更新日:2026/2/27

つわりにはどんな種類がある?よくある症状と対処法を完全ガイド【産婦人科医監修】

よくあるつわりの症状と対処法を完全ガイド
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妊娠初期に多くのママが経験する「つわり」。吐き気や食欲不振だけでなく、においに敏感になったり、強い眠気を感じたりと、その症状はさまざまです。

この記事では、つわりの主な種類とそれぞれの対処法を、産婦人科医監修のもとわかりやすく解説。つらさを少しでも和らげる過ごし方や、食欲がないときの食事の工夫についてご紹介します。

自分の症状に合った対策を見つけ、無理のない毎日を過ごすヒントにしてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

つわりの種類と対処法

つわりの感じ方は人によって違いがあり、症状の出方やつらさの程度も大きく異なります。

まずは、妊娠中によくみられるつわりの種類と、それぞれの対処法をご紹介します。

吐き気や嘔吐が中心の「吐きづわり」

吐きづわりは代表的なつわりのひとつで、多くの妊婦さんが経験するもの。食事をはじめ、日常生活に影響が出やすいため、無理をしないことが大切です。

吐きづわりの症状

胃や胸がムカムカして気持ち悪さが続いたり、食べても吐いてしまったりするのが特徴。気分の悪さから食欲が落ち、つらい場合は水分をとることさえ難しく感じることもあります。体重の減少や脱水につながりやすいため注意が必要です。

また、起床時や夕方など時間帯によって症状に波が出たり、歯磨きの刺激で吐き気が強くなったりする人もいます。

時間帯やシチュエーションによるつわりのつらさが気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

吐きづわりのときに意識したいこと

吐き気が強いときは、無理に食べようとせず、食べられそうなタイミングで口にできるものを選びましょう。炭酸水や冷たいゼリー飲料など、口の中がさっぱりするものから試してみるのがおすすめです。

また、ビタミンB6が吐き気や嘔吐をやわらげる可能性があるという研究報告もあります(※1)。ビタミンB6は鶏肉やじゃがいも、バナナなどに含まれますが、食事から取り入れるのが難しい場合は、サプリメントで補うのもひとつの方法です。

>>ビタミンB6を補えるサプリメントをチェック

ビタミンB6とつわりの関係については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

歯磨きがつらいときは、ブラシが舌に触れないよう意識すると、吐き気を抑えやすくなりますよ。

空腹で気持ち悪くなる「食べづわり」

食べづわりは、空腹になると気分が悪くなるタイプ。そのため、食べると一時的にラクになるのが特徴です。

食べづわりの症状

何かを口にしていないと気持ちが悪くなり、夜中に空腹で目が覚めてしまう人もいます。食べる回数が増えやすいため、体重の増えすぎや血糖値の変動に注意が必要です。

また、妊娠前とは食べ物の好みが変わり、急に苦手なものが増えたり、特定のものが無性に食べたくなったりすることもあります。

食べづわりがあるときの食事の工夫

空腹時間をつくらないよう、食事を小分けにして回数を増やすのがおすすめです。ただし、甘いものばかり食べ続けると血糖値が急激に上下し、かえって気持ち悪さが強くなることもあります。

おにぎりやうどん、ヨーグルトなど消化のよいものや、果物など水分やビタミンを含む食品を取り入れるとよいでしょう。

食べづわりの食事のコツについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

においに敏感になる「においづわり」

妊娠をきっかけに、これまで気にならなかったにおいがつらく感じられることがあります。日常生活の中では避けるのが難しい場面も多いため、無理のない工夫がポイントです。

においづわりの症状

ご飯が炊けるにおいや揚げ物のにおいなど、食べ物の香りをきっかけに気分が悪くなることがあります。調理中の湯気や、温かい料理のにおいが強く感じられるという声も少なくありません。

また、柔軟剤や香水、シャンプーなど、これまで心地よく感じていた香りを急に受けつけなくなるケースもみられます。

においに敏感になることで、外出や食事の時間がつらく感じてしまう方もいます。

においづわりを乗り切るヒント

においが気になるときは、マスクを着用して刺激を減らしましょう。レモンやライムなど爽やかな香りが大丈夫であれば、アロマを持ち歩いて気分転換に使うのもおすすめです。

満員電車を避けたり、洗剤や化粧品を無香料タイプに変えたりと、日常の中で少しずつ環境を整えてみてくださいね。

強い眠気を感じる「眠りづわり」

眠りづわりは、強い眠気やだるさが続くのが特徴。「とにかく眠い」「体が重い」と感じる人も少なくありません。

眠りづわりの症状

十分寝ているはずなのに日中も強い眠気が続いたり、体がだるくやる気が出なかったりすることがあります。少し動いただけでも疲れやすくなったり、横にならないとつらいと感じたりすることも。

頭がぼーっとして集中力が低下し、家事や仕事が思うように進まないと感じる方も少なくありません。

眠りづわりとの向き合い方

眠いときは、体が休息を求めているサインと考えて無理しないことが大切です。仕事中など休めないときは、外の空気を吸ったり、軽くストレッチをしたりして気分転換しましょう。

