
更新日:2025/12/24
妊活にビタミンDサプリは必要?おすすめサプリと選び方を徹底解説【産婦人科医監修】

妊活中、「ビタミンDが大切らしい」と聞いて気になってはいるものの、実際にサプリまで必要なのか迷っている方は多いのではないでしょうか。
ビタミンDは妊娠率や着床、ホルモンバランスなどに関わるとされる一方で、食事や日光浴だけでは不足しやすい栄養素でもあります。
この記事では、妊活にビタミンDサプリが必要な理由や、産婦人科医が推奨するおすすめサプリ、安心して続けられるサプリの選び方までをわかりやすく解説します。妊娠に向けた体づくりの参考にしてみてください。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生
生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士
実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。
ビタミンDサプリが妊活に必要な理由

ビタミンDは、妊娠につながるさまざまな働きを支える栄養素です。
◆ビタミンDと妊娠の関わり
- 妊娠率や着床率に影響する
- 流産リスクとも関連が指摘されている
- 卵巣機能や排卵のリズムに関わる
- 精子の運動率や質にも影響する可能性がある
一方で、体内で十分なビタミンD量を保つことは簡単ではありません。妊活中は体づくりの土台を整える必要があるため、食事や日光だけに頼らず、サプリで効率よく補う方法が広がってきています。
妊活中にビタミンDが不足するとどうなる?

ビタミンDが不足すると、体の中では少しずつバランスの乱れが起こりやすくなります。妊活においても、着床のしやすさやホルモンの働き、妊娠の維持などに影響する可能性があるため注意が必要です。
ここでは、ビタミンD不足によって起こり得る体の変化について、具体的に見ていきましょう。
着床しにくくなる可能性がある
ビタミンDは、子宮内膜の受容性(赤ちゃんを迎え入れやすい状態)を整える働きに関わると考えられています。そのため、体内のビタミンDが不足すると、胚(成長した受精卵)を受け入れるための環境が整いにくくなる可能性があります。
実際に、不妊治療クリニックの報告でも、血中のビタミンD濃度が着床率に影響したというデータが示されています。着床しやすい体づくりを目指すうえで、ビタミンDの不足には注意しておくべきといえるのです。
参考:日本産婦人科委員会 不妊治療前に気をつけておくこと
排卵やホルモンバランスに影響する
ビタミンDは、女性ホルモンの働きを支える栄養素のひとつで、排卵のリズムにも関わると考えられています。そのため、不足した状態が続くと、ホルモンバランスが乱れやすくなり、排卵の質や周期に影響が出ることがあります。
また、生理不順や不妊の原因として多いPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の方では、ビタミンD不足が見られやすいという研究報告もあります。
参考:CareNet Academia PCOS女性の約半数がビタミンD欠乏、インスリン抵抗性との関連も
ただし、ビタミンDを補えば必ず改善するというわけではなく、体質や状態によって効果の現れ方には個人差があります。ホルモンの乱れが気になる方は、栄養面も含めて体の状態を見直しましょう。
流産リスクの増加につながることが指摘されている
ビタミンDが不足している女性では、妊娠を維持するために必要な免疫バランスが乱れやすいとされています。実際に、一部の研究では、ビタミンDが不足している人ほど流産率が高かったという報告もあります。
参考:Human Reproduction ビタミンDと生殖補助医療の結果:系統的レビューとメタアナリシス
妊娠初期には、免疫や炎症反応を適切に調整する働きが重要になりますが、その過程にもビタミンDが関わると考えられています。妊娠を安定して継続するためにも、栄養状態を整えておくことが大切です。
妊活とビタミンDの関係についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
妊活に必要なビタミンDはどのくらい?

ビタミンDが妊活に大切だとわかっても、「実際にはどのくらい摂れば良いのか」と迷う方も多いでしょう。多すぎても体に負担がかかりますし、少なすぎれば不足したままになってしまいます。
ここでは、妊活中に目安となるビタミンDの量や、過剰摂取に注意が必要な理由について、わかりやすく見ていきましょう。
妊活中に必要とされるビタミンD量
国内外では、ビタミンDの摂取目安として「1日あたり10〜20μg(400〜800IU)」が一般的とされています。
※参考:厚生労働省ejim ビタミンD
妊娠を希望する方の場合、体外受精クリニックなどで「やや高めの状態を維持したほうがよい」と伝えられるケースもあります。ビタミンDは骨や免疫、ホルモンの働きにも関わるため、妊活中は不足しないよう意識することが大切です。
ただし、過剰に摂りすぎると血中のカルシウム濃度が異常に上がり、吐き気や腎臓への負担などにつながる恐れもあります。安心して続けるためにも、適切な範囲を守って補いましょう。
食事や日光だけでは不足しやすい
日本人女性の多くが、食事だけではビタミンDの摂取量が十分に足りていないというデータがあります。
参考:J-STAGE 日本人の成人におけるビタミ ンD摂取量は足りているか
ビタミンDは日光を浴びることで体内でもつくられますが、その量は季節や天候、日焼け止めの使用、屋内で過ごす時間の長さによって大きく左右されます。
妊活中は、体づくりのために必要な量が増える一方で、実際の摂取量が追いつきにくくなりがちです。その結果、気づかないうちに慢性的な不足状態に陥る方も。効率的に栄養を摂取できるサプリメントを上手に活用して、不足分を補いましょう。
ビタミンDをとるために、食事面を見直してみたい方は、次の記事も参考にしてください。
妊活中のビタミンDサプリの選び方

