更新日:2025/11/26

着床痛はどこが痛む?感じ方や生理痛との違い、いつ起こるかまで徹底解説!

着床痛はどこが痛む?感じ方や生理痛との違い、いつ起こるかまで徹底解説!
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生理予定日が近づくと、ちょっとした違和感にも敏感になりやすく、下腹部のチクチクや足の付け根のつっぱりが気になる方もいます。「もしかして着床痛なのかな」「生理前の症状とどう違うのだろう」と感じることもあるでしょう。

着床痛とされる痛みには個人差があり、感じる部位や強さにも幅があります。生理痛や排卵痛と似た点が多く、どれがどのサインなのか分かりにくいと感じる方も少なくありません。

この記事では、着床痛といわれる痛みの起こりやすい場所、生理痛や排卵痛との違い、いつ頃に起こりやすいのかを分かりやすくまとめました。妊娠の可能性を考える時期でも、安心して過ごせるように、体の変化を確認していきましょう。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

着床痛で痛む場所は?

着床期に感じるといわれる痛みは、人によって部位も感じ方もさまざまです。生理前の違和感と似ていることも多く、判断しづらいと感じる方もいます。

まずは、着床痛が起こる部位と、そのときに挙げられることの多い感覚を順番にまとめました。

下腹部の奥(真ん中から子宮周辺)

着床期の痛みとしてよく挙げられるのが、下腹部の奥に広がるような違和感です。生理痛に近い鈍い重さや、チクチクと小さく刺激されるような感覚が続く場合があります。

子宮の内側がじんわり引っ張られるように感じる方もおり、「奥の方が重い」「きゅっと締まる感じがする」と表現されることもあります。強い痛みというより、意識してみると気づく程度の軽い変化が中心です。

また、立ち上がるときや体勢を変えたときに違和感がわかりやすくなる方もいます。生理前の重さと似ていることが多いため、痛みだけで判断せず、他の変化とあわせて様子を見ましょう。

左右どちらかの下腹部

着床期には、左右どちらかの下腹部に短い刺激感を覚える方もいます。「片側だけピキッとした」「卵巣あたりに鋭さがわずかに走った」といった表現が挙げられ、強い痛みではないものの、いつもと違う感覚として気づきやすいことがあります。

排卵痛と似た位置に出るため、どちらのサインなのか判断が難しい場合もあります。しかし、着床期の違和感は一瞬で終わる、または断続的に軽く続く程度であることが多いとされ、日によって左右が変わると感じる方もいます。

足の付け根(鼠径部)

着床期には、足の付け根あたりに「つっぱる」「内側から引っ張られるように感じる」といった違和感が出る方もいます。お腹というより、脚の付け根に近い位置に軽い張りを覚えるため、歩いたときに意識しやすいという声もあります。

これは、子宮の位置を支える靭帯(じんたい)が関係している可能性があり、子宮まわりの変化に敏感な時期に感じられやすいとされています。痛みとしては強くなく、無理に動かなければ気にならない程度であることが多いようです。

腰(重だるさ)

着床期のサインとして、腰に重だるさを感じる方もいます。生理前の重さに近い、じんわりとした感覚で、鋭い痛みではなく、気づくと腰まわりが重いという程度の違和感が中心です。

長く座っているときや同じ姿勢が続いたときに気になりやすく、負担がかかる姿勢を取っていると強まることもあります。温めたり横になったりするとふっと軽くなる場合が多いので、気になるときは短い休憩を挟むと良いでしょう。

また、着床には出血をともなうケースもあります。着床出血については、次のページも参考にしてください。

着床痛はいつ起こる?

