更新日:2025/11/25

妊活中に腹巻はよくないって本当?理由と選び方、今から始めたい4つの温活習慣を紹介【医師監修】

妊活中の腹巻がよくないといわれる理由と選び方、今から始めたい4つの温活習慣
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「妊活中に腹巻はよくない」という噂を耳にして、使うかどうか迷っている方も多いかもしれません。

確かに使い方次第ではよくない面もありますが、腹巻は下腹部を温めるのに効果的で、妊活女性にとって多くのメリットが得られるアイテムです。

この記事では、妊活中に腹巻を取り入れるメリットや注意点、腹巻の選び方について医師監修のもとでわかりやすく解説します。

妊活中の冷えや基礎体温が気になる方は、すぐに取り入れられる温活習慣もぜひ実践してみてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

妊活中に腹巻はよくないって本当?

「妊活中に腹巻をするとよくない」という噂を聞いたことがある方もいるかもしれません。でも実は、腹巻そのものが妊活に悪い影響を与えるという根拠はありません

妊娠しやすい体に近づくためには、体を冷やさないことが大切。その上で、お腹を直接温める腹巻はとても効果的といえます。

妊活中の腹巻は冷え対策に◎

「腹巻は妊活中によくない」と言われるのは、使い方や素材が体に合っていないときに限られます。

本来、腹巻は下腹部や腰をやさしく包み込み、冷えによる血流の悪化を防いでくれるもの。妊娠を目指す上で大切な子宮や卵巣まわりの血流を保つサポートができるアイテムです。

血流がよくなると質のよい卵子が作られたり、受精卵を受け入れる準備が整ったりと、妊活中の体づくりに嬉しい効果が期待できますよ。

男性妊活の場合は注意が必要

妊活女性には腹巻をおすすめしたい一方で、男性の場合は使用に注意が必要です。

男性の精子が作られる精巣は、温度管理がとても重要な臓器。精子は熱に弱く、精巣の温度が1度上がるだけで、精子の質を低下させてしまうこともあるといわれています。

妊娠を目指すためには質のよい精子を作ることが大切。妊活中の男性は、腹巻以外でも精巣を温めすぎないように気を付けましょう

精巣の温度調節以外にも、男性が妊活中に気を付けたいことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

妊活中の腹巻がよくないと言われる理由と注意したい使い方

腹巻は冷え対策に便利なアイテムですが、使い方によっては体に負担をかけてしまうこともあります。

ここでは、「よくない」と言われる理由を把握し、快適に使うための注意点を見ていきましょう。

熱がこもりすぎると体温調節に影響する

腹巻でお腹を温めすぎると、体が熱を逃がそうとして逆に冷えやすくなることがあります。また、厚手の素材や長時間の着用によって、体が自ら熱を生み出す機能が弱まり、体温調節がうまくできなくなることも。

さらに、外から体を温めることは自律神経を整えるサポートになりますが、温めすぎると逆にバランスを崩してしまうケースもあります。だるさや疲れやすさを感じる原因にもなるため、腹巻の素材や使用時間に注意することが大切です。

締めつけによる血行の滞りに注意

腹巻のサイズが合わずにお腹を圧迫してしまうと、血行が悪くなり、かえって冷えを感じることがあります。さらに、お腹まわりを強く締めつけると胃酸の逆流や消化不良につながる恐れも。

腹巻を選ぶときは、お腹にやさしくフィットする伸縮性のあるタイプを意識しましょう。

素材によっては蒸れや肌トラブルの原因になることも

通気性の悪い素材や厚手の腹巻は、汗がこもって蒸れやすく、かゆみやかぶれなどの肌トラブルにつながることがあります。とくに就寝中は布団の中に熱や湿気がこもることで、寝苦しさにつながる場合も。

肌が敏感な方や夜も使いたい方は、素材や通気性などの機能面にも注意しましょう。

「腹巻はよくない」と言われるのは、こうした使い方や素材選びが合っていないという理由から。では、実際に妊活中はどんな腹巻を選べばいいのか、その選び方を次で詳しく見ていきましょう。

