更新日:2024/11/11
【助産師監修】妊娠初期に葉酸を飲まなかったけど大丈夫?赤ちゃんへの影響と今から摂ったほうがいいのかも解説!
「妊娠初期に葉酸を飲まなかったけれど、赤ちゃんは大丈夫?」「これから飲んでも間に合う?」と不安に思っているママはいませんか?
妊娠初期は特に意識して摂ったほうが良いと言われている葉酸ですが、本記事では
①妊娠初期に葉酸を飲まなかったらどうなる?
②そもそも葉酸はどのくらい飲めばいいの?
③今からでも葉酸を摂ったほうがいい?
④葉酸の効率的な摂り方
について解説します。結論から知りたい方は、下記の目次から気になる項目をタップでジャンプできますよ。
この記事に登場する専門家
助産師 はるはる
大学卒業後助産師として、地域周産期の総合病院に勤務。
日々妊娠、出産、育児、母乳ケアとさまざまな業務に携わっている。
〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・アドバンス助産師
・新生児蘇生法Aコース修了
妊娠初期に葉酸を飲まなかったらどうなる?
妊娠初期に葉酸を飲まないとどうなってしまうのか、赤ちゃんとママへの影響について、それぞれ解説します。
そもそも葉酸とは水溶性ビタミンで、ビタミンB群のひとつです。細胞分裂やDNAの合成など、細胞のはたらきを助けます。また、赤血球のはたらきもサポートするため、貧血予防にも大切な栄養素です。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
医師監修|葉酸とは?葉酸が必要な理由と葉酸の種類を解説!
医師監修のもと、葉酸の必要性と種類を徹底的に解説しています!また、葉酸が多く含まれている食べ物や、おすすめのサプリまで紹介しています!妊活・妊娠・産後に欠かせない栄養素、葉酸の理解と適切な摂取方法を学びましょう。
赤ちゃんへの影響
赤ちゃんの神経が作られるのは妊娠初期です。この時期に葉酸が不足すると「神経管閉鎖障害」のリスクが高まります。
「神経管閉鎖障害」とは、妊娠4週目から12週目頃に起こる赤ちゃんの先天性異常。脳や脊髄のもととなる神経管が閉じないことで起こります。
神経管閉鎖障害は、脳がうまく形成されない「無脳症」や、障害や麻痺が残る「二分脊椎」などさまざまな障害が残りやすく、死産や流産のリスクも高まります。
葉酸は細胞や神経のはたらきを助けるため、妊娠初期に十分に摂ることで、神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。
神経管閉鎖障害と葉酸の関係については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
神経管閉鎖障害と葉酸にはどんな関係がある?赤ちゃんの先天異常をサプリメントで予防しよう【助産師執筆】
葉酸を摂取することで発症を予防することができるといわれている「神経管閉鎖障害」。神経管閉鎖障害とはどんな病気なのか、その原因や検査方法などを、葉酸との関係性を含めて詳しく解説します。赤ちゃんの先天異常を予防するために、妊活中にできることを今から始めていきましょう。
妊娠初期に葉酸サプリメントを飲んでいなかった方は、今から始めても遅くありません。気がついた時から飲み始めましょう。
今すぐ葉酸の摂取をスタートしたい方はこちらをご覧ください。
ママへの影響
ママへの影響①:貧血につながることがある
葉酸はビタミンB12とともに赤血球のはたらきを助けます。そのため、不足すると赤血球がうまく作れなくなり「巨赤芽球性貧血」のリスクが高まります。
赤ちゃんは、へその緒を通してママの血液から栄養をもらっています。ママが貧血になってしまうと、栄養がスムーズに送られなくなり、赤ちゃんの成長にも悪影響を及ぼします。
ママは、赤ちゃんへ送る血液が余分に必要になるぶん貧血になりやすいため、十分な量の葉酸を摂る必要があります。
ママへの影響②:高血圧や早産のリスク
葉酸には「ホモシステイン」という成分を抑える効果があります。
ホモシステインは、体の代謝の過程でできるアミノ酸です。妊婦の体に溜まってしまうと、妊娠高血圧症候群・常位胎盤早期剝離・胎児発育不全・早産などの合併症を起こしやすいと言われています。
葉酸はホモシステインの代謝を促すため、合併症の予防に効果が期待できます。十分な量をサプリメントで摂りましょう。
葉酸が妊娠初期に必要な理由について、もっと詳しく知りたい人はこちらもチェックしてみてくださいね。
どうして妊娠初期に葉酸が必要なの?〜葉酸が赤ちゃんに与える影響と摂取量の目安【助産師執筆】
妊娠初期に「葉酸」が必要だということは、聞いたことがあると思います。葉酸は妊娠初期のお母さんと赤ちゃんにとって、とても大事な栄養素です。この記事では、妊娠初期に葉酸が必要であると言われている理由、葉酸の摂取量とおすすめの摂取方法、葉酸に関するよくある疑問について解説していきます。
そもそも葉酸はどのくらい飲めばいいの?
