更新日:2024/9/26

妊娠後期のマイナートラブル8選!原因と予防法、対策を知って辛い症状を乗り越えよう

妊娠後期のマイナートラブルには、腰痛、便秘、こむら返り、むくみ、胸やけ、眠気やだるさ、頻尿・尿漏れ、動悸の8つの種類があります。この記事では、症状の原因と予防法、対策を解説しています。
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マイナートラブルとは、妊娠することで起こるさまざまな症状のことをいいます。

マイナートラブルの症状が出る時期は人によってさまざまですが、妊娠後期になるとほとんどの人が何かしらの不調を感じることが多いはず。

ママのお腹が大きくなり日常生活が大変になっていく中で、心身の不調にまで悩まされるのは辛いですよね。

この記事では、妊娠後期のマイナートラブル症状と原因、辛い症状を乗り切るための対策について紹介します。

この記事に登場する専門家

看護師ママライター むねゆか

看護師ママライター

産婦人科勤務経験と2児のママ。

2つの実体験を活かして、妊活・妊娠についての情報を発信します!

妊娠後期に起こりやすいマイナートラブル8つとその原因

妊娠後期のマイナートラブルは、大きくなった子宮による影響やホルモンバランスの変化など、妊娠の経過が進むことで起こるものがほとんど。

妊娠後期に起こりやすいマイナートラブルはこちらの8つです。

それぞれの原因について、詳しく解説していきます。

腰痛

妊娠週数が進むにつれてお腹が大きく成長し、腰に負担がかかることで痛みが出てくることがあります。

歩けない、動けないほどの痛みを感じる人もいるほど、腰痛は妊娠後期のマイナートラブルの中でも辛い症状といえるでしょう。

妊娠後期の腰痛の原因はこちら。

  1. 1ホルモンの影響
  2. 2体型が変化することによる反り腰
  3. 3血流の悪化

原因1:ホルモンの影響

出産準備のために重要な役割をする「リラキシン」。

リラキシンは骨盤周囲の靭帯を柔らかくすることで、赤ちゃんが産道を通りやすくします。

その一方で、靭帯が緩むとお腹を支えるための力が弱くなり、腰に負担がかかって痛みが出てきてしまうのです。

原因2:体型が変化することによる反り腰

赤ちゃんが大きくなることでお腹が前に突き出し、重心が前方に移動します。

上半身が反ったような体勢になるため、腰に負担がかかってしまいます。

原因3:血流の悪化

大きくなった子宮が周囲の血管を圧迫すると、血液の流れが悪くなってしまいます。

血液中の酸素を栄養にしている筋肉は、血流が悪化することで酸素不足となり徐々に硬くなってしまうのです。

腰の筋肉が硬くなると体のバランスがとりづらくなり、転倒してしまう可能性がでてきます。

そのため、腰を反らしてバランスをとろうとしますが、今度は腰に負担がかかり腰痛へと発展してしまうのです。

便秘

妊娠する前の便秘の原因には、体質や水分、食物繊維などの不足があげられることが多いでしょう。

しかし、妊娠後期の便秘には妊娠中特有の理由があります。

娠後期の便秘の原因はこちら。

  1. 1ホルモンの影響
  2. 2腸が子宮に圧迫される

原因1:ホルモンの影響

「プロゲステロン」には妊娠を維持するために、体内に水分を蓄える働きがあります。

この作用によって、腸のなかにある便の水分まで体内に吸収してしまいます。

水分が抜き取られた便は硬くなってしまい、うまく移動できずに腸のなかでとどまってしまうのです。

原因2:腸が子宮に圧迫されるため

大きく成長した子宮は、周りの臓器を圧迫してしまいます。

子宮のすぐ近くにある腸も圧迫されやすい臓器の1つです。

圧迫されて狭くなった腸の中を便がうまく移動できないと、便秘の原因になってしまいます。

こむら返り

