妊娠したら葉酸はいつから摂る？今からでも遅くない？気になる疑問を徹底解説！

妊娠したら葉酸はいつから摂ればいいの？

葉酸は妊娠に気づいたときから、摂り始めましょう。

本来なら妊娠1ヶ月以上前から葉酸を摂取するのが理想的。

なぜなら、妊娠に気づいたときにはすでに赤ちゃんの神経や、心臓などが作られ始めているからです。

妊娠初期は、赤ちゃんの主要器官が作られる重要な時期。

この時期に葉酸が不足すると、脳や脊髄を守る管がきちんと閉じずに起こる神経管閉鎖障害を起こすリスクが高まるのです。

日本人の神経管閉鎖障害の割合は1万人に対して、約6人の割合で発生しています。

そのため厚生労働省は、妊娠前から授乳期にかけて通常よりも多く葉酸を摂取するように「付加量」を設けています。

妊娠に気づいたら、葉酸と栄養バランスを意識した食事を摂るようにしましょう。

出典：葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果｜e-ヘルスネット

妊娠に気づいてから葉酸を摂るのは遅い？

妊娠に気付いてからでも葉酸を摂るのは遅くありません。

葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを減らすだけでなく、赤ちゃんの成長にも役立ちます。

あなたが妊娠初期である場合は、今すぐ葉酸を摂り始めましょう。

妊娠初期は通常の食事に加えて、食事以外からも葉酸を400μg摂るように推奨されているからです。

あなたが妊娠中期から後期である場合、食事から葉酸が摂れるように工夫しながら、適切な葉酸摂取を心がけましょう。

赤ちゃんの成長に伴い、妊娠中期から後期にかけて葉酸が多量に使われることがわかっています。

『mamaru』は妊娠初期に必要な葉酸400μgや、妊娠期に欠かせない栄養素をまんべんなく配合しています。

『mamaru』についてもっと詳しく知りたいという方は、こちらからチェックしてくださいね。

出典：日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書｜厚生労働省

そもそも妊娠中の葉酸はなぜ必要なの？

妊娠時期によって葉酸の働きは異なります。

葉酸は、妊娠初期から授乳期にかけて摂取するのが望ましい栄養素です。

ここでは、妊娠時期に応じた葉酸の働きを解説します。

妊娠前・妊娠初期

• 神経管閉鎖障害のリスクを防ぐ

神経管閉鎖障害とは、神経管を覆う管がきちんと閉まらずに神経管がむき出しになってしまった状態のことです。

神経管閉鎖障害で最も多いのは二分脊椎です。

赤ちゃんの背中から髄膜や脊髄が飛び出し瘤（こぶ）のようになり、産まれてからも足の変形や麻痺、排泄障害が残ります。

その他にも葉酸を摂取することによって、口唇・口蓋裂※や先天性の心臓疾患のリスクを減らすと期待されています。

※口唇口蓋裂　上あごや上唇が割れた状態で産まれてくること

妊娠中期～後期

• 赤ちゃんの成長を促す
• ママの貧血を予防する
• 胎盤関連産科合併症のリスクを防ぐ

妊娠中期から後期における葉酸の主な働きは、赤ちゃんの成長を促すことです。

葉酸は細胞の元となるDNAの合成を助ける働きがあるため、不足すると赤ちゃんが十分に育たないリスクが高まるのです。

妊娠中期から後期にかけて、赤ちゃんはお腹の中で急激に成長するため、ママの体の葉酸は大量に消費されます。

ママの葉酸が不足すると、葉酸欠乏性貧血や胎盤早期剥離、早産などの胎盤関連産科合併症のリスクが高まります。

とくに胎盤関連産科合併症は、葉酸とマルチビタミンの摂取で発症リスクが低下すると期待されているので、積極的に取り入れていきたいですね。

妊娠中の貧血について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【助産師執筆】妊娠中の貧血はどんな影響がある？

妊娠中に多くのママさんが経験する貧血。その原因と貧血になった場合の赤ちゃんへの影響だけでなく、貧血にならないための予防法までみっちり記載しました。貧血対策としてぜひ参考にしてみてくださいね！

