更新日:2024/12/25

妊活中に腹巻はよくない!?妊娠に向けて今から始めたい7つの温活方法を紹介

体が冷えると妊娠に重要な卵巣や子宮の機能が十分に発揮されないため、体を温める「温活」が妊活成功の鍵。腹巻は妊活中におすすめの温活グッズ。腹巻のほかにも妊活中に取り入れたい温活方法を紹介します。
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妊活の大敵は「冷え」といわれています。体が冷えると妊娠に重要な卵巣や子宮の機能が十分に発揮されないため、体を温める「温活」が妊活成功の鍵。

温活グッズにはさまざまな種類がありますが、おしゃれを邪魔せずに手軽に取り入れられるのが「腹巻」です。

しかし「妊活中に腹巻が良くない」という情報もあり、妊活中の女性は腹巻をしていいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、腹巻は妊活によくないのか?という疑問に回答し、妊活中に取り入れたい温活7つをご紹介します。

ぜひ参考にして、妊娠しやすいポカポカな体を目指しましょう。

この記事に登場する専門家

看護師ママライター むねゆか

看護師ママライター

産婦人科勤務経験と2児のママ。

2つの実体験を活かして、妊活・妊娠についての情報を発信します!

妊活中の腹巻がよくないって本当?

妊娠しやすい体に近づくためには、体を冷やさないことが大切。そのうえで、お腹を直接温める腹巻はとても効果的といえます。

腹巻をつけることでお腹が温まって血の巡りがよくなると、卵巣や子宮の機能が向上します。

卵巣や子宮の働きがよくなると、質のよい卵子が作られて受精卵の受け入れ準備も整います。

そんな妊活におすすめの腹巻の詳しい選び方を先に知りたい人はこちらから。

もし「妊活中の腹巻がよくない」というウワサを聞いたことがあったら、それは男性妊活の話かもしれません。

男性の精子が作られる精巣は、温度管理がとても重要な臓器です。精巣の温度が1度上がるだけで、精子の質を低下させてしまうこともあるといわれています。

妊娠を目指すためには質のよい精子を作ることが大切なため、妊活中の男性は精巣を温めないように気を付けましょう。

精巣の温度調節以外にも、男性が妊活中に気を付けたいことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

妊活で男性がやるべきこと10選!精子の質を下げるNG行動もあわせて解説

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そもそも妊活中はなぜ温活が必要なの?

妊活中にぜひ取り入れたい「温活」。

温活をおすすめする理由は、体を温めることで妊娠しやすい体に近づくことができるからです。

ここからは、妊活中の冷えがよくないといわれる理由について詳しく解説していきます。

妊活中に「冷え」が大敵といわれる理由

妊活中の冷えが、妊娠を阻害してしまう理由はこちら。

卵巣・子宮の機能が低下する

卵巣や子宮は「血液が滞りやすく、冷えやすい臓器」といわれています。

卵巣が冷えると十分に機能を発揮することができずに、質のよい卵子を作ることがむずかしくなります。

また、受精卵を受け入れる子宮内膜を厚くするために必要な女性ホルモンの「エストロゲン」は、卵巣から分泌されて血液によって子宮に運ばれます。

しかし、血液が滞ってしまうとエストロゲンが子宮に届かず、子宮内膜が受精卵を受け入れる準備ができません。

このような状態を避けて体が妊娠しやすい状態になるためには、卵巣と子宮を温めて血液の流れをよくすることが大切なのです。

血の巡りが悪くなる

子宮内膜を厚くするエストロゲンが血液によって運ばれるという話をしましたが、エストロゲンだけでなく妊娠に必要なホルモンはすべて血液によって運ばれています。

エストロゲン以外にも、排卵した後の「黄体」から分泌されるプロゲステロンも、妊娠成立には欠かせないホルモン。

プロゲステロンは子宮を妊娠しやすい状態に整える役割がありますが、血液の流れが悪くて子宮に十分な量が届かないと、妊娠に向けた準備が整いません。

ほかにもエストロゲンやプロゲステロンの分泌を促すためのホルモンが、脳の視床下部という部分から分泌されます。

これらのホルモンも血液の流れが悪くなると、必要な場所に届けられずに妊娠が難しくなってしまうのです。

代謝が悪くなる

体が冷えると代謝が悪くなり、太りやすくなってしまいます。

肥満は妊娠率を低下させてしまうため、妊活中の体重管理はとても大切。

代謝が悪いと太ってしまうだけでなく、冷え性をさらに悪化させてしまう可能性もあるんですよ。

免疫力の低下

体が冷えて体温が下がってしまうと、免疫力も低下してしまいます。

体温が1度下がると、なんと免疫力が30%も下がるといわれているんですよ。

もし妊活のタイミングで風邪をひいてしまうと、せっかくの妊娠の機会を逃してしまうかもしれません。

妊活中は、温活をして体調を整えておくことが大切です。

温活の効果についてはこちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

子宮温活の効果とやり方は?今からできる妊娠しやすいカラダづくり

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妊娠しやすい基礎体温はどのくらい?