こむら返りとは、ふくらはぎにある筋肉が痙攣(けいれん)することです。「足がつる」と表現する人も多いでしょう。

こむら返りが起きてしまったら、指をつかんで足の甲の方にゆっくりと曲げてアキレス腱を伸ばすことで改善します。

娠後期のこむら返りの原因はこちら。

  1. 1脱水・ミネラルバランスの乱れ
  2. 2筋肉への負担

原因1:脱水・ミネラルバランスの乱れ

脱水は、体の水分が不足するだけでなく、ミネラルバランスまで乱してしまいます。

ミネラルは筋肉の収縮と弛緩に重要な栄養素のため、脱水で体内のミネラルが不足すると筋肉が痙攣を起こしてしまいます。

この痙攣がこむら返りです。

娠中は代謝量が増えて体温が高くなり、知らず知らずのうちに汗をかいてしまいます。

脱水予防のために、経口補水液やスポーツドリンクを飲むのもよいですが、妊娠中は糖分や塩分が気になりますよね。

「ミネラルを日頃から効率よく摂りたい」と思ったら、ミネラルが配合されているサプリを活用するのがおすすめです。

妊娠中に飲めるおすすめサプリを先に知りたいという方は、こちらから。

原因2:筋肉への負担

妊娠後期になると体重が増えて、特に大きなお腹を支える足に負担がかかります。

負担がかかり続けた足に徐々に疲労がたまっていき、筋肉が痙攣を起こしてしまうのです。

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寝ているときに足がつる原因は?

妊娠中にこむら返りを経験した人の中には「寝ている時にいきなり足がつった」という人も多いと思います。

その理由は、睡眠中は汗をよくかき、脱水になっても気づかないことが多いからです。

そして、寝ている間は血液の流れがゆっくりになることも、こむら返りが起きやすい理由のひとつ。

これらの条件が揃ったときに、寝返りなどで筋肉が刺激されるとこむら返りが起きてしまうのです。

寝ている間に水分補給をするのは難しいですが、予防のために寝る前にコップ1杯の水分を飲むのがおすすめです。

むくみ

妊娠後期になると、多くの妊婦さんが足にむくみを感じるでしょう。

妊娠中のむくみはほとんどが妊娠の経過によるものですが、まれに妊娠高血圧性腎症などの病気が隠れていることがあります。

足以外の場所にもむくみが出るようであれば、病気の可能性を疑って病院に相談しましょう。

娠後期のむくみの原因はこちら。

  1. 1ホルモンの影響
  2. 2子宮が大きくなることによる影響
  3. 3血液量の増加

原因1:ホルモンの影響

プロゲステロンは、出産の準備のために体に水分や栄養を蓄えようとします。

蓄えすぎてしまった水分が皮下組織に漏れ出すことで、むくみとなってあらわれるのです。

ロゲステロンは妊娠成立時点から分泌し始め、出産時に分泌量がピークになります。

辛いむくみはいつまで続くの?と思う妊婦さんは多いでしょうが、残念なことに出産まで続くことが多いでしょう。予防法と対策をチェックして、なんとか乗り切りましょう。

原因2:子宮が大きくなることによる影響

大きくなった子宮が周辺の血管を圧迫すると、血液が心臓に戻りにくい状態になります。

滞ってしまった血液は行き場をなくして、血管の外に水分が漏れ出してしまいます。

この水分がむくみです。

血管が圧迫されたことで起こるむくみは、子宮より下にある「足」に出ることが多いとされています。

原因3:血液量の増加

妊娠後期になると、ママの血液の量は妊娠前に比べて1.5倍ほどに増えます。

血液の量が多いと血管から漏れ出す水分の量も多くなってしまい、妊娠前よりもむくみの症状が出やすいのです。

た、妊娠中になりやすい貧血もむくみの原因の1つです。

「血液の量が増えるのに貧血になるの?」と疑問に思うかもしれませんが、全体の血液量が増えても血液中の成分である赤血球などの数が増えなければ、血液が薄くなり貧血となってしまうのです。

