更新日:2024/6/19

【助産師監修】葉酸サプリはいつからいつまで必要?おすすめのサプリや選ぶ時のポイントも解説

葉酸サプリは、妊活中から産後の授乳期まで必要です。
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妊娠中に葉酸が必要であることは分かっていても、葉酸サプリをいつまで飲み続けたらいいのか悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

「葉酸サプリはいつまで飲んだらいいの?」という質問は、実は知恵袋でも多く質問されています。

葉酸サプリで摂取した栄養素は、自分だけでなく赤ちゃんにも影響することから心配になりますよね。

この記事では、「葉酸サプリはいつまで飲むのか」の疑問について解説します。おすすめの葉酸サプリやサプリを選ぶ時のポイントも紹介するので、「今飲んでいるサプリを続けていいのかな?」と迷っている人もぜひ参考にしてみてください。

先におすすめの葉酸サプリを知りたい人はこちらからどうぞ。

この記事に登場する専門家

助産師 四辻有希子

大学院を卒業後、助産師として地域周産期母子医療センターの産科病棟勤務。
不妊治療から妊婦健診、出産、産後の母乳育児外来まで幅広く周産期の助産ケアに関わっている。

〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・ICLS認定インストラクター
・新生児蘇生法「専門」コース修了
・J-CIMELSインストラクター

葉酸サプリはいつまで必要?

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葉酸サプリは、妊活中から産後の授乳期まで必要です。
葉酸は「妊活中」「妊娠中」の期間だけでなく、妊娠を意識しはじめたタイミングから産後の授乳中まで摂りたい栄養素です。
厚生労働省は、1日の葉酸摂取目安量を次のように定めています。

時期1日あたりの推奨摂取量
一般成人240μg(食事)
妊娠前~妊娠初期240μg(食事)+400μg(サプリ)
妊娠中期~妊娠後期240μg(食事)+240μg(サプリ)
授乳期240μg(食事)+100μg(サプリ)

(参考:日本人の食事摂取基準 |厚生労働省 (mhlw.go.jp))

それぞれの時期により必要な葉酸量が異なることを意識して、葉酸サプリを飲み続けましょう。

葉酸は時期ごとに役割が異なる

葉酸の必要量は時期ごとに異なることを説明しましたが、実は役割や働きも異なります。どのように必要になるのかを見てみましょう。

【妊娠前~妊娠初期】妊娠に向けた体づくりと胎児の成長のために

妊娠する前から妊娠初期は、葉酸の摂取が特に重要とされる時期です。

妊娠前からの葉酸摂取により、出生児の神経管閉鎖障害のリスクを低減させることが報告されています。

胎児の神経管が形成されるのは、「もしかして妊娠?妊娠検査薬を使ってみようかな」という妊娠6週頃。妊娠が発覚したタイミングで葉酸サプリを飲み始めても遅いといえるでしょう。

実際に、神経管閉鎖障害のリスクのために葉酸を摂取していた妊婦は、全体の2割にとどまるとのデータもあります。

そのため、厚生労働省は「妊娠の1ヶ月以上前から」食事と栄養補助食品(サプリメント)からの葉酸摂取を推奨しています。

また、妊娠初期は細胞分裂を繰り返しながら胎児が急成長している時期。細胞の生まれ変わりに必要となる葉酸を、妊娠初期は特に意識して摂りましょう。

妊活中の葉酸の効果については、こちらの記事でも紹介しています。

【妊娠中期~授乳期】造血のために

急激に赤ちゃんが成長する妊娠中期以降の妊婦の血液は薄まりやすく、貧血のリスクが高まります。

また、産後に赤ちゃんに与える母乳は血液から作られるので、造血機能のある葉酸は母乳の生成に必要な栄養素です。

さらに、細胞の修復・生まれ変わりを促進する働きがある葉酸は、産後の子宮の回復にも役立ちます。妊娠初期ほどの量は必要としないものの、妊娠中期以降も継続して葉酸を摂取することで、さまざまなメリットをもたらすでしょう。

からだの「いま」に合わせた時期別の葉酸サプリ『mitasシリーズ』はこちらをチェック!

そもそも葉酸とはどんな栄養素?

