
更新日:2025/7/3
妊活にビタミンEがいいって本当?効率的な摂取方法からおすすめサプリまで詳しく解説【産婦人科医監修】

妊活を始めたら、妊娠によいといわれる栄養はなるべく摂りたいですよね。数ある栄養の中で「ビタミンEが妊活女性にいい」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
ビタミンEの化学名「トコフェロール」は「こどもを生む力を与える」という意味で、ここから想像できるように、ビタミンEは妊活にとても重要な役割を果たす栄養素なんですよ。
この記事では、妊活とビタミンEの関係について解説し、効率的な摂取方法を紹介します。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生
生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士
実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。
ビタミンEが妊活にもたらす効果
ビタミンEが妊活にもたらす効果は3つあります。
これらはどれも妊娠しやすい体を目指すうえで大切なこと。それぞれ詳しく解説していきます。
卵子の質を上げる
妊娠を成立させるためには、質の良い卵子が必要。卵子が劣化する原因の一つに「酸化ストレス」があります。
酸化ストレスとは、体内に取り込まれた酸素が変化した「活性酸素」によって、細胞や遺伝子が攻撃されてしまうこと。卵子も活性酸素による攻撃で劣化してしまうのです。
しかしビタミンEを摂ることで抗酸化作用が働き、酸化ストレスから卵子を守って劣化を防いでくれます。ビタミンEによって老化を遅らせ、卵子の質が向上することが期待できます。
ビタミンE以外にも、卵子の質を上げる栄養素や食べ物を知りたい人は、こちらの記事もどうぞ!
ホルモンバランスを整える
妊娠しやすい体を目指すなら、ホルモンバランスが整っていることはとても重要。ホルモンバランスが乱れていると卵子の成長が遅れたり、排卵周期が乱れたり、子宮内膜の増殖にも影響を与えてしまうのです。
ビタミンEには、脳下垂体や卵巣に働きかけて女性ホルモンを整える作用があります。妊活中のビタミンEの摂取は、女性ホルモンのバランスを整え、妊娠を目指すための力強いサポート役になるでしょう。
妊活における女性ホルモンの働きについてもっと知りたいと思ったら、こちらの記事を参考にしてください。
血行を促進する
妊娠に必要な栄養やホルモンは、血液によって卵巣・子宮に運ばれます。そのため血液の流れがよいことは、妊活が成功するポイントの一つ。
ビタミンEには、血管を広げて血の巡りを促す働きがあります。さらに血行が促進されて体がポカポカになることで、妊活の大敵である「冷え」の解消にも期待できます。
妊活中のビタミンE以外の冷え対策については、こちらの記事で紹介しています。参考にして妊娠しやすい体を目指しましょう。
妊活にさまざまなメリットをもたらすビタミンEを手軽に摂るなら、サプリメントがおすすめです。詳しくはこちらからチェックできますよ!
妊活中はビタミンEをどのくらい摂ればいい?
ビタミンEは、脂質と一緒に摂取することで体内に吸収されやすい性質をもつ脂溶性ビタミン。脂質性ビタミンは体内に蓄積しやすいという特徴があるため、摂りすぎには注意が必要です。
では妊活中のビタミンEの1日の摂取量はどれくらいなのでしょうか?摂取量の目安と、過剰に摂取してしまった場合の対処法について解説していきます。
摂取量の目安
成人女性の1日のビタミンEの摂取量は6.0mg。妊活中はビタミンEの摂取量を増やす必要はありませんが、妊娠中は6.5mg/日、授乳中は7.0mg/日と必要な量が増えます。
ビタミンEはどんな食材から摂れるのかや、効率的に摂る方法について先に知りたい方はこちらからチェックできますよ。
摂り過ぎるとどうなる?
