更新日:2024/3/28

【助産師執筆】妊活中にサプリは飲んだ方がいい?〜妊活に必要な栄養素とサプリメントの選び方

最近では「サプリメント」と一言で言っても、いろいろな種類のものがあります。妊活中にはサプリメントを飲んだ方がいいと聞いたことがある人も多いと思います。

でも実際、妊活中にはどのようなサプリメントがカラダにいいのか、いったいどんないい効果があるのかはわかりにくいですよね。

今回の記事では、妊活中にサプリメントを飲んだ方がいいのかというテーマで、妊活中に必要な栄養素とサプリメントの選び方について詳しく解説していきます。

今回の記事でわかること

・妊活サプリとはなにか
・妊活中に必要な栄養素とカラダへの効果
・男性にも妊活サプリは効果があるのか
・妊活サプリの選び方と飲み方
・妊娠中から授乳中に必要な栄養素

本記事でご紹介する、妊活時のおすすめサプリメントはこちら↓



この記事に登場する専門家

助産師 四辻有希子

大学院を卒業後、助産師として地域周産期母子医療センターの産科病棟勤務。
不妊治療から妊婦健診、出産、産後の母乳育児外来まで幅広く周産期の助産ケアに関わっている。

〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・ICLS認定インストラクター
・新生児蘇生法「専門」コース修了
・J-CIMELSインストラクター

妊活サプリってなに?

まずはじめに、「妊活」と「サプリメント」について解説していきます。

妊活とは

妊活とは、妊娠を希望される女性とそのパートナーが、赤ちゃんを授かるために行動することを意味します。

具体的には、妊娠に向けて情報を集めたり、カラダの管理を行うことで妊娠しやすいカラダをつくること、適切な時期に性交渉をすることなどです。

「妊娠を望めば、すぐに赤ちゃんを授かることができる」と思っている方もいると思いますが、実は妊娠しやすい年代の健康な男女が、排卵の時期に性交渉をしても、自然に妊娠できる割合は20%程度です。

3か月で約50%、6か月で約70%~80%、1年で約90%、そして10組に1組のカップルは不妊であるといわれています。最近では、妊娠を望む年齢が上昇していることもあり、不妊の割合は高くなってきています。

そのため、以前と比較すると「妊活」が必要とされるようになってきたのです。

女性の加齢とともに不妊率は上昇

女性の社会進出も進んだ日本では、妊娠・出産を望む年齢も上昇し、高齢出産(35歳以上の初産婦)も増えてきています。

女性は、加齢とともに妊孕力(にんようりょく:妊娠できる能力)は低下しやすく、不妊率は上昇していくといわれています。

女性の加齢とともに不妊率が上昇する理由は2つあります。

卵子の年齢=自分の年齢

男性の精子は新しく作られ続けるのに対し、女性の卵子はお母さんのお腹の中にいるときに一生分の卵子が卵巣内に存在しているため、新しく作られることはありません。そのため卵子の年齢=自分の年齢となるため、加齢によって卵子の質は低下していきます。

原始卵胞の数は年々減少

原始卵胞とは、受精可能な成熟卵胞のもととなる卵胞のことをいいます。胎児期には約700万個あった原始卵胞は、生まれるころには数百万子となり、思春期には約180万個、そして年齢とともに減少していき、35歳頃には2〜3万個になります。

卵子の質はまた別の話ですが、成熟卵胞のもととなる原始卵胞が減っていくことは、妊娠できる時期にはタイムリミットがあるということです。

不妊の原因は男性にもある

不妊と聞くと女性に原因があると思われがちですが、実は不妊の原因の約半分は男性にも原因があります

WHOの調査結果では、不妊の原因の男女比は、男性24%、男女共に24%、女性41%、原因不明11%と、不妊の原因の約半分は男性側にも原因があります。

男性不妊の原因の多くは、「造精機能障害」です。造精機能障害とは、精巣の中で精子をうまくつくることができないため、射精された精液の中の精子の数が少ない・運動率が低い・正常形態の精子が少ない状態をいいます。

