターンオーバー」を正常に保つために必要な栄養素です。そのため、不足すると肌のバリア機能の低下や毛根への栄養不足による抜け毛が増えることも。
産後の不調に関する疑問は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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このように、葉酸は産後のお母さんの心身の健康に大きく関係しています。
特に、産後はホルモンバランスの変化により、気持ちが不安的になりやすい時期(マタニティーブルーズ)もあります。多くの場合自然に軽快しますが、産後の心と体のケアのためにも、葉酸をしっかりと補給したいですね。
産後の葉酸の摂り方Q&A
産後に葉酸を摂ろうと思っても、「いつまで飲めばいいの?」「どのくらい飲めばいいの?」など気になることがありますよね。
ここでは、産後の葉酸に関するよくある疑問にお答えします。
葉酸サプリはいつまで飲めばいい?
基本的には授乳が終わるまでの期間、葉酸の摂取を続けるのがおすすめです。
葉酸は、母乳を通して赤ちゃんに送られるため、赤ちゃんの発育をサポートすることができます。それと同時に、授乳中はお母さんの葉酸が不足しやすくなってしまうため、母乳をあげている期間を通して葉酸の補給をすることが大切です。
産後はどのくらい葉酸を摂ればいい?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、成人女性は1日あたり240μg、授乳中のお母さんは+100μgの340μgの葉酸を摂ることが推奨されています。
妊娠中は、サプリメントなどに含まれる吸収率の良い「合成葉酸」からの摂取が推奨されていますが、産後は食品に含まれる「天然葉酸」での摂取が奨められています。
しかし、食品から摂れる葉酸の量は、調理法や食材の鮮度などによって変化します。また、天然葉酸は合成葉酸に比べて吸収率が下がるため、日常的に意識して摂ることが大切です。
天然葉酸を毎日手軽に摂ることのできる葉酸サプリは、こちらでチェックできますよ。
産後も食べやすい葉酸を含む食べ物は?
葉酸100μgを食品から摂る場合の目安量はこちら。
食材 | 目安量 |
---|---|
茹でたほうれん草 | 約50g(1/3束) |
茹でたブロッコリー | 約70g(中房2〜3個程度) |
枝豆 | 約60g |
アボカド | 約1/2個 |
焼き海苔 | 約2枚 |
納豆 | 1.5〜2パック程度 |
ほうれん草やブロッコリー、枝豆などは茹でたものを小分けにして冷凍保存しておくと、育児の合間に手軽に食べられて便利ですよ。
その他の葉酸を含む食べ物については、こちらの記事でチェックしてくださいね。
【助産師監修】葉酸の多い食べ物一覧|妊娠中におすすめのメニューから一日に必要な摂取量まで徹底ガイド
妊娠中は葉酸の多い食べ物を摂りたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。葉酸はママの健康や赤ちゃんの成長に大きく係わる重要な栄養素のひとつです。そのため、妊活開始とともに葉酸の積極的な摂取を始めましょう。この記事では、葉酸の多い食べ物や摂り方について紹介します。
とはいえ、1日あたり340μgの葉酸を摂るためには、これらの3.4倍の量が必要です。忙しい産後の生活では、毎日の食事だけで意識して摂るのは難しいですよね。
そんな時には、手軽に葉酸をしっかり補うことができるサプリの活用もおすすめ。産後のお母さんにぴったりの天然葉酸を補えるサプリが「mamaco」です。
産後は天然葉酸サプリ「mamaco」がおすすめ
「mamaco(ママコ )」は、産婦人科医監修のもと作られた母乳の栄養補給とお母さんの体調ケアのための産後向け葉酸サプリ。
合成葉酸ではなく、厚生労働省で推奨されている「天然葉酸」が含まれており、普段の食事に追加して必要な量(100μg)より多めの120μgがしっかりと摂れます。
天然葉酸は一般的なサプリに配合されている「合成葉酸」とは異なり、自然に近い形で吸収されます。そのため、産後のママと赤ちゃんの体に優しく葉酸を補うことができるのが魅力です。
さらにmamacoには、葉酸だけでなく鉄分、カルシウム、ビタミンB群、ミネラルなどの栄養素がバランスよく配合されていて、母乳栄養のサポートにもぴったり。
- 赤ちゃんの脳の発達や免疫機能の成熟のために必要な鉄分
- 骨や歯を作るために欠かせないカルシウム
- 赤ちゃんの神経系や脳の発達に深く関わるビタミンB群
- 免疫や神経、筋肉の機能をサポートするミネラル(亜鉛・マグネシウム)
厚生労働省が推奨しているこれらの成分がオールインワンで摂れますよ!
