
更新日:2025/10/7
【医師監修】妊娠初期に葉酸を飲まなかったけど大丈夫?赤ちゃんへの影響と今から摂ったほうがいいのかも解説!

「妊娠前〜妊娠初期に葉酸を飲まなかったけれど、赤ちゃんは大丈夫?」
「これから飲んでも間に合う?」
と不安に思っているママはいませんか?
本記事では、妊娠初期の葉酸摂取に関する4つの疑問について詳しく解説します。
①妊娠初期に葉酸を飲まなかったらどうなる?
②葉酸不足による妊娠中のリスク
③今からでも葉酸を摂ったほうがいい?
④葉酸の摂取量と効率的な摂り方
下の目次から、気になる項目をタップでジャンプできますよ。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医
毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。
"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。
妊娠初期に葉酸を飲まなかったらどうなる?
妊娠0~15週(妊娠1~4カ月)の妊娠初期に葉酸を飲まないとどうなってしまうのか、赤ちゃんとママへの影響について、それぞれ解説します。
そもそも葉酸とは水溶性ビタミンで、ビタミンB群のひとつです。細胞分裂やDNAの合成など、細胞のはたらきを助けます。また、赤血球のはたらきもサポートするため、貧血予防にも大切な栄養素です。
詳しくは、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
赤ちゃんへの影響
赤ちゃんの神経が作られるのは妊娠初期です。この時期に葉酸が不足すると「神経管閉鎖障害」のリスクが高まります。
「神経管閉鎖障害」とは、妊娠4週目から12週目頃に起こる赤ちゃんの先天性異常。脳や脊髄のもととなる神経管がうまく形成されないことで起こります。
神経管閉鎖障害は、脳が欠損する「無脳症」や、障害や麻痺が残る「二分脊椎」などさまざまな障害が残りやすく、死産や流産のリスクも高まります。
葉酸は細胞をつくるサポートをし、神経のはたらきを助けるため、妊娠前〜妊娠初期に十分に摂ることで、神経管閉鎖障害のリスクを減らすことができます。
神経管閉鎖障害と葉酸の関係については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
妊娠前~妊娠初期に葉酸サプリメントを飲んでいなかった方は、今から始めても遅くありません。気がついた時から飲み始めましょう。
今すぐ葉酸の摂取をスタートしたい方はこちらをチェック!
葉酸不足による妊娠中のリスク
葉酸不足は赤ちゃんの先天性異常のリスクを高めるだけでなく、妊娠中のママにもさまざまな影響を与えます。
ママへの影響①:貧血につながることがある
葉酸はビタミンB12とともに赤血球のはたらきを助けます。そのため、不足すると赤血球がうまく作れなくなり「巨赤芽球性貧血」のリスクが高まります。
赤ちゃんは、お腹にいる間へその緒を通してママの血液から栄養をもらっています。ママが貧血になってしまうと、栄養がスムーズに送られなくなり、赤ちゃんの成長にも悪影響を及ぼします。
妊婦さんは、赤ちゃんへ送る血液が余分に必要になるぶん貧血になりやすいため、十分な量の葉酸を摂る必要があります。
ママへの影響②:高血圧や早産のリスク
葉酸には「ホモシステイン」という成分を抑える効果があります。
ホモシステインは、体の代謝の過程でできるアミノ酸です。妊婦さんの体に溜まってしまうと、妊娠高血圧症候群・常位胎盤早期剝離・胎児発育不全・早産などの合併症を起こしやすいと言われています。
葉酸はホモシステインの代謝を促すため、合併症の予防に効果が期待できます。十分な量をサプリメントで摂りましょう。
妊娠中に葉酸が必要な理由について、もっと詳しく知りたい人はこちらもチェックしてみてくださいね。
今からでも葉酸を摂ったほうがいい?