着床が起こるとされているのは、排卵後5〜12日頃の期間です。ちょうど生理予定日の数日前から前日にあたるため、この時期に下腹部のチクチクや軽い違和感を覚える方がいます。

排卵日から約1週間後に痛みを感じるケースが多いとされますが、感じ方やタイミングには個人差があります。そのため、痛みが出ないまま妊娠に気づく方も珍しくありません。

また、生理前の症状と似ているため、生理予定日前に妊娠の判断をしようとすると結果が定まらず、気持ちが落ち着かなくなってしまうことも。

違和感があってもなくても、体の様子をやさしく見ながら、生理予定日まではゆったりと過ごしましょう。

生理痛・排卵痛と着床痛の違い

着床期に感じる違和感は、生理痛や排卵痛と似ていることが多く、どれがどのサインなのか迷いやすいものです。それぞれの起こりやすい時期や、痛み方に特徴があるため、比較しておくと判断の参考になります。

◆生理痛・排卵痛・着床痛の違い

痛みの種類出やすい時期痛みの特徴
排卵痛排卵日付近片側だけピキッとする鋭い痛み
生理痛生理前〜生理中下腹部全体の重さ・継続する痛み
着床期生理予定の数日前〜前日短く感じる・軽い痛みが中心

着床期の痛みは、短く控えめであることが多いとされます。そのため、強い痛みや鋭い痛み、出血を伴う場合は着床痛以外の可能性を考える必要があります。

また、「痛みがない=妊娠していない」わけではありません。体全体の変化をあわせて見ながら、無理のない過ごし方を意識していきましょう。

着床痛じゃないかも?危険な症状3つ

着床期の違和感は軽い痛みであることが多いとされていますが、なかには別の原因が隠れている場合もあります。強い痛みや鮮血の出血など、着床痛とは性質の異なるサインが見られるときは注意が必要です。

ここでは、早めの相談を考えたい症状をまとめました。体の変化がいつもと違うと感じたときの目安としてみてください。

強い痛みや長く続く痛みがある

着床期の違和感は軽く短いことが多いため、立てないほどの痛みや、ズキズキと強く続く痛みがある場合は注意が必要です。片側だけに鋭い痛みが持続する場合は、異所性妊娠など着床痛以外の原因が隠れていることもあります。

市販薬で痛みをごまかすと診断が遅れる可能性があるため、不安が続くときは早めに医療機関へ相談してください。「いつもと何かが違う」と感じることも大切なサインですので、無理をせず専門家の判断を仰ぎましょう。

特に生理が来ない時の腹痛には、さまざまな原因が隠れている可能性があります。詳しくは以下のページも参考にしてください。

鮮血の出血や量が多い

着床出血はごく少量で、茶色や薄いピンク色が中心とされています。そのため、サラッとした鮮血が出る場合や、生理と同じくらいの量が続くときは着床出血以外の可能性があります。

また、レバー状の血の塊が見られる、出血が止まらないといった症状は、早めに受診を考えてください。一方で、少量の茶おりが一時的に出る程度であれば、様子を見ながら過ごしてもいいでしょう。

ただし、おりものの量や色・においがいつもと違う、体の違和感が大きいといった場合は、我慢をせず医療機関へ相談してください。

発熱・めまい・冷や汗を伴う

着床期の発熱やめまい、冷や汗を伴う強い腹痛は別の原因が考えられます。腹痛に加えてふらつきがある、冷や汗が出る、といった症状は、状況によっては救急相談が必要になることもあるでしょう。

また、発熱や悪寒が続く場合は、炎症や感染症など着床とは関係のない体調不良が起きている可能性があります。無理をせず体を休め、必要に応じて医療機関に相談してください。

着床痛以外に見られる妊娠初期のサイン

妊娠初期には、着床痛以外にも体や気持ちの面でさまざまな変化があらわれる方もいます。

ここでは、着床痛以外に見られやすい変化をまとめました。体調を確認する際の一つの目安として参考にしてみてください。

体の変化で気づくサイン

妊娠初期には、体がいつもよりぽかぽかしたり、眠気が増えるなど、ささやかな変化があらわれることがあります。これはホルモンの影響で起こりやすいとされています。

◆体に現れるサイン

  • からだがぽかぽかする
  • 眠気が強くなる
  • 胸の張りや乳首まわりのチクチクした刺激
  • 食欲や好みの変化がおき
  • 軽いむかつきがある

また、下着が胸に触れたときの違和感や、「なんとなく食べたいものが変わった」といった感覚がヒントになることもあります。

ただし、こうしたサインには個人差が大きく、はっきりした症状が出ない方も多いため、体全体の変化をやさしく見守りながら過ごしてください。

気持ちや感覚の変化で気づくサイン

妊娠初期には、体だけでなく気持ちや感覚の面でゆるやかな変化を感じる方もいます。感情がゆらぎやすくなったり、涙もろくなるなど、気分が安定しにくい時期が続くことがあります。