貧血はむくみだけでなく、血液を栄養に成長する赤ちゃんにも影響を与えてしまいます。

貧血対策におすすめのサプリが知りたい方はこちらからどうぞ。

胸やけ

妊娠初期に「つわり」で胸やけを感じた人もいるでしょう。

実は妊娠後期にもつわりのような症状が起こることがあるんです。

「後期つわり」とも呼ばれ、子宮が胃を圧迫することで胸やけを感じる人もいます。

娠後期の胸やけの原因はこちら。

  1. 1ホルモンの影響
  2. 2子宮が大きくなることによる影響

原因1:ホルモンの影響

「プロゲステロン」は妊娠維持のために大切なホルモンである一方、胃腸の動きを弱くする作用もあります。

プロゲステロンの分泌量が増える妊娠後期には、胃腸の働きが弱くなり消化不良が起きやすいのです。

出産後は徐々に分泌量が減っていくため、消化不良も解消するでしょう。

原因2:子宮が大きくなることによる影響

妊娠後期には子宮がみぞおちのあたりまで大きくなり、胃を圧迫します。

圧迫された胃は、食べ物を消化するのに時間がかかってしまうのです。

更に、子宮のサイズアップにより胃が持ち上げられたような状態になり、胃液が逆流しやすい状態になります。

消化に時間がかかることと胃液の逆流により、胸やけや吐き気などの消化器症状を感じやすくなります。

出産時期が近づくと赤ちゃんがお腹の下の方に移動し始めるので、胃が元の位置に戻り胸やけの症状が落ち着く人もいるでしょう。

妊娠中に感じる胃痛についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

妊娠中の胃痛の原因は何?気になる胃痛の原因と対処法、病院受診の目安について解説 | 助産師執筆

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眠気やだるさ

妊娠中は、眠気やだるさを感じる人が多いでしょう。

これらの症状は、妊娠後期に特に強く感じることがあるともいわれています。

娠後期の眠気やだるさの原因はこちら。

  1. 1ホルモンの影響
  2. 2子宮が大きくなることによる影響

原因1:ホルモンの影響

眠気とだるさに関係するホルモンは「エストロゲン」と「プロゲステロン」です。

これらのホルモンは妊娠の維持と、赤ちゃんの成長に対して重要な役割を持っていますが、一方でエストロゲンは寝つきが悪くなる作用、プロゲステロンは眠気を引き起こす作用があります。