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出産後～授乳期

• 母乳を作る
• ママの貧血を予防する 
• 母乳を通じて赤ちゃんの成長を促す

出産後から授乳期にかけての葉酸の主な役割は、母乳を作ることです。

葉酸は【造血のビタミン】と呼ばれているように、ビタミンB12とともに赤血球を作る働きがあります。

母乳は血液で作られているので、葉酸が十分にないと必要な量を生成できません。

赤ちゃんは母乳を通じて葉酸を取り入れ、細胞を成熟させ成長していくのです。

妊娠中に必要な葉酸の量は？

厚生労働省によると、成人女性の食事から摂取する葉酸の推奨量は240μg/日。

妊娠中に必要な葉酸の量は、妊娠時期によって異なります。

妊娠初期の葉酸は食事とサプリメントから、妊娠中期から後期、授乳期は食事から葉酸を多めに摂取するように推奨されています。

葉酸を意識した食事内容やサプリメントを活用して、上手に摂取していきたいですね。

出典：日本人の食事摂取基準(2020年版)「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書｜厚生労働省

妊娠中に葉酸を摂りすぎたらどうなる？

食品から摂れる葉酸（食事性葉酸）は、摂りすぎても問題はありません。

摂りすぎてしまった葉酸は、尿として排泄されるからです。

食事から摂った葉酸の栄養素のうち約50％は、体に吸収される前に壊れたり、流れ出たりしてしまうのです。

そのため、食事性の葉酸はいくらとっても問題ないといわれています。

しかし、サプリメントから葉酸を摂る場合は注意が必要です。

葉酸サプリメントからの最大摂取量は、1日1,000μg（1mg）以内と決まっています。

葉酸サプリは食事性の葉酸と比べ、体内に素早く吸収されるため、摂りすぎてしまうと様々なリスクが高くなるのです。

1. 1ビタミンB12欠乏症に気づけない
2. 2亜鉛が吸収されにくくなる
3. 3じんましんやかゆみが起こる
4. 4子どもの喘息のリスクが高まる

しかし、これは葉酸を過度に摂りすぎていた場合に想定されるリスクです。

サプリメントの使用方法をしっかりと守っていれば、とくに心配する必要はありません。

妊娠中の葉酸サプリメントなら『mamaru』がおすすめ

妊娠中に効率よく葉酸や不足しがちな栄養素を補給するのなら『mamaru』がおすすめです。

『mamaru』は葉酸＋鉄分＋乳酸菌のオールインワンサプリメント

『mamaru』は、厚生労働省の定める妊娠中に必要な葉酸400μgを配合。

さらに、妊娠期に不足しやすいビタミンや鉄分（ブレンドヘム鉄）もしっかり配合しています。

妊娠中のお腹の悩みも、豊富な乳酸菌やラクトフェリン、食物繊維などの菌活サポート成分がすっきりケア。

『mamaru』は、妊娠初期から後期にかけて必要な栄養素をギュッと凝縮したサプリメントです。

なお、出産後から授乳期にかけての葉酸摂取や、栄養補給には『mamaco』がおすすめです。

ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

粒の飲みやすさを追求

mitasシリーズは、粒の飲みやすさにもこだわりました。

飲み込みづらいと感じる粒の大きさは、直径10mm以上だと言われています。

しかし『mamaru』の直径は9mmで薄さはなんと4mm以下！

粒の匂いも最小限に抑え、妊娠初期からでも続けやすいように作られています。

産婦人科専門の医師が監修

『mamaru』は産婦人科専門の医師が監修しています。

妊娠初期から後期にかけての専門的な意見を元に作られたサプリメントです。

徹底した製造品質管理

『mamaru』を含むmitasシリーズは、国内有数のGMP認定工場で製造しています。

GMP認定工場とは、厚生労働省が定めた医薬品等の品質管理基準をクリアした工場のことです。

また、日本サプリメント評議会において審査をクリアした製品のみに付与される「安心安全マーク」を取得しているのも信頼できるポイントです。

6つの無添加をお約束

「妊娠中の大事な時期に余計なものは入れたくない」という強い思いから『mamaru』を含むmitasシリーズは、6つの不使用にこだわりました。

『mamaru』はいつでも解約可能

『mamaru』はもちろん、mitasシリーズには定期縛りがありません。

「気軽にmamaruを試して欲しい」という願いから、次回の定期発送予定日の10日前までであれば、いつでも解約が可能です。

万が一、お体に合わないときは初めて購入した方を対象に、15日返金保証をお付けしています。（クレジットカード決済のみ）