冷えが妊活に大敵である理由が分かったところで、妊娠しやすい体温は一体何度くらいなのか気になりませんか?

女性の体のさまざまな情報を教えてくれるのが「基礎体温」。

基礎体温は周期のなかで低温期と高温期に分かれますが、だいたい平均して36.5度前後が妊娠しやすい体温といわれています。

しかし、体温には個人差が大きいのも事実。36.5度より高いもしくは低い体温だからといって「妊娠しにくいのでは?」と不安にならなくても大丈夫です。

基礎体温のグラフが二相に分かれていることが確認できれば心配ないでしょう。

そして、これから紹介する妊活方法を実践して、妊娠しやすい基礎体温を目指しましょう。

基礎体温についてもっと詳しく知りたいと思ったら、こちらの記事を参考にしてみてください。

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妊活中におすすめの温活7つ

ここからは、妊活中におすすめの温活方法7つを紹介していきます。

紹介する温活方法はどれも今までの生活を大きく変える必要がなく、日常生活に取り入れることができるものばかりです。

また、温活を実践することで妊活中のストレスを解消できたり、妊娠に必要なホルモンのバランスを整えられたりなど、体を温める以外にも妊活中にうれしい効果がたくさん。

7つの温活方法をチェックして、実践できそうなものから生活に取り入れていきましょう。

腹巻をする

腹巻は洋服の中に仕込むことができるため、ファッションを気にせずに手軽に取り入れられる温活アイテムのひとつ。

腹巻でお腹周りを温めることで、卵巣・子宮の冷えの解消が期待できます。

また、腹巻が当たる部分には大きな血管があり、血管が温まると体温を上げることができるといわれます。

腹巻はピンポイントで卵巣や子宮を温めるだけでなく、体全体がポカポカして血液の循環が良くなる妊活中の女性におすすめの温活アイテムなんですよ。

腹巻の素材にはコットン、ウール、ポリエステルなどさまざまな種類がありますが、おすすめの素材はシルク。

他の素材より少し値段が高いですが、通気性があるため夏は蒸れずに使えて、冬は空気を含んで温かくなります。季節によって素材を選ぶ必要がなく、1年通して使えるのはうれしいですね。

また、腹巻のサイズは自分に合ったサイズを選びましょう。

サイズの合わない腹巻を装着すると、血管を圧迫してしまい逆効果になることもありますよ。

腹巻以外の温活グッズを取り入れる

温活グッズは腹巻のほかにも色々な種類があります。

レッグウォーマーや温かい靴下は、足が冷えやすい女性の悩みを解消してくれます。

腹巻を付けるのが面倒くさいと感じる人は、お腹まで覆えるショーツもおすすめですよ。

他にも温活パットを活用したり、カイロで卵巣と子宮を挟むようにお腹と腰を温めたりするのもよいですね。

体を温める食べ物を選ぶ

毎日食べる食事に、体を温める食品を取り入れてみましょう。

◆土の中で育つ野菜や冬が旬の野菜

  • にんじん
  • レンコン
  • ごぼう
  • 生姜
  • ほうれん草

◆発酵食品

  • 味噌
  • 納豆

そのほか、肉や魚などのたんぱく質、ナッツやアボカドなどのビタミンEが豊富なものも、体を温める食材です。

反対にトマトやキュウリなどの夏野菜は、体を冷やしてしまうので注意しましょう。

妊活中の食事については、こちらの記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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妊活サプリを取り入れる

温活成分が含まれている妊活サプリで、からだの中から温めるという方法もあります。

おすすめ妊活サプリ「mitas」には、生姜や高麗人参などの体を温める和漢素材が配合されているので、妊活女性の体をポカポカに温めてくれますよ。

体を内側から温めて巡りをサポートすることで、妊娠に向けた体づくりを応援します。

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温活成分のほかにも、mitasには妊活女性にうれしい成分がたっぷり。

特に、妊活中に摂りたい栄養素の1つ「ビタミンD」は、妊娠のしやすさに関係があるとして産婦人科医からも注目されている成分なんです。

ビタミンDが十分に摂れていると、受精率・妊娠率、そして出産率も高まるというデータがあります。

mitasなら、妊活サプリの中でも最多レベルの1日25μgを摂取することができますよ!