妊活中から授乳中まで必要だと言われている葉酸とは、そもそもどのような栄養素なのでしょうか?ここでは、葉酸について改めて詳しく解説します。

葉酸は2種類ある

葉酸は水溶性ビタミンB群の一種で、2つの種類があります。

名称生体利用率特徴
食事(天然)ポリグルタミン酸型約50%吸収率が変動
サプリ(合成)モノグルタミン酸型85%常に一定

私たちが普段食事で摂取する葉酸は、体内で消化・吸収されるまでの過程で影響を受けやすく、生体利用率は約50%と一定ではありません。また、長時間の加熱調理によって、食品中の葉酸の50%〜95%が破壊される恐れも。

一方で合成の葉酸、つまりサプリに含まれる葉酸の生体利用率は85%と高いという特徴があります。

胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減との関連性を示した葉酸は、サプリメントによるものがほとんどだといわれます。

生労働省がサプリメントの葉酸を推奨する背景には、高い生体利用率と大規模な研究によって位置づけられた結果があります。

葉酸の種類とその違いについては、こちらでも詳しく解説しています。

1日に必要な葉酸摂取量を食事で摂るのは難しい?

1日に必要な葉酸摂取量を食事だけで摂るのは難しいといえるでしょう。

厚生労働省が1日あたりの葉酸の推奨摂取量を示しているように、時期ごとで必要量は異なります。

例えば、妊活中や妊娠初期に必要な葉酸量640μgを確保するためには、普段の食事の倍以上の食事量を摂取しなければなりません。

いつもの食事にプラスして400μgの葉酸摂取を想像すると……毎日の食事で葉酸を確保するのは難しいですよね。

特に妊娠初期はつわりによって、無性にフライドポテトが食べたくなったり、特定の食べ物しか食べられなかったり、思うような食事を摂ること自体が難しい時期。

妊娠中や授乳期は身体への負担が大きくなる時期なので、自分の体をよりいたわってあげる期間にしましょう。

厚生労働省もサプリメントから葉酸を補うことを推奨しています。毎日の生活に葉酸サプリを取り入れて、栄養バランスの不安を軽減させましょう。

葉酸を摂取しすぎると危険?

食事から葉酸を多く摂りすぎてしまった場合、過剰摂取分は体外へ排出されるので問題はありません。

令和元年国民健康・栄養調査によると、葉酸の摂取量は1日平均288μgです。
妊活中や妊娠初期に必要な葉酸摂取量は640μgなので、食事からの過剰摂取を心配する必要はないでしょう。

ただし、サプリからの葉酸摂取には注意が必要です。
万が一、葉酸を過剰摂取した場合、吐き気や頭痛、気分不良のほか、神経障害の発見が遅れる恐れがあります。

【葉酸の耐容上限量】

年齢耐容上限量
18歳~29歳900μg
30歳~49歳1,000μg

(参考:日本人の食事摂取基準(2020 年版)

葉酸はすぐに尿として排泄されるため、一般的には過剰摂取になりにくい傾向にあります。
葉酸サプリの葉酸配合量は400μgがほとんど。
バランスの良い食事と葉酸サプリを決められた量だけ飲んでいれば、耐容上限を超える心配はありません。

葉酸サプリを選ぶ際のポイント

たくさんの葉酸サプリがある中で、「どのサプリが自分に合っているんだろう?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

葉酸サプリを選ぶ際のポイントをご紹介します。

葉酸の含有量

葉酸サプリによって葉酸の配合量が異なるので、必要に応じた葉酸の配合量かどうかを確認しましょう。サプリメントの葉酸配合量が660μg〜700μgを超えないように、決められた量を守ることが大切です。

葉酸量の判断が難しい場合は、葉酸サプリの配合量が適切かどうか、病院の医師に確認することをおすすめします。

葉酸以外に含まれる栄養素

妊活中は『鉄、カルシウム、ビタミンD』、妊娠中は『タンパク質、鉄、食物繊維』が、葉酸以外にも意識して摂りたい栄養素です。また、葉酸を吸収しやすくするビタミンB12やCが含まれているかどうかも気になりますよね。

葉酸サプリの中には、葉酸以外の栄養素が含まれているものもあります。必要な栄養素がオールインワンで含まれていれば、複数のサプリを飲む必要がなく効率的です。

商品を選ぶ時には、バランスよく栄養素を補える商品なのか確認してみましょう。

安全性や信頼性

安全な原材料を使用しているかどうか、適正な環境で品質管理されているかどうかを確認しましょう。

GMP(適正製造規範)は、厚生労働省が定めた医薬品等の品質管理基準を指します。

安心できる原材料を使用し、無駄な添加物が入っていない「体に良いもの」を選べるように、購入前に企業のサイトを確認してください。

葉酸サプリは妊娠中の大事な時期に口にするもの。安全で確実なものを摂取できるように、慎重に選びましょう。

続けやすい価格

葉酸サプリの価格は商品によってさまざまです。妊活中から産後まで、長期的に続けて飲みたいサプリだからこそ、無理のない価格の商品を選びましょう。

お得に購入できる定期購入などのサービスがあるかを確認するのもおすすめですよ。

娠中の葉酸サプリ選びについては、こちらの記事もチェックしてみてください!