◆気持ちや感覚に現れるサイン

  • いつもより感情がゆらぐ
  • 涙もろくなる
  • 匂いに敏感になる
  • なんとなくだるい
  • 集中しづらい

普段は気にならない香りに反応しやすくなったり、「疲れているわけではないのに集中できない」といった感覚がでることも。こうした変化はホルモンの影響で起こりやすいとされており、感じ方は人それぞれです。

おりものや基礎体温の変化で気づくサイン

妊娠初期はホルモンの働きが活発になるため、おりものや基礎体温にも小さな変化が表れやすくなります。

◆おりものや基礎体温に現れるサイン

  • おりものが増える・少し粘り気が出る
  • 高温期が普段より長く続く
  • 色やにおいの変化が気になる

おりものは日によって状態が変わるため、様子を見る方も多いです。ただし、黄色っぽい・緑がかっている、強いにおいがするなど、いつもと明らかに違う場合は婦人科へ相談しましょう。

なお、こうした体や気持ちの変化など、妊娠初期症状が全くない方もいます。詳しくは以下のページを参考にしてください。

妊娠かも?検査薬を使うタイミング

着床痛のような違和感を感じると、「妊娠かどうか確かめたい」という気持ちが高まりますよね。

ここでは、判定が安定しやすい時期と、避けたいフライング検査についてまとめました。落ち着いて確認したいときの目安として参考にしてみてください。

推奨は生理予定日1週間後

妊娠検査薬の結果が安定しやすいのは、生理予定日から1週間ほど経った時期です。この頃になると、妊娠している場合はhCGというホルモンが十分に増えており、陰性でも結果の信頼性が高くなります。

生理予定日前の検査では、ホルモンがまだ十分に出ておらず、本当の結果がわかりにくいです。気持ちがそわそわするときこそ、判定が安定する時期を目安にしましょう。

フライング検査に注意

生理予定日前のフライング検査は、陰性が出やすく正確に測れません。妊娠していても、判定に必要なホルモン量がまだ十分に上がっていない時期では、陰性として表示される場合があるのです。

その結果、「妊娠していないのかもしれない」と落ち込みつつ、後から陽性になるケースも少なくありません。

こうした流れが心を疲れさせてしまうため、生理予定日より前に結果を求めるのはおすすめできません。焦る気持ちがあっても、フライング検査は避けたほうが良いでしょう。

妊娠検査薬の正しい使い方について、さらに詳しく知りたい方は次のページも参考にしてください。

妊娠の可能性を感じたらやっておきたいこと

妊娠の可能性を感じたときは、無理をせず体を守る行動に切り替えることが大切です。最後は、日常の中で今から意識しておきたいポイントを紹介します。

体を冷やさず、ゆっくり休む

妊娠の可能性を感じたときは、まず体を冷やさないことが大切です。お腹まわりや足先が冷えると血流が滞り、だるさや重さにつながります。薄手の腹巻きや靴下を使うなどして温めてみてください。

また、眠気や強いだるさを感じる時期でもあるため、家事や仕事のペースを少し落として、早めに休む時間を確保しましょう。軽いストレッチや深呼吸で体をゆるめるだけでも気分が変わります。

さらに、カフェインやアルコールは控えめにして、白湯やノンカフェインのお茶を選ぶと心身が落ち着きますよ。決して無理をせず、体が求めるペースを優先して過ごしましょう。

食事と栄養を整える

妊娠の可能性を感じたら、いつもより少しだけ食事を見直してみましょう。

とくに葉酸や鉄、亜鉛、ビタミン類などは、この時期にとっておきたい栄養素です。野菜やたんぱく源を中心に、手に取りやすい食材を組み合わせて食事に取り入れてみてください。

