
更新日:2026/2/6
不妊は遺伝する?男女別の関連や検査方法、今できることを不妊カウンセラーが解説

「不妊って、遺伝するものなの?」「親も妊娠に苦労したと聞いて不安」
妊活を考え始めたとき、「遺伝」という言葉がふと頭に浮かぶ方は少なくありません。
そこでこの記事では、不妊カウンセラーが不妊と遺伝の関係や検査方法、今できることを解説します。
これからの妊活で、不安を感じている方の心が少しでも軽くなればうれしいです。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生
生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士
実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。
不妊は遺伝するの?

不妊の原因は、現時点ですべてが明確に分かってるわけではありません。
排卵障害や卵管のトラブル、ホルモンバランスの乱れなど、不妊原因は非常に多岐にわたり、複数の要因が重なっている場合も少なくありません。
しかしその中には、遺伝が関係している可能性があると考えられているものもあります。まずは、遺伝が関わるとされる不妊原因について、男女別に見ていきましょう。
遺伝が関わる男性の不妊原因

男性の不妊原因のひとつとして、生まれつき精子を作るしくみに関わる遺伝子に異常がある場合、精子が十分に作られないことがあります。
たとえば、無精子症(精液中に精子がまったく見られない状態)や、高度乏精子症(精液中の精子の数が基準値よりもかなり少ない状態)では、遺伝的な要因が関係していることがあります。
その一例として、AZF遺伝子の微小欠失が挙げられます。この遺伝的な特徴をもつ場合、男の子に不妊が遺伝する可能性が指摘されています。
また、肥満になりやすい体質など、遺伝の影響を受けやすい特徴が不妊の原因に関わることもあります。
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AZF遺伝子の微小欠失とは
AZF遺伝子は男性だけが持っている「Y染色体」に存在し、精子を作るために重要な働きをする遺伝子です。「微小欠失」とは、この遺伝子の一部が生まれつき欠けている状態を指します。
遺伝が関わる女性の不妊原因

「転座」などの夫婦の染色体の異常は、不妊や流産の原因になることがあります。
転座とは、染色体の構造に異常がある状態のことです。遺伝情報の総量自体は変わらないため、本人には見た目や体の働きに異常が出ず、病気として気づかれないことがほとんどです。
そのため、不妊の検査を進める中で、初めて見つかることも多いとされています。
なお、転座は女性だけでなく男性にもみられます。転座がある場合、卵子や精子がつくられる過程で問題がおこり、その結果不妊や流産につながることがあると考えられています。
流産については、次のコラムでも詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
遺伝による不妊が疑われるときの検査の種類

何度か体外受精を行っても着床しない場合や流産を繰り返すときに、医師から遺伝に関する検査を紹介されることもあります。ここでは、代表的な検査について紹介します。
Y染色体微小欠失検査
Y染色体微小欠失検査とは、Y染色体の特定の領域に遺伝子の欠失があるかどうかを調べる検査です。
主に、無精子症などの重度の男性不妊が疑われる場合に行われます。
この検査結果によって、TESE(精巣内精子採取術)が適応となるかどうかの判断材料となるため、検査を受けることがすすめられることが多いです。
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精巣内精子採取術(TESE)とは
精巣の組織を少しだけ取り出し、その中に精子がないかを調べて、見つかった精子を採取する方法。採取できた精子は顕微授精に使われる。
夫婦染色体検査
夫婦染色体検査は、染色体の数や形に異常がないかを調べる検査です。採血を行い、Gバンド法という特別な染色方法を使って染色体を確認します。
この検査は結果の伝え方や、「夫婦のどちらに異常があるか」を伝えるかどうかなど、とてもデリケートな内容を含みます。そのため、専門家による遺伝カウンセリングとあわせて行うことが望ましく、十分に説明を受けたうえで、慎重に検討することが大切です。
また、医療機関によっては、希望しても医師が必要と判断した場合にのみ実施されることがあります。気になる場合でも、まずは検査を受ける必要があるのかどうかも含めて、医療機関で十分に相談しましょう。
染色体に関わる胎児の障害リスクについては、こちらの記事も参考にしてください。
遺伝が関わる不妊の治療法