また、mamacoには7種類の和漢成分も含まれていて、産後のお母さんの疲労やイライラも優しくケアしてくれます。
mamacoには不必要な添加物が一切含まれていないというのもポイント。サプリメントは母乳を通して赤ちゃんに送られるものだからこそ、安全性が気になりますよね。
mamacoは6つの無添加のほか、完全国内生産で産婦人科医監修、GMPマークも取得済み。お母さんにも赤ちゃんにも信頼して使ってほしいから、品質にもこだわっています。
このこだわりが評価され、実際の先輩ママの口コミで選ばれる「ママリ口コミ大賞」を産後サプリで唯一受賞!たくさんの産後のお母さんの元気を支えています。
mamacoは「食事で摂りきれない葉酸をしっかりと補いたい」「産後の疲れが溜まっている」「母乳栄養も気になる」「手軽に続けられるものがいい」というすべてのお母さんのために作られた産後サプリ。
外出しづらい産後でも、オンラインで簡単に購入が可能。公式ホームページから購入すると、自宅に届くのはもちろん、初回は特にお得に始められます!
返金保証&解約の縛りもないため、ちょっと試してみたいという方でも安心です。まずはこちらから詳細をチェックしてみてくださいね。
産後に必要な葉酸が摂れるサプリメントについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
産後サプリのおすすめは?助産師が教える選び方と母乳に必要な栄養素、飲むべき理由まで
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産後のママに必要な葉酸以外の栄養素
産後のお母さんは、葉酸以外にもたくさんの栄養素が必要です。赤ちゃんの発育やお母さんの回復、そして不安定になりやすいメンタルケアのためにもしっかりと栄養素を摂ることが大切です。
最後に、産後に必要な栄養素を4つ紹介します。
- 1鉄分
- 2カルシウム
- 3ビタミンB群
- 4ミネラル
鉄分
出産の時の出血や産後も続く悪露(おろ)、そして母乳育児によってお母さんの体は鉄分を多く消耗します。鉄分が不足すると、貧血傾向になってしまいます。
貧血になると、全身に栄養素や酸素を送ることができなくなることから、疲れやすさや集中力の低下、イライラなどの症状が出ることも。
また、産後の貧血は産後うつのリスクを高めてしまうことも知られています。産後うつは、一度なってしまうと改善が難しいことも少なくありません。産後うつの予防のためにも、心身を健康に保つためにも、鉄分をしっかりと摂ることが重要です。
産後うつに関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
産後うつはいつまで続く?症状や原因、今できる対処法を徹底解説
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カルシウム
カルシウムは、骨の健康に関わる栄養素として知られています。産後においては、母乳を作るためにも必要です。
カルシウムは、母乳を通して赤ちゃんに送られ、赤ちゃんの骨や歯の成長にも大きく関係します。赤ちゃんに送られる分、お母さんの体内のカルシウム量は低下しやすいため、お母さんの骨密度の維持のためにも意識して摂ることが大切です。
ビタミンB群
ビタミンB群は8種類あり、体の中で協力して働いています。
代表的なビタミンB群
ビタミンB1
糖代謝を助け、エネルギーを効率良く作り出すのに役立つ。授乳中のお母さんがしっかり摂ることにより、赤ちゃんも元気に育つためのエネルギー源を得ることができる。
ビタミンB2
脂質代謝と皮膚・粘膜の健康を保つのに欠かせない栄養素。赤ちゃんの皮膚や目の健康、発育のサポートにつながる。
ビタミンB6
神経伝達物質の合成や免疫に関係する。お母さんが摂取したビタミンB6は母乳に含まれ、赤ちゃんの脳の発達や免疫の強化に繋がる。
ビタミンB12
赤血球の合成、神経系の維持をするために重要な栄養素。赤ちゃんの神経系の発達や貧血予防にも関わる。
葉酸
細胞分裂や赤血球の生成をするために必要。母乳を通じて赤ちゃんの成長や体づくりをサポートする。
中でも葉酸、B6、B12はお互いに作用し合いながら健康維持をサポートしています。バランスよく摂取することを意識しましょう。
ミネラル(亜鉛・マグネシウム)
亜鉛やマグネシウムは心のバランスを整える働きを担っています。ストレスの多い育児期には、お母さんの精神的な安定のためにもこれらのミネラルを意識して取り入れるようにしましょう。
産後サプリの「mamaco」は、これらの栄養素がバランスよく配合されたオールインワンタイプのサプリメント。忙しく心身共に余裕のないお母さんの栄養補給を1日4粒でしっかりサポートしてくれますよ。
葉酸とともに必要な栄養をバランスよく補うなら、ぜひmamacoを始めてくださいね!
産後は食事とサプリを併用して上手に葉酸を補給しよう
産後のお母さんは、目に見えないところで多くのエネルギーや栄養を消耗しています。赤ちゃんのため、そしてお母さん自身のためにも、葉酸を始めとした必要な栄養素をしっかりと補うことが大切です。
理想は、毎日の食事でバランスよく栄養素を摂ること。しかし、忙しく余裕のないお母さんにはハードルが高いですよね。
そんなときには、サプリメントの力を借りながら無理なくケアを続けることがおすすめです。
葉酸サプリの「mamaco」は、産後に必要な天然葉酸がしっかりと補給できます。お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日を支えてくれる力強い味方ですよ。
ぜひ今から1日4粒の新習慣をスタートしましょう!
参考文献:
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