眠気が強いときは、車の運転を控えるなど安全面にも配慮してくださいね。

妊娠初期の眠気がつらい方は、こちらの記事も参考にしてください。

唾液が増える「よだれづわり」

よだれづわりは、唾液の量や感覚に違和感が出るタイプのつわり。人には相談しにくい症状ですが、悩む方は少なくありません。

よだれづわりの症状

唾液が多く分泌されたり、唾液をうまく飲み込めず不快に感じたりすることがあります。飲み込むと吐き気がしたり、せき込んでしまったりする人もいます。

よだれづわりの対処法

こまめにうがいをしたり口をすすいだりすると、口の中がすっきりしますよ。外出時はティッシュやペットボトルを持ち歩き、すぐ対処できるようにしておくと安心です。

ガムや飴をなめて唾液の味や口の中の感覚を変えることで、気分転換につながる場合もあります。

そのほかの症状

つわりの症状は多様で、次のような変化を感じる人もいます。

  • 頭痛・めまい
  • 情緒不安定

つわりの時期は、無理をしないことが何より大切です。十分な休息をとり、締めつけの少ない下着や服装を選ぶなど、体をラクにする工夫も取り入れてみてください。

頭痛や不安定な気持ちの乗り越え方を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

つわりの症状が重なったり変わったりするのは普通?

つわりの現れ方やつらさには個人差があり、複数の症状が同時に出ることも珍しくありません。「吐き気と眠気が一緒にある」「においに敏感なのに食べづわりもある」など、いくつかのタイプが重なるケースもよく見られます。

また、食べられるものや食べたいものが日によって変わったり、昨日は平気だったにおいが急につらく感じられたりすることもあります。

一度落ち着いたように思っても、体調や生活リズムによって再び症状が強くなることもあり、つわりの経過は人それぞれです。その日の体調に合わせて無理せず過ごすことを意識しましょう。

妊娠初期のつわりが落ち着いたと思っていたら、中期に再び調子の悪さを感じる場合も。つわりのぶり返しについては、こちらの記事で紹介しています。

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つわりがない人もいる?

妊娠した人全てにつわりがあるわけではなく、症状をほとんど感じない人や、軽く済んでしまう人もいます。4〜5人に1人はつわりがないともいわれています。

つわりは妊娠初期のホルモンや代謝の変化、生活環境などが関係していると考えられています。体がこうした変化に順応しやすい場合は、症状が出にくいこともあるようです。

つわりで食欲がないときに意識したいこと4つ

つわりがつらい時期は、無理に普段通りの食事を目指す必要はありません。まずは体調を優先し、食事はできる範囲で少しずつ取り入れていくことが大切です。

ここでは、食欲がないときに意識したいポイントをご紹介します。

  1. 1水分補給を優先する
  2. 2食べられるものを少量ずつ食べる
  3. 3味付けや温度を変えてみる
  4. 4栄養サポートとしてサプリを活用する

1.水分補給を優先する

吐き気が続いたり、食事が思うようにとれなかったりすると、脱水症状を起こしやすくなります。脱水を起こすと、ママと赤ちゃんの両方に深刻なリスクが及ぶことも。食べることが難しいときは、まず水分補給を優先しましょう。

一度にたくさん飲むのではなく、少量をこまめにとるのがポイント。水だけでなく、電解質も補える経口補水液やスポーツドリンクを活用するのもおすすめです。

妊婦さんにおすすめの飲み物については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

2.食べられるものを少量ずつ食べる

つわりの時期は、普段と同じ食事量や食事時間にこだわりすぎないことが大切。「食べられそう」と感じたタイミングで、少しずつ口にするだけでも十分です。

胃腸が敏感になっていることも多いため、食事を小分けにすると負担を軽減しやすくなりますよ。

  • おにぎり
  • サンドイッチ
  • シリアル
  • ナッツ
  • 果物

など、食べやすいものをストックしておくと◎。

一方で、脂っこいものや糖分・塩分の多いものは、かえって気持ち悪さにつながる場合もあるため、体調を見ながら取り入れましょう。

3.味付けや温度を変えてみる

においが気になるときは、料理を少し冷ましてから食べるのがおすすめ。香りが立ちにくくなり、食べやすくなりますよ。

また、梅干しや柑橘類などの酸味をプラスすると、口の中がさっぱりして食べやすく感じる場合も。

同じ食材でも温度や味付けを変えるだけで印象が変わることがあるので、無理のない範囲で試してみてください。

4.栄養サポートとしてサプリを活用する

つわりの時期は「食べられるときに食べられるものを口にする」ことが基本ですが、栄養面が気になる方も多いのではないでしょうか。そんなときは、無理のない栄養補給としてサプリメントを取り入れる方法もあります。

妊娠中の栄養サポートには、産婦人科医監修のもと妊婦さんのことを考えて設計された「mamaru」がおすすめ。

mamaruは妊娠期に不足しがちな鉄分やビタミンなど、20種類以上の栄養素をまとめて補えるオールインワンサプリです。吐きづわりのケアに、特に摂りたいビタミンB6も1.3mg配合されています。