普段の食生活でビタミンEが不足することはあまりないといわれています。反対に心配なのが、ビタミンEを摂りすぎてしまうこと。ビタミンEは過剰に摂取すると、体のなかに蓄積してしまいます。
体内に多くビタミンEが存在することで、吐き気や下痢の症状が起きたり、血が止まりにくくなったりすることがあるため注意が必要です。
女性のビタミンE摂取の上限量は650~700mg。もし長期間にわたってビタミンEを過剰に摂取してしまったら、病院に相談しましょう。
必要なビタミンEを上手に摂る方法
妊活中に必要なビタミンEを摂取するには、どのような方法があるのでしょうか?ここからは妊活成功のために、ビタミンEを効率的に摂る方法を紹介していきます。
ビタミンEを多く含む食材を摂る
ビタミンEを多く含む食品はアーモンドをはじめとするナッツ類、豆乳などの豆類、野菜ではカボチャやモロヘイヤなどです。
ほかにも魚介類やオリーブオイルなどにもビタミンEは豊富に含まれています。
ビタミンEを多く含む食品 | 100gあたりのビタミンE含有量 |
---|---|
アーモンド | 30.0 |
ピーナッツ | 7.2 |
豆乳 | 2.2 |
かぼちゃ | 3.9 |
モロヘイヤ | 6.5 |
サバ缶(水煮) | 3.2 |
たらこ | 7.1 |
べに花油 | 27.0 |
オリーブオイル | 7.4 |
ビタミンEは普段の食生活で不足することはほとんどないといわれる栄養素ですが、妊活~産後の期間は、これらの食材をなるべく取り入れた食事を摂るのがおすすめです。
サプリメントから摂る
妊娠に向けてさまざまなよい効果のあるビタミンEは、妊活中にしっかり摂りたい栄養素。でも摂りすぎてしまうのも心配・・・。そんなときはオールインワン妊活サプリ「mitas」を活用しましょう。
実は、30代女性が食事から摂る平均的なビタミンEの量は6.2mg。厚生労働省が妊婦さんに推奨している1日6.5mgをすこしだけ下回っている方も多いんです。
そこでmitasには、ビタミンEを1.0mg配合。多すぎても少なすぎてもよくないビタミンEを、妊娠を目指す妊活女性に合わせた量で配合しています。
また、ビタミンEと一緒に摂ることで抗酸化作用と吸収率がUPするといわれるビタミンB2、ビタミンCを配合している点もポイントです。
ほかにも、
- 妊活の大敵である「冷え」に負けないカラダ作りをサポートする和漢素材
- 妊娠率・出産率が上がるという研究結果が出ているビタミンD
など、妊活期に取り入れたい栄養を1日4粒にギュッと詰め込んでいます。
そんなmitasは、信頼できる商品作りにも力を入れています。厚生労働省認可の製造工場で製造し、厳しい検査基準をクリアした商品の証として「GMP認定マーク」と「安心安全マーク」を取得。
不要なものは使わないという考えから、無添加を実現しているのも注目してほしいポイントの一つです。
さらに大手ドラッグストア「スギ薬局」「マツモトキヨシ」、赤ちゃん用品を取り扱う「アカチャンホンポ」での販売実績も、信頼性の高い商品だからこそ。
スギ薬局では、妊活サプリ部門で売上ナンバー1の実績も!品質にこだわったサプリだからこそ、多くの妊活女性から選ばれているんですよ。
※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績
ただし、mitasをオトクな限定価格で販売しているのは公式サイトだけ。
「ネット通販は面倒な手続きが多そう」というイメージがあるかもしれませんが、mitasは回数縛りや複雑な手続きはなく、解約やストップも簡単。初回のみのお試しもOKなので、気軽に購入ができますよ。
ビタミンEと妊活に必要な栄養をたっぷりと受け取ることができるオールインワンサプリmitas。公式サイト限定の特別価格はこちらからチェックしてくださいね!
ビタミンEだけじゃない!妊活中に摂りたい栄養素一覧
妊活中の栄養は、ビタミンEだけ摂っていればOKというわけではありません。ビタミンE以外にも必要な栄養はたくさんあり、それらをバランスよく摂ることが妊活成功の鍵なのです。
妊活中に摂りたい主な栄養素はこちら。
- 葉酸
- 鉄分
- ビタミンE以外のビタミン類
- 亜鉛
それぞれ妊娠にどのような効果があるのか解説していきます。
葉酸
葉酸は、未来の赤ちゃんのために妊活期から摂ってほしい栄養素。妊娠成立の1か月前から葉酸を摂ることで、赤ちゃんの先天異常のひとつ「神経管閉鎖障害」のリスクを下げることができるんですよ。
さらに妊娠中に陥りやすいママの貧血を予防し、血液を栄養に成長する赤ちゃんの健やかな成長もサポートしてくれます。
そんな妊活期に重要な葉酸は、サプリから摂ることが推奨されている栄養素。食事だけでは妊活期に必要な葉酸を十分に摂取できないため、厚生労働省もサプリの活用を推奨しています。
妊活サプリのmitasなら、厚生労働省が定める400μgの葉酸をしっかりと摂取できます!