2つのホルモンの作用で「眠いのにうまく寝付けない」という現象が起こってしまうのです。

睡眠の質も悪くなるため、体が疲れがとれずにだるさを感じやすくなります。

ストロゲンとプロゲステロンは妊娠成立時点から分泌量が増えるため、妊娠中を通して眠気やだるさの症状を感じる方は多いでしょう。

2つのホルモンは出産時期に分泌量がピークになるので、妊娠後期にはこれらの症状をより強く感じやすいといえます。

原因2:子宮が大きくなることによる影響

大きく成長した子宮は、周辺のさまざまな臓器を圧迫してしまいます。

1つめに膀胱を圧迫することで、尿がたまる量が少なくなり頻尿となります。

寝ている時にも尿意を感じて起きてしまい、睡眠をしっかりととることができません。

夜間の眠りづらさは尿意だけが原因でなく、寝る時の姿勢も関係しています。

お腹が大きいと仰向けで寝るのが辛くなり、寝ている途中で起きてしまうことがあるのです。

長時間の睡眠が確保できないことで日中眠気を感じたり、だるさを感じやすくなります。

2つめに肺や血管の圧迫です。

血管を圧迫することで心臓に負担がかかり、更に肺も圧迫されているため少しの動作でも息切れがしやすく疲れやすくなってしまいます。

3つめに、大きくなった子宮の中には赤ちゃんや羊水、胎盤があり、標準体型の方で妊娠前と比べると7~12kgほど体重が増えます。

体重が増加した分、体への負担が大きくなり、普通の生活を送るだけでも疲れやすくなります。

れら3つの原因から、眠気やだるさを感じやすくなるのです。

頻尿・尿漏れ

妊娠が進みお腹が大きくなるにつれて、トイレに行く回数が多くなります。

妊婦さんのなかには、咳やくしゃみなどお腹に力が入る動作で尿漏れをしてしまう人もいるでしょう。

娠後期に頻尿・尿漏れになる原因はこちら。

  1. 1血液量の増加
  2. 2子宮が大きくなることによる影響
  3. 3ホルモンの影響

原因1:血液量の増加

尿は、血液中の老廃物と余分な水分からできています。

妊娠中は血液の量が増えるため、尿の量も多くなるのです。

そのため、トイレに行く回数も自然と多くなり頻尿になってしまいます。

原因2:子宮が大きくなることによる影響

膀胱は子宮のすぐ下にある臓器です。

そのため、大きくなった子宮に圧迫されて、尿を溜められるスペースが小さくなってしまいます。

頻繁にトイレに行きたくなるのに「尿が少ししか出ない」と感じる人も多いでしょう。

これは、膀胱に尿を溜めておくことができないことが原因なのです。

原因3:ホルモンの影響

膀胱や尿道は平滑筋とよばれる筋肉からできています。

妊娠中に分泌される「プロゲステロン」には、この平滑筋を緩めてしまう作用があるのです。

平滑筋が緩むと、脳から指令が出ていないのに尿が出る「尿漏れ」を起こしてしまいます。

プロゲステロンは出産時期に分泌量がピークになるため、妊娠後期は尿漏れをするリスクが高いといえるでしょう。

ロゲステロンは頻尿、尿漏れだけでなく、尿の流れが滞ることにも関係しています。

膀胱や尿道で尿が滞ったり、逆流してしまうと膀胱炎になる可能性があります。

頻尿に加えて排尿時に痛みを感じたら、膀胱炎を疑って病院に相談しましょう。

妊娠中の膀胱炎についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

妊娠中は膀胱炎になりやすい?知っておきたい症状や赤ちゃんへの影響、対処法まで詳しく解説

妊娠中は膀胱炎になりやすいといわれています。それは、大きくなった子宮の影響や妊娠中に分泌するホルモンなどが原因です。この記事では、妊娠中の膀胱炎の症状と原因、治療法から予防方法までを詳しく解説します。

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原因4:骨盤底筋のゆるみ

骨盤底筋は、骨盤の底で子宮や膀胱、腸を下から支える筋肉です。

排尿の途中で意識的に尿を止めることができるのは、骨盤底筋がしっかりと働いている証拠です。

しかし、妊娠中は骨盤底筋が緩みやすいため、くしゃみや咳などでお腹に力が入ると尿漏れしてしまうことがあります。

骨盤底筋のゆるみは、妊娠中だけでなく産後の尿漏れにも関係しています。

骨盤底筋のゆるみを改善する「ケーゲル運動」について、先に知りたい方はこちらからどうぞ!

