20代後半でなかなか妊娠出来ない原因とは？妊娠確率や検査のタイミングもあわせてチェック！

20代後半でなかなか妊娠出来ないのはなぜ？

20代後半で妊娠しにくいのは珍しいことではありません。というのも、年齢的に仕事もプライベートも充実しているので、生活習慣が乱れやすい年代だからです。

朝ごはんを食べなかったり、夜遅くまでの食事会が続いたり…などに心当たりはありませんか？

不規則な生活によって、必要な栄養が摂れていないことも十分考えられます。バランス良く栄養を摂り、十分な睡眠をとることで自律神経が整い、妊娠しやすい体質につながります。

また、ダイエットによる影響も大きいです。過度な食事制限や運動を続けていると排卵障害が起こりやすく、妊娠しにくい状態になります。生理がこなかったり、毎回生理がくるタイミングが違ったりする場合は排卵障害の可能性もあります。

妊娠を望むなら、まずは毎日の習慣を見直すことから始めてみましょう。

20代後半でなかなか妊娠出来ない原因4選

20代後半でなかなか妊娠ができない主な原因を詳しく紹介します。当てはまる項目があるかチェックしてみてください。

喫煙やアルコール

喫煙は着床率を下げ、妊娠率を下げることが分かっています。

＜喫煙による影響＞

• 女性ホルモンの分泌低下
• 卵子の質が悪くなる
• 子宮内膜が薄くなり着床しにくい状態になる
• 卵巣年齢が約10歳老化する
• 閉経が約10年早くなる
• 不妊治療や体外受精をおこなっても成功率が大幅に低下し、流産率が増加

タバコに含まれるニコチンは、血管の老化を早め血流を悪くします。

約40種類以上の発がん性物質も含まれているので、卵子や精子の質を悪くします。そのため、パートナーの喫煙や副流煙も妊娠に悪影響を与えることも覚えておきましょう。

男性が喫煙している場合、精子の数や運動率の低下にもつながります。お互いが妊娠を望むのであれば、禁煙することをおすすめします。

同じく、アルコールも妊娠に悪影響を与えます。

＜アルコールによる影響＞

• 流産や死産
• 胎児の先天異常･･･発育遅延、中枢神経障害、頭蓋顔面奇形、心奇形など

アルコールは1回の飲酒量ではなく、習慣的な摂取量も関係します。

妊娠初期に禁酒をした場合、胎児への影響は少ないといわれていますが、この時期は妊娠していることに気づきにくい時期です。そのため、妊娠を考え始めたら、アルコールの摂取は控えましょう。

妊活中のアルコール摂取については、こちらの記事も参考にしてください。

［助産師がお答えします！］妊活中のアルコールは大丈夫？注意したい飲み物とおすすめの飲み物

お酒が好きな男性・女性にとって「妊活中のアルコールは飲んでも問題ないの？」など、出産に向けて気になるお悩みですよね。お酒に関する疑問を持つ人は多いのではないでしょうか？今回は、妊活とアルコールの関係と、注意したい飲み物やおすすめの飲み物について紹介します。

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（参考文献：日本産婦人科医会　飲酒、喫煙と先天異常）

極端なダイエット

極端なダイエットは排卵障害を引き起こし、妊娠しにくい身体を作ります。また、太り過ぎの場合も同様です。

痩せ過ぎや太り過ぎの指標となるのはBMIです。こちらの計算式から、自分の体型をチェックしてみましょう。

＜BMIの算出方法＞BMI ＝ 体重kg ÷ (身長m)2

例：身長160cm 体重50kgの人のBMIは「50kg ÷(1.60m × 1.60m)= 19.5」

• 数値が18.5未満の場合→やせ型体質
• 数値が25以上の場合→肥満体質

痩せすぎている場合は女性ホルモンが分泌しにくく、肥満の場合は分泌が過剰になります。どちらであってもホルモンバランスが乱れる原因となるので注意しましょう。

栄養不足

妊娠に必要な栄養が足りていないことも考えられます。女性の場合、特に鉄分は不足しやすいです。女性は毎月の生理で血液が失われるため、血液の材料である鉄分の摂取が追い付かないと「鉄分不足」になってしまいます。

鉄分は、全身に酸素や栄養を届ける「赤血球」を作る働きのある成分。鉄分が足りていないと必要な赤血球が作り出せず、妊娠にかかわりのある卵巣や子宮もうまく働かなくなります。

