妊婦さんが冷えるとどうなる？原因や赤ちゃんへの影響、今すぐできる対策を看護師が解説！

なぜ妊婦さんは体が冷えやすいの？

妊娠さんの体が冷えやすい原因は、主に以下の3つです。

• 血流の変化
• ホルモンバランスの変化
• 筋肉量の低下

冷え対策にも関係しているので、しっかり確認していきましょう。

冷えの原因①：血流の変化

妊婦さんの体が冷えやすい原因の1つ目は、血流の変化です。

妊娠中は赤ちゃんに栄養を届けるため、血液が胎盤へ優先的に流れます。

その結果、手足などの末端部分の血流が減り、冷えを感じやすいと言われています。

また、赤ちゃんへ多くの血液が送られているぶん、ママは貧血になりやすい状態です。

貧血になると血液中のヘモグロビンが足りず、酸素や栄養が不足するため、冷えの原因となります。

さらに、子宮が大きくなることで骨盤への負担が大きくなり、血液の循環が悪くなることも原因のひとつです。

冷えの原因②：ホルモンバランスの変化

妊婦さんの体が冷えやすい原因の2つ目は、ホルモンバランスの変化です。

妊娠中はホルモンの変化やストレスで自律神経が乱れやすくなります。

自律神経は体温調節にも関わっているため、うまく機能しないと冷えを感じやすくなることがあります。

冷えの原因③：筋肉量の低下

妊婦さんの体が冷えやすい原因の3つ目は、筋肉量の低下です。

妊娠中は運動量が減ることが多く、筋肉量が低下しやすい時期。

筋肉は熱を作る働きがあるので、筋肉が少なくなると体温調節がうまくできず、体が冷えやすくなってしまうことが考えられます。

実は冷えている？妊娠中の冷えをセルフチェック！

妊娠中は気がつかない間に体が冷えているなんてことも。

気になる妊婦さんは、セルフチェックをしてみましょう！1つでも該当している方は、体が冷えている可能性が高いです。

• 手足が常に冷たい
• お腹や腰、お尻を触ると冷たい
• 寝るときに足が冷えて眠れない
• 靴下や腹巻きをしても温かく感じにくい
• 肩こりや腰痛がひどくなった
• お風呂に入ってもすぐに体が冷える
• 便秘や下痢になりやすい
• むくみが気になる

いかがでしたか？妊娠中の冷えの影響については、次の章で確認していきましょう。

妊娠中の冷えはママや赤ちゃんにどんな影響がある？

妊娠中の冷えは、以下のようなマイナートラブルを引き起こしやすいと言われています。

1. お腹が張りやすい
2. 足のむくみやつりを引き起こしやすい
3. 便秘や消化不良
4. 腰痛や肩こり、頭痛の悪化

これらは妊婦さんによくあるお悩み。1つずつ確認していきましょう。

1．お腹が張りやすい

妊娠中に体が冷えると子宮の血流が悪くなるため、子宮が収縮し、お腹が張りやすくなります。

お腹が張ると、流産や早産のリスクが高まるため、「冷え性はいつものこと」などと油断せず、十分に注意しましょう。

また、胎盤への血流が不足することで、赤ちゃんに十分な栄養や酸素が届きにくくなる可能性もあります。

スムーズなお産のためにも、妊娠中から体を温めることが大切ですよ。

お腹の張りや早産について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをチェックしてみてくださいね。

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2．足のむくみやつりを引き起こしやすい

冷えによって血流やリンパの流れが悪くなると、体に余分な水分がたまりやすくなり、むくむことがあります。

特に、足は末端で血液が戻りにくいので、むくみやすい方も多いでしょう。

さらに、妊娠中に悩みやすいのがこむら返り。足がつる原因は、主に5つです。

• 血流の悪化（冷え・むくみ）
• ミネラル不足（カルシウム・マグネシウム・カリウム）
• 体重増加と筋肉の疲れ
• 水分不足
• 寝るときの姿勢（血流の滞り）

足が冷えることで、むくみやすく、さらにつりやすくなってしまうので、対策が必要です。

こむら返りの原因や対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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3．便秘や消化不良