葉酸はすべての人に大切な栄養素ですが、妊娠初期は特に多くの量が必要です。
葉酸の1日の摂取目安を下記で説明します。
1日に必要な葉酸の目安量
一般的な成人女性の葉酸の推奨量は1日240μgです。
厚生労働省では、妊娠初期は+400μgの追加摂取が必要と定めています。
時期 | 追加摂取が必要な葉酸量 |
---|---|
妊活中~妊娠初期 | +400μg |
妊娠中期~後期 | +240μg |
授乳中 | +100μg/日 |
参考:厚生労働省HP 日本人の食事摂取基準(2020年版)より
葉酸は、食事から摂取するのが基本です。
葉酸を多く含む食べ物は緑黄色野菜、豆類、果物、レバーなど。
妊活期~授乳期は、これらの食べ物を意識的に選んで食べるのがおすすめです。
食品 | 葉酸量 |
---|---|
ブロッコリー(100g、大株1/2程度) | 40μg |
卵(1個) | 450μg |
納豆(約40g、1パック) | 50μg |
いちご(100g、約7個) | 90μg |
葉酸がたくさん含まれる食べ物について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
【助産師監修】葉酸の多い食べ物一覧|妊娠中におすすめのメニューから一日に必要な摂取量まで徹底ガイド
妊娠中は葉酸の多い食べ物を摂りたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。葉酸はママの健康や赤ちゃんの成長に大きく係わる重要な栄養素のひとつです。そのため、妊活開始とともに葉酸の積極的な摂取を始めましょう。この記事では、葉酸の多い食べ物や摂り方について紹介します。
つわりで葉酸を摂れないときはどうしたらいい?
葉酸はたくさん摂ったほうが良いことがわかっても、妊娠初期は「つわりがひどくて食べられない……」とお悩みのママも多いと思います。
つわりがひどく、十分な食事や葉酸が摂れない場合は、無理しなくて大丈夫です。食べられるものを少量摂るだけでもかまいません。まずはママの体調を一番に考えましょう。
つわりで苦しむママさんは、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
【助産師監修】ビタミンB6でつわりが消える?効果や摂取量・おすすめの食品について解説
あなたは「つわりにビタミンB6が効くのか知りたい」とお考えではありませんか?この記事ではビタミンB6のはたらきやつわりのメカニズムについて解説します。 また、妊娠中のビタミンB6の摂取目安やすぐに実践できるおすすめの摂り方についても紹介しています。
つわり中に食べたい&避けたい食べ物はコレ!助産師が教える食事のコツも
妊婦さんの5~8割の方が経験する言われている妊娠中のつわり。何かと悩むことが多いつわり中の食事事情。つわりでも食べやすいものや避けた方が良いものなどつわり中の食事のコツを紹介します。
それでも「赤ちゃんが心配だから少しでも葉酸を摂りたい」と思う方は、サプリメントを試してみるのがおすすめです。サプリメントならニオイもなく、粒が小さくて飲みやすいため、つわりでも続けられる可能性があります。
次でおすすめの葉酸サプリメントを詳しく紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
葉酸をしっかり摂るには食事だけでは難しい!サプリメントの併用がおすすめ
葉酸が多い食べ物について紹介しましたが、食品だけで妊娠中に必要な葉酸をカバーすることは難しいですよね。
葉酸をしっかり摂るにはサプリメントの併用がおすすめです。
葉酸サプリにはさまざまな種類がありますが、実は商品によって配合されている葉酸量には違いがあります。
そこで、妊娠初期におすすめできるのが葉酸サプリ『mitas』。
妊娠初期に必要な葉酸量400μgがしっかり配合されています。そのほかにも、妊活中に必要な栄養素をオールインワンで摂取できますよ。
また、同シリーズには、妊活期~妊娠初期向けのmitasだけでなく、妊娠中期~後期、産後・授乳期と、時期に合わせて作られた3種類のサプリメントがあります
妊活中~産後は、時期によって必要な葉酸量が違うので「どれを飲んだらいいのかわからない…」という方にもぴったりです。
mitasシリーズは、妊活専門医や産婦人科医と共に作られたサプリメントで信頼性も◎。ぜひチェックしてみてください。
「mitas series(ミタスシリーズ)」の商品詳細はこちら>>
今からでも葉酸を摂ったほうがいい?
「妊娠に気が付くまで、葉酸を意識して摂ってこなかった」「妊娠初期に葉酸サプリメントを飲まなかった場合は?今からでも摂ったほうがいい?」と心配なママは多く、ネット上の知恵袋でもたくさんの質問が寄せられています。
そんな方は、今からでも葉酸サプリメントを始めるのがおすすめです。
▼ネット上に多い「葉酸サプリは飲まない方がいい」という疑問はこちらで解消!