「なんで食べ物じゃなくサプリから葉酸を摂るの?」という疑問は、こちらの記事で解決してくださいね。
鉄分
鉄分には、赤ちゃんのベッドである子宮内膜を作る働きがあります。鉄分が不足していると子宮内膜が厚くなりにくく、受精卵が着床しづらい環境になってしまいます。
また、おなかの赤ちゃんの成長にも鉄分は欠かせない栄養素。鉄分は赤ちゃんの赤血球を作り出し、脳などの大切な臓器の発達にも重要な役割を果たします。これから迎える赤ちゃんのためにも、妊活期から鉄分をしっかりと摂りましょう。
鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。
ヘム鉄は肉や魚といった動物性食品に多く含まれ、体への吸収率が高い鉄分です。野菜や豆類などの植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄は、吸収率はヘム鉄より劣りますが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ることで吸収率をUPすることができます。
妊活中はヘム鉄、非ヘム鉄を含む、さまざまな食材をバランスよく食べるのがおすすめ。調理法を工夫して鉄分を摂取していきましょう。
妊活中の鉄分の必要性や摂り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ビタミンE以外のビタミン類
ビタミンE以外にも、妊活中に摂りたいビタミンはたくさんあります。
ビタミンの種類 | 妊活への効果 |
---|---|
ビタミンD | 妊娠率や着床率を上げる |
ビタミンC | 卵子の質を上げる |
ビタミンB12 | 貧血を予防する |
ビタミンB1 | 赤ちゃんの成長を促す |
ビタミンB2 | 葉酸の代謝を助ける |
ビタミンB6 | ホルモンバランスを調整する |
ビタミンにはいろいろな種類があり、実は葉酸もビタミンBの一種。どのビタミンもまんべんなく摂ることで妊娠しやすい体に近づきますよ。
妊活中に取り入れたいビタミンについて、もっと詳しく知りたいと思ったらこちらを参考にしてください。
亜鉛
亜鉛は女性ホルモンと深い関わりのある栄養素です。もし亜鉛が不足してしまうとホルモンの分泌が正常に行われず、卵子の成長に影響を与えたり、排卵が起きにくくなったりする可能性があります。
また赤ちゃんの成長にも亜鉛は欠かせません。亜鉛はDNAなどの細胞分裂や骨・筋肉の成長に重要な栄養素なのです。
妊活・妊娠に大切な亜鉛についてもっと知りたいと思ったら、こちらを参考にしてみてください。
このようにビタミンE以外にも妊活期に必要な栄養はたくさんあり、これらをまんべんなく摂ることが妊活成功の鍵です。
オールインワン妊活サプリ「mitas」は、厚生労働省が推奨する吸収率の高い葉酸やヘム鉄、ビタミン類、亜鉛まで、妊活期に必要な栄養をバランスよくしっかりと配合したサプリメント。
「これだけの栄養を毎日しっかり摂るのはむずかしい」「栄養が不足していないか心配」と思ったら、妊活期の栄養が1日4粒で摂れるmitasをぜひ活用してくださいね。
ビタミンEは男性妊活にも効果的?
妊活中の栄養に気を付けるのは女性だけではありません。男性もビタミンEを積極的に摂ることで、パートナーと一緒に妊娠に一歩近づくことができますよ。
ここからはビタミンEが男性の妊活にどのような効果があるのか解説していきます。
男性妊活におけるビタミンEの効果
女性の卵子と同様に、精子も酸化ストレスによって劣化してしまいます。この酸化ストレスから精子を守ってくれるのが、抗酸化作用を持つビタミンEです。
ビタミンEを摂取すると精子の運動率が上がったり、精子の数が増えたりする可能性があるというデータも。さらにビタミンEは男性ホルモンのバランスも整え、体のコンディションまでサポートしてくれます。
妊活を始めたら男性もビタミンEを摂取して、パートナーと一緒に妊娠に向けて体を整えていきましょう。
妊活中の男性には「mitas for men」がおすすめ
妊活世代の男性は、忙しさでなかなか食生活まで手が回らないという人が多いはず。そんな男性におすすめしたいのが、男性向け妊活サプリ「mitas for men」です。
1日2粒の手軽な習慣で、妊活中に必要なビタミンEが毎日しっかりと摂れます。
ビタミンE以外にも、
- 抗酸化作用が期待できるビタミンC・コエンザイムQ10
- 男性ホルモンと精子の形成に不可欠な亜鉛
- 精子の運動率向上をサポートするセレン
など、妊活男性が必要な栄養素がギュッと配合されています。
また、パートナーと一緒に妊活を始めるなら「カップルセット」がお得。
一つずつ買うよりも、1000円もお安くゲットすることができますよ。
しかも、女性だけがmitasを飲んだ場合と、パートナーと一緒にmitasシリーズを飲んだ場合を比べると、2人でmitasシリーズを飲んだ方が妊娠期のサプリに切り替えた人が多いというデータもあります。
※2023年4月の調査結果(自社調べ)
「妊活をパートナーと一緒にがんばりたい」と思ったら、ぜひ二人でmitasの妊活サプリを取り入れてみてくださいね。
ビタミンEを含む栄養をバランスよく摂って妊活中の体を整えよう
男女ともに妊娠しやすい体を目指すなら、抗酸化作用やホルモンバランスを整える効果があるビタミンEはぜひ取り入れたい栄養素。
しかしビタミンEだけ摂っていれば妊活が成功するというわけではありません。葉酸や鉄分、亜鉛など、妊活期に必要なさまざまな栄養をバランスよく摂ることが妊活成功の鍵です。
妊活中に必要な栄養をしっかりと効率的に摂りたいと思ったら、オールインワン妊活サプリ「mitas」がおすすめ。
赤ちゃんを迎える体内環境を整えるビタミンEをはじめ、妊娠準備に向けたさまざまな栄養素がギュッと凝縮しています。
妊活期間から体を整えることは、妊娠を目指すだけでなく、その後の赤ちゃんの成長にもとても大切。これから迎える赤ちゃんのために、ぜひオールインワン妊活サプリ「mitas」を取り入れてみてくださいね。
参考:厚生労働省 ビタミンE
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