動悸

妊娠後期になるとお腹が大きくなり、日常生活が大変だと感じることが多くなるでしょう。

少し動くだけでドキドキするという人もいると思います。

娠後期に動悸を感じる原因はこちら。

  1. 1血液量が増えることによる影響
  2. 2貧血

原因1:血液量が増えることによる影響

妊娠中は、赤ちゃんの成長に必要な栄養を運ぶために、ママの血液の量が多くなります。

妊娠前に比べて1.5倍にも増えた血液を全身に送るために、心臓はたくさん活動します。

妊娠前は1分間に70回程だった脈拍が、妊娠後期には90回まで増えるのです。

体を動かすことで負荷が掛かると、脈はどんどん速くなり「動悸」として体に感じることがあります。

原因2:貧血

妊娠中は貧血になりやすく、貧血が原因で動悸を感じることがあります。

血液の成分の1つ「ヘモグロビン」は、酸素を運ぶ役割をしています。

貧血でヘモグロビンが少なくなってしまうと、体のさまざまな部分に酸素が運ばれなくなってしまうのです。

これを解消するために、ポンプの機能をしている心臓が頑張って働きます。

血液中のヘモグロビンの数が少なくなっても、酸素を必要としている臓器にたくさんの血液を流すことで酸素不足を解消しようとするからです。

心臓が頑張って動くと脈拍は速くなり、動悸が起こってしまいます。

血を改善するには鉄分や葉酸、ビタミンなどの栄養素が必要

これらを効率的に摂る方法を先に知りたいという人は、こちらからチェックしてくださいね。

妊娠後期のマイナートラブルの予防法と対策

妊娠後期のマイナートラブルには妊娠の経過が関係しているため、ほとんどの症状は出産するまで続きます。

辛い症状がなくならないのであれば、せめて和らげる方法を知りたいですよね。

こからは、辛いマイナートラブルの症状を和らげるために、日常生活の中でできる対策について紹介していきます。

運動・マッサージ

運動・マッサージによって解消されるマイナートラブル症状はこちら。

  1. 1むくみ
  2. 2こむら返り
  3. 3尿漏れ
  4. 4便秘

運動

妊娠後期はウォーキングや妊婦体操、マタニティヨガなどのお腹に負担のかからない運動がおすすめです。

運動により血行が促進され、むくみの解消やこむら返りの予防につながります。

お腹に負担がかからない体勢に気をつけながら、無理のない範囲でおこないましょう。

足のマッサージ

足のマッサージは、血行を促すのに効果的。

妊娠後期は子宮が血管を圧迫してしまうため、マッサージで滞った血液を心臓に戻していきましょう。

足のマッサージは足首から太ももにかけて、手の温かさを感じながらゆっくりとさすります。

強く揉まなくても優しくさするだけで血液の流れがよくなりますよ。

ケーゲル運動

ケーゲル運動は、膀胱や尿道などを支える骨盤底筋を鍛える運動です。

骨盤底筋が鍛えられることで、尿漏れを解消・予防できます。

尿漏れは妊娠中だけでなく、産後のママも悩ませる症状の1つ。

妊娠中からケーゲル運動をすることで、産後の体が楽になりますよ。

ケーゲル運動のやり方
  1. 楽な姿勢をとりましょう。仰向けが辛ければ、立っていても座っていても大丈夫です。
  2. 骨盤底筋を締める、緩めるを繰り返します。
  3. 慣れてきたら締めた状態で何秒かキープします。

