
更新日:2025/6/30
産後の妊娠線はいつ消える?目立たなくするためのケアとおすすめクリーム

産後、ふとお腹を見ると、赤い線が目に入って落ち込んでしまう。
このまま妊娠線が消えないのでは……と、不安に思っていませんか?
一度できた妊娠線は、残念ながら完全に消えることはありません。
でも大丈夫。妊娠線は適切なケアを続けることで、目立たなくしていくことができます。
この記事では、妊娠線ができる理由や産後に自力でできるケア方法、おすすめのクリームについてお伝えします。
この記事に登場する専門家
医療ライター 宮川しおり
2児の母。切迫早産での長期入院や、妊娠糖尿病でのインスリン治療を経て出産。
現在は主に医療・健康分野でライター活動をしている。
<保有資格>
・看護師/保健師/養護教諭
・メンタル心理カウンセラー
・日本フェムテック協会認定資格3級
産後の妊娠線はいつ消える?
まずは、多くの方が気になっている「妊娠線はいつまで残るのか?」という疑問について詳しく見ていきましょう。
半年~1年かけて少しずつ薄くなる
妊娠線は出産直後から急に消えるものではなく、赤みが落ち着いてくるまでに半年から1年ほどかかるのが一般的です。
赤や紫っぽい線が、少しずつ白くなっていき、時間の経過とともに肌になじんでいきます。(※1)
ただし、完全に元通りになるわけではありません。線そのものは皮膚の深いところが傷ついてできているため、跡としては残ります。(※2)
それでも、しっかりとケアをしていけば、目立ちにくくすることはできます。
妊娠線ケアは保湿が大切!
妊娠線のケアにおいて、大切なのが「保湿」です。
産後は育児に追われて自分のことは後回しになりがちですが、こまめに保湿ケアを続けることで、肌の回復力をサポートできます。
忙しい毎日の中でも、少しずつケアの時間をとるようにしてみましょう。
産後の妊娠線を目立たなくするためにできること
妊娠線を薄くするには、肌の状態を整え、ターンオーバーを促すことが大切です。
産後の今からできる4つの方法をチェックしていきましょう。
- 肌のうるおいを保つ保湿ケア
- 専用のクリームを使った妊娠線ケア
- 血行を促すマッサージ
- クリニックでの治療
肌のうるおいを保つ保湿ケア
乾燥した肌はターンオーバーがうまく進まず、傷が残りやすくなります。
保湿を続けることで肌のターンオーバーが整い、表面の傷やくすみも目立ちにくくなります。
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ターンオーバーとは?
肌は約28日間かけて新しい細胞に入れ替わっています。この自然な生まれ変わりのサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。
ターンオーバーが乱れると、シミやシワなどさまざまな影響が現れます。
正常なターンオーバーを促すには、以下を心がけることが大切です。(※3)
- 肌の乾燥を予防する
- 質の良い睡眠を確保する
- ストレスを軽減する
- バランスの良い食事を摂る
産後は睡眠や食事をコントロールするのが難しいこともありますが、できることから取り組んでいきましょう。こちらの記事もぜひ参考にしてくださいね。
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専用のクリームを使った妊娠線ケア
保湿ケアをするなら、妊娠線に特化した専用クリームを選ぶことで、より高い効果が期待できます。
産後の妊娠線ケアにおすすめのクリームが「mitera organics ボディケアクリーム」です。
産後のゆらぎやすいママの肌にも、赤ちゃんとのふれ合いにも配慮された設計で、毎日のケアにぴったりのアイテムを詳しく紹介します。
肉割れケア成分配合
mitera organics ボディケアクリームには、妊娠線のケアに効果的とされる「レジストリル」を配合しており、できたばかりの赤みや深さにもしっかりアプローチします。
また、肌を整えるといわれているCICAやビタミンC誘導体などの成分も取り入れ、肌のうるおいを保ちつつ、バリア機能をサポート。
乾燥によるかゆみやひび割れが気になる方にもおすすめです。
皮膚科医監修で産後も安心して使える
mitera organics ボディケアクリームは、皮膚科学会認定の専門医が監修。産後の敏感な肌にやさしく、負担をかけずにケアが続けられるように開発されました。
厚生労働省の基準「GMP」に準拠した国内工場で製造されているのもポイントです。
さらに、成分の安全性にもこだわっており、防腐剤や合成香料、着色料などを使わない「8つの無添加」を実現。
産後のデリケートな肌はもちろん、赤ちゃんの肌に触れても安心できる処方です。
忙しい日常でも使いやすい使用感
使い心地も好評で、ベタつきにくくさらっとしたテクスチャーは、塗った直後でも服を着やすいのが特徴。
ポンプ式なので片手でも使いやすく、育児の合間にも手軽に塗れます。
香りは無香料タイプと、やさしい香りがついた微香性タイプの2種類から選ぶことができますよ。
肌がゆらぎやすい時期こそ、安心して使えるアイテムでの丁寧な保湿ケアが大切です。
忙しい産後は「mitera organics ボディケアクリーム」で心地よい妊娠線ケアを始めてみませんか?