また、男性も加齢とともに、精液量の減少・精子の数や運動率の低下・精子の形態異常が増加するため、精子の質が落ちることで妊孕力も低下すると考えられています。

妊活=女性が行うものと思われがちですが、パートナーである男性も妊活をする必要があるのです。

サプリメントとは

「サプリメント」とは、ビタミンやミネラルなどの特定の成分がギュッと凝縮された錠剤やカプセルなどの製品をいい、「栄養補助食品」という食品に分類されます。人間がカラダの中で栄養素を効率よく吸収するためには、ビタミンやミネラルが必要不可欠です。

ですが、自らのカラダの中でつくり出すことができない「必須ビタミン」「必須ミネラル」「必須脂肪酸」は不足しやすいといわれています。サプリメントは、この不足しがちな栄養素を外から補充することを目的につくられています。

妊活サプリとは

妊活サプリ」とは、文字通り、内服する対象を妊活中の方に特化したサプリメントのことです。サプリはあくまでも栄養補助食品の位置付けなので、科学的に「妊娠しやすくなる」と証明されているわけではありません

しかし、妊活中には、普段の生活で必要とする栄養以上に、カラダの中では栄養が必要とされます。妊娠しやすいカラダをつくること、いざ妊娠したときに赤ちゃんを健康に育むために、十分な栄養をカラダに行き渡らせていく必要があるのです。

妊活中に十分な栄養を取る必要がある理由について解説します。

妊活中に十分な栄養が必要な理由①ホルモンバランスを整える

自然妊娠するためには、女性のカラダの中で、卵胞の成熟・排卵・子宮内膜の増殖が必要不可欠です。女性が妊娠するためのカラダを整えているのは、ホルモンです。

ホルモンとは、カラダの様々な働きを調整するのに必要な物質で、体調やストレスなどの要因によって分泌する量が変化することがあります。「いつもは同じ周期で来ていた月経が、過度なストレスを受けることでズレてしまった」という経験をしたことがある人もいると思います。

それは、ホルモンのバランスが崩れることで起きているのです。ストレスとは、精神的なものだけではなく、身体的なストレスもあります。

栄養が不足することで身体的にストレスがかかり、ホルモンバランスが崩れてしまうこともあります。

十分な栄養を摂取し、ホルモンバランスを整えることは、妊娠しやすいカラダをつくることに繋がるのです。

妊活中に十分な栄養が必要な理由②赤ちゃんの重要な器官をつくる

妊娠が成立すると、赤ちゃんは、お母さんのお腹の中でカラダの様々な器官や身体をつくっていきます。赤ちゃんの体内の器官は、妊娠5週から形成されはじめます。そして、だいたい妊娠12週までに全ての器官が完成します。

妊娠したことがわかるのは、早い人でも妊娠4週以降です。その1週間後からは、赤ちゃんの大事な器官がつくられはじめているのです。

妊娠したか発覚するかしないかという、妊娠超初期には、赤ちゃんのあらゆる器官をつくるため、細胞増殖が盛んな時期となります。この細胞増殖がスムーズに行うために、お母さんのカラダの中にある栄養を必要としています。

妊娠がわかってから栄養に気をつけても、カラダの中に十分な栄養がすぐに蓄積されていくわけではありません。そのため、妊活中から十分に栄養を摂取する必要があるのです。

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妊活中は、今後育てていく赤ちゃんのためにも、十分な栄養を必要とします。

具体的にどのような栄養素が特に必要なのか、サプリメントで補うことができるのか詳しく解説していきます。

葉酸

葉酸は、人間が生きていく上では欠かせない必須栄養素の一つです。葉酸には、DNAやRNAなどの核酸やタンパク質の合成を促し、カラダの中で細胞を作り出したり、再生するのをサポートする働きがあります。

