
更新日:2025/6/13
【医師監修】妊娠中はタンパク質を多く摂るべき?時期別の必要量とおすすめの摂り方まとめ

タンパク質は、私たちの体をつくる基本的な栄養素です。
でも、妊娠中は
「どれくらい必要なの?」
「不足するとどうなるの?」
「何を食べればいいの?」
と不安になる方もいるかもしれません。
この記事では、妊娠中にタンパク質が大切な理由や時期ごとの目安量、手軽な食品や摂り方まで、わかりやすくご紹介します。
無理なく続けられる方法でタンパク質を摂って、赤ちゃんとママの健康をしっかりサポートしていきましょう。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医
毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。
"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。
赤ちゃんにもママにも!妊娠中にタンパク質が必要な理由
妊娠中は、おなかの赤ちゃんの発育を支えるためだけでなく、ママ自身の健康を保つためにも、より多くのタンパク質が必要になります。
では、なぜそれほどタンパク質が大切なのか、具体的な理由を見ていきましょう。
理由1:赤ちゃんの体をつくる材料になる
タンパク質は、赤ちゃんがすこやかに育つために欠かせない栄養素です。なぜなら、赤ちゃんの内臓や筋肉、皮膚、髪の毛など、体のあらゆる部分はタンパク質からつくられているからです。
さらに、血液をつくって酸素や栄養を運んだり、免疫機能の発達を助けたりと、タンパク質はさまざまな働きをしています。
とくに妊娠中期から後期にかけては、赤ちゃんがぐんぐん成長する時期。この時期にタンパク質が不足すると、赤ちゃんの発育に影響することも。
お腹の中で赤ちゃんが元気に育つように、毎日の食事でしっかりサポートしていきましょう。
理由2:ママの体を維持・サポートする
タンパク質は、赤ちゃんのためだけでなく、ママ自身の体を守るためにも大切な栄養素です。妊娠中は体の中でさまざまな変化が起こり、その変化を支えるためにタンパク質が必要なのです。
たとえば、妊娠すると血液の量は約1.5倍に増えます。タンパク質は、血液中のヘモグロビンをつくる材料になるので、不足すると貧血につながります。
また、赤ちゃんを育てる子宮や栄養を届ける胎盤も、タンパク質によってつくられています。
さらに、産後の授乳に備えて乳腺が発達したり、妊娠中の免疫力を保ったりするためにも、タンパク質は働いています。出産後の回復を早めるためにも、タンパク質はとても重要です。
妊娠中は赤ちゃん優先で考えがちですが、ママ自身の健康も同じくらい重要なこと。体を内側から支えてくれるタンパク質を、毎日の食事で意識して取り入れてくださいね。
知っておきたい妊娠中のタンパク質不足のリスク
おなかの赤ちゃんと妊娠中のママのどちらにも、大切な栄養素であるタンパク質。もし不足してしまうと、どのような影響があるのでしょうか。
ここでは、赤ちゃんとママそれぞれのリスクについて解説します。
赤ちゃんへの影響
タンパク質不足の赤ちゃんへの影響として心配されるのが、「胎児の発育遅延」や「低出生体重児」のリスクです。
山梨大学が行った「妊娠中のたんぱく質摂取と、子どもの発達との関係」の調査(※1)では、タンパク質の摂取が極端に不足している場合、赤ちゃんの発達に影響が出る可能性があると報告されています。
ただし、普段の食事で少し足りない程度であれば、過度に心配する必要はないともされています。外食ばかりの方や過度なダイエットをしている方は、食事の改善を意識するとよいでしょう。
ママへの影響
タンパク質が不足すると、ママの体にもさまざまな影響が出てきます。
- 貧血
- 疲れやすい
- むくみ
- 免疫力の低下
- 産後の回復の遅れ
まず気をつけたいのが「貧血になりやすくなる」こと。タンパク質は血液の材料にもなるため、不足するとヘモグロビンがうまく作られず、貧血を招きやすくなります。
「疲れやすさ」や「体力の低下」も現れやすくなります。筋肉の維持や修復にもタンパク質は必要なので、不足すると体がうまく回復できなくなるのです。
「むくみやすくなる」のも、タンパク質不足のサイン。血液中のタンパク質が減ると、水分バランスがくずれてしまい、むくみにつながります。
さらに、「免疫力の低下」や「産後の回復が遅れる」といった影響も。タンパク質は抗体の材料でもあるため、不足すると感染症にかかりやすくなったり、産後の体の回復が遅くなったりすることがあります。
タンパク質が不足しやすい状況とは?