不妊原因に遺伝が関わる場合、どんな治療法があるのか不安になる方も多いでしょう。遺伝そのものを変えることはできませんが、検討される主な対応について紹介します。
遺伝カウンセリングを受ける
遺伝そのものは基本的に治すことができません。そのため、検査を受ける前にカウンセリングを受けて「どんな選択肢があるのか」「検査を受ける必要があるのか」を整理し、夫婦で検査を受ける意味を理解したうえで判断することが重要です。
また、夫婦染色体検査などは、本人だけでなく両親や兄弟にも関わる情報を含むことがあります。そのため、結果の受け止め方や家族への影響について、十分に考える必要があります。
検査を受けるべきか迷ったときは、遺伝に関する専門知識をもつ専門家に相談しながら、慎重に検討しましょう。
着床前診断を受ける

遺伝そのものを治すことはできませんが、着床前診断を行うことで、染色体異常が原因となる流産を減らせたり、妊娠率を向上させることが期待できます。
夫婦のどちらかに染色体構造の異常がある場合、受精しても染色体の過不足がある受精卵ができやすく、着床しにくかったり、流産につながることがあります。
着床前診断では受精卵を子宮に戻す前に染色体の状態を調べ、流産につながりやすい受精卵の移植を避けることができます。
ただし、検査の結果、移植できる胚が残らないケースがあることや、必ずしも流産を完全に防げるわけではないことも知っておきましょう。メリットだけでなく限界についても理解したうえで、医師と十分に相談しながら慎重に検討することが大切です。
着床については次のコラムも参考になりますよ。
不妊かもと思ったら何をすればいい?

なかなか妊娠しづらいと感じたとき、家族のことなど心当たりがあると「遺伝が関係しているのでは…」と不安になる方もいるかもしれません。しかし、不妊の原因はさまざまです。
最後は、不妊かも?と思ったらやるべきことを紹介します。
まずは不妊検査を受けよう

遺伝について不安があるときに、遺伝カウンセリングを受けられる医療機関があります。遺伝について両親から聞かされていることがある場合は、その内容をふくめて早めに医療機関へ相談してみましょう。
ただし、両親が不妊だったからといって、必ずしも今の妊娠しづらさに遺伝が関係しているとは限りません。
「もしかして不妊かも」と感じたら、基本的な不妊検査を受けることが大切です。検査や治療を進めていく中で、必要に応じて遺伝検査が提案されることや、遺伝とは別の原因が見つかることもあります。
不妊検査は男女ともに受けることが大切です。次のコラムもチェックしてみてくださいね。
遺伝以外の不妊の原因を知ろう

不妊の原因は、遺伝だけではありません。たとえば、次のようなさまざまな要因が関係していることがあります。
- 年齢による影響
- 卵管の詰まり
- 排卵が不規則
- 子宮の形や状態に異常がある
これらの原因の中には、生活習慣や栄養状態が関係しているケースも少なくありません。たとえば、極度な肥満や痩せはホルモンバランスに影響し、排卵が起こりにくくなるなど、結果として妊娠しづらさにつながることがあります。
まずは原因に合った治療を受けることが大切ですが、医療機関での治療とあわせて、日々の体調や生活習慣を見直すことも、男女ともに大切なケアの一つです。
不妊の原因については、次のコラムも参考になりますよ。
男女ともに体のコンディションを整えよう

不妊治療と同時に、体のコンディションを整えることは男女ともにとても大切です。
まずは基本として、
- 食事の見直し
- 無理のない運動習慣
- 十分な睡眠をとること
など、生活習慣から整えていきましょう。
次のコラムも参考に、妊娠に向けた体づくりに取り組んでみてくださいね。
とはいえ、最近では毎日の生活が忙しく、とくに食生活に自信がないという方も少なくありません。妊活世代の男女では、栄養不足が心配になることもあります。
そんなときは、男女ともに体のコンディションを整えるためのサプリメントを取り入れるのも、ひとつの方法です。
女性の妊娠前の体づくりにはオールインワン葉酸サプリ「mitas」

女性の妊娠前の体づくりには、オールインワン葉酸サプリ「mitas」がおすすめです。妊活中、こんなお悩みはありませんか?
- 基本の葉酸は過不足なく摂りたい
- 葉酸以外にも、鉄分やビタミンDなど、不足しやすい栄養もまとめて補いたい
- 妊活中の体のコンディションを、効率よく整えたい
- 巡りの悪さが気になる
- 無添加で体にやさしいサプリを選びたい
mitasは産婦人科医監修のもと、厚生労働省が推奨している葉酸400μgをはじめ、妊活中の女性が不足しやすい鉄分・ビタミンDなど、20種類以上の栄養素をバランスよく配合。

栄養はひとつだけを摂ればよいものではなく、お互いに影響し合いながら働くのが特徴。そのため妊活中は、必要な栄養が効率よく摂れるオールインワンサプリがぴったりといえます。
mitasは、忙しい妊活世代でも負担になりにくい飲みやすい小粒サイズで、1日4粒の設計になっているのも特徴です。

さらに、妊活中のお悩みにも多い「巡り」に着目し、高麗人参・陳皮・なつめ・生姜といったほっとする和漢素材もギュッとつめこみました。

mitasの製造はGMP(適正製造規範)認定工場。品質と安全性に配慮してつくられた、無添加のサプリです。
成分とやさしさにこだわったmitasをお得に始めるなら、公式ページだけの特別価格をぜひチェックしてみてくださいね。
男性の活力サポートには「mitas for men」
妊活は女性ひとりで頑張るものではなく、男性も一緒に、同じ方向を向いて取り組むことが大切です。
パートナーに対して、こんなお悩みはありませんか?
- パートナーのコンディションが気になる
- 亜鉛不足が心配
- 忙しさやストレスが続いている
- イキイキとした毎日を送ってほしい
そんな想いから、妊活中の男性の体づくりを考えて、必要な栄養をぎゅっとまとめたオールインワンサプリ「mitas for men」が生まれました。

mitas for menの特徴のひとつは、成人男性の亜鉛の推奨量(11mg)をカバーできる亜鉛を12mg配合していること。
亜鉛は男性の前立腺や性腺に多く含まれているミネラルとして知られており、毎日の食事だけでは不足しやすい栄養素のひとつです。

さらに、リコピン・コエンザイムQ10・ビタミンE・ビタミンCなど、男性の毎日の活力を支える栄養素もバランスよく配合。

1日2粒に、妊活中の男性がエネルギッシュに過ごすための栄養をぎゅっと詰め込みました。
妊活中は「自分ばかり頑張っている気がする…」と、男女の温度差を感じてしまう方も少なくありません。
そんなときこそ、mitasシリーズでパートナーと足並みをそろえた栄養ケアを取り入れることで、無理なく一緒に妊活に向き合うきっかけになるかもしれません。
不妊かもと思ったら一人で悩まず相談を

「もしかして不妊かも…」「遺伝が気になる…」妊活中は、そんな不安を感じることもあると思います。
そんなときは、遺伝カウンセリングや不妊検査を受けるなど、 一人で抱え込まず正しい情報を知り、相談することが大切です。
遺伝に関することは、ときにとてもデリケートな内容になります。そのため、必要に応じて医師や遺伝カウンセラーなどの専門家を交えながら、少しずつ進めていくのもよい選択です。
それでも、「自分たちでできることは、何かないのだろうか?」そんなふうに感じたときに、mitasシリーズが、妊活中の心とからだが少しでもほっとできるようなサポートになれたらうれしいです。
参考:
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