骨盤底筋を締める動作は、尿を途中で止める動作と同じです。分かりにくい時は、肛門を締めるのをイメージしてみましょう。

おなかのマッサージ

おなかのマッサージは、便秘解消に効果的。

へその周りに「の」の字を書くようにして、優しくマッサージしましょう。

気が付いた時に行うのもよいですが、お風呂で体が温まったタイミングでマッサージをすると更に効果を発揮します。

マッサージをするときは、赤ちゃんがいる部分を強く押さないよう注意しましょう。

下腹部をさするだけでも効果がありますよ。

湯船につかる

ぬるめのお湯に浸かることで、血行の改善が期待でき睡眠の質もあがるでしょう。

入浴中にお腹や足をマッサージをすると、便秘解消、むくみ改善にも効果がありますよ。

ゆっくりお風呂に浸かることで体がリラックスしてマイナートラブル解消にもよいですが、長時間の入浴は妊娠後期のママの体に負担をかけてしまうことも。

入浴時間は10分を目安にしましょう。

しっかり休養をとる

妊娠後期は、長時間同じ体勢で寝るのが辛くなります。

また、睡眠中に尿意で起きることもあり、しっかりと睡眠をとることが難しいという人が多いでしょう。

にまとまった休養がとれない時は、短時間でもいいのでお昼寝の時間を作るのがおすすめです。

寝る時にどの姿勢でも寝づらいと感じる人は、抱き枕を活用しましょう。

睡眠不足は自律神経の乱れにつながり、マタニティブルーや産後うつを引き起こしてしまう可能性もあります。

長時間の睡眠がむずかしいときは、短い時間でも休める時間をとるように意識しましょう。

生活習慣を見直す

妊娠後期のさまざまなマイナートラブルを改善するためには、生活習慣を見直すことが大切

普段の生活の中を少し変えることで、悩んでいる症状がよくなる可能性がありますよ。

姿勢に気を付ける

妊娠後期はお腹が大きくなるため、妊娠前に比べて姿勢が悪くなりがち。

椅子の背もたれに寄りかかるような姿勢で座ったり、猫背や反り腰になったりしている人も多いでしょう。

姿勢が悪いと腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしてしまいます。

骨盤を立てることを意識して、背中をまっすぐにしましょう。

椅子に座るときには深く座って背中を背もたれに添わせるといいですよ。

は起きている時だけでなく、寝る時の姿勢にも注意が必要。

仰向けで寝ると、子宮が血管を圧迫してしまったり、胃酸が逆流してしまったりするんです。

そこでおすすめなのが「シムス位」

シムス位は血液のめぐりが良くなり、むくみやこむら返りなどの予防に効果があります。

シムス位のやり方

  1. 左側を下にして、横向きで寝る
  2. 左足は伸ばして、右足は曲げて楽な姿勢をとる

抱き枕を使うのもおすすめですよ。

水分をしっかり摂る

妊娠後期は頻尿になるため、水分を控えてしまう人もいるかもしれません。

しかし、水分が不足すると便秘や膀胱炎の原因になるだけでなく、むくみが強くなることもあるんです。

更に、血液中の水分が不足する「血栓症」という赤ちゃんとママの命が危険になる病気になることもあります。

マイナートラブル予防だけでなく、赤ちゃんとママの命を守るためにもしっかりと水分摂取をしましょう。

娠後期に必要な1日の水分量は1.5~2Lといわれています。

一気に飲むのではなく、気が付いた時に少しずつ水分摂取をしていきましょう。

むくみが気になる人は、麦茶やトウモロコシ茶がおすすめですよ。

栄養に気を付けた食事

マイナートラブルを解消するためには、必要な栄養がしっかりと取れる食事が欠かせません。

便秘には、腸の掃除をしてくれる食物繊維や腸内環境を整える乳酸菌を取りましょう。

むくみ予防には塩分はなるべく控えて、海藻類やバナナ、キウイなどカリウムを摂るのがおすすめです。

また、栄養面だけでなく、食事の摂り方にも気を付けるとマイナートラブルを解消できますよ

胸やけと動悸を防ぐには、1回の食事量を少なくして回数を5~6回に増やし、就寝3時間前までに済ませるのが効果的です。

サプリを取り入れる

どんなに気を付けていても、毎日必要な栄養素のすべてをとり続けるのはむずかしいですよね。

そんな時は、妊娠中に摂りたい栄養がぎゅっと詰まったサプリを活用しましょう。

すすめは、妊婦さん専用のオールインワン葉酸サプリ「mamaru」です。

mamaruには、辛い便秘に効果を発揮する菌活サポート成分や、むくみ解消のためのカリウムが配合されているほか、妊娠中に必要な栄養がこれ一つでしっかり摂れますよ。

ちろん、妊娠中に特に意識して摂りたい葉酸もしっかりと配合されています。

葉酸は妊娠初期に「神経管閉鎖障害」を予防するだけでなく、妊娠中に起こりやすい貧血を予防するためにも重要な栄養素。

血液を栄養に成長する赤ちゃんのために、貧血を回避して良い血液を育てましょう。

mamaruは手軽に妊娠中の栄養素が摂れる方法ですが、ママの中にはサプリに抵抗がある人もいるかもしれません。

しかし実は、赤ちゃんのことを第一に考えるママにこそ、mamaruを選んでもらいたいのです。

サプリメントは医薬品ではなく食品として扱われているため、製造に関して基準が設けられていません。

製造基準が決まっていないサプリの中でも、mamaruは厚生労働省が認可しているGMP認定工場で作られていて、厳しい製造基準をクリアしている商品なんです。

更に、消費者に優良なサプリメント商品の情報提供をしている日本サプリメント評議会から、「安心安全マーク」も付与されています。

全国1400店舗以上のスギ薬局で販売されている点も、「大手ドラッグストアに認められた品質」という信頼感を感じられますね。

赤ちゃんのことを大切に考えるママだからこそ、信頼性の高いサプリメントを選んで妊娠後期を乗り越えていきