
更新日:2026/3/31
着床しにくい人の特徴とは?妊娠を遠ざける原因と今できる体づくりを解説【産婦人科医監修】

「なかなか妊娠しないのは、もしかして着床しにくい体なのかな…」そんな不安を抱えながら、妊活を続けていませんか?
「着床」は妊娠のスタート地点ともいえる大切なステップで、着床のしやすさには体の状態や生活習慣が関係しているといわれています。
この記事では、着床しにくい人に見られやすい特徴や理由をわかりやすく解説し、今日からできる改善ポイントについてお伝えします。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生
生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士
実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。
着床しにくい人の特徴とは?

まずは、着床しにくい人の特徴をみていきましょう。
子宮内の環境が整っていない

子宮内膜は、受精卵が定着する「ふかふかのベッド」のような存在です。しかし子宮内膜ポリープや子宮筋腫など、内膜内に凹凸があると、受精卵が着床しにくくなることがあります。
子宮の内側に変形がある場合や、内膜が十分に厚く育たない場合も、受け入れ態勢が整わず、着床がうまくいかなくなる原因になります。(※1)
子宮の環境を整えるためにできることについては、こちらの記事に詳しくまとめています。
血流が悪く、冷えやすい体質
妊活において、子宮や卵巣に酸素や栄養を届ける「血液」はとても重要です。
しかし冷え性や運動不足などによって血流が悪くなると、こうした臓器に必要なものが行き届きにくくなり、妊娠に向けた準備が整いにくくなることがあります。
体の末端が冷えやすい、平熱が低いなどの「冷え体質」は、着床に適した環境をつくりにくい要因のひとつと考えられます。
冷えと妊娠の関係については、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
ホルモンバランスが乱れやすい

妊娠には、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの働きが欠かせません。
排卵や子宮内膜の厚みもホルモンの働きで調整されるため、バランスが乱れると妊娠のプロセスがスムーズに進みにくくなります。(※1)
年齢による変化の影響を受けている
妊娠しやすさは年齢とともに変化します。女性は30歳を過ぎると、妊娠のしやすさが低下し、特に35歳を過ぎると急低下するといわれています。
またその頃は、加齢により子宮筋腫や内膜症などの婦人科トラブルも増えてくる傾向も。年齢による体の変化は自然なことですが、早めに備える意識が大切です。(※1)
妊娠のしやすさと年齢の関係が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
そもそも「着床しにくい」とはどういう状態?
着床について、改めてその流れとポイントをみておきましょう。
着床の仕組みと妊娠までの流れ

妊娠は、排卵された卵子と精子が受精し、受精卵が子宮に到達して内膜にもぐり込む(着床)という流れで成立します。
この“もぐり込む”動きが起こるには、子宮内膜が柔らかく厚く、受け入れ態勢が整っている必要があります。
受精卵ができてから着床までは12日ほどとされ、その後も順調に受精卵が成長していくと妊娠が確認できます。(※2)
受精しても妊娠に至らないことがある理由
卵子と精子が出合い無事に受精できたとしても、必ずしも「受精=妊娠」とは限りません。(※2)受精卵側に染色体異常などの問題がある場合や、子宮内の状態が整っていないと、着床が成立しないこともあります。(※1)
排卵日をしっかり把握してタイミングをとっても、毎回妊娠に至るとは限らないのです。
改めて、妊娠するためには、受精だけでなく、その後の着床まで見据えた体の準備と適切なタイミングが大切だといえます。
着床の確率について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
着床しにくくなる原因として考えられること5選

着床しにくさには、体の状態だけでなく、毎日の生活習慣が関わっていることもあります。
- 喫煙習慣
- 過度な飲酒
- 睡眠不足や生活リズムの乱れ
- 強いストレス
- からだの冷え
喫煙している

