更新日:2025/12/24

受精から着床までに気をつけることはある?食べ物・運動・お酒まで赤ちゃんを迎えるために今できること

受精から着床までに気をつけることはある?食べ物・運動・お酒まで赤ちゃんを迎えるために今できること
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妊娠を望んでいると、「受精から着床までの間に何かできることはあるのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。

この時期はとても短く、体の中で静かに変化が進んでいきます。特別な対策が必要なのか、不安になることもあるかもしれません。

この記事では、受精から着床までの流れを簡単に整理しながら、気をつけたいポイントをわかりやすく紹介します。今の生活を振り返るきっかけとしても、ぜひ参考にしてみてください。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

知っておきたい受精から着床までの流れ

妊娠は、精子と卵子が出会うところから始まり、受精卵が子宮に根付く「着床」を経て成立します。この流れは数日間という短い期間で進みますが、その間に体の中では大きな変化が起きています。

まずは、妊娠が成立するまでの基本的な流れを確認しておきましょう。

1.卵子と精子が出会い受精する

卵子と精子が出会うことで、受精が起こります。

卵子が受精できる時間は排卵後およそ24時間以内とされており、この限られたタイミングに精子が女性の体内で待っていることが大切です。そのため、妊活では排卵日の前後を意識してタイミングをとることが重要になります。

まずは受精が成立することで、その後の着床へと進む準備が始まります。

受精時の体の変化について気になる方は、次の記事も参考にしてください。

2.受精から2〜5日目|受精卵の移動と細胞分裂

受精が成立すると、受精卵は卵管から子宮へ向かってゆっくり移動しながら、細胞分裂を繰り返します。

この時期、体に大きな変化を感じることはほとんどありませんが、受精卵は着床に向けた大切な準備を進めています。そのため、体を冷やさない、無理をしないなど、体の環境を整えておくことが重要です。

3.受精から5〜6日目|子宮への到着と着床の準備

受精卵は細胞分裂を続けながら成長し、受精から5〜6日ほどで「胞胚」と呼ばれる状態になって子宮へ到着します。ここから、子宮内膜にくっつく準備が始まります。

子宮内膜は、受精卵が根を下ろす大切な場所です。血流がよく、やわらかい状態であることが着床を支えるため、この時期の過ごし方がその後に影響すると考えられています。

4.受精から6〜12日目ごろ|着床

子宮に到着した胞胚は、受精から6〜12日目ごろに子宮内膜へ潜り込み、着床が成立します。ここで初めて、妊娠に向けた大きな一歩を踏み出すことになります。

着床はとても繊細な過程のため、体の冷えや強いストレスなど、日々の生活習慣が影響しやすい時期でもあります。このタイミングに気をつけたい過ごし方について、次の項目で詳しく見ていきましょう。

受精から着床までに気をつけたいこと7選

受精から着床までの期間は、体の中で大切な変化が進むタイミングです。特別なことをする必要はありませんが、日々の過ごし方によって体の状態は変わります。

ここでは、着床を妨げないために、妊活中に意識しておきたいポイントを7つに分けて紹介します。

体を冷やさない

体を冷やさないことは、受精から着床までの期間に特に意識したいポイントです。体が冷えると、着床に向けた体の準備が進みにくくなることがあります。

◆体が冷えることで起こる影響

  • 子宮や卵巣の血流が低下し、働きが弱まりやすくなる
  • 着床に必要な栄養やホルモンが子宮まで届きにくくなる
  • 子宮内膜が十分に厚くなりにくく、受精卵が根付きにくくなる

冷えは子宮内膜の状態にも影響すると考えられるため、着床期は普段以上に体を温める意識を持つことが大切です。 湯船につかって体を温めたり、腹まわりを冷やさない工夫をしたりすることで、内側から巡りを整えましょう。

妊活中の冷え対策について詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

バランスの良い食事を心がける

受精から着床までの時期は、体の土台を整えるためにもバランスの良い食事を意識したいところです。葉酸や鉄、ビタミン、ミネラルなどを幅広く取り入れ、栄養が偏らないように心がけましょう。

炭水化物だけの食事や、同じものばかり食べる習慣が続くと、必要な栄養が不足しやすくなります。また、無理な食事制限はせず、いろいろな食材を組み合わせて食べることが大切です。

着床期に意識したい栄養素

着床期は、体の中で細胞分裂が進む大切な時期です。そのため、特に次の栄養素を意識して摂ることが望ましいとされています。

◆着床期に意識したい栄養素

  • 葉酸:妊娠のごく初期から必要とされ、着床後の細胞分裂を支える
  • :血液をつくり、子宮への血流を保つために欠かせない
  • ビタミン・ミネラル:ホルモンバランスを整え、体の土台づくりを支える

ただし、これらの栄養素を食事だけで毎日十分に摂るのは簡単ではありません。吸収率にも個人差があるため、妊活中は不足しやすい傾向があります。

食事で補いきれない分は、サプリを活用して整える方法もあります。

妊活中の栄養サポートにはサプリの活用がおすすめ

妊活中はサプリを取り入れることで、複数の栄養素を一度に補いやすくなり、着床から妊娠初期までの大切な時期を逃さず体づくりを進められます。

そんな大事な時期の体づくりを支えるのが、葉酸サプリのmitas(ミタス)。

mitasは、厚生労働省が妊活中に推奨する葉酸400μgをはじめ、鉄分や亜鉛、ビタミンB群など20種類以上のビタミン・ミネラルをバランスよく配合したオールインワン妊活サプリです。

また、この時期に特に気を付けたい冷えにアプローチするため、高麗人参・生姜・なつめ・陳皮といった和漢素材を取り入れ、体の巡りをやさしくサポートする設計。

妊活期のひんやり対策に和漢素材を採用した葉酸サプリは、mitasが史上初なんですよ!
※2019年4月発売時点(自社調べ)

妊活専門クリニックの産婦人科医監修のもと開発され、GMP認定や安心安全マークを取得している点も信頼できるポイントです。

毎日の食事に1日4粒、無理なくプラスできるため、忙しい日が続く方でも続けやすく、着床から妊娠初期までの体づくりを安定して支えたい場合の強い味方になります。

ドラッグストアでも購入できますが、お得に始めたい方は公式サイトがおすすめ!スタートしやすい初回お試し価格と返金保証の詳細は、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。

また、妊娠がわかったら、体の変化に合わせてサプリを見直すことも大切です。

同シリーズのmamaru(ママル)は、妊娠初期に必要とされる葉酸400μgをはじめ、鉄分やビタミン、ミネラルをオールインワンで配合した葉酸サプリです。

さらに、乳酸菌や食物繊維を取り入れ、妊娠中に気になりやすい腸内環境のケアもサポートします。

妊娠初期から後期まで、ママと赤ちゃんの毎日を栄養面からやさしく支えたい方をトータルでサポート!mitasを定期便で頼むと、mamaruへの切り替えもスムーズですよ。

時期別にぴったりの栄養を、赤ちゃんとママ自身に届けてあげましょう。

甘いものや間食の摂り過ぎを避ける

甘いものや間食を摂り過ぎると、体の調子が乱れやすくなるため注意が必要です。

砂糖を多く含む飲み物やお菓子、菓子パンなどは血糖値が急に上がりやすく、その影響でホルモンバランスや血流に負担がかかることがあります。こうした状態が続くと、着床期に重要な体の巡りが整いにくくなってしまいます。

間食をする場合は量を控えめにし、果物やナッツなど、体への負担が少ないものを選ぶようにしましょう。

激しい運動や負荷の高い作業を避ける

受精から着床までの時期は、体の中で変化が進んでいるため、激しい運動や負荷の高い作業は控えたほうが安心です。強い振動や衝撃を伴う運動は体に負担がかかりやすく、思っている以上に疲労がたまりやすくなります。

着床期は体調の変化を自覚しにくい一方で、無理が出やすいタイミングでもあります。体を動かしたい場合は、散歩やストレッチなど、呼吸が乱れない程度のやさしい運動に留め、体を休ませることを意識しましょう。

睡眠不足や強いストレスを避ける

睡眠不足や強いストレスも、受精から着床までの時期にはできるだけ避けたい要素です。

睡眠が足りない状態が続くと、ホルモンバランスが乱れやすくなり、体の調整がうまくいかなくなることがあります。また、強いストレスは自律神経に影響し、冷えや血流の低下につながる場合も。

夜はしっかり休むことを優先し、短時間でも心が落ち着く時間をつくるなど、無理を溜め込まない過ごし方を意識しましょう。

睡眠不足が妊活に与える影響については、こちらの記事も参考にしてください。

タバコ・過度なアルコール・カフェインの摂りすぎを避ける

タバコは血流やホルモン環境に影響しやすいため、妊活中は避けてください。また、アルコールやカフェインも摂りすぎると睡眠の質を下げ、体の回復を妨げる原因になります。

アルコールは少量であれば問題にならない場合もありますが、着床期は体が敏感な時期のため、できるだけ控えめにすると安心でしょう。カフェインについても、完全に絶つのが難しい場合は量や頻度を調整し、体への負担を減らす意識が大切です。

服用中の薬は医師に相談する

妊娠の可能性がある時期は、服用している薬について一度確認しておくことが大切です。自己判断で薬を飲んだり、急に中断したりすることは避けましょう。

持病の薬はもちろん、市販薬や漢方であっても、妊活中や妊娠初期に影響がないかは医師の判断が必要になります。少しでも不安がある場合は、婦人科やかかりつけ医に相談してください。

早めに確認しておくことで、落ち着いて妊活を続けやすくなります。

着床完了にサインはある?

受精卵が子宮内膜に着床すると、体にさまざまな変化を感じる方もいます。着床時にみられることがある体の変化には、次のようなものがあります。

◆着床完了時に感じる体のサイン

  • 下腹部のチクチク感や張り感
  • おりものの変化やごく少量の出血(着床出血)
  • 眠気やだるさなどの体調変化
  • 基礎体温の高温期が続く
  • 胸の張り
  • 気分の揺れ(PMSに似た症状)

ただし、着床のサインは個人差がとても大きく、まったく症状が出ない場合も少なくありません。ここで紹介する変化がないからといって、着床していないと判断することはできない点に注意しましょう。

体の変化だけに一喜一憂せず、妊娠の判断は妊娠検査薬や医療機関で確認することが大切です。

サインのひとつとされる「着床痛」について詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

受精から着床までの間によくあるQ&A

受精から着床までの期間は、体の中で大切な変化が進む一方で、疑問や不安を感じやすい時期でもあります。安静にしたほうがいいのか、検査や食事はどうすればいいのかなど、気になることは人それぞれでしょう。

最後は、妊活中によくある疑問を取り上げ、分かりやすく解説します。

Q1:この期間は安静にしたほうがいい?

必要以上に安静にする必要はありません。受精から着床までの期間は大切な時期ではありますが、ずっと横になって過ごす必要はなく、普段どおりの生活で問題ないとされています。

ただし、無理な運動や強い負荷がかかる作業は控え、体調に合わせて休息をとることが大切です。「動きすぎない・休みすぎない」を意識しながら、落ち着いて過ごしましょう。

Q2:着床期にレントゲンを撮っても大丈夫?

一般的に、着床期にレントゲン検査を受けたことで、着床そのものに影響が出る可能性は低いとされています。特に歯科レントゲンなどは照射範囲が限られており、体への影響は少ないと考えられています。

ただし、不安がある場合は、不要な検査は無理に受けないことも一つの判断です。検査が必要な場合は、必ず事前に妊活中であることを伝えましょう。

心配な点があれば、医師に相談したうえで判断すると安心です。

Q3:着床しやすくする食べ物はある?

着床率を高める特別な食べ物があるわけではありません。ただし、葉酸や鉄、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく摂ることで、体の巡りが整いやすくなり、子宮環境を支えることにつながります。

必要な栄養をバランスよく補いたい場合は、妊活期向けに設計された葉酸サプリmitasを活用する方法もおすすめ。

食事だけでは不足しやすい栄養をまとめて補えるため、着床期の体づくりを無理なく続けたい方にとって心強いサポートになりますよ。

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Q4:妊娠検査薬はいつ使えばいい?

妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後以降に使用するのが目安です。検査薬は、着床後に分泌されるホルモン(hCG)を検出する仕組みのため、早すぎると正しく反応しないことがあります。

フライング検査で陰性が出ても、数日後に陽性になるケースも少なくありません。確実な結果を知りたい場合は、使用時期を守り、陽性が出たら早めに産婦人科を受診しましょう。

妊娠検査薬の正しい使い方や使用時期について詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

Q5:妊娠検査薬が陽性でも妊娠していないことはある?

妊娠検査薬で陽性反応が出た場合でも、正常な妊娠が成立していないケースがあります。

たとえば、受精卵が子宮以外の場所に着床する「子宮外妊娠」でも、検査薬が陽性になることがあります。子宮外妊娠は早めの処置が必要で、自分で正常な妊娠と区別することはできないため、早めに産婦人科を受診することが大切です。

妊娠検査薬はあくまで目安と考え、必ず医師による診断で妊娠の状態を確認してもらいましょう。

受精から着床までの過ごし方を実践して赤ちゃんを迎える準備をしよう

受精から着床までの期間は、体の中で大切な変化が進む時期です。特別なことをする必要はありませんが、体を冷やさない、無理をしない、栄養を整えるといった日々の過ごし方が、体づくりの土台になります。

着床のサインには個人差があり、症状の有無だけで妊娠を判断することはできません。不安を抱え込みすぎず、正しい知識を持って向き合うことが大切です。

食事とともに、着床期の体作りを支える葉酸サプリmitasを上手に取り入れながら、自分のペースで体と心を整え、赤ちゃんを迎える準備を少しずつ進めていきましょう。

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