葉酸サプリは飲まない方がいい?赤ちゃんのために本当に必要な理由を詳しく解説【看護師執筆】
「妊娠中・妊活中に葉酸サプリは飲まない方がいい」と聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは間違いです。葉酸は厚生労働省もサプリでの摂取を推奨しており、その他にもたくさんのメリットがあります。この記事では、葉酸サプリが必要な理由を詳しく解説しています。赤ちゃんの健やかな成長のために、今から葉酸サプリを始めましょう。
妊娠初期なら今すぐ飲み始めるのがおすすめ
妊娠初期とは妊娠0~15週(妊娠1~4カ月)までの期間を指します。
この時期は+400μgの葉酸の摂取が必要で、赤ちゃんの成長に非常に重要です。今すぐ葉酸サプリメントを飲み始めましょう。
おすすめはmitas seriesのサプリメントです。
mitas series(ミタスシリーズ)は、妊活前(妊活中)から出産後までのママの身体に合わせた栄養素が詰まった時期別サプリメントです。
無添加にこだわり、香料、着色料、保存料、酸味料、甘味料、増年安定剤は全て不使用。国内有数のGMP認定工場で製造しています。
また、つわりや体調が辛いときでも気軽に摂取できるように、粒は業界最小サイズで、においもとことん抑えているため飲みやすく、安心して飲むことができるサプリメントブランドです。
妊娠初期のママには、『mitas』がおすすめです。mitasは妊娠初期に必要な葉酸400μgがしっかり含まれているほか、鉄分やビタミン、ミネラル20種類以上を含み、女性が不足しがちな栄養素がオールインワンで配合されています。
つわりがひどく、赤ちゃんへの栄養が気になるというママもしっかりサポートしてくれますよ。
さらに、mitasはドラッグストア「スギ薬局」で妊活サプリの売り上げナンバーワンを獲得!多くの人に選ばれているmitasをまずは試してみたい方は、店頭でぜひ手にとってくださいね。
※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績
でも実は、mitasを買うなら公式オンラインストアからの購入が一番お得!
毎月お届けの定期購入の場合、初回購入時は特別価格3,980円(税込4,298円)に加え、送料もずっと無料。
葉酸サプリは、妊活中ずっと飲み続けるもの。飲み忘れや買いに行く手間を省ける定期購入は、妊活サプリにぴったりなんです。
しかも、mitasは定期購入の縛りを一切設けていないので、もし合わなくてもいつでも解約が可能です。
もちろん初回のみで解約もOK!「まずはお試しだけ」という方もお気軽にどうぞ。
15日間以内なら返金もできるので安心ですよ。
中期・後期は適正な量に注意しながら摂取しよう
妊娠中期・後期は、初期に比べて葉酸の必要量が少なくなるため注意しましょう。
この時期は+240μgの葉酸が必要です。初期よりも量は少なくなりますが、必要量に合わせて葉酸サプリメントを続けましょう。
妊娠中期・後期のママには、mitasシリーズの『mamaru』がおすすめです。
mamaruは妊娠期に必要なヘム鉄や亜鉛・カルシウムが配合されており、妊娠中に不足しがちな栄養素をカバーしてくれます。
さらに、乳酸菌250億個以上・食物繊維・ラクトフェリンなどの菌活性成分も配合されており、腸内環境を整えてくれますよ。
妊娠中の便秘はありがちなトラブル。「妊娠してからお通じが悪い…」とお悩みの妊婦さんも、ぜひ試してみてくださいね。
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葉酸サプリを飲み忘れたときはどうしたらいい?
葉酸サプリメントを飲み忘れてしまった場合は、次のタイミングから決められた量を飲みましょう。
1日飲み忘れてしまっても心配しすぎる必要はありませんので、まとめて飲むことはやめましょう。
葉酸は妊娠初期に必要不可欠な栄養素!サプリメントで無理せず補給しよう
妊娠初期は赤ちゃんの神経が作られる大切な時期のため、健やかな成長や発達のために葉酸が必要です。また、ママにとっては貧血や高血圧・早産など合併症の予防になるため、十分な量の葉酸を摂りましょう。
妊娠0~15週(妊娠1~4カ月)の妊娠初期であれば、今すぐにサプリメントを飲み始めることをおすすめします。もし今まで飲んでいなかった方でも、今から飲み始めれば十分に効果が期待できるでしょう。
葉酸は妊活中~授乳中までサプリによる追加摂取が必要ですので、継続して飲みましょう。
mitasシリーズの『mitas』は、厚生労働省が定める推奨葉酸量400μgのほか、鉄分やビタミン、ミネラル20種類以上が配合されており、妊娠中に必要な栄養素をしっかりとカバーできます。
さらに、知識や実績が豊富な不妊症専門産婦人科医が監修(「美加レディースクリニック」院長 )していて、香料や甘味料、酸味料なども無添加。ママと赤ちゃんへの優しさにこだわって作られています。
粒が小さく、つわりがひどい方も飲みやすいため、妊娠中の方は、ぜひ一度手に取ってお試しくださいね。
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