
更新日:2026/3/26
妊娠中はビタミンDが大切?摂取量の目安と不足を防ぐ摂り方のコツ【産婦人科医監修】

「母子手帳をもらって実感が湧いてきたけど、食べものや栄養のことが急に心配に…」
「健診の血液検査でビタミンDが足りないって言われたけど、赤ちゃんに影響はないの?」
妊娠中に必要な栄養素として、葉酸と同じくらい注目されているのが「ビタミンD」。実は、妊婦さんの多くがビタミンD不足の状態にあると言われています。
でも安心してください。正しい知識を持って、食事や日光、サプリメントを上手に組み合わせれば、けっして怖いものではありません。
この記事では、産婦人科医監修のもと、妊娠中にビタミンDが必要な理由や、気になる赤ちゃんへの影響、そして「結局1日何μg摂れば安心なの?」という疑問にズバリお答えします。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医
毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。
"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。
妊娠中のビタミンDはなぜ必要?赤ちゃんへの影響と「発達障害」のウワサ
妊娠中のビタミンDは、赤ちゃんの骨や歯の形成を助けるだけでなく、ママの健康維持にも関わる大切な栄養素です。
昔から「骨のビタミン」として知られてきましたが、近年の研究で、妊娠中のママと赤ちゃんにとってそれ以上に大きな役割を担っていることがわかってきました。
ビタミンDは赤ちゃんの「骨」と「歯」をつくる大切な栄養素

ビタミンDのいちばんの役割は、赤ちゃんの骨や歯をつくるサポートをすることです。
お腹の中の赤ちゃんの骨は、ママが食事から摂ったカルシウムを材料にしてつくられます。
このとき、カルシウムを腸から効率よく吸収するために欠かせない「運び屋」のような役割をするのがビタミンDなのです。
もしママのビタミンDが足りないと、せっかくカルシウムを摂ってもうまく吸収されず、赤ちゃんの骨の形成がスムーズにいかなくなる可能性があります。
出典:NIH Vitamin D Fact Sheet for Health Professionals
◆カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、妊婦さんの歯周病を抑える働きもあります。
ママ自身の体にも大きく影響
ビタミンDが助けるのは赤ちゃんだけではありません。最新の研究では、ママ自身の健康をサポートする役割にも注目されています。
◉妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病との関わり
血圧のコントロールや、血糖値を調整するインスリンの働きを助けるなど、妊娠中に起こりやすいトラブルの予防に関わる可能性があると報告されています。
◉免疫力のサポート
薬を飲めない妊娠期間中、ママの体を風邪などから守るバリア機能を整える効果も期待されています。
「赤ちゃんのため」はもちろんですが、「がんばっている自分の体のため」にも、ビタミンDは欠かせない存在なのです。
出典:ACOG Committee Opinion No. 495: Vitamin D: Screening and Supplementation During Pregnancy
◆知っておきたい「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」についてのコラムもご覧ください。
気になる「発達障害」との関連性は?

ネット検索をしていて「ビタミンDが不足すると、子どもが発達障害(自閉スペクトラム症やADHDなど)になる」という情報を見て、強い不安をおぼえた方もいるかもしれません。
これについては、現在も世界中で研究が進められている段階です。
たしかに、いくつかの研究データでは「妊娠中のママの血中ビタミンD濃度が低いと、子どもの発達の特性と関連があるかもしれない」という結果が報告されています。
けれど、ここで大切なのは「ビタミンD不足=発達障害の原因」と決まったわけではないということです。
発達障害の原因は、遺伝的な要因や環境など、たくさんの要素が複雑に絡み合っています。ビタミンDはその中の「健やかな発達をサポートするひとつの要素」にすぎません。
「あのとき足りなかったから…」ではなく、今から意識して補うことで、赤ちゃんの健やかな成長の土台をしっかりつくってあげることができると考えましょう。
妊娠中のビタミンD摂取量と上限|不足と過剰のリスクは?
妊娠中のビタミンDは、不足を防ぎつつ上限量を超えない範囲で摂ることが大切です。ここからは、厚生労働省の基準をもとに、具体的な数字を見ていきましょう。
「ビタミンD不足」が続くと、赤ちゃんはどうなる?

極端にビタミンDが不足した状態が続くと、赤ちゃんの骨が柔らかくなってしまう「くる病」などのリスクが高まることがわかっています。
また、最近では「乳幼児期の脳の発達」や「アレルギー疾患のリスク」を抑えるためにも、おなかにいる期間からじゅうぶんなビタミンDを届けてあげることが推奨されるようになっています。
1日の推奨量と上限量
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、つぎのような基準が示されています。
| 項目 | 1日あたりの目安 |
|---|---|
| 目安量 | 8.5μg |
| 耐容上限量(これ以上は摂らない) | 100μg |
ここで知っておいて欲しいのが「妊婦さんの多くは、目安量の8.5μgすら足りていない」という現実。ある調査では、日本の妊婦さんの多くがビタミンD不足の状態にあるという報告もあります。
一方で、慎重派のママが心配する「過剰摂取」についてはどうでしょうか。
ビタミンDを過剰に摂りすぎると、血液中のカルシウム濃度が上がりすぎて、腎臓に負担がかかるなどのリスク(高カルシウム血症)があります。
しかし、その危険ラインは「1日100μg」を毎日、長期にわたって摂り続けた場合です。
出典:NHS:Vitamins, supplements and nutrition in pregnancy
◆実は妊娠中の過剰摂取に注意したいのはビタミンA。その理由や摂り方を管理栄養士が解説します。
SNSで見かける「50μg」は多い?

最近のサプリメントや、見識の深いママたちのSNS投稿で「1日50μg(2000IU)」という数字をよく見かけませんか?「目安量の8.5μgよりずっと多いけど大丈夫?」と不安になるかもしれません。
実は、50μgという数値は、多くの産婦人科専門医が「不足しがちな日本人の血中濃度を、安全かつ効果的に引き上げるために適当である」として推奨している量でもあります。
- 上限の100μgに対して「半分」の50μg
- 普段の食事からはせいぜい5μg程度しか取れていない現状
これらを合わせても、安全圏である「上限の3分の1〜半分程度」にしっかり収まります。
むしろ、今までの不足分をカバーして、赤ちゃんにじゅうぶんな栄養を届けるためには、50μg前後を意識するのが、現代の妊婦さんにとっては「ちょうどいい」と言えるのです。
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50μgも摂らなきゃいけないの?
食事だけで50μgを毎日摂り続けるのは実はかなり大変です。
たとえば、鮭を毎日2切れ以上食べるイメージ。お魚好きでないと難しいですよね。
効率よく、かつ「摂りすぎ」を防ぎながら安定して補うなら、サプリメントを活用するのが、いちばんストレスのない方法です。
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【今の私は足りてる?】妊娠中にビタミンDが不足しやすい人の特徴
「本当に足りていないのか」は、血液検査をしないと正確には分かりませんが、生活スタイルからある程度予測することはできます。
ビタミンD不足をセルフチェック
つぎの項目に当てはまる人は、ビタミンD不足の可能性があります。
- 1冬の時期に妊娠期間を過ごしている(日照時間が短い)
- 2外出時は常に日焼け止め、日傘、帽子でUVケアを徹底している
- 3在宅ワーク中心で、平日はほとんど外に出ない
- 4魚料理を食べるのは週に1〜2回以下
もし2つ以上当てはまるなら、ビタミンDが慢性的に不足しているかもしれません。
ビタミンDと太陽(日光)の関係

ビタミンDがほかのビタミンと決定的に違うのは、「日光(紫外線)を浴びることで、自分の皮膚でつくることができる」という点です。
「食べ物から摂るもの」というよりは「体内で合成するもの」という性質が強いため、日光に当たらない生活をしていると、どうしても不足しがちになってしまいます。
◆ビタミンB12も見落としがちな栄養素。不足のリスクや上手な取り方を知ってくださいね。
妊娠中のビタミンDの効率的な摂り方3つ