粒は業界最小サイズで、ニオイを抑えるコーティングが施されているため、味や香りに敏感になりやすいつわりの時期も◎。好きな時間に1日4粒を目安に飲むだけなので、負担になりにくい点も魅力です。

さらに、mamaruはGMP認定工場で製造され、安心安全マークも取得済み不要なものをできるだけ省いた無添加設計など、品質へのこだわりも特長です。

スギ薬局やマツモトキヨシなど全国のドラッグストアでも購入できますが、つわりで外出がつらい時期はネット注文がおすすめ。公式サイトだけの特別価格や、15日間の返金保証つきでお得に始められますよ。

つわり中でも必要な栄養を無理なく補いたい方は、日々のサポートとしてmamaruを上手く活用してくださいね。

つわりの時期の栄養不足が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

つわりのつらさはいつまで続くの?

つわりが続くと「いつになったらラクになるの?」と不安になりますよね。原因とあわせて期間の目安やピークの時期、長引きやすい人の特徴を見ていきましょう。

つわりの原因は?

つわりの原因は現在も完全には解明されていないものの、妊娠によって起こるホルモンバランスの変化が関係しているといわれています。

これまで妊娠初期に胎盤から分泌される「hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」が急増する影響だと考えられていましたが、近年の研究では「GDF15」という物質が妊娠中に多く分泌されることで、脳の嘔吐中枢に働きかけ、吐き気を引き起こす可能性も示されています(※2)。

そのほかにも、体質や自律神経の変化、心理的な要因など、さまざまな要素が複雑に関わっていると考えられています。

お腹の赤ちゃんへの影響は?

「食べられない日が続くと赤ちゃんに影響があるのでは?」と心配な方も多いかもしれません。しかし、数日食事が十分にとれないことがあっても、赤ちゃんの発育に大きく影響することはないとされています。

妊娠初期は赤ちゃんがまだ小さく、ママの体に蓄えられている栄養で十分成長できます。

実際に、妊娠初期につわりで食事がとれなかった人と、症状が軽かった人を比較した研究でも、赤ちゃんの出生体重に大きな差はみられなかったという報告があります(※3)。

つわりの期間やピークは?

つわりは、早い人では妊娠5週頃から始まります。8〜10週頃にピークを迎える方が多く、安定期に入る妊娠16週頃には落ち着く傾向があります。

とはいえ、中には妊娠後期までつわりが続く人もいるため、症状の程度や終わる時期には大きな個人差があるといえます。

つわりの期間については、こちらの記事も参考にしてくださいね。

つわりが長引きやすい人の特徴は?

次のような人は、つわりが長引きやすいといわれています。

  • 不安やストレスを感じやすい
  • 胃腸が弱い
  • 冷えを感じやすい
  • 双子など多胎妊娠である

また、睡眠不足や忙しすぎる生活など、体に負担がかかる環境も影響すると考えられています。無理せず、体調を優先して過ごすことが大切です。

つわりが終わらない人の特徴については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

受診が必要なつわりの症状

つわりが重症化すると「妊娠悪阻(にんしんおそ)」と呼ばれる状態になる場合があります。脱水や栄養不足が進み、体への負担が大きくなるため注意が必要です。

次のような症状がある場合は、我慢せず早めに医療機関へ相談しましょう。

  • 一日中何度も嘔吐してしまう
  • 食事や水分がほとんどとれない
  • 体重が急激に減っている
  • 強いめまいや頭痛がある

こちらの記事ではつわりの重症度がチェックできますよ。

つわりの症状や程度は一人ひとり違うもの。無理せず乗り切ろう

つわりにはさまざまな種類がありますが、症状やつらさは人によって大きく異なります。吐き気・眠気・においへの敏感さなど、複数の症状が同時に現れることも珍しくありません。

つわりがつらい時期は、家事や仕事を完璧にこなそうとせず、周囲の人に頼ることも大切です。休めるときはしっかり体を休め、少しでもラクに過ごせる方法を見つけていきましょう。

また、食事が思うようにとれず栄養面が気になる場合は、サプリメントを活用する方法もあります。妊娠期の栄養サポートを考えてつくられた「mamaru」なら、つわりの時期でも続けやすい工夫がされているため、無理のない栄養補給ができますよ。

自分のペースを大切に過ごし、つわりの時期を乗り切りましょう。

参考:

(※1)Vitamin B6 is effective therapy for nausea and vomiting of pregnancy: a randomized, double-blind placebo-controlled study, V Sahakian, D Rouse, S Sipes, N Rose, J Niebyl, 1991 Jul;78(1):33-6.

(※2)Fejzo M, Rocha N, Cimino I, et al. Fetally-encoded GDF15 and maternal GDF15 sensitivity are major determinants of nausea and vomiting in human pregnancy. bioRxiv

(※3)Relationship between hyperemesis gravidarum and small-for-gestational-age in the Japanese population: the Japan Environment and Children’s Study (JECS), Volume 16, article number 247, (2016)


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