葉酸は、赤ちゃんの器官形成に最も関係性の強い栄養素で、十分に摂取することで脳、脊椎、脊髄に起こる先天異常である「神経管閉鎖障害」のリスクを減らすことができます

実は葉酸には2種類あり、サプリメントや薬剤に含まれるものを「プテロイルモノグルタミン酸」といい、食品中に含まれるものを「プテロイルポリグルタミン酸」といいます。

この2つの大きな違いは、吸収率にあります。食品中に含まれるポリグルタミン酸型葉酸の吸収効率は約50%ですが、サプリメントが含むモノグルタミン酸型葉酸の吸収効率はほぼ100%です。

「サプリメントを飲むのは人工的でカラダに悪いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、様々な研究結果から、栄養補助食品から葉酸を摂取することは神経管閉鎖障害の発生率を下げるために必要であることがわかっています。神経管閉鎖障害のリスクを減らすためには、妊娠6週までに十分な葉酸を摂取している必要があります

そのため、特に葉酸は妊活時期からの摂取を推奨しています。厚生労働省からは、薬剤やサプリメントなどの栄養補助食品に含まれている「モノグルタミン酸」を、通常の食事摂取から得る240μg/日に加えて、400μg/日取るように推奨しています。

鉄分

鉄分は必須栄養素の一つで、人間のカラダの中では主に赤血球中に含まれています。血液を作り出す材料になったり、全身に新鮮な酸素を運ぶ重要な役割を果たしています。

人間がカラダの中で栄養を吸収するためには、細胞に新鮮な酸素が行き渡っていることが必要です。ただ栄養だけを取ったとしても、酸素がなければ細胞は働くことはできず、効率よく栄養を吸収することができません。

女性は月経によって鉄分をカラダの外に排出してしまうため、男性と比べるともともと貧血になりやすい傾向にあります。鉄分が不足し、貧血になってしまうと、ホルモンバランスに乱れが生じ、子宮内膜の増殖を妨げたり、卵巣機能の低下につながることもあります。

体内の鉄分不足によって卵子が老化しやすくなり、卵子の質を低下させてしまう可能性もあるのです。

厚生労働省が推奨する鉄分の摂取量は、成人女性で1日あたり約11.0mgです。30代女性の食事からの平均摂取量は1日あたり6.8mgと推奨量に達していません。食事だけで推奨量の鉄分を摂取するのは、相当大変なのです。

鉄分には肉や魚に含まれる「ヘム鉄」と、野菜や穀類に含まれる「非ヘム鉄」があります。非ヘム鉄に比べてヘム鉄は、タンパク質に包まれているので吸収率が高くなっています

サプリメントから鉄分を摂取する場合には、ヘム鉄を選ぶことでより鉄分を効率よく摂取することができます。

亜鉛

亜鉛は「必須微量ミネラル」で、人間のカラダの中では主に、歯・骨・肝臓・腎臓・筋肉と全身の細胞の中に含まれています。

亜鉛の働きは、細菌やウイルスをブロックする免疫機構をサポートしたり、タンパク質やDNAを合成し、細胞を活性化させたり新しい細胞を生み出すことをサポートします。

また、亜鉛は、ホルモンをつくりだすためにも必要な栄養素です。女性ホルモンの作用を安定させてくれるため、子宮の環境を整える働きがあると考えられています。

厚生労働省が推奨する亜鉛の摂取量は、成人女性で1日あたり約8.0mgで、妊娠中になると10.0mg必要とします。30代女性の食事からの平均摂取量は1日あたり7.4mgと推奨量に達していません。

亜鉛は、野菜などに含まれる食物繊維や、加工食品に多く含まれるポリリン酸によって吸収が阻害されやすい栄養素でもあります。

食事だけで必要量を摂取するには難しく、サプリメントを活用することがおすすめです。

カルシウム

カルシウムは、人間のカラダの中では骨や歯に多く含まれています。カルシウムは骨を作ったり、維持するだけでなく、人間が筋肉を動かしたりなど生きていく上で欠かせない栄養素です。