ビタミンDサプリは、どれを選んでも同じというわけではありません。含まれている量や一緒に摂れる栄養素、安全性への配慮など、妊活中だからこそ気をつけたいポイントがあります。
ここでは、後悔しないためのビタミンDサプリの選び方を、順番にわかりやすく紹介していきます。
ビタミンDの含有量で選ぶ
妊活中にビタミンDサプリを選ぶときは、まず1粒あたりの含有量(μg/IU)がはっきり記載されているかを確認することが大切です。
目安となる摂取量は、1日10〜20μg(400〜800IU)程度。妊活専門クリニックでは、これよりもやや多めの量を設定しているところも多くあります。
一方で、含有量が高すぎるサプリは、過剰摂取や他のサプリとの併用によるリスクにつながる恐れがあります。食事からの摂取分も含めて、安全な範囲に収まる配合量かどうかを確認してください。
単体の高用量サプリは、妊活中にはかえって摂取量のコントロールが難しくなることもあります。毎日続けるものだからこそ、無理なく安全に続けられる設計かどうかを重視しましょう。
葉酸・鉄・ミネラルなど複数の栄養素がまとめて補えるものを選ぶ

妊活では、ビタミンDだけでなく、葉酸や鉄、ビタミン類なども不足しやすい栄養素です。
◆妊活に必要な栄養素
- 葉酸:赤ちゃんの健やかな発育を支える
- 鉄:血液をつくり体のすみずみまで酸素や栄養を届ける
- ビタミンB群:ホルモンバランスやエネルギー代謝を支える
- ミネラル(亜鉛・マグネシウムなど):ホルモンの働きや体のめぐりをサポート
しかしそれぞれを別々のサプリで補おうとすると、過剰摂取の心配が出てきたり、毎日の管理が負担になります。
その点、総合型サプリであれば、妊活に必要な栄養素をまとめて補えるため、体づくりの土台を一度に整えやすいというメリットがあります。妊活中は、無理なく続けやすいオールインワンサプリを選びましょう。
ビタミンDサプリと葉酸サプリは併用しても大丈夫?
ビタミンDサプリと葉酸サプリは、基本的に併用しても問題ないとされています。
しかし栄養素の重複や過剰摂取、管理の手間などを考えると、一つでOKの妊活向け総合サプリを選ぶのがおすすめです。
妊活中に必要な栄養素についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
医師監修や安全性の基準が明確なブランドを選ぶ
妊活向けのサプリは、長期間体に取り入れるものだからこそ、成分設計に医療の専門家が関わっているかどうかを確認しておきましょう。妊活のプロフェッショナルである産婦人科医が監修しているものだと、より信頼できますね。
さらに、原材料や配合量、製造基準などの情報がきちんと公開されているブランドを選ぶことも大切です。
妊娠前後の大切な時期に飲み続けるものだからこそ、品質管理が徹底された、信頼できるメーカーのサプリを選びましょう。
妊活中におすすめのビタミンDサプリはmitas

妊活中のビタミンDサプリは、含有量が適切であることが何より重要です。加えて、葉酸や鉄など妊活に必要な栄養素をまとめて補えること、そして安全性への配慮も欠かせません。
こうした条件を総合的に満たしているのが、妊活に特化したオールインワンサプリのmitasです。
mitasは、妊活専門クリニック院長監修のもと改良を重ね、妊活期に必要とされるビタミンD量をしっかり配合しています。

妊活中に目安とされるビタミンD摂取量を意識しながら、過剰にならない範囲で毎日続けやすい配合になっている点は、ビタミンDサプリを探している方にとって大きな安心材料になります。
さらに、mitasはビタミンDだけでなく、妊活期に欠かせない葉酸・鉄・ビタミン・ミネラルをバランスよく配合しています。

とくに妊娠前から意識して摂りたい葉酸は、厚生労働省が推奨する400μgをしっかり配合。複数のサプリを使い分ける必要がなく、栄養管理の負担を減らせる点も特長です。
また、妊活の大敵とされる冷えに配慮し、生姜・なつめ・陳皮などの和漢素材を配合。

食事や生活習慣だけでは難しい温活も、サプリで手軽に取り入れやすくなっています。
安全性の面では、GMP認定工場で製造され、不要な添加物を使わない設計です。妊娠前後の体に取り入れるものだからこそ、品質管理が徹底されている点は嬉しいポイントですよね。
妊活に必要なビタミンDを適切な量で、他の栄養素と一緒に無理なく補いたい方に、mitasは心強い味方となってくれます。

mitasを一番お得に始められるのは公式ホームページから!まずはお試し価格で、飲みやすさや続けやすさを体感してみてください。
ビタミンDサプリに関するよくある質問