「妊娠に気が付くまで、葉酸を意識して摂ってこなかった」
「妊娠初期に葉酸サプリを飲まなかったけど、今からでも摂ったほうがいい?」
と心配なママは多く、ネット上の知恵袋でもたくさんの質問が寄せられています。
葉酸は本来、妊娠前から摂るのが理想です。とはいえ、過去にさかのぼって摂取することはできません。
紹介してきた通り、妊娠前だけでなく妊娠中に葉酸が不足することでも、赤ちゃんやママにさまざまなリスクが生じる可能性があります。
母子ともに健やかに妊娠期間を過ごし、安心して出産を迎えるためにも、「気づいた今」から葉酸サプリを始めることをおすすめします。
妊娠中の葉酸補給に特化した葉酸サプリはこちらからチェックできますよ!
そもそも葉酸はどのくらい飲めばいいの?
では、妊娠中はどのくらい葉酸を摂取すればいいのでしょうか?葉酸の1日の目安摂取量をチェックしていきましょう。
1日に必要な葉酸の目安量
一般的な成人女性の葉酸の推奨量は1日240μgです。
厚生労働省では、妊娠初期はこれに加えて+400μg、中期~後期は+240μgの追加摂取が必要と定めています。
時期 | 追加で必要な葉酸量/日 |
---|---|
妊活中~妊娠初期 | +400μg |
妊娠中期~後期 | +240μg |
授乳中 | +100μg |
葉酸は、食事から摂取するのが基本です。
葉酸を多く含む食べ物は緑黄色野菜、豆類、果物、レバーなど。
妊活期~授乳期は、これらの食べ物を意識的に選んで食べるのがおすすめです。
食品 | 葉酸量 |
---|---|
ブロッコリー(100g、大株1/2程度) | 40μg |
卵(1個) | 450μg |
納豆(約40g、1パック) | 50μg |
いちご(100g、約7個) | 90μg |
葉酸がたくさん含まれる食べ物について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
今から始めるのにおすすめの葉酸サプリは?
妊娠中に必要な葉酸をしっかり摂るには、食事に加えてサプリを活用することがおすすめです。
実は、食品に含まれる葉酸とサプリに含まれる葉酸は種類が違います。
妊活~妊娠中は、葉酸の必要量が高まる時期。そのため、厚生労働省では食事と合わせて、より体内への吸収率が高いサプリメントから葉酸を摂取することを勧めています。
葉酸サプリにはさまざまな種類がありますが、商品によって配合されている葉酸量には違いがあります。そこで、妊娠中の葉酸摂取におすすめなのが葉酸サプリ『mamaru』です。
mamaruには、妊娠初期に必要な葉酸量400μgがたっぷりと配合されています。これは、葉酸が不足しがちな中期以降の妊婦さんも、必要量の+240μgがしっかりとカバーできる量。
妊娠中の葉酸摂取は、mamaruがずっとサポートします。
さらに、mamaruは産婦人科医の監修のもと、葉酸だけでなく、鉄分やビタミン、ミネラルなど、妊娠中の赤ちゃんとママに必要な栄養素をオールインワンで配合。
加えて乳酸菌250億個以上・食物繊維・ラクトフェリンなどの「菌活サポート成分」も配合されており、腸内環境のサポートにも役立ちます。
妊娠中の便秘はありがちなトラブル。「妊娠してからお通じが悪い…」とお悩みの妊婦さんも、ぜひ試してみてくださいね。
mamaruは妊娠初期~後期まで、マタニティ期間を通して続けられる妊婦さんのために作られた葉酸サプリです。
妊娠中に必要な葉酸がしっかり摂れることはもちろん、国内製造・6つの無添加・GMPマーク取得で赤ちゃんにもママにもやさしい設計。
もっと詳しく知りたい人は、こちらから詳細をチェックしてみてくださいね。
妊娠中期~後期の葉酸サプリに関する疑問はこちらで解決!▼
まだ妊娠前で、「妊娠したあとに葉酸を飲まないとどうなるの?」と気になっている人は、今から葉酸サプリの摂取を始めましょう。
妊活期にぴったりの葉酸サプリ「mitas」には、厚生労働省が妊娠前から推奨している400μgの葉酸をしっかりと配合。
妊活専門クリニックの院長監修のもと、妊娠に向けたカラダ作りに必要な栄養がぎゅっと詰まっています。
スギ薬局で一番売れている妊活サプリ「mitas」の詳細はこちらからチェックできますよ!