カルシウムが不足すると卵子が受精しにくくなると考えられており、妊活中には十分に摂取しておきたい栄養素です。また、カルシウムは神経の興奮を抑えるときに消費されるため、妊活の大敵であるストレスに対抗するには必要不可欠です。

日本人の成人女性のカルシウム摂取量は、推奨量の6割程度とされ、カルシウム不足状態にあります。カルシウムは吸収率が低い栄養素の一つで、カルシウムを豊富に含む代表食材の牛乳・乳製品でも40~50%程度、小魚や野菜、海藻からは20~30%程度の吸収率だと言われています。

カルシウムは、食品からの摂取だけでは必要量に達することが難しいため、サプリメントで補充したり、カルシウムの吸収を高めるビタミンDと一緒に摂取することが大切です。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムとともに骨を作ったり維持するのにかかわる脂溶性ビタミンとして有名です。その他にもビタミンDは、細胞の増殖を助けたり、免疫や神経系のシステムの制御をしたり、酸化ストレスの軽減をしたりと様々な役割を果たしています。

そして最近では、妊活にとってとても重要な栄養素であることが明らかになってきました。ビタミンDが十分に足りている女性は、ビタミンDが不足している女性と比べると妊娠率と着床率が高いことがわかってきたのです。また、出生率も高いという結果から、流産のリスクを低下させることもわかっています。

妊孕力の向上や妊娠中の合併症の発症リスクを抑える目的として、厚生労働省が推奨するビタミンDの摂取量は、成人女性で1日あたり約10.0μgです。30代女性の食事からの平均摂取量は1日あたり5.6mgと推奨量に達していません。

また、ビタミンDは日光を浴びることでもカラダの中でつくられるのですが、最近ではUVカットの化粧品や日焼け止めなどを過剰に使用している女性が多く、ビタミンD不足が懸念されています。

食事だけでなく、サプリメントで補うことで妊孕力を高めていきたいですね。

妊活におすすめの食べ物は?

妊活中に何を食べれば良いのかお悩みの方も多いと思います。健やかな妊活ライフを送るためにも、日々の食生活は大切です。そこで今回は、妊活中におすすめの食べ物と、含まれている栄養素をあわせて解説します!

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男性も妊活サプリって効果ある?

パートナーである男性も一緒に行う必要がある妊活ですが、男性も妊活サプリは効果があるのか気になる方も多いと思います。男性が妊活サプリを飲むことは効果的なのか、解説していきます。

男性不妊の原因の第1位は「造精機能障害」

厚生労働省の男性不妊調査の結果、最も多いのは「造精機能障害」で82.4%と、男性不妊の原因のほとんどを占めています。造精機能障害とは、精巣の中で精子をうまくつくることができないため、射精された精液の中の精子の数が少ない・運動率が低い・正常形態の精子が少ない状態をいいます。

造精機能障害の約半分は原因不明です。35歳ごろからは、徐々に精子の質も低下し、妊孕力も低下していくと言われています。

また、妊活を考える時期の男性は仕事などでもストレスを受けやすく、精子の状態が悪くなりやすい環境におかれていることも多いです。

また、第2位の「性機能障害」は、現代の男性に多い勃起不全(ED)も含まれます。EDは特に身体的や精神的なストレスによっても簡単に引き起こされるものです。

不摂生な生活習慣も原因となりますので、妊活の機会に生活習慣の見直しもしていきたいですね。

ビタミンやミネラルが男性のカラダに与える効果

必要なビタミンやミネラルが不足すると、造精機能の低下や勃起障害を引き起こすこともあります。

実際に男性不妊の治療でも、漢方やビタミン剤の内服をすることで精子の質の向上を目指すこともあります。そのため、ビタミンやミネラルは男性の妊活には効果的だといえます。