妊娠中タンパク質が不足しやすいのは、「つわりが重い」「体重管理のために食事制限をしている」「偏食・食が細い」があげられます。
つわりは多くの場合は一定期間で終わるので、あまり深刻になりすぎなくて大丈夫。もし少しでも食べられそうなら、消化のよい豆腐や高タンパクヨーグルト、栄養補助のゼリー飲料などの冷たいものがおすすめです。
食事制限している方や偏食・食が細い方は、少量でもタンパク質がしっかり摂れる食品を選ぶとよいでしょう。タンパク質が豊富な食品一覧を参考に、食べられそうなタンパク質を試してくださいね。
つわりの対処法や、おなかの赤ちゃんに栄養をしっかり届ける方法については、こちらの記事も参考にしてください。
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【妊娠期別】タンパク質の摂取量の目安
妊娠していない成人女性の1日のタンパク質の摂取目安は、約50gです。
妊娠中は時期によって必要なタンパク質の量が変わります。ここからは、妊娠初期、中期、後期それぞれの時期に応じた摂取量と意識したいポイントをご紹介します。
妊娠初期(~15週):つわりと上手に付き合いながら
妊娠初期はつわりで食事が思うように摂れない時期。においに敏感になる、味覚が変わるといった変化で食事に悩むママも多いでしょう。
この時期は無理に食べなくても大丈夫。食べられるものを少量でよいので、栄養価の高いものを食べることを心がけましょう。
妊娠中期(16~27週):赤ちゃんの成長のために量と質を意識
つわりが落ち着き、体調が安定してくる時期。赤ちゃんの成長が本格化し、ママの摂る栄養に影響されやすくなります。
タンパク質は妊娠前よりプラス5g多めに摂る必要があります。栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。
妊娠後期(28週~):出産に向けて貧血やむくみにも注意
さらに赤ちゃんの成長が進み、タンパク質の必要量もプラス25gとぐんと増加する時期。肉、魚、卵や大豆製品といったさまざまなタンパク質を摂るよう心がけましょう。
妊娠後期は、貧血やむくみ以外にもさまざまなマイナートラブルに悩まされやすい時期。こちらの記事もぜひチェックしておいてくださいね。
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時期によってタンパク質の必要量が変化するのはなぜ?
妊娠中に必要なタンパク質の量が変わるのは、赤ちゃんの成長スピードに関係しています。
妊娠初期は、赤ちゃんがまだ小さく、体の組織も作り始めの段階。そのため、この時期は特別にタンパク質を増やす必要はありません。
中期に入ると、臓器の形成が進み、胎盤や羊水も発達してくるため、少し多めに摂る必要がでてきます。
後期は赤ちゃんの成長がぐっと加速する時期。赤ちゃんの体に筋肉や脂肪がつき、脳の発達も活発になるため、タンパク質の摂取量も大きく増やす必要があります。
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タンパク質の代謝を助ける「ビタミンB6」も忘れずに
ビタミンB6は、食べたタンパク質を体の中でアミノ酸に分解し、必要な形につくりかえるときに活躍します(※2)。ビタミンB6が不足すると、せっかく食べたタンパク質を活用できません。
タンパク質をたくさんとるときは、その分ビタミンB6も多めに必要になるので意識してプラスしたいですね。タンパク質と一緒にとることをいつも意識してくださいね。
ビタミンB6を多く含む食品:バナナ、にんにく、鶏肉、マグロ、サバなど
ビタミンB6が手軽に摂れる妊婦さん向けサプリは、こちらからチェックできますよ!