>>これらの条件をクリアしたおすすめの腹巻は、こちらからチェックできますよ。

腹巻以外にも、妊活中は「よくない」といわれているものがあります。妊活中に気をつけたいことや、やってはいけないことについて知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

妊活中の腹巻の選び方

せっかく腹巻を取り入れるなら、毎日使いやすいもの、心地よく使えるものを選びたいですよね。

妊活中におすすめの腹巻の選び方をポイントごとにご紹介します。

締めつけ感の少ないタイプを選ぶ

下腹部を圧迫しすぎると血流が妨げられ、冷えや不快感の原因になることがあります。

ゴムが強すぎるタイプは避けて、ほどよくフィットしながらも締めつけ感の少ない腹巻を選びましょう。やわらかいリブ素材やニット素材など、伸縮性のある生地なら着け心地も快適ですよ。

通気性と保温性のバランスがとれた素材がおすすめ

体をしっかり温めつつも、蒸れにくい素材を選ぶこともポイント。

コットン(綿)・シルク・ウールなどの天然素材は、保温性と通気性のバランスがよく、汗をかいてもさらっと快適に過ごせます。

肌が敏感な方でも使いやすく、長時間の着用にもおすすめです。

素材特徴
コットン綿の種子を原料とする素材。耐久性が高く、通気性・吸湿性にも優れている
ウール主に羊の毛からつくられる天然の動物繊維。繊維の間に空気を含むことで、保温性が高く、伸縮性もいい
シルク蚕の繭からつくられる天然繊維。人の肌に近いたんぱく質を中心とする成分でできており、肌触りがやわらかく、吸湿性と放湿性に優れている

お腹から腰までしっかり包み込む長めタイプが◎

妊活中は、子宮や骨盤まわりの血流を整えておきたい時期。そのため、お腹だけでなく腰まわりまでしっかり覆える長めのタイプがおすすめです。

立ち座りの動作でもずれにくく、冷えやすい腰やお尻まわりをやさしく温められますよ。

洗いやすく、清潔感を保てる素材が安心

腹巻は毎日肌に触れるものだからこそ、清潔に保つことがとても大切です。洗濯機で手軽に洗える素材や、乾きやすい薄手の生地を選ぶと、お手入れがぐんとラクになります。

1日ごとに洗い替えられるように数枚揃えておくと、いつでも清潔に使えますよ。

妊活中の腹巻はmitasシリーズの「シルク腹巻」がおすすめ

腹巻選びの4つのポイントを押さえた上で、妊活中にとくにおすすめしたいのがmitasシリーズの「シルク腹巻」

自然由来のシルク素材を90%も使用しており、通気性がよく夏は蒸れずに使えて、冬は空気を含んで温かくなります。季節によって素材を選ぶ必要がなく、1年通して使えるのは嬉しいですね。

  • 温かいのにムレにくいシルク素材を90%採用
  • チクチク&締め付け感なし!1年中快適なつけ心地
  • 妊活中~産後まで長く使える

やわらかく伸びのある生地で、長時間着けていても苦しくならず、心地よく使えるのが特長。妊娠後も使えて、大きなお腹にもやさしくフィットしてくれますよ。

日本の職人がひとつひとつ丁寧に手作りした商品で、服の下に着てもごわつきにくいところもポイント。洗濯機で洗えるので、お手入れも簡単です。

セットでお得に購入できるので、洗い替え用にまとめ買いしておくのもおすすめですよ。

▼詳細はこちらをチェック!

妊活中に腹巻を使う4つのメリット

妊活中の女性にとって「冷え」は大敵。そんなとき、手軽に始められる温活アイテムとして「腹巻」はおすすめです。

ここでは、妊活中に腹巻を使うメリットを改めて確認していきましょう。

1.下腹部を温めて血流をサポート

卵巣や子宮は「血液が滞りやすく冷えやすい臓器」といわれています。血流が悪くなるとホルモンの巡りにも影響し、妊娠に向けた準備が整いにくくなることも。

  • 質のよい卵子をつくることが難しくなる
  • 子宮内膜が十分に厚くならない

腹巻で下腹部を温めることで、内臓の動きが活性化し、スムーズな血の巡りを促すことができます。

エストロゲンやプロゲステロンといった妊娠に必要なホルモンは、血液によって子宮に運ばれていきます。血液の流れがよくなることで子宮までしっかりと届きやすくなるため、妊娠に向けた体づくりをサポートできますよ。

子宮まわりを温める効果についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

また、血流が整うことで体温も上がりやすくなります。体温が1℃上がると基礎代謝は約10〜13%アップするといわれており、代謝の低下を防ぐ効果も期待できます。

さらに、体温が1℃下がると免疫力は30%低下するともいわれているため、体調管理の面でも腹巻は心強い味方になってくれますよ。

2.冷えからくる不快感をやわらげる

腹巻をつけると、お腹まわりの熱が逃げにくくなり、外気や冷房による急な温度変化から体を守ることができます。寒さでこわばりやすい筋肉や、冷えによって働きが鈍くなりがちな腸の動きをやさしくサポートできますよ。

下腹部の重だるさやお腹の張り、便秘などの冷えからくる不快感がやわらぐこともあります。日常生活の中で腹巻を取り入れて、冷えからくる不快感をやさしくケアしましょう。

妊活中に体を温めるメリットについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

3.自律神経のバランスを整えるきっかけに

お腹を温めて血行がよくなると、副交感神経が優位になり、リラックスしやすくなるといわれています。

「ストレスで寝つきが悪い」「体がいつも緊張している気がする」と感じる方にも、腹巻はおすすめです。温めによって緊張感がやわらぎ、自律神経のバランスが整うと、夜の寝つきや睡眠の質にもよい影響を与えることが期待できますよ。

ストレスや睡眠不足をやわらげることは、巡りのよい体づくりにつながります。日々のセルフケアとして、腹巻を取り入れてみてくださいね。

ストレスが妊活に与える影響については、こちらの記事で詳しく解説しています。

睡眠と妊活の関係について気になる方は、こちらの記事もチェックしてくださいね。

4.着脱が簡単で温活アイテムとして取り入れやすい

腹巻は、着脱が簡単で日常生活に取り入れやすい温活アイテムです。衣類の下に重ねるだけでお腹をしっかりカバーできるため、冷房が効いたオフィスや就寝時など、季節やシーンを問わず取り入れやすいのが魅力です。

妊活中は、体を冷やさないよう意識することが大切ですが、忙しい日々の中で手間のかかるケアは続けにくいもの。腹巻なら、つけるだけで冷え対策ができるので、無理なく習慣化できますよ。

毎日の生活の中に腹巻を取り入れて、心地よく体を整えていきましょう。

腹巻だけじゃない!妊活中に意識したい温活習慣4つ

腹巻の活用以外にも、毎日の生活の中で温活を意識して、体を冷やさない工夫をしていきましょう。

最後に、妊活中におすすめの温活習慣を4つご紹介します。

1.軽い運動で全身の血行をサポート

運動して筋肉を動かすと、熱が生まれて体がポカポカと温まります。さらに、筋肉は血液を送るポンプの役割もしているので、運動することで血液の循環もよくなりますよ。

実は、筋肉の60%は下半身に集まっているといわれています。そして、大きな血管があるのも下半身です。ウォーキングや足ふみ運動、ヨガなど下半身を中心に動かす運動は、骨盤まわりの血行をサポートし、子宮や卵巣を温めるのにも役立ちます