葉酸

葉酸は、男性の妊活にとても重要な栄養素です。葉酸を十分に摂取することで、精子のDNA損傷が低下するといわれていて、精子の質を維持するのに欠かせない栄養素です。

日常で葉酸を摂取しやすい食べ物を4つご紹介します。

  • さつまいも:50μg
  • ほうれんそう:110μg
  • いちご:90μg
  • えだまめ:260μg
    ※100gあたり

100gあたりの葉酸量では、えだまめやほうれんそうの栄養価が高く、日常生活の食事にも取り入れやすく、馴染のある食材なのでぜひ積極的に摂取していきましょう。

亜鉛

亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれるほど、妊活に影響力のある栄養素です。男性では、精子の数を増加させたり、精子の運動を活性化させるのに必要な栄養素です。

マカ

マカは勃起不全(ED)の改善や性欲の向上が期待できるとともに、精子の数や運動性を高める働きがあります。

現代はストレス社会であったり、コレステロールや動物性脂肪の多い食事を取る機会が多かったりと、EDのリスクがたくさんあり、EDに悩んでいる男性も多いといわれています。

マカを摂取することで、EDのリスクを減らしていきたいですね。

抗酸化成分が男性の精活力に与える効果

抗酸化」とは、カラダの酸化を抑えること、つまり老化を抑えることを意味します。人間のカラダの中では、酸素を利用することで老化の原因となる「活性酸素」が生み出されています。活性酸素は年齢とともに増加していきますが、ストレスやタバコ、飲酒なども活性酸素が増加していく原因になります。

男性も加齢によって精子の質は低下していきますが、カラダの老化を抑えることで精子の質を維持することができると考えられています。

そのために、抗酸化成分であるコエンザイムQ10やビタミンC、リコピン、ビタミンEなどが効果的です。

男性の妊活に特化したサプリmitas for men

mitas for men(ミタスフォーメン)は、妊活中の男性にとって重要な不足しがちな栄養素を、ギュッと一つに凝縮したサプリメントです。

上記で解説した、精子の質の維持や性機能の向上のための成分である、葉酸・亜鉛・マカ・抗酸化成分の他にも、男性のカラダのバランスや疲労もケアしてくれる「トンカットアリ」体内の活力を高める有効成分が豊富に含まれている「エゾウコギ」男性の活力アップに効果的な「ノコギリヤシ」などを含んでいます。

男性も妊活をすることで、妊娠に適したカラダと精子を整えることが大切です。男性の妊活に特化したサプリであるmitas for men(ミタスフォーメン)で手軽に体質改善していきましょう。

妊活を始める男性がまずすべきこととは?※助産師監修

医師監修の男性妊活ガイド!妊娠の理解、精液検査、生活習慣改善など、夫婦で取り組める妊活方法を紹介します。妊活したいと考えているが、何をすればいいか分からないという男性は必見です!

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妊活サプリのおすすめの選び方は?

「たくさん種類があってどの妊活サプリを選べばいいかわからない」と思う方も多いと思います。妊活サプリのおすすめの選び方について解説していきます。

葉酸の含有量をチェック!

妊活サプリを飲むにあたって重要視したいポイントは、葉酸の含有量です。

葉酸の摂取は、赤ちゃんの先天異常である「神経管閉鎖障害」の発症リスクを減らすことができる唯一の方法です。授かった赤ちゃんを健康に育むためにも、必要不可欠な葉酸。

ただ葉酸が含まれているというだけでは意味がなく、必要な量が含まれているかが重要になります。

妊活時期〜妊娠初期と妊娠中・後期に必要な葉酸の量は違います。妊活時期には、通常の食事摂取に加えて、サプリメントから1日に400μgが必要となります。

葉酸の含有量が妊活時期に適した量なのかを、しっかりと確認することが大切です。

mitasには、1粒にモノグルタミン酸型葉酸が400μg入っていて、厚生労働省が推奨する基準をクリアしています。葉酸の含有量から考えると、mitasは妊活時期のサプリメントとしておすすめです。