そのため、鉄分が足りていないまま妊活を始めてもうまくいきません。しかも鉄分は吸収率が低いので、必要量を食事だけで補うことは難しいでしょう。

★妊活に必要な鉄分を補えるサプリはこちらから！

鉄分の働きについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

妊娠中は鉄分不足に注意！葉酸以外の重要な栄養素「鉄分」

妊娠中に重要な栄養素「鉄分」についてご紹介しています。効率的な摂取方法や妊娠中の鉄欠乏性貧血のリスク、対策方法も解説していますので、ぜひ読んでみて下さい。

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また、鉄分だけでなく、身体の機能を正常に動かすビタミンも不足しがちな栄養素。

さらに、甘いものや揚げ物ばかり食べるなど、糖質や脂質に偏った食事をしていると、全体的な栄養バランスが崩れ妊活だけでなく体調にも影響します。

効率的に栄養素を補うなら、信頼できるサプリメントを摂りましょう。妊活におすすめのサプリメントを先に知りたい方はこちらをご覧ください。

過度なストレス

過度なストレスを感じると、自律神経が乱れホルモンバランスに影響します。

ストレスを感じると、身体はストレスに対抗しようと、プロラクチンやコルチゾールなどのホルモンが分泌されます。これらのホルモンは、女性ホルモンの分泌を抑制する働きがあります。そのため、ストレスを感じることで妊娠率を下げてしまうことになるのです。

ストレスを避けて生活することはなかなかできませんが、ストレスが妊娠率に関係していることを知って少しでも対策できるようにしましょう。

20代後半で妊娠するにはどうしたらいい？

では、20代後半で妊娠するにはどうしたらいいのでしょうか。20代後半は、決して妊娠を諦める年齢ではありません。できることを取り入れて、妊娠を目指しましょう。

生活習慣の見直し

食事や睡眠など、生活習慣は妊娠に大きく関わっています。バランスの良い食事をとり、適度に身体を動かしてしっかり寝る。これらを意識することで妊娠しやすい身体を目指すことができます。