また、継続的な運動は基礎代謝を高めるため、体重管理のサポートにも◎。無理のない範囲で、日常に軽い運動を取り入れてみましょう。

妊活中におすすめの運動については、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。

2.体を温める食材を積極的にとる

妊活中は、内側から温める工夫も大切です。毎日食べる食事に、体を温める食品を取り入れてみましょう。

◆土の中で育つ野菜や冬が旬の野菜

  • にんじん
  • レンコン
  • ごぼう
  • 生姜
  • ほうれん草

◆発酵食品

  • 味噌
  • 納豆

そのほか、肉や魚などのたんぱく質、ナッツやアボカドなどのビタミンEが豊富なものも、体を温める食材です。

反対にトマトやキュウリなどの夏野菜は、体を冷やしてしまうので注意しましょう。

こちらの記事では、体を温める食材やおすすめのレシピをさらに詳しく紹介しています。ぜひチェックしてくださいね。

温活成分配合の妊活サプリを活用するのも◎

妊活中は体を外から温めるだけでなく、内側からの温活も意識したいところ。そんなときにおすすめなのが、温活サポート成分を配合した妊活サプリです。

葉酸サプリとして初めて(*)温活成分として和漢素材を採用した「mitas」には、生姜や高麗人参など4種の素材がバランスよく配合されています。

※2019年4月発売時点で当社が史上初(自社調べ)

これらの成分が巡りをサポートし、妊娠に向けた体づくりを後押ししてくれますよ。

さらにmitasは、妊活中に必要な栄養素をまるごとカバーしているのもポイント。必要な栄養をバランスよく摂ることで、ホルモンバランスを整え、卵巣や子宮のコンディションをサポートすることにつながります。

mitasの成分の中でも、とくに注目したいのがビタミンDです。

ビタミンDは「妊娠のしやすさ」に関係するとされ、受精率・妊娠率・出産率を高めるという研究データも。mitasなら、妊活サプリの中でもトップクラスの1日25μgをしっかり摂ることができますよ

mitasは全国のスギ薬局やマツモトキヨシでも購入でき、スギ薬局の妊活サプリ部門では売上第1位を獲得した人気のサプリメント※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績

ドラッグストアでも手軽に購入できますが、1番おトクに購入できるのは公式サイト!内側からの温活サポートとしてmitasを始めるなら、公式サイトだけの特別価格をぜひチェックしてみてくださいね。

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3.お風呂で体を温める習慣を

平日は忙しく、ついシャワーで済ませてしまうという方も多いかもしれません。しかし、妊活中は体をしっかり温めるために、湯船に浸かる時間をつくるのがおすすめです。

38~40℃のぬるめのお湯に10~15分ほどゆっくりと浸かることで、体の芯まで温まり血行が促されます。副交感神経が優位になって心身がリラックスし、眠りの質を整えるサポートにも◎

妊活中は気づかないうちにストレスを抱えてしまうこともあります。お風呂で体を温めながら、ゆったりと心をほぐす時間を過ごしてみましょう。

4.靴下・レッグウォーマーで下半身を冷やさない

温活グッズには腹巻以外にもさまざまな種類があります。中でもレッグウォーマーや温かい靴下は、足元の冷えが気になる女性にぴったり

腹巻をつけるのが面倒に感じる場合は、お腹まで覆えるショーツを取り入れるのもおすすめです。さらに、温活パットを使ったり、カイロでお腹と腰をはさむようにして卵巣や子宮まわりを温める方法もあります。

冷えやすい下半身を意識的に温めて、体全体の血行をサポートしましょう。

おすすめの温活グッズは、こちらの記事で紹介しています。

妊活中の温活については、こちらの記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね。

妊活中の腹巻にはメリットがたくさん!冷え対策として上手に活用しよう

妊活中は、体の冷えを防ぐことがとても大切。腹巻は、選び方や使い方を意識するだけで、冷え対策の心強い味方になります。体を締めつけず、通気性と保温性に優れた素材を選べば、快適に使い続けられますよ。

中でも、mitasシリーズの「シルク腹巻」は妊活中から産後まで長く使えるアイテム。やさしい肌触りで蒸れにくく、季節を問わず1年中快適に使えます。

また、腹巻などで外から温めるのと同時に、体の内側から温めるケアも大切です。栄養バランスを意識した食生活を心がけ、妊活中に必要な栄養素をしっかり補いましょう。

食事だけで補いきれない場合は、温活サポート成分を含むサプリ「mitas」を取り入れるのもおすすめです。

冷えに負けない体づくりを意識して、妊娠に向けた準備を整えていきましょう。

参考:厚生労働省 冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材

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