さらに、妊活中に必要な栄養素をすべてカバーしているのも、妊活女性にmitasをおすすめしたい理由の1つ。

必要な栄養をしっかりと摂ることで、ホルモンバランスが整い、卵巣・子宮が妊娠しやすい環境になるんですよ。

またmitasには、厚生労働省も妊活中の摂取を推奨している「葉酸」もしっかり配合されています。

葉酸は妊娠する1か月前から摂ることで、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを下げるといわれている栄養素です。

神経管閉鎖障害は、赤ちゃんが成長する過程で「無脳症」「二分脊椎」に発展してしまう怖い病気。

先天異常を防ぐためにも、妊娠に向けた体づくりのサポートとともに、赤ちゃんの健やかな成長を応援するオールインワン葉酸サプリ「mitas」を妊活中に取り入れていきましょう。

mitasは全国のスギ薬局、マツモトキヨシで取り扱い中!

スギ薬局の妊活サプリ部門で売上1位にも輝いた、多くの人に支持されている人気の妊活サプリなんですよ。

※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績

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温活もできるオールインワン妊活サプリ「mitas」を一番安く買うなら、公式サイト限定の特別価格をぜひチェックしてみてください。

お風呂で体を温める

平日は帰宅が遅かったり、夫婦2人だとお湯を溜める習慣がなかったりして、入浴をシャワーで済ませてしまっている人もいると思います。

妊活中は体を温めるために、シャワーよりも湯船に浸かるのがおすすめですよ。

お風呂には体を芯から温める温活効果はもちろん、血行促進効果、リラックス効果、睡眠の質の向上も期待できます。

妊活中のお風呂は、ぬるめの38度前後がおすすめ。熱すぎないお湯に浸かることで、副交感神経が働いて心も体もリラックスした状態になりますよ。

妊活中は気付かないうちにストレスを溜めていることもあるため、入浴で体と心をほぐしていきましょう。

そして、妊活中は冷え対策だけでなく、ホルモンバランスを整えることも大切。お風呂に浸かることで得られるリラックス効果と睡眠の質の向上は、ホルモンバランスの安定にも役立ちます。

温活だけでなく、妊活中にメリットの多い入浴をぜひ実践しましょう。

運動で体を温める

運動して筋肉を動かすと、エネルギーが消費されて熱が生まれます。この熱によって、体がポカポカと温まります。

筋肉は熱を生み出すだけでなく、血液を送るポンプの役割もしているので、運動をすることで血液の循環もよくなりますよ。

実は、筋肉の60%は下半身にあります。そして、大きな血管があるのも下半身です。

そのため、下半身を動かすウォーキングや足ふみ運動、ヨガなどをすると、全身の血液の流れがよくなって、卵巣・子宮のある骨盤周りも温かくなりますよ。

また、運動で基礎代謝がUPすることで、体重管理もできます。

肥満は妊娠率を低下させてしまうため、運動で基礎代謝を上げていきましょう。

下着のサイズを見直す

ブラジャーやショーツのサイズは合っていますか?下着のサイズが合っていないと、血管を締め付けて血の流れを阻害してしまい、冷えの原因となってしまうことも。

まずは自分のサイズにあった下着を選ぶことが大切です。

特にショーツのサイズが合っていないと、骨盤の近くの大きな血管を圧迫して、冷えにつながってしまいます。

また、下着の素材はなるべく天然素材のものを選ぶのがおすすめ。

シルクやコットンは吸湿性・通気性、保温性に優れた素材なので、肌に直接触れる下着にはこれらの素材を選ぶようにしましょう。

腹巻は妊活に最適!妊娠に向けて温活で体を整えよう

腹巻は、妊娠に重要な臓器である卵巣と子宮を体の外側から温めることができる効果的な温活方法。

洋服の下に仕込むことができるため、おしゃれを邪魔することがないのも女性にはうれしいですね。

また、腹巻と同じくらい手軽に取り入れられるのが、温活もできる妊活サプリ「mitas」です。

1日4粒飲むだけで、温活成分が体の中から温めてくれますよ。

さらに、mitasには妊活中に必要な栄養素がしっかり配合されていて、妊娠に必要なホルモンバランスを栄養面からケア!妊娠に向けた体づくりを応援します。

妊活中の温活は、卵巣・子宮の機能を向上させて妊娠しやすい状態にしてくれる妊活方法。妊娠を目指して、自分に合った温活方法を取り入れていきましょう。

参考:厚生労働省 冷え対策!体をあたためる食材、冷やす食材

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