※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績
妊娠初期の葉酸摂取に関するQ&A
最後は、妊娠中の葉酸摂取に関するよくある疑問をまとめました。
葉酸サプリは飲まないほうがいいって本当?
ネット上に多い「葉酸サプリは飲まない方がいいの?」という疑問、答えはNOです。厚生労働省でも、妊娠前~妊娠中はサプリメントから葉酸を摂ることを勧めています。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
つわりで葉酸を摂れないときはどうしたらいい?
つわりがひどく、十分な食事や葉酸が摂れない場合は、無理しなくて大丈夫です。食べられるものを少量摂るだけでもかまいません。まずはママの体調を一番に考えましょう。
そんなときこそ、手軽に栄養補給ができる葉酸サプリに頼るのがおすすめです。
妊婦さんのために作られたmamaruなら、葉酸はもちろん、鉄分やビタミン、ミネラルなど、ママと赤ちゃんに必要な栄養がオールインワンで摂れます。
業界最小サイズの直径9mmの粒と、ニオイを抑える加工をしているため、つわりのときでも続けやすいですよ。
「つわりがつらいけど、赤ちゃんが心配だから少しでも葉酸を摂りたい」と思うママは、ぜひmamaruを試してみませんか?
つわりで苦しむママさんは、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
葉酸サプリを飲み忘れたときはどうしたらいい?
葉酸サプリメントを飲み忘れてしまった場合は、次のタイミングから決められた量を飲みましょう。
1日飲み忘れてしまっても心配しすぎる必要はありませんので、まとめて飲むことはやめましょう。
葉酸は妊娠初期に必要不可欠な栄養素!サプリメントで無理せず補給しよう
妊娠初期は赤ちゃんの神経が作られる大切な時期のため、健やかな成長や発達のために葉酸が必要です。また、ママにとっては貧血や高血圧・早産など合併症の予防になるため、十分な量の葉酸を摂りましょう。
妊娠初期に葉酸を摂っていなかった場合でも、これから葉酸サプリを始めることをおすすめします。今から飲み始めれば、お腹の赤ちゃんとママのサポートが十分にできるでしょう。
葉酸は、妊娠期を通して積極的な摂取が必要なので、継続して葉酸サプリを飲みましょう。
妊娠期に必要な栄養素が詰まった時期別サプリメント「mitasシリーズ」
mamaruをはじめとした「mitasシリーズ」は、妊娠前(妊活中)から産後までのママの身体に合わせた栄養素が詰まった時期別サプリメントです。
無添加にこだわり、香料、着色料、保存料、酸味料、甘味料、増年安定剤は全て不使用。国内有数のGMP認定工場で製造しています。
また、つわりや体調が辛いときでも気軽に摂取できるように、粒は業界最小サイズで、においもとことん抑える加工がされています。
妊娠中のママには、『mamaru』がおすすめです。mamaruは妊娠初期に必要な葉酸400μgがしっかり含まれているほか、鉄分やビタミン、ミネラル20種類以上を含み、女性が不足しがちな栄養素がオールインワンで配合されています。
つわりがひどく、赤ちゃんへの栄養が気になるというママもしっかりサポートしてくれますよ。
また、同シリーズには、妊婦さん向けのmamaruだけでなく、妊活期、産後・授乳期と、時期に合わせて作られた3種類のサプリメントがあります。
妊活中~産後は、時期によって必要な葉酸量が違うので「どれを飲んだらいいのかわからない…」という方にもぴったり。定期購入しておくと、ステージにあわせて簡単に切り替えができますよ。
mitasシリーズは、妊活専門医や産婦人科医と共に作られたサプリメントで信頼性も◎。ぜひこちらから詳細をチェックしてみてくださいね。
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