更新日:2024/3/28

【最新版】妊娠ってどうやったらわかるの?妊娠初期に知っておきたいこと5選!| 助産師監修

「妊娠に関して、あんまりよく知らない。」

「子供を授かったあと、実際どう行動すればいいの?」

こんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?


今回は、そんな疑問を解決するべく、「妊娠とは何か」から「妊娠中の体調変化、食事管理」に至るまで妊娠初期のお母さんの悩みを徹底的に解説していきます!

この記事を読んで、妊娠のことを理解して、大切な体や赤ちゃんを一緒に守っていきましょう!


この記事に登場する専門家

助産師 四辻有希子

大学院を卒業後、助産師として地域周産期母子医療センターの産科病棟勤務。
不妊治療から妊婦健診、出産、産後の母乳育児外来まで幅広く周産期の助産ケアに関わっている。

〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・ICLS認定インストラクター
・新生児蘇生法「専門」コース修了
・J-CIMELSインストラクター

妊娠に関する基本

妊娠初期症状

妊娠初期状態とは、妊娠初期(1ヶ月〜4ヶ月)の間に起こる体の変化のことをいいます。

具体的には、便秘や微熱、胸のはりなどが症状として多いです。


早い人だと妊娠してから、三週目に症状が出ることがある一方、大きな症状がみられない人もいます。

実際にどのようなような症状がみられるのでしょうか?

実際には以下の7つのような症状が出る方が多いです。

より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

妊娠初期症状って?生理前症状との違いとチェックしたい15項目

「妊娠してるかも」と思ったときは、妊娠初期症状の種類をチェックしてみましょう。こちらの記事では、妊娠かどうか判断するための15項目をご紹介しています。さらに、生理前症状との違いや、妊娠かもしれないと思ったときにやるべきことなどを紹介します。

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妊娠と生理の違い

妊娠と生理にはどういう違いがあるのでしょうか?

妊娠と生理の症状は、とてもよく似ており、その違いが非常にわかりにくいです。「生理が来たんだけど、量が少ない気がするんだよね、」

「生理の症状が長いんだよね」

と思った時は要注意。


もしかしたら、生理ではなく、妊娠の初期症状かもしれません。


ではどうやって妊娠と生理を見分ければいいのでしょうか?

これは大きく分けて二つあり、「高温期が続くこと」と「生理がこないこと」です。

この二つを知るために、日頃から体温の計測や生理周期の記録をすることがおすすめです!

妊娠初期症状が現れない人

妊娠症状がない人も実際にいます。また、実際に症状がないというよりも気づかなかった人や気にする余裕がなかった人もいます。

そんな人にはどんな特徴があるのか?


一つに「ストレスの発散方法をわかっている人」があげられます。

妊娠初期は、ホルモンバランスが崩れやすいので、心身ともにストレスの影響を受けやすくなります。

その結果、つわりなどの妊娠初期症状が出ることが多いので、ストレス耐性があると症状が出にくいです。

妊娠超初期と生理前を見分けるポイントとは? | 助産師監修

妊娠しているのかな、?と感じている女性は多いです。しかし、妊娠超初期と生理前は、身体に現れる症状が似ており、見極めが難しいです。この記事では、妊娠超初期と生理前との症状の差をわかりやすく説明します。

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妊娠した後

心拍確認

実際に妊娠したあと、赤ちゃんの健康が心配になることも。息しているかな?

流産にならないかな?


これを知ることができるのが、超音波検査です。


では実際に心拍数はいつから確認できるのでしょうか?

実際に心拍の確認ができるのは、妊娠6週以降と言われております。

妊娠周期に関しては、個人差があり、月経周期がバラバラな場合や排卵期が遅くなっている時などはズレますが、多くの場合、6週目以降です。


そして、心拍を確認できたら、下記の4点を行う必要があります!

より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

[助産師が解説!]心拍確認はいつできるの?心拍確認後の生活や過ごし方についても解説

妊娠がわかったら、無事に成長できるのかな、赤ちゃんの心臓は動いているのかな、と気になることがたくさんあるでしょう。 心拍確認はいつごろできるのか、また、心拍確認後の生活や過ごし方などについても解説します。

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妊娠中に特に気になる食事について

妊娠中食べてはいけないもの

妊娠してることがわかってから一番気になることは、赤ちゃんの健康です!

そこで、なんといっても意識したいのが「食生活」。

そんな大切な時期には一体何をとってはいけないのでしょうか?


一つに、生ものがあげられます。

妊娠中は、免疫力が妊娠していないときと比べて、低くなります。

そのため、食中毒のリスクがある加熱されていない食べ物は避けた方がいいと言われております。


もう一つに、アルコールがあります。

アルコールは、流産や早産につながる可能性に加え、赤ちゃんの奇形につながる可能性が指摘されているため、避けるのがいいと言われております。

より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

妊娠中食べていけないものはある?【助産師解説】

妊婦さんが食べたものは、お腹の中の赤ちゃんの栄養となります。そのため、妊娠前は食べていたものでも、妊娠中は食べてはいけないものや食べる量に注意する食材などがたくさんあります。 どのようなものに注意するのか、食べる時に注意するポイント、少量ならOKの食べものをご紹介します。

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とるべき栄養素

ここまでの記事を読んでいただいた方は、摂取してはいけないものは何かを理解してくださったと思います。


しかし、「逆に取るべき栄養は何なの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか?