ビタミンDの不足を防ぐには、「日光・食事・サプリメント」の3つをバランスよく組み合わせるのが理想です。
【食事】ビタミンDが豊富な食べ物リスト

食事から摂る場合は、以下の食材を意識してみましょう。
- 魚類:鮭・イワシ・サンマ・ブリ(特に含有量が多い)
- きのこ類:きくらげ・干ししいたけ・まいたけ
ただし、注意したいのが「量」です。1日の目安を食事だけで補おうとすると、毎日お魚メインの料理を食べ続ける必要があり、つわり時期や忙しい毎日ではハードルが高く感じてしまうかもしれません。
◆「赤ちゃんのために何を食べればいい?注意する食べものは?」とお悩みのママはこちらをどうぞ。
【日光】1日何分くらい外に出ればいい?
日焼けはしたくなくても、ビタミンDをチャージするには日光が必要です。
- 夏:木陰で15〜30分程度、散歩するくらいでじゅうぶんです。
- 冬:1時間以上の外出が必要になることも。とくに在宅ワークなどをしていると、意識しないとほぼゼロになってしまいます。
この時間はあくまでも目安であり、地域や天候によって差があります。
手のひらを15分ほど日光にかざすだけでも効果があると言われていますが、その格好を毎日続けるのは意外と大変ですよね。
【サプリ】「ビタミンD3」を選ぶべき理由
効率を重視するなら、サプリメントから摂取するのが一番確実です。
成分表示を見ると「ビタミンD2」や「ビタミンD3」と書かれていることがありますが、妊婦さんに選んでほしいのは「ビタミンD3」です。
- ビタミンD2:植物(きのこなど)由来
- ビタミンD3:動物(魚など)由来、人間の体内でつくられるものと同じ形
D3のほうが、体の中での利用効率が1.5倍〜2倍ほど高いと言われています。効率よく赤ちゃんの成長を支えるなら、迷わず「D3」を選びましょう。
ビタミンDがたっぷり50μg摂れる!マタニティサプリ『mamaru』
「食事だけでは自信がない」「日光に当たる時間がとれない」というママにおすすめなのが、妊娠期のママのためのオールインワン葉酸サプリ『mamaru』です。
mamaruは、1日分でビタミンDを50μgしっかり配合。「そんなに摂って大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、厚生労働省が示す耐容上限量100μgの半分。
現代の妊婦さんの不足分を補いつつ、赤ちゃんの成長を力強くサポートするのに「ちょうどいい、計算された量」なのです。
さらに、妊娠期に欠かせない「葉酸400μg」「鉄」「亜鉛」などの栄養素をまんべんなく配合。
「菌活サポート成分(250億個の乳酸菌など)」も同時に摂れるから、妊娠中に起こりがちなお腹のお悩みケアまでmamaruひとつでカバーできますよ。
あれこれサプリを増やす必要がなく、小粒でにおいも抑えてあるからつわりの時期でも続けやすいのが嬉しいポイントです。
ビタミンDを体内で作りたくても、お天気が悪くて日差しがない日もあります。食事のことまで考えられなかったり、安静が必要で散歩に行けなかったり。
そんな毎日でも、「赤ちゃんと私のための栄養、ちゃんと摂れてる!」と安心して過ごせるように、ぜひmamaruを取り入れてみてくださいね。
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ビタミンDはいつまで必要?妊娠中〜授乳期までの役割
「ビタミンDって、妊娠初期だけ気をつければいいの?」と思っている人も多いのですが、答えは「授乳が終わるまでずっと」です。
◆ビタミンDの時期別の役割
- 妊娠初期:赤ちゃんの体の土台、細胞分裂をサポート
- 妊娠中期〜後期:赤ちゃんの骨や歯が急速に成長する時期、ママの血圧ケアにも
- 授乳期:引き続き赤ちゃんの骨と歯の健康をサポート、くる病の予防
実は、母乳はビタミンD濃度が低いといわれています。ママが意識して摂取し、母乳を通じて赤ちゃんに届けてあげる必要があります。
時期別葉酸サプリのmitasシリーズなら、妊娠中から産後・授乳期までずっと、その時々に必要な栄養をサポートし続けることができます。もちろん、ビタミンDも各ステージに合わせた量を摂ることができますよ。
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ビタミンD不足を解消して赤ちゃんもママも健やかに

妊娠中のビタミンDは、赤ちゃんの骨や健やかな発育を支える栄養素です。
今日から少しだけお魚を意識したり、サプリメントで賢く補ったり。そんな小さな一歩が、赤ちゃんとあなたの健康をしっかりサポートしてくれます。
「自分はちゃんとできてるのかな?」と心配しすぎず、mamaruを栄養サポートの仲間に入れてみてください。
ちょっとだけ日差しを浴びながら深呼吸をして、心穏やかなマタニティライフを過ごしてくださいね。
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