お気軽に試してみてくださいね。

妊娠中の葉酸摂取はサプリメントだけでいい？

妊娠中は毎日、葉酸を摂取するのが基本です。

葉酸サプリメントと食事の関係や、食品から効率よく葉酸を摂取する具体的な例も解説します。

葉酸サプリと食事は併用が基本

葉酸はサプリメントだけに頼らず、食事からも葉酸を積極的に摂取するようにしましょう。

悪阻で食べられるものが限られているという場合を除いて、妊娠期はバランスよく食事を摂るのが理想です。

そもそもサプリメントの目的は適切な栄養摂取を補助し、通常の食事からでは摂取しづらい栄養素を補うことです。

サプリメントを飲むからといって、食生活をおろそかにしてはいけません。

あなたの体はあなたが食べたものでできています。

すなわち、あなたの食べた物で赤ちゃんの体は作られるのです。

葉酸を手軽に摂れる食品

葉酸といえば、野菜をイメージする方も多いのではないでしょうか。

実は葉酸は、野菜以外の食品にも多く含まれています。

調理することなく、葉酸を手軽に摂れる食品をご紹介します。

※ブロッコリーは、電子レンジで加熱した場合

これらを活用し、朝食を作るとすると以下のようになります。

納豆ご飯、おかずは目玉焼き。

野菜を意識して、電子レンジで加熱したブロッコリーを添えるのもいいですね。

糸引き納豆(1パック50ｇ・葉酸65μｇ)に対して、ひきわり納豆の方が葉酸量が多く、ブロッコリーは電子レンジを使うと、ゆでるよりも葉酸の損失量が少ないのでおすすめです。

調整豆乳と、デザートにイチゴをプラスすると合計349μgになります。

これはあくまでも、葉酸を効率的に取り入れた食品のみで献立を考えた例です。

出典：食品成分データベース｜文部科学省

葉酸を手軽に取れる食品を活用し、栄養バランスのよい食事を心がけてくださいね。

他にも葉酸を多く含む食べ物を知りたい方は、こちらの記事もどうぞ！

【助産師監修】葉酸の多い食べ物一覧｜妊娠中におすすめのメニューから一日に必要な摂取量まで徹底ガイド

妊娠中は葉酸の多い食べ物を摂りたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。葉酸はママの健康や赤ちゃんの成長に大きく係わる重要な栄養素のひとつです。そのため、妊活開始とともに葉酸の積極的な摂取を始めましょう。この記事では、葉酸の多い食べ物や摂り方について紹介します。

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食品から葉酸を効率よく摂るポイント

葉酸を効率よく摂るにはポイントが3つあります。

毎日の生活に簡単に取り入れられるので、ぜひ試してみてくださいね。

スープや味噌汁にする

意識して葉酸を摂りたい場合は、スープやみそ汁にするのがおすすめです。

葉酸は熱に弱く、水に溶けやすい性質があるため、茹でると葉酸がゆで汁の中に流出してしまいます。

ほうれん草の葉酸量は272μg（100gあたり）ですが、茹でると223μgまで減少します。

スープや味噌汁にすると、溶け出た葉酸まで無駄なく摂取できるのでおすすめです。

生で食べられるものを選ぶ

葉酸は調理によって失われるため、生で食べられるものはそのままで摂取しましょう。

サラダにしたり、果物を食べたりするのもおすすめです。

しかし、果物には糖質が含まれるため、食べすぎは血糖値を上昇させ体重増加の原因にもなります。

「果物はヘルシーだから」といって、ついつい食べすぎてしまわないようにしましょうね。

野菜は光を遮り保存する

葉酸は非常にデリケートで、光により分解される性質があります。

買ったら早めに使い切るか、保存する場合は光が当たらないように冷蔵庫で保存したり、新聞紙に包んだりして保存しましょう。

まとめ

この記事は、妊娠したら葉酸はいつから摂ればよいのかについて解説しました。

葉酸は妊娠前からとるのが理想ですが、妊娠に気づいてからでも遅くはありません。

妊娠に気づいた時点で葉酸を摂取するようにしましょう。

葉酸を手軽に取れる食品を使ったり、生野菜を食べたりすると効率的に葉酸が摂れます。

しかし、食事からとれる葉酸は体で使われる前に大半は流れ出てしまいます。

食事からの葉酸摂取と葉酸サプリメントを併用すると、効率的に葉酸が摂取できますよ。

『mamaru』は、妊娠初期から後期にかけての葉酸だけでなく、不足しがちなビタミンをギュッと凝縮したサプリメント。

「栄養バランスが気になる」「朝からスッキリ過ごしたい」というママにもおすすめです。

面倒な定期購入の縛りもないので、お気軽に試してみてくださいね。