実際に、取るべき栄養素として、5つ特に重要なものがあります。

その一つに葉酸があります。

葉酸は、タンパク質の合成や細胞の生産、再生を助ける重要なビタミンであり、赤ちゃんの成長には欠かせない栄養素です。

他にも四つほど重要な栄養素があり、それが下記の4つです!

妊娠初期に現れるの身体的不調

つわりとは

つわりとは、妊娠によって引き起こされるホルモンバランスの変化によって生じる嘔吐や吐き気、食欲がなくなってしまうことの総称のことをいいます。

つわり自体は妊婦さんのおおよそ50-80%の妊婦さんが経験すると言われております。

妊娠5週目ごろから始まり、安定期である妊娠16週目をめどに徐々に落ち着いていくと言われております。

つわりの種類

つわりにはいくつか種類があります。

その中でも一番多いのが、吐きつわりの症状です。

吐きつわりとは、常に胃がムカムカしている状況が続いており、実際に吐いてしまうこともあるようなつわりです。


このつわりが一番辛く、多くの人が困っているつわりの一つです。

他にもつわりには種類があり、それぞれの種類別に対処法があります。

症状 対処法
吐きつわり こまめな水分補給
食べつわり 体重の増加に注意
眠りつわり 眠い時には寝る
匂いつわり 食べ物を冷ます
よだれつわり よだれを溜めない

より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

つわりの種類と対処法を徹底解説!ーつわりに悩むママさん必見ー

妊娠女性の8割が経験すると言われているつわり。そんな妊娠中に気になる「つわり」は、いくつか種類があるのをご存知ですか?つわりの種類別に有効的な対策を分かりやすく解説しています!

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つわり時の食事

つわりの時には、食事したくないけど、赤ちゃんに栄養をあげないといけないと思っているお母さんも多いはず。

実際、多くの人が無理して食べているそうです。


そんな辛い時には何を食べればいいの?

と思われている方も多いはずですので、ここでは一部紹介します。

結論、栄養価の高い食べ物がいいです。

ヨーグルトや小魚などカルシウム豊富なものからほうれん草のように葉酸がたくさん入っているものがおすすめです!

より詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

つわり中に食べたい&避けたい食べ物はコレ!食事のコツも

妊婦さんの5~8割の方が経験する言われている妊娠中のつわり。何かと悩むことが多いつわり中の食事事情。つわりでも食べやすいものや避けた方が良いものなどつわり中の食事のコツを紹介します。

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便秘

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により、腸の働きが悪くなることにより、便秘が起きやすいと言われております。

また、食生活の変化や運動をしなくなることで、さらに便秘が加速されてしまいます。

そんな時、どうすればいいのか。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。


妊婦は便秘になりやすい?妊婦を困らせる便秘の原因と改善方法を解説【薬剤師執筆】

妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活と運動量の変化等、様々な理由から便秘になります。妊娠中でもできる便秘対策も合わせて紹介します。

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貧血

妊娠中は、「鉄分」がとにかく不足します。

鉄分は、酸素を全身に送る時に必要なヘモグロビンを作るために重要な栄養素の一つです。


そして、妊娠中には、この鉄分を赤ちゃんが吸収してしまうことで、鉄分がいつも以上に不足してしまいます。

では一体何を多く食べればいいのか?貧血になるとどんな悪いことがあるのか?

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【助産師執筆】妊娠中の貧血はどんな影響がある?

妊娠中に多くのママさんが経験する貧血。その原因と貧血になった場合の赤ちゃんへの影響だけでなく、貧血にならないための予防法までみっちり記載しました。貧血対策としてぜひ参考にしてみてくださいね!

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妊娠初期からはじめておきたい!妊娠線予防!

妊娠線

妊娠線とは、妊娠中の急激な体型の変化により、皮膚が裂け、お腹にできる線の事です。

この妊娠線は、一度できると完全に消えることはなく、多くのお母さんの悩みです。

「むずむずする」や「ちくちくする」などの症状が出始めたら、特に注意が必要です。


では実際に、

どのような対策をしたらできないのか?

いつからケアをし始めれば良いのか?詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

一度できると完全には消えない!妊娠線の予防方法おすすめ5選!

一度できると完全に消えることはない妊娠線。妊娠線が消えないと悩んでいる方も非常に多くいらっしゃいます。そこで、今回この記事では妊娠線ができないようにするための対策を5つ紹介し、綺麗なお腹を保ちましょう!

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正中線

妊娠線とよく間違われるのが、正中線です。

正中線とは、お腹の中央に現れる縦線のことで、妊婦さんの約70%にみられます。


この正中線は妊娠線とは違い、一度できても完全に消えます。

しかし、妊娠線とどのように見分ければいいのでしょうか?

また、完全に消えるとは言っても、どうしたら目立たなくなるのでしょうか?


詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【最新】「正中線」って何?消すためにするべきおすすめの方法5選!

お腹の中央に現れる線。その名も正中線。正中線が消えないと悩むお母さんも多くいらっしゃいます。そこで、この記事では、少しでも早く正中線を消すためのケア方法を5つ紹介し、綺麗なお腹を少しでも早く取り戻していただきたいです!

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