妊活に特化した栄養素は配合されているか

上記で解説したように、妊活中には葉酸以外にも必要な栄養素が多くあります。葉酸だけでなく、ヘム鉄やビタミンDなど、妊活に大きな影響を与える栄養素の配合量もしっかりとチェックしていきましょう。

不足しがちな栄養素を効果的に取れるところが、サプリメントのメリットです。妊活サプリは葉酸の含有量は十分なものでも、他の栄養素が入っていないということも多いです。

せっかく妊活サプリを飲むのに、含有されていないのではもったいないので、選ぶポイントとしては重要ですね。

mitasは、妊娠しやすいカラダづくりに大切なヘム鉄を5mg、ビタミンDを25μgを含んでいます。その他、不足しがちなカルシウムやビタミンB群も豊富に含んでいます。

また、妊活では温活(カラダをあたためること)も大切だといわれています。mitasは和漢成分も配合し、カラダの内側からポカポカとあたため、全身の血液の巡りも促してくれます。体質改善にも効果的です。

定期的な契約の縛りの有無

通販では様々な種類の妊活サプリがあります。中には定期的にお届けするシステムを採用し、継続して注文することで価格が安くなっていることがあります。

「妊活サプリだから妊娠中も飲めるし」と考え、長期間の定期契約で安く購入しようと思う方もいると思います。しかし、妊活中と妊娠中の補いたい栄養素の量は少し違っています。そのため、安易に定期契約をすることで、少し損をした気持ちになってしまうこともあります。

また、サプリメントによってアレルギーを引き起こしたり、ご自身のカラダに合わない場合もあります。

安いしお得だからと、安易に定期契約にはせず、しっかりと検討しましょう。

mitasは定期縛りは一切なしご自身のカラダに合っているか確かめながら、購入することができます。また、万が一体に合わない場合は、初めてご購入のお客様を対象に15日間の返金保証も用意しています。

気軽に試すことができるのも、mitasが選ばれているポイントです。

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専門家の監修はあるか

サプリメントは栄養補助食品として食品の位置付けになります。そのため、医師などの専門家の監修を義務付けてはいないので、販売元によっては不妊治療や産婦人科医などの専門家の監修を受けていない場合もあります。

サプリメントとはいえ、カラダに吸収される大事な成分です。健康的なカラダと赤ちゃんを育むためにも、専門家が監修したサプリメントで安心して摂取していきたいですね。

mitasは、不妊治療専門医や産婦人科医による監修を受けて開発されています。そのため、妊活中や妊娠中の女性に安心して選ばれています。

第三者機関に認められた製造品質か

サプリメントは飲むことで私たちのカラダに吸収され、直接的な影響をもたらします。そのため、安全な製品・品質であるかが重要になってきます。日本では製品の品質を管理するために、様々な第三者機関を設けています。

例えば、GMP(Good Manufacturing Practice)では、消費者が安心して使える安全な薬やサプリメントを製造するために、製造工場が守るべき基準を示していて、5年ごとに基準を満たしているかチェックしています。

他には、NPO法人日本サプリメント評議会が定めている「安心安全マーク」。一般的なサプリメントでは通常行われない、厳しい検査をクリアした場合に付与されるマークです。

このように、品質が認められたサプリメントを選ぶこともポイントです。

mitas安心して飲んでいただくために、この2つの基準をクリアしています。自信を持って安心・安全なサプリだとおすすめできる理由は、ここにあるのです。

mitas は妊活サプリとしてイチオシ!

mitasは妊活の時期に摂取したい栄養素がギュッと一つに凝縮されたサプリメントです。

上記で紹介した妊活中に摂取したい栄養素の他にも、カラダの内側から巡りをサポートしてくれる高麗人参、体をぽかぽか温めてくれることで有名な生姜などの和漢素材が配合されており、妊娠に適したカラダをつくるサポートをしてくれます。