妊娠中は子宮が大きくなることやホルモンバランスの影響により、便秘になりやすいと言われています。

体が冷えると、さらに腸の動きが鈍くなり、便秘が悪化する可能性があります。

また、胃腸の動きが鈍くなることで、消化機能が低下し、胃もたれや食欲不振にもつながりやすいと言われています。

妊娠中の便秘について詳しく知りたい方は、こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。

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4．腰痛や肩こり、頭痛の悪化

冷えにより血流が悪くなると、筋肉がこわばりやすくなり、腰痛や肩こりを感じやすくなります。

特に妊娠後期はお腹が大きくなることで腰や肩に負担がかかり、冷えと相まって痛みが強くなることも。

また、ホルモンバランスの変化や血行不良によって、頭痛が悪化するママもいます。

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妊娠中にできる冷え対策6選

妊娠中の冷えはさまざまなトラブルの原因となるため、対策を取ることが大切です。

妊娠中にできる冷え対策を6つ確認していきましょう。

1. 体を温める食事をとる
2. 栄養をたっぷり摂ってホルモンバランスを整える
3. 適度に運動する
4. 靴下やレッグウォーマーで足元を温める
5. お風呂でしっかり温まる
6. マタニティ下着や腹巻きを活用

簡単に実践できるので、ぜり取り入れてみてくださいね。

1．体を温める食事をとる

妊娠中にできる冷え対策1つ目は、体を温める食事をとることです。

体を内側から温める食材を積極的に摂りましょう。

◼︎体を温める食材

◼︎体を温める食材を取り入れたレシピ例

• 生姜入り味噌汁（根菜を入れるとさらに◎）
• 豚汁（ごぼう・にんじん・こんにゃく入り）
• 鍋料理（キムチ鍋、寄せ鍋、生姜たっぷりの鶏鍋など）
• 生姜紅茶や甘酒（砂糖なし）
• シナモン入りホットミルク

温かいスープやホットドリンクで、1日中ぽかぽかで過ごしましょう。

反対に、以下の食材は体を冷やしやすいので、なるべく避けたほうが良いでしょう。

• 生野菜（特にレタス・きゅうり・トマトなど）
• 冷たい飲み物（氷入りの飲み物、ジュース）
• 白砂糖を多く含む食品（スイーツ、菓子パン）
• 南国産の果物（バナナ、パイナップル、マンゴーなど）