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産後の妊娠線ケアにおすすめのクリームは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
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血行を促すマッサージ
妊娠線を目立たなくするにはクリームで保湿するだけでなく、マッサージを取り入れるのも効果的です。
肌をやさしくなでるようにマッサージすることで、血行がよくなり、肌の再生がスムーズになります。
マッサージの具体的なやり方は、こちらの記事でチェックしてみてくださいね!
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クリニックでの治療
自宅でのケアだけでは満足できないときは、皮膚科や美容皮膚科などで治療を受けることもできます。
ここでは、3つの治療法を紹介します。
- レーザー治療
- ダーマペン
- サーマクール
レーザー治療
妊娠線のレーザー治療では、皮膚の状態に合わせて複数の機器を使い、伸びた皮膚を引き締めて目立ちにくくします。
なかでも「フラクセルレーザー」は、肌の深い部分に働きかけて、古い皮膚を少しずつ新しい肌に入れ替えていく治療法として注目されています。
コラーゲンの生成も促され、妊娠線や肉割れの改善が期待できます。
ダーマペン
ダーマペンとは、微細な穴をあけて肌の再生力を高める治療。
ペン型の治療機器で、妊娠線のほか、にきび跡や毛穴改善などにも用いられます。
髪の毛よりも細い針を使うものの、治療にはヒリヒリとした痛みを伴う場合があります。
サーマクール
サーマクールは、熱治療といわれる治療法です。
皮膚の奥まで熱を届け、コラーゲンの生成を促すことで、妊娠線ができた部位の引き締めやハリの回復が期待できます。
どの治療が自分には適しているのか、費用や回数などは、医師と相談しながら検討しましょう。
産後の妊娠線とは?
そもそも妊娠線とは、どのようなものなのでしょうか。最後は、妊娠線の原因や経過について詳しくみていきましょう。
妊娠中に皮膚の奥が裂けてしまうことが原因
妊娠線は、妊婦さんの約4割にできるといわれています。(※2)
妊娠中、お腹のふくらみによって皮膚が急激に引き伸ばされると、表面ではなく、奥にある「真皮」という層が裂けてしまいます。これが妊娠線の正体です。
出やすい時期は妊娠6ヶ月ごろ。(※1)
とくに、お腹や太もも、お尻、乳房など皮膚が伸びやすい部位にできやすいとされています。
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妊娠線と正中線の違いは?
妊娠中、おへその上下にまっすぐ現れる茶色い線を「正中線」といいます。
正中線は、生まれたときから誰にでもうっすらと存在しているもの。それが妊娠中のホルモンバランスの変化により、濃くなるのです。
正中線の場合、出産後はホルモンバランスの回復とともに自然と薄れていく傾向があります。
見た目が似ているため混同されがちですが、妊娠線は皮膚の奥が裂けてできる「傷」、正中線は「色の変化」と全く別物です。
それぞれ性質やケアの方法が異なるため、区別して理解しておくことが大切です。
正中線については、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
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赤い線から白い線へ、時間とともに変化する
妊娠線は、できたばかりの頃は赤や紫色をしています。時間が経つと少しずつ色が落ち着き、白っぽく変化していきます。
この段階でのケアを丁寧に続けることで、より目立たなくすることができますよ。
産後も諦めずに、mitera organics ボディケアクリームでのケアを続けてみてくださいね。
毎日のケアで妊娠線は変わっていく!諦めずに続けよう
妊娠線は、出産後も自然に薄くなっていくことが多いですが、完全に消えるわけではありません。
ただ、しっかりと保湿をして肌の再生を促すことで、目立ちにくくなる可能性は十分にあります。
特別なことをしなくても、日々の保湿やマッサージ、丁寧な生活習慣が肌の回復につながっていきます。
大切なのは、焦らず、自分のペースで続けること。産後の忙しさの中でも、1日1回、自分のからだをいたわる時間をつくってみてください。
mitera organics ボディケアクリームを使って、産後のからだをケアするのもおすすめですよ。
「前よりも気にならなくなったかも」
そんな変化を感じられる日が、きっとやってきます。
参考文献:
(※1)順天堂大学医学部附属静岡病院 産婦人科「こうのとりくらぶ」vol.552021 春号
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