また自然と健康的な生活になるので、太りにくい身体にも近づくでしょう。

しかし仕事やプライベートで忙しく、毎日の栄養を気にすることができない方もいると思います。そのような方は、手軽に必要な栄養素を補えるサプリメントを活用しましょう。

妊娠に向けた身体づくりをサポートするなら「mitas」がおすすめ

葉酸サプリの「mitas」は、妊活に必要な計20種類以上の栄養素を含んだオールインワンサプリです。

まず、胎児の成長を促し、神経管の先天異常を予防する葉酸は400μg配合。

着床率を高めるとして近年注目されているビタミンDや、妊活に欠かせない血液を作る鉄分、骨や歯を形成するカルシウムなどもたっぷりと含みます。

鉄分やカルシウムは吸収しにくい栄養素ですが、ビタミンC、ビタミンDが一緒に入っているので、これらの吸収を促進。

mitasは栄養素の多さだけでなく、バランスも考えられているため、効率的な摂取が叶えられますよ。

また、妊娠するには、さまざまな栄養素の摂取はもちろん、体内の巡りを整えることも大切です。mitasには4つの漢方成分を使用しています。

• 高麗人参
• なつめ
• 陳皮
• 生姜

これらは古来の中国で、身体を温め、巡りを促す民間薬として使用されてきた植物たち。妊活中の体調をやさしくサポートしてくれますよ。

さらに、これから大切な赤ちゃんを迎える身体に入れるものだから、信頼できるサプリメントであるかも重要ですよね。

mitasは、製造過程の品質を示すGMP認証や安心安全マークを取得。さらに、不妊治療専門医の監修・推奨がされています。

大手ドラッグストアのスギ薬局に置かれている点も、信頼性の証。店頭でも購入できますが、公式サイトから買うとよりお得にゲットできますよ。

なかなか妊娠できない…とお悩みのあなたに、優しく寄り添うサプリならmitasがおすすめ。信頼して選べるmitasがあなたの妊活をサポートします。

ストレスを溜め込まない

ストレスは誰でも必ずと言っていいほど感じてしまうもの。そんなストレスはうまく発散することが大切です。

趣味に没頭するのも、友人と出かけるのもOK。自分の楽しいと思うことをおこないましょう。疲れを感じたら1日自宅でゆっくりするのもストレスの発散になります。

ストレスの感じ方や解消法は人それぞれ違うので、自分のペースを大切にしましょう。

ストレスを溜めない日が続くと気持ちも明るく、思考も前向きに変わり、妊活に良い影響を与えますよ。

生理周期の確認

自分の生理周期を確認しましょう。生理周期とは、生理が始まってから次の生理が始まるまでの期間のことです。

＜正常な生理周期＞

• 25～38日
• 変動は6日以内

生理周期は28日で表すことが多いですが、25〜38日の間であれば問題ありません。反対に、異常がある場合は下記のようになります。

＜生理不順の場合＞

• 生理周期が24日以内
• 生理周期が39日～3ヵ月未満
• 3ヶ月以上生理がこない

該当する場合は、排卵がうまくおこなわれていない可能性が高いです。また、子宮筋腫などの病気の場合もあるので医師の診察を受けましょう。

それ以外にも、ひどい生理痛がある方は不妊の原因が隠れているかもしれません。毎回痛みが気になる方は、婦人科を受診しましょう。

普段から生理不順が気になっている…という方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

生理不順の治し方は？助産師が教える原因とセルフケア、妊活に向けた対策を紹介

生理不順の原因や治し方は、人によってさまざまです。女性の生理周期はホルモンの影響を大きく受けます。そして、ホルモンは生活習慣やストレスの影響を受け乱れてしまいます。生理不順がある方は、原因を知ることと同時に生活習慣やストレス発散方法を改善することが大切です。この記事で生理不順の原因、治し方、セルフチェックまで詳しく確認していきましょう。

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20代後半の妊娠確率や不妊率はどのくらい？

自分以外の20代後半の人は、すぐに妊娠できているのか気になりますよね。参考までに20代後半の妊娠率や不妊率を紹介します。

妊娠確率

^{参考：M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition}

20代後半の月経1周期における妊娠率は約28％、1年間で妊娠する確率は約78％です。どちらも健康的な男女が避妊せずに性交渉をした場合です。

1ヵ月に数回の性行為をおこなった場合、20代後半は妊娠まで約4〜6ヵ月かかるという調査結果もあります。

妊娠確率は年齢を重ねるごとに低くなります。30代前半の1年間の妊娠率は約63％です。20代後半と比べて約15％も下がるので、2人目以降も考えているという場合は、年齢を意識しながら妊活をおこないましょう。

不妊率

20代後半の不妊率は約9％です。不妊率は妊娠率と反比例し、年齢を重ねるごとに確率が高くなります。30代前半では約15％、30代後半では約30％と不妊率が上昇します。

身体は健康であっても、卵子が衰えてしまうので自然妊娠が難しくなってくるのです。

また、パートナーの年齢も不妊に関係します。男性の年齢が35歳を過ぎると、精子の質が低下します。女性側だけでなく、相手の年齢や体質も不妊に影響することを覚えておきましょう。

（参考文献：日本産婦人科医会　2.不妊症の定義・分類・治療法）

1年以上妊娠しないなら不妊検査も考えよう

20代後半以降、妊娠する力はどんどん弱くなります。妊活を始めて1年以上妊娠できないのであれば、不妊検査を考えてみましょう。

不妊検査は、妊娠できない根本的な原因を調べる検査です。女性だけでなく、パートナーと一緒に受けましょう。もし、原因が見つかれば妊娠を目指す不妊治療を始められます。

中には”不妊”という言葉を受け入れられない人もいるでしょう。検査をおこなうことに前向きになれないのは、あなただけではありません。

しかし、子どもを持ちたいと願うのであれば、不妊検査が近道になるかもしれません。自然妊娠を望む場合、明確な年齢制限はありませんが、不妊治療は32歳までに始めた方がいいともいわれています。ぜひ前向きな選択肢のひとつとして考えてみてくださいね。

20代後半は自分の身体と向き合いながら積極的に妊活を進めよう

まだまだ若い20代後半は、規則正しい生活習慣がおろそかになりがちです。妊娠が望める年齢ではありますが、毎日の体調管理が妊娠率を左右します。

生活習慣を改め、自分の体調と向き合いながら妊活を進めましょう。また、選択肢の一つとして、不妊治療のことも頭の片隅に置いておいてくださいね。

妊活中は妊娠できないことに不安になり過ぎず、今できることを一つずつおこなうことが大切。妊娠しやすい身体をつくるには、必要な栄養素を補い体調を整えることが重要です。

mitasは妊活に特化した栄養素がギュッと詰まったサプリメント。あなたの妊活をサポートする強い味方です。

1人で悩まず、mitasと一緒に妊娠に近づくための身体づくりを始めましょう。