ただ、毎日の食事で全部を満たそうとすると、どうしても負担になりやすいもの。そんなときは、足りない分をサプリに助けてもらう方法もあります。

妊活期向けに作られたサプリなら、欲しい栄養をまとめてとり入れやすいので、自分の生活に合わせてぜひ活用してみてくださいね。

妊娠準備中の栄養サポートには「mitas」がおすすめ

妊娠に向けた栄養準備として心強い味方になるのが、妊活期に必要な成分をまとめてとれるオールインワンサプリ「mitas(ミタス)」です。

妊活専門クリニックの産婦人科医監修のもと開発されたmitasには、葉酸・鉄・亜鉛・カルシウム・ビタミンDなど、30種類以上の栄養素がバランスよく配合されています。

厚生労働省が推奨する1日400μgの葉酸をしっかり摂れるように設計されているため、赤ちゃんを迎える準備として必要な土台づくりを後押しします。

さらに、高麗人参・なつめ・陳皮・生姜といった和漢素材も含まれており、日々の冷えやゆらぎが気になる方にも取り入れやすい内容。

食事だけでは整えにくい“温める力”をサポートしてくれるのも嬉しいポイントです。

品質面でも、赤ちゃんを迎えたい方に寄り添ったこだわりがたくさん!

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  • 6つの無添加
  • 放射性物質・重金属を含む16項目の安全性試験をクリア

業界最小サイズの粒を1日4粒飲むだけという続けやすい設計と、大手ドラッグストアでも支持されている実績があるため、初めてサプリを取り入れる方にもおすすめですよ。

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※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績

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妊娠がわかったら「mamaru」へ切り替えよう

妊娠がわかったタイミングでは、赤ちゃんの成長に合わせて必要な栄養も変わっていきます。

特に、貧血予防に欠かせない鉄分や、エネルギーづくりを支えるビタミンB群、体調管理に役立つミネラル類は、妊娠初期から意識したい成分です。

つわりで食事が思うように取れなくなる時期に備えるためにも、無理のない形で栄養を補える方法があると安心ですよね。

そこで役立つのが、妊娠期のママのために設計された産婦人科医監修のサプリ「mamaru(ママル)」です。

葉酸に加え、吸収されやすいヘム鉄、ビタミンB群・C、亜鉛・マグネシウムなど、妊娠中に必要な栄養をバランスよくまとめて補えます。

乳酸菌や食物繊維、ラクトフェリンといったお腹の調子を整える成分も配合されており、体調が揺らぎやすい妊娠期をそっと支えてくれますよ。

また、小粒で飲みやすい形状やにおいを抑えた加工など、つわり期にも続けやすい工夫もたくさん。

GMP認定工場での国内製造、無添加処方、第三者機関による安全基準のクリアなど、品質面でも選びやすいポイントが揃っています。

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mitasを飲んで妊娠がわかったら、赤ちゃんとママに必要な栄養をしっかり満たすために「mamaru」への切り替えを検討してみてくださいね。

不安が強いときは心のケアを

妊娠を意識する時期は、体の変化だけでなく気持ちのゆらぎも起こりやすくなります。

理由がはっきりしない不安やそわそわした気分が続くときは、ひとりで抱え込まなくて大丈夫。家族やパートナー、気を許せる友人に話してみるだけでも気持ちが軽くなることがあります。

また、医療機関や相談窓口に助けを求めることも考えましょう。専門家の言葉は安心につながり、必要以上に心配しなくてよい場面も見えてきます。

心のケアも妊娠準備の大切な一歩なので、「つらいかも」「ちょっと苦しいかも」と感じたときには、早めに自分をいたわってあげてくださいね。

着床痛でどこが痛むかは人それぞれ。変化を見守りながら準備をしよう

着床痛は、下腹部の奥や左右の下腹部、足の付け根、腰など、人によって感じ方が大きく異なります。まったく痛みを感じない方も多く、それだけで妊娠の有無を判断することはできません。

一方で、強い痛みが続く場合や鮮血の出血を伴うときは、着床痛以外の要因が関わっていることもあります。気になる症状があるときは、早めに医療機関に相談しましょう。

生理予定日前は気持ちも体調も揺れやすい時期だからこそ、体を冷やさず、休息と栄養を意識して過ごすことが大切。

食事だけで必要な栄養がとりきれない日は、妊活期に必要な成分をまとめて補える「mitas」を味方にするのもひとつの方法です。

小さなサインを見守りながら、心と体の準備を少しずつ進めていきましょう。

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