積極的に摂りたい!タンパク質が豊富な食品一覧
タンパク質を効率よくとるには、どんな食品に多く含まれているかを知っておくと便利です。カテゴリーごとに、主なタンパク質源とその特徴をまとめました。
調理によってタンパク質の量が大きく変わることはないので、自分にとって食べやすい調理法で、無理なく続けていくのがポイントです。
肉類・魚類
妊娠中のタンパク質を摂取するためにおすすめの肉類は、脂肪が少なめの部位。鶏むね肉や豚、牛の赤身肉がおすすめです。
食品名 | 1食あたりの目安 | タンパク質量 |
---|---|---|
鶏 ささみ | 100g | 24g |
鶏 むね(皮なし) | 100g | 24g |
鶏 もも(皮なし) | 100g | 22g |
豚 ヒレ | 100g | 23g |
豚 もも | 100g | 21g |
牛 もも | 100g | 21g |
牛 ヒレ | 100g | 21g |
カツオ | 100g | 25g |
サバ | 100g | 22g |
サケ | 100g | 22g |
アジ | 100g | 20g |
レバーは鉄分をはじめ栄養が豊富ではありますが、妊娠中はビタミンAを過剰摂取すると、赤ちゃんの奇形リスクが高まるとの報告があります(※3)。食べ過ぎには注意しましょう。
魚類なら、サケ、サバ、カツオ、アジ、イワシ、サンマなどの青魚がおすすめです。
マグロやカジキなど大型魚は水銀の量が多いため、食べる量に気をつけてください。水銀は赤ちゃんの脳の発達に影響があるとの報告がされています(※4)。
卵・大豆・乳製品
卵や豆腐、納豆などの大豆製品、牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、手軽に食べられるため、少しタンパク質が足りないときに追加するのに便利です。
食品名 | 1食あたりの目安 | タンパク質量 |
---|---|---|
卵 | 1個(約60g) | 6g |
木綿豆腐 | 1/3丁(100g) | 7g |
絹ごし豆腐 | 1/3丁(100g) | 5g |
納豆 | 1パック(50g) | 8g |
ヨーグルト(無糖) | 100g | 4g |
チーズ(プロセス) | 1枚(20g) | 5g |
牛乳 | 200ml | 7g |
気をつけたいのが、大豆製品に含まれるイソフラボン。過剰摂取すると胎児の発育に影響を与える可能性があります。豆腐や納豆は毎日食べても問題ありませんが、豆乳は1日1杯程度にとどめるとよいでしょう。
妊娠中の摂りすぎに注意したい成分については、こちらの記事も参考にしてください。
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【簡単・時短】手軽にタンパク質を摂れる3つのアイデア
ここからは、無理なくタンパク質を摂取するためのアイデアを「作り置き・ストック」「ちょい足し」「おやつ」の3つのバリエーションにわけてご紹介します。
アイデア1:作り置き・ストックを活用
タンパク質不足にならないためには、足りないなと思ったらすぐに使える食べ物を用意しておくのが、ポイントです。
タンパク質が豊富な作り置きの代表は、サラダチキンとゆで卵。週末や時間のあるときに少し多めに作っておくと、忙しい平日も余裕をもって乗りきれます。
さらに、豆腐や納豆、ツナ缶、サバ缶など「調理不要のタンパク質」を多めにストックしておくと安心ですね。
アイデア2:いつもの食事に「ちょい足し」
タンパク質を含む食材をいつもの料理にプラスするだけでも、摂取量をぐっと増やせます。アイデア1でご紹介した食材もぜひ活用してください。
- 味噌汁・スープにプラス:溶き卵、豆腐、サラダチキンや鶏ささみ
- サラダにプラス:蒸し大豆、チーズ、ツナ、サラダチキン
- パスタ・うどんにプラス:卵、納豆、しらす
「あと1種類プラス」を習慣にしておくと、必要量が増える妊娠中期〜後期でも、タンパク質不足を心配せずに過ごせますよ。
アイデア3:おやつや間食で賢くチャージ
いつものおやつや間食をタンパク質豊富な食品に変えるのも、1日の摂取量を増やすコツ。
- 高タンパクヨーグルト、チーズ:手軽に食べられてカルシウムも豊富
- 素焼きナッツ:少量でも満足感がある。アーモンドは葉酸が豊富でとくにおすすめ
- 甘栗:食物繊維や鉄分も豊富。糖分も含まれるため食べすぎには注意
タンパク質以外の栄養素も豊富で、カロリーや糖質が控えめなものばかりなので、妊婦さんだけでなくどなたにもおすすめのおやつです。
タンパク質の摂りすぎはNG?過剰摂取のリスクと注意点
「タンパク質を摂りすぎると腎臓に悪い」と聞いたことがある方もいるかもしれません。これは、タンパク質の代謝で生じる窒素化合物を尿として排出する際に、腎臓に負担がかかるためといわれています。
ただ、普段の食生活でタンパク質を摂りすぎることはまれで、妊娠中も極端な量をとらない限り、過度に心配する必要はありません。
腎臓に持病がある方は、主治医と相談しながら適切な摂取量を守ることが大切です。それ以外の方は、過剰摂取を気にしすぎず、「必要な量をしっかり摂る」ことを意識していきましょう。
タンパク質以外にもある!妊娠中に必要な5つの栄養素
妊娠中にタンパク質が欠かせないのはもちろんですが、それだけでは不十分。さまざまな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
これから紹介する5つの栄養素はとくに重要。タンパク質とあわせて意識的に摂るようにしましょう。
タンパク質と合わせて摂りたい妊娠中に重要な栄養素
栄養素 | 働き |
---|---|
葉酸 | 妊娠初期に赤ちゃんの脳や神経の形成を助ける。妊娠前〜妊娠初期に不足すると神経管閉鎖障害のリスクが高まる |
鉄分 | 妊娠中は血液量が約1.5倍に増え、貧血になりやすい状態。赤ちゃんの発育にも影響があるため、積極的な摂取が望ましい |
カルシウム | 赤ちゃんの骨や歯をつくるために大切な栄養素。ママの血圧を下げ、骨粗しょう症予防にも効果あり |
ビタミンD | カルシウムの吸収を助け、赤ちゃんの丈夫な骨をつくる。不足しがちな栄養素なので、意識的に摂る必要がある |
亜鉛 | 赤ちゃんの細胞の成長や免疫機能に関わる亜鉛は、不足すると赤ちゃんの脳の発育に悪影響が出るおそれも |
タンパク質に加えて、これら5つの栄養素もバランスよく取り入れることが、赤ちゃんのすこやかな成長とママの体調を整えるポイントになります。いろいろな食材を組み合わせて、栄養バランスのとれた食事を意識していきましょう。
「でも、毎日すべての栄養を食事だけでまかなうのは大変かも…」と感じるママもいると思います。そんなときは、妊婦さん向けに設計されたサプリメントに頼ってみるのもひとつの方法です。
とくに葉酸は、食事だけで十分に摂るのが難しい栄養素。厚生労働省でも、サプリメントからの摂取を推奨しています。
妊娠中にサプリを飲むことに少し抵抗がある方もいるかもしれませんが、「あれもこれも食べなきゃ」とプレッシャーやストレスを抱えすぎるのは、赤ちゃんにもよくありません。
無理のない方法で、安心できる栄養管理をしていきましょう。
妊娠中に葉酸が必要な理由については、こちらの記事も参考にしてください。
妊娠中は葉酸サプリを飲んだほうがいい?飲むべき理由や量、おすすめ商品まで徹底解説!
妊娠中に葉酸サプリを摂るべきか悩むママは多いでしょう。実は葉酸サプリは、妊娠中だからこそ摂るべきもの。葉酸の不足は、赤ちゃんとママにさまざまな影響を与える可能性があります。妊娠中に必要な葉酸は、確実に補えるサプリメントの活用がおすすめです。今回は、妊娠中に葉酸サプリを摂るべき理由とサプリの選び方を紹介します。
葉酸不足が胎児に与える影響とは?効率的な摂取方法とおすすめサプリを紹介
葉酸不足が胎児に与える影響とはなにか?について解説しています。妊娠期に葉酸が不足すると先天性疾患のリスクが上がり、成長サポート効果が得られないほか、胎児だけでなくママの貧血予防の効果が受けられないことや、早産の可能性が出てきてしまうことも。葉酸不足にならないためにできることも、あわせてチェックしてみてくださいね。
妊婦さんに必要な栄養をオールインワンで摂るなら「mamaru」
妊娠中に必要な栄養素を効率よく摂りたい方には、妊婦さんのために開発された葉酸サプリ『mamaru(ママル)』がおすすめです。
『mamaru』は、葉酸・鉄・カルシウム・ビタミンD・亜鉛など、妊娠中に欠かせない成分をバランスよく配合した「オールインワン型サプリメント」。
さらに、タンパク質の代謝を助けるビタミンB6など、妊婦さんのための栄養がぎゅっと詰まっています。
食事で不足しがちな栄養を1日4粒で補える
1日4粒で、妊娠期に必要とされる20種類以上の栄養素をしっかりサポート。過剰摂取にならないよう、厚生労働省の推奨量に合わせて設計されています。
つわり中でも飲みやすい!小粒サイズ
業界最小クラスの直径9mmという小粒サイズで、つわり中でも無理なく続けやすい仕様。ラクに飲めるよう、味やにおいにも配慮しています。
6つの無添加と品質へのこだわり
『mamaru』は産婦人科医の監修のもと、含まれる栄養成分はすべて自然素材を使用し、保存料・着色料・香料など6つの無添加を実現。
国内有数のGMP認定工場で製造しており、原料の原産国や加工国も公開しています。
公式サイト限定の特別価格がお得!