男性向けの妊活サプリメント、mitas for men(ミタスフォーメン)もあり、妊活中の男性にとって重要な不足しがちな栄養素を、ギュッと一つに凝縮しています。

男性が体質改善をするきっかけって、なかなかありませんよね。ぜひこの機会に、カップルで妊活に取り組み、健康的なカラダと赤ちゃんを授かりましょう

mitas、mitas for men、どちらも不妊治療専門医や産婦人科医による監修、GMPと安心安全マークも取得していて、安心・安全なサプリメントです。

ぜひ、mitas、mitas for menで妊活時期に必要な栄養を手軽に摂取しましょう。

妊活サプリって必要なの?おすすめの選び方と必要葉酸量や成分の解説 ※助産師監修

医師監修!妊活サプリの必要性、選び方、葉酸量、成分について詳しく解説しています。男女別必要栄養素も紹介しているので、妊活を考えている全ての方におすすめです。妊活成功へ導くサプリメント選びをサポートする記事です!

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妊活サプリはいつから飲めばいい?

妊活サプリをいつから飲み始めるのが効果的なのか、迷われる方も多いと思います。おすすめは、妊娠する1ヶ月以上前から摂取することです。

妊活サプリで必ずと言っていいほど含有されているのは「葉酸」です。葉酸は、それだけ妊活時期に重要な栄養素です。その葉酸の効果を発揮するためには、妊娠する1ヶ月以上前からの摂取が大切だと考えられています。

妊活サプリは前もって飲んだからといって、カラダに害があるわけではありません。ご自身のカラダを整える目的としても、妊活を考え始めたときから飲むのもおすすめです。

【助産師監修】葉酸はいつからいつまで必要?葉酸サプリを選ぶポイントを徹底解説

葉酸がいつからいつまで必要なのか、葉酸サプリを選ぶポイントもあわせてご紹介します。葉酸は、胎児の臓器形成をはじめ、妊娠中に必要な血液をつくるのに必須の栄養素です。葉酸を効果的に摂取するためには、サプリメントから摂取できる合成葉酸の摂取が推奨されています。妊婦の体に優しいサプリを選んで、健康的な生活を手に入れましょう!

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妊活中以外の時期にもサプリで栄養を取ることは大切

妊活中だけ栄養を取ればいいのかというと、そうではありません。妊活をがんばっている方に多いのが、妊娠がゴールだと思ってしまうことです。

妊活中は妊娠するために、生活習慣や栄養に気を遣っていたものの、妊娠すると安心してしまい、栄養を取ることを忘れがちになってしまいます。

妊娠中には、赤ちゃんはお母さんのカラダからもらえる栄養でのみ育っていきます。また、出産後の授乳期でも赤ちゃんの栄養はお母さんの母乳か人工ミルクからのみ育っていくことになります。

そのため、妊活中以外でも、お母さんが良質な栄養を十分に摂取することがとても重要なのです。

葉酸

赤ちゃんの器官形成を促したり、赤ちゃんが成長していくためには、細胞の産生と再生を促し、赤血球などの造血機能を持つ葉酸が必要不可欠です。

妊娠初期には、神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすために、通常の食事摂取に加えて、サプリメントから1日に400μg摂取することが推奨されています。

妊娠中期・後期には、18歳以上の男女の葉酸摂取推奨量である1日あたり240μgに、240μgを付加した480μgが推奨されています。また、授乳期には、100μgを付加した340μgが推奨されています。

鉄分

妊娠することで、赤ちゃんへの鉄分の供給が必要となること、出産に備えて循環血液量を増やすために血漿成分が増えて血液が薄まることで、より貧血になりやすい傾向にあります。

十分な鉄分が摂取されないまま、お母さんが貧血になってしまうと。早産や低出生体重児となるリスクが増加するといわれています。

1日あたりの鉄分の摂取量は、妊娠初期には約10mg、妊娠中期・後期は約16mg、授乳期は約10mgが推奨されています。

亜鉛

亜鉛は、DNAなどの細胞分裂に関わる栄養素です。そのため、亜鉛が不足することで赤ちゃんの成長を妨げる要因に繋がります。亜鉛は妊娠中を通して2.0mg付加した10.0mg、授乳期には4.0mg付加した12.0mgの摂取が推奨されています。