喫煙は、妊娠のしやすさに影響する要因のひとつです。
実際に、女性本人やパートナーが喫煙していると、避妊をやめてから妊娠するまでの期間が長くなることがあると報告されています。
◆たばこに含まれる主な成分と体への影響
| 成分 | 体への影響 |
|---|---|
| ニコチン | 血管を縮める働きがあり、子宮や卵巣を含む全身の血流を低下させる |
| 一酸化炭素 | ヘモグロビンと結びつきやすく、酸素を運ぶ力を弱める。血管の内側を傷つける |
| 活性酸素を増やす物質 | 体の中で炎症を起こしやすくし、細胞や組織にダメージを与える。血栓ができやすくなる |
こうした影響によって、妊娠に向けた体の環境が整いにくくなると考えられています。
さらに、喫煙は卵巣機能やホルモンバランスにも悪影響を及ぼす可能性も。その結果、妊娠しにくくなるだけでなく、妊娠後も早産や低出生体重児などのリスクを高めることが知られています。
なお、自分では吸っていなくても、まわりのたばこの煙を吸い込む受動喫煙でも影響はあるといわれています。着床しにくさを考えるうえでも、喫煙の有無やたばこの煙にさらされる環境は、見過ごせないポイントといえるでしょう。(※3)
喫煙と妊活については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
飲酒の習慣がある
お酒はストレス解消やコミュニケーションのきっかけになることもありますが、妊活中は飲み方に注意が必要です。
アルコールが着床に影響を与えるという明確なエビデンスは現在のところありませんが、アルコールを多く摂取すると、脳のホルモン中枢に影響を与え、排卵や子宮内膜の成熟など、妊娠に必要なステップを乱す可能性があります。
毎晩の晩酌が習慣化している方は、妊娠を希望するタイミングで少しずつ控える工夫をしていくとよいでしょう。
妊活中のお酒について気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
睡眠不足や生活リズムの乱れがある

睡眠は、ホルモンの分泌や自律神経のバランスを整えるために欠かせない時間です。睡眠不足が続くとホルモンリズムが崩れて排卵がうまくいかなくなることもあります。
ホルモンはとても繊細。「今、自分の体はどんな状態なんだろう」と気になったら、まずは基礎体温をつけてみるのもひとつの方法です。毎日の変化を見ていくことで、ホルモンの波や排卵のリズムが、少しずつ見えてくるかもしれません。
また、生活リズムが不規則になると、自律神経のバランスも乱れがちに。結果として、基礎体温が不安定になったり、生理周期が乱れたりする原因になることも考えられます。
毎日同じ時間に寝起きするだけでも、体のリズムは整いやすくなります。「夜ふかしが当たり前」という生活から少しずつ見直していくことが、着床に向けた体づくりに役立ちます。
強いストレスを抱えている
強いストレスは、着床を妨げる一因になることがあります。(※4)ストレスが続くとホルモンバランスが乱れ、妊娠しやすい体の状態を保ちにくくなるためです。
「妊活」というワード自体がストレスに感じてしまう人もいるかもしれませんが、まずは自分の気持ちや体に寄り添って、小さなリフレッシュから始めてみましょう。
妊娠とストレスの関係について、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。
からだが冷えている

体の冷えは、血流の滞りや内臓機能の低下につながるとされ、妊活中に注意したいポイントのひとつです。
- 手足が冷たい
- 下半身が冷えやすい
- お腹が常に冷えている感覚がある
といったサインは、血流の低下を示している可能性があります。
血液は、子宮や卵巣に酸素や栄養を届ける大切な“道”。この通り道が滞ると、子宮内膜の発育が不十分になったり、ホルモンがうまく働かなかったりすることがあります。
着床しやすい体を目指すために見直したい生活習慣4つ
ここからは、今日からでも始められる「着床しやすい体づくり」のための生活習慣を紹介します。
喫煙・飲酒をやめる

妊娠を望むなら、まずやめたいのが喫煙と飲酒です。
どちらもホルモンバランスや子宮・卵巣機能に悪影響を与えるとされており、着床環境を整えるうえでも大きなハードルになります。妊娠後のリスクも考えると、今のうちから断つ意識が大切です。
いきなりやめるのが難しい人は、
- まず回数を減らす
- 家に置かない
- 代わりの飲み物やガムを用意する
など、続けやすい方法から始めてみましょう。
禁煙や節酒がひとりでは難しいときは、禁煙外来など医療機関に相談するのもひとつの方法です。
栄養バランスを意識する