妊活期~授乳期まで続けられる葉酸サプリ『mitasシリーズ』

mitasシリーズは、妊活期・妊娠期・授乳期のからだの「いま」に合わせた時期別サプリです。

愛用者の生の声を聞き、悩んでいる女性の想いを商品開発に生かしてきました。

mitasシリーズでは

  • 妊活期向けの『mitas(ミタス)』
  • 妊娠期向けの『mamaru(ママル)』
  • 産後・授乳期向けの『mamaco(ママコ)』

の3つのラインナップをご用意しています。

妊娠前から産後までの女性のからだの状態・変化に応じて必要な栄養素を届け、お悩みをサポートするために開発されたmitasシリーズをぜひチェックしてみてください。

mitasシリーズの商品詳細はこちら>>

妊活中におすすめの葉酸サプリ「mitas(ミタス)」

mitasは妊活中におすすめの葉酸サプリです。葉酸400μgと、厚生労働省が推奨するヘム鉄やビタミン、カルシウムなどの栄養素が含まれています。

妊活の2大栄養素である「基礎体温を高める温活成分」と「着床率を高めるビタミンD」の配合量も業界随一!
不妊治療専門医が監修している点も、信頼して選べるポイントです。

妊娠中におすすめの葉酸サプリ「mamaru(ママル)」

妊活中にmitasを飲んでいたユーザーの多くが、妊娠後mamaruに切り替えています。mamaruは妊娠中におすすめの葉酸サプリです。葉酸400μgに加え、ブランドヘム鉄と乳酸菌も配合されています。

吸収率の高いブランドヘム鉄は貧血に、乳酸菌は流産率低下や免疫対策、便秘のケアにも役立ちます。

mamaruは妊娠中に起こりやすいマイナートラブルに寄り添い、穏やかなマタニティライフをサポートします。

授乳中におすすめの葉酸サプリ「mamaco(ママコ)」

mamacoは産後の授乳期におすすめの葉酸サプリです。天然葉酸120μgと、鉄分やビタミンAなど20種類以上の栄養素が含まれており、母乳の栄養をサポートします。

産後の育児疲れのケアになる和漢素材が含まれている点も魅力的です。

産後は疲れが溜まりやすい時期。mamacoを飲んでママ自身を労わってあげてくださいね。

mitasシリーズは時期にあわせた栄養素を配合しているだけでなく、原材料や製造過程にもこだわり、GMPマークを取得各時期の専門家の監修も受けている、信頼できる葉酸サプリです。

また、手頃な値段で続けていただくためにお得な定期購入もご用意。定期購入なら初回は約半額で買えるだけでなく、回数の縛りも一切ありません。1回のみでの解約も可能なので、「まずはお試しだけ」という方も大歓迎です!

長く続けたい葉酸サプリだからこそ、お得で手軽なmitasシリーズで妊娠期を一緒に乗り越えましょう。

mitasシリーズの商品詳細はこちら>>

葉酸サプリは妊活期から授乳期まで続けて摂取しよう

葉酸は胎児の臓器形成や発達をはじめ、妊娠中や授乳に必要な血液をつくる役割があるので、「妊活期から授乳期まで」継続して摂取しましょう。

毎日の食事にプラスして、効率的に葉酸を摂取できる葉酸サプリは、胎児への障害リスクを軽減するだけでなく、ママの体の不調にも効果的です。

mitasシリーズは妊娠中のどの時期でも飲みやすい形状で、飲む時期に合わせた栄養を提供してくれるという信頼感が、継続して飲み続けられる理由のひとつになっています。

妊活中から妊娠中、そして産後は、新たな命を守る大事な時期。

mitasシリーズで、できる限りの栄養を自分自身と赤ちゃんに注いであげましょう。

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