ビタミンD

妊娠中のビタミンD不足は、流産のリスクを上げるだけではありません。妊娠中に気をつけたい合併症である、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの発症リスクを上昇させるとも考えられています。

妊娠は病気ではありませんが、合併症を併発するとお母さんと赤ちゃんのカラダへの危険は高まります。健康的な妊娠生活のためにも、ビタミンDを十分に摂取していきましょう。

また、ビタミンDの摂取量が少ないと、カルシウムの吸収率が低下し、赤ちゃんの骨が柔らかくなる病気になる可能性もあります。

さらにカルシウムの吸収が低下することで、お母さんの骨から血液中へとカルシウムを移行させ、骨をスカスカにして骨粗鬆症の発症リスクも高めます。

ビタミンDの摂取推奨量は、妊娠中の合併症の発症リスクを抑える目的としては1日あたり約10.0μg、授乳期には8.0μgです。

妊娠中から授乳期までカバーできるシリーズ


妊娠中や授乳期には、女性一人のカラダではなく、赤ちゃんにも十分な栄養を届ける必要があります。そのため、いつも以上に摂取が必要な栄養素がたくさんあります。

食事だけでその栄養をカバーするのは、本当に大変なことです。mitas seriesのサプリメントは、妊娠中に特化したサプリメントであるmamaru、授乳期に特化したサプリメントであるmamacoと、その時期に応じた栄養素を配合したサプリメントをご用意しています

せっかくサプリメントで必要な栄養を補充するなら、その時期に本当に必要とされる栄養素を十分に摂取していきたいですね。

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妊活中はサプリメント以外にも生活習慣の見直しも大切!

妊活中で大切なことは、ご自身の生活習慣を見直し、カラダの管理を行うことで妊娠しやすいカラダをつくっていくことです。

食生活の見直し

健康的なカラダをつくるためには、規則的でバランスの良い食事が必要不可欠です。サプリメントはあくまでも補助食品です。健康的な食事にサプリメントを追加することで、効果を最大限に発揮することができます。

生活習慣の見直し

生活習慣の乱れは、ホルモンバランスに大きな影響を及ぼします。ご自身の疲労にあった休息・睡眠を十分に取り、ココロとカラダのストレスを減らしていくことはとても大切です。

また、肥満は男女ともに不妊の原因となります。運動習慣を取り入れることで、肥満を予防していきましょう。

禁煙

喫煙は、妊活中の女性、男性ともに、妊孕力が低下するとともに、カラダに悪影響を与えます。喫煙はご自身の健康だけでなく、これから育む赤ちゃんの命にも大きく影響します。禁煙は妊活の第一歩です。この機会に禁煙を目指しましょう。

喫煙って妊活に影響するの?タバコによる妊娠への影響【助産師執筆】

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まとめ

今回は妊活中にサプリは飲んだ方がいいのかというテーマで、妊活中に必要な栄養素とサプリメントの選び方について詳しく解説してきました。

妊活で大切なことは、男女ともにご自身のカラダと向き合い、生活習慣を見直すことで妊娠しやすいカラダをつくっていくことです。そのために、必要な栄養素を十分に摂取することが大切です。

また、必要な栄養素は男女によっても違いますし、女性では妊活中、妊娠中、授乳中とその時期に応じて少しずつ変化していますmitas seriesは、妊活中はmitas(ミタス)、妊娠中はmamaru(ママル)、授乳中はmamaco(ママコ)、男性はmitas for men(ミタスフォーメン)と各時期に応じて必要な栄養を盛り込んだサプリメントです。

ぜひmitas seriesでその時期に適した栄養を手軽に摂取していきましょう。

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