いざビタミンDサプリを始めようと思っても、「飲むタイミングはいつがいいのか」「男性も一緒に飲んだほうがいいのか」など、細かな疑問が出てきますよね。妊活中だからこそ、不安な点はひとつずつ解消しておきたいところです。
最後は、ビタミンDサプリについてよく寄せられる質問を、わかりやすく紹介していきます。
Q1:飲むタイミングは朝夜どっち?
朝・夜のどちらに飲んでも問題はありませんが、毎日同じタイミングにすると習慣化しやすく、飲み忘れの防止にもつながります。また、ビタミンDは脂溶性の栄養素のため、脂質を含む食事と一緒に飲むか、食後すぐに飲むと吸収が高まりやすいとされています。
ほかのサプリとの併用も基本的には問題ありませんが、高用量のサプリを重ねてしまうと過剰摂取になる恐れがあるため、成分の重複には注意しましょう。
Q2:男性もビタミンDを摂ったほうが良い?

男性のビタミンD不足は、精子の運動率や総数の低下と関連するという報告があります。また、不足を改善することで、精子の質が向上したとする臨床研究も一部で示されています。
参考:Taylor & Francis online 不妊男性の精子パラメータ改善のためのビタミンD補給:ランダム化臨床試験の系統的レビューとメタアナリシス
妊活というと女性の体に注目が集まりやすいですが、男性側の栄養状態も妊娠率に大きく関わります。
妊活はどちらか一方だけが頑張るものではなく、夫婦で体の状態を整えていくことが大切。食事や日光だけでは不足しやすい場合も多いため、男性も必要に応じてビタミンDサプリを取り入れるのが良いでしょう。
男性が妊活中に気を付けたい食生活・生活習慣についてさらに詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。
Q3:ビタミンD不足を調べる方法はある?
ビタミンDの体内量は、血液検査で「25-OHビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)」の値を測ることで確認できます。この検査は、不妊治療クリニックでも行われており、ビタミンDの不足が妊娠率に影響したという報告もあります。
ビタミンDは不足していても自覚症状が出にくいため、検査で数値を把握することで、サプリを取り入れるかどうかの判断材料になります。
Q4:飲み続ける期間はどれくらい?
体内のビタミンD濃度(25-OHビタミンD)は、サプリを飲み始めてすぐに整うものではなく、数週間から数ヶ月かけて少しずつ変化していきます。そのため、妊活期間を通して継続して摂ることで、着床環境やホルモンバランスのサポートにつなげましょう。
また、血液検査で不足が改善しているかを確認しながら続けていくと、より安心です。
Q5:妊娠後も飲んでいいの?
妊娠中もビタミンDは必要な栄養素で、母体の骨の健康や免疫の働き、さらに胎児の発育にも関わるとされています。そのため、妊娠が分かったあとも、ビタミンDを意識して補うことが大切です。
ただし、妊娠期は摂取量の管理がより重要になる時期でもあります。サプリを続ける場合は、含有量を必ず確認したうえで、安全な範囲内に収まるように調整しながら取り入れていきましょう。
妊娠後のビタミンDの補給には、産婦人科医が監修した妊娠期向けサプリの「mamaru」がおすすめです。

mamaruには、7μgのビタミンDが含まれ、食事とあわせて飲むだけで推奨量の8.5μgをじゅうぶんに満たすことができます。もちろんビタミンDのほかにも、妊娠中に摂りたいビタミンやミネラルを20種類以上配合。
- 吸収率の高いヘム鉄を含むブレンドヘム鉄
- 赤ちゃんの骨や歯の形成に欠かせないカルシウム
- 脳の発育をサポートするDHA・EPA
などもしっかり含まれており、妊娠初期から後期まで必要な栄養をまとめて補うことができます。

粒は業界最小サイズで、においを抑えたコーティングが施されているため、つわりの時期でも飲みやすいのも◎。
妊活中はmitas、妊娠中はmamaruを飲んで、足りないビタミンDを補いましょう。
妊娠に向けた体の準備はビタミンDが鍵!サプリで無理なく補おう

ビタミンDは、着床のしやすさやホルモンバランス、妊娠の維持、さらに精子の質にも関わる、妊活にとって大切な栄養素です。しかし、食事や日光だけで十分な量を保つのは難しく、気づかないうちに不足してしまう方も少なくありません。
妊活中は、必要な量を意識しながら、葉酸や鉄などの栄養素とあわせてサプリで無理なく補うことが、体づくりの土台を整える一歩になります。
ビタミンDを含む妊活に必要な栄養をまとめて補える総合サプリ「mitas」を上手に取り入れながら、妊娠に向けた体の準備を少しずつ整えていきましょう。
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