妊活では、特定の栄養素だけを意識するのではなく「不足を作らない」バランス重視の食生活が基本です。
特に妊娠初期に重要とされる葉酸は、妊娠前からの摂取が推奨されています。(※5)
妊活期に必要な栄養素
妊活中は、葉酸だけでなく、ビタミンDや鉄、カルシウムなども意識したい栄養素です。(※5)
| 栄養素 | 摂取目安 | 働き |
|---|---|---|
| 葉酸 | 食事から240μg/日+サプリなどから400μg/日 | 赤血球の形成やDNA合成に関わる栄養素。赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスク低減につながる |
| ビタミンD | 9.0μg/日 | カルシウムの吸収を助け、骨や歯の健康を支える栄養素。不足すると流産につながるという指摘も |
| 鉄 | 10.0mg/日(18〜29歳)、10.5mg/日(30〜49歳) | 赤血球のヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運ぶために必要。不足すると、だるさや疲れやすさにつながる |
| カルシウム | 650mg/日 | 骨や歯の材料になる大切なミネラル。筋肉や神経の働きにも関わる |
妊活中は、野菜をしっかり食べる、葉酸を意識するなど、栄養バランスへの気配りが必要です。妊活中の食事のコツについては、以下の記事も参考にしてください。
妊活期の栄養サポートには「mitas」がおすすめ
「忙しくて栄養バランスを意識するのが難しい」「毎日の食事で必要な栄養が摂れているのか不安…」そんなときに取り入れやすいのが、妊活期に必要な栄養をまとめて補えるサプリメントです。
妊活サプリ「mitas」は、妊活期に特化して設計されたオールインワンタイプのサプリメント。

厚生労働省が推奨する葉酸400μgをはじめ、ビタミンD、鉄、カルシウムなど妊活中に意識したい20以上の栄養素をまとめて補うことができ、毎日の栄養管理を続けやすいのが特徴です。
さらにmitasは、栄養を補うだけでなく、温活を意識した設計も特徴。

高麗人参、なつめ、陳皮、生姜の4つの和漢素材を配合しており、妊活に重要な巡りを妨げる冷え対策にも目を向けています。
栄養面と温活、両方の視点から妊活をサポートできるのは、mitasの大きな魅力です。

mitasは、妊活専門の産婦人科医に監修されたサプリメント。不要な添加物は使わず、第三者機関に品質を認められた「GMPマーク」も取得しています。
何を選べばよいかわからない方でも、妊活期に必要な栄養をまとめて補えるサプリとして、信頼して取り入れやすいでしょう。
そんなmitasは、妊活期の栄養サポートとして多くの人に選ばれ、ドラッグストアのスギ薬局では妊活サプリ売上ナンバーワンの実績も!
※2025年1月〜2025年12月スギ薬局POS金額実績(葉酸サプリカテゴリー内)
着床に向けた体づくりを少しずつ整えたい方は、mitasを上手に活用するのがおすすめですよ。
始めやすい返金保証つきのお試し価格は、こちらからチェックしてくださいね。
冷え対策を意識する

体が冷えると血管が収縮し、卵巣や子宮への血流が悪くなりやすくなります。着床しやすい体づくりのためには、温める・動かす・休むの3つの視点で冷えを防ぐことが大切です。
例えば、湯船に浸かる、下半身を冷やさない服装にする、ウォーキングなど軽い運動を取り入れる、などを意識してみましょう。
すぐにできる冷え対策については、以下の記事もあわせて参考にしてくださいね。
睡眠の質を整える

睡眠は、ホルモンの分泌や自律神経のバランスを整える基盤です。
睡眠不足が不妊治療の成績に影響する可能性があるとの報告もあり、妊娠のために無視できない要素です。
毎日同じ時間に寝起きする、寝る前にスマホを見ない、夕方以降はカフェインを控えるなど、睡眠の質を高める習慣を意識してみましょう。
睡眠と妊娠の関わりについては、こちらの記事にも詳しくまとめています。
着床しにくさに悩んだら「できること」から始めてみよう

着床しにくさには、年齢や体質、生活習慣などさまざまな要因が関係しています。「何がいけないんだろう」と責めるよりも、自分の体を理解し、できることから整えていく姿勢が大切です。
妊娠に向けた体づくりは、1日で完成するものではありません。食事・睡眠・ストレスケア・冷え対策など、小さな一歩の積み重ねが、着床に適した環境を整える力になります。
そして、忙しい毎日の中でも栄養バランスを整えたい方には、妊活サプリ「mitas」の活用がおすすめです。必要な栄養素を手軽に補えるうえ、めぐりや冷え対策までカバーしてくれるので、無理なく続けやすいサポートになりますよ。
妊活は自分の体と向き合う大切な時間。少しずつでも「できること」を始めていくことで、不安が和らぎ、前向きな気持ちに変わっていくはずです。
参考文献:
(※2)不妊治療、社会全体で理解を深めましょう|政府広報オンライン
(※3)女性の喫煙・受動喫煙の状況と、妊娠出産などへの影響|厚生労働省
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