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初回はさらにお得な割引率で、回数の縛りもなし。「まずはお試ししたい」あなたにもぴったりです!
いつもの食事に、タンパク質とともに『mamaru』をプラスして、手軽な栄養サポートをはじめてみませんか?
妊娠中のタンパク質摂取に関するQ&A
ここからは、妊娠中のタンパク質摂取についてよくある質問にお答えします。
Q1. 妊娠高血圧症候群の予防にタンパク質は関係ある?
A. タンパク質が直接的に妊娠高血圧症候群を予防するという科学的根拠は、現時点では明確になっていません。
しかし、バランスの取れた食事と適切な体重管理は、妊娠中の健康維持を支えてくれます。タンパク質もそのひとつとして意識して摂りましょう。
Q2. 納豆やチーズなど、特定の食品を毎日食べても大丈夫?
A. 同じ食品ばかりを毎日摂取するのは、栄養バランスを考えるとおすすめできません。
同じ動物性タンパク質に偏った食事よりも、植物性や乳製品・卵など多様なタンパク質をバランスよく摂取したほうが、赤ちゃんの乳児湿疹のリスクが低いというデータもあります(※5)。
Q3.妊娠中にプロテインパウダーを飲んでもいい?
プロテインパウダーは手軽で便利ですが、妊娠中はあまりおすすめできません。
市販のプロテインには、添加物や糖分が含まれていることもあるため、もし必要な場合は、選ぶ際に成分表示をよく確認しましょう。不安がある場合は、医師に相談してから取り入れてください。
◆プロテインを選ぶときのポイント
- 妊婦さん向けの表示があるもの
- 添加物や人工甘味料が少ないもの
- ビタミンAが過剰にならないもの
とくにビタミンAは、妊娠初期に過剰摂取すると胎児へのリスクがあるため、サプリメントとの併用にも注意が必要です(※3)。
ビタミンAについては、こちらのコラムもあわせてチェックしてみてくださいね。
【ビタミンA】妊婦が注意したい過剰摂取とは?注意すべき摂取方法を解説
妊娠中に注意したい栄養素であるビタミンA。妊娠中、特に妊娠3ヶ月以内のビタミンAの過剰摂取は、内服していない妊婦と比べて催奇形性が5.78倍という驚きの研究結果が。健康のためにサプリメントを内服している方は要注意!?
妊娠中はタンパク質が大切!ほかの栄養素もバランスよく摂取しよう
タンパク質は、胎児の発育やママの体づくりに欠かせない栄養素。妊娠中期から後期は必要量がぐんと増えるため、不足しないよう意識的に摂取するよう心がけてください。
でも、特別な食事を用意しなければ!とがんばりすぎる必要はありません。
サラダチキンや豆腐、ツナ缶などの手軽にプラスできる食材を活用したり、おやつを高タンパクヨーグルトにしたり、無理なく続ける方法を見つけてくださいね。
妊娠中はタンパク質以外にも葉酸、鉄分、カルシウム、ビタミンD、亜鉛などのさまざまな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
栄養バランスに不安がある方は、妊娠中に必要な栄養素がぎゅっと詰まった妊婦さん向けサプリメント『mamaru』を上手に取り入れながら、すこやかなマタニティライフを過ごしてくださいね。
参考:
※1:妊娠中の母親のたんぱく質摂取と3歳時の発達との関連について|山梨大学
※4:これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと|厚生労働省
※5:Maternal Dietary Protein Patterns During Pregnancy and the Risk of Infant Eczema: A Cohort Study
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