ただし、つわりのときは食べられるものを食べてOK。無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。

2．栄養をたっぷり摂ってホルモンバランスを整える

妊娠中にできる冷え対策2つ目は、栄養をたっぷり摂ってホルモンバランスを整えることです。

ホルモンバランスや自律神経を整えるためには、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

◼︎妊娠中に摂りたい栄養素

これらの栄養素はホルモンの合成や分泌を促すため、積極的に取り入れましょう。

妊婦さんの栄養サポートにはmamaruがおすすめ

妊婦さんの栄養サポートとしておすすめしたいのが、産婦人科医監修の葉酸サプリ「mamaru（ママル）」です。

mamaruは、妊娠さんに摂ってもらいたいビタミンB6、ビタミンE、ビタミンC、鉄分、マグネシウム、DHA・EPAをたっぷりと配合。

1日4粒で不足しがちな栄養素を補えるので、ホルモンバランスや自律神経が崩れがちなママにおすすめです。

妊娠中に必要な葉酸はもちろんのこと、鉄分やビタミン、ミネラルまで20種類以上の栄養素をオールインワンで摂れるのも魅力。

さらに、体の冷えなどから便秘になりやすい妊婦さんのために、乳酸菌・ラクトフェリン・食物繊維を配合しました。

善玉菌を増やす働きをサポートしてくれるため、腸内をスッキリとしてくれますよ。

mamaruは産婦人科医が厳しくチェックした成分のみで作られていて、香料や着床料、保存料はすべて不使用。

GMP認定の国内工場で製造されており、安心安全マークも取得しています。

※GMPと安心安全マークは第三者機関に認められた商品の証です。

妊娠中の冷えやマイナートラブルが気になるママは、妊婦さんと赤ちゃんのために、体に優しい成分だけで作られたmamaruをぜひ取り入れてみてくださいね。

mamaruは全国のドラッグストアで販売中ですが、一番安く始めるなら公式サイトからの購入がお得！

初回限定特別価格をご用意しているので、詳しくはこちらからチェックしてみてくださいね。

「妊娠中はサプリを飲んだほうがいいの？」と疑問に思った方は、こちらのコラムをご覧ください。

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3．適度に運動する

妊娠中にできる冷え対策3つ目は、適度に運動することです。

運動は血流を改善するため、積極的に取り入れましょう。

• ウォーキング
• ストレッチ
• マタニティヨガ
• マタニティスイミング
• 骨盤底筋トレーニング

妊娠中は無理せず、楽しく続けられる運動を選ぶことが大切。転倒や衝撃のある運動は避けて、お腹が張ったらすぐに休みましょう。

主治医に相談しながら行ってくださいね。

4．靴下やレッグウォーマーで足元を温める

妊娠中にできる冷え対策4つ目は、靴下やレッグウォーマーで足元を温めることです。

妊娠中は足を温めることで、むくみやつりを予防できます。

• 靴下
• レッグウォーマー
• 膝掛け
• 電気毛布

などを活用して足元を温めましょう。

おすすめの温活グッズについては、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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5．お風呂でしっかり温まる

妊娠中にできる冷え対策5つ目は、お風呂でしっかり温まることです。

できれば毎日の入浴がおすすめです。

◼︎入浴のポイント

• お湯の温度は38～40℃のぬるめ
• 入浴時間は10～15分程度
• 入浴前後に水分補給をする
• お風呂上がりはすぐに保湿＆冷え対策

入浴剤はリラックス効果や保温効果があるため、お気に入りのものを使うと◎。

妊娠後期はのぼせやすいので、長時間の入浴は避けましょう。転倒には十分注意してくださいね。

また、入浴後は1〜2時間以内に寝るとスムーズに入眠しやすくなりますよ。

6．マタニティ下着や腹巻きを活用

妊娠中にできる冷え対策6つ目は、マタニティ下着や腹巻きを活用することです。

骨盤周りの血流を妨げないように、お腹がふくらみはじめる妊娠4〜5ヶ月頃からマタニティ下着を使いましょう。

また、お腹が冷えているママは腹巻きや腹帯などを使って温めるのがおすすめ。

腰痛が気になるママは、サポートベルトや骨盤ベルトを試してみましょう。

妊婦さんに冷えは大敵！しっかり対策をして体を温めよう

妊娠中に体が冷えていると、お腹の張りやむくみ・つりの原因となったり、便秘や肩こり・頭痛が悪化したりする可能性があります。

6つの冷え対策をして、ぽかぽかの体を目指しましょう。

1. 体を温める食事をとる
2. 栄養をたっぷり摂ってホルモンバランスを整える
3. 適度に運動する
4. 靴下やレッグウォーマーで足元を温める
5. お風呂でしっかり温まる
6. マタニティ下着や腹巻きを活用

妊娠中のサポートアイテムとしておすすめしたいのが、産婦人科医監修の葉酸サプリ「mamaru（ママル）」です。

mamaruは妊娠中に偏りがちな栄養素をバランス良く配合したオールインワンサプリ。

腸内環境を整える乳酸菌を250億個配合し、菌活サポート成分であるラクトフェリンと食物繊維も含まれているため、体の冷えから悩みがちな便秘にもアプローチします。

冷えなどのマイナートラブルを感じやすい妊娠さんだからこそ取り入れてほしい、産婦人科医が監修・推奨するサプリです。

妊娠中のトラブル対策のひとつとして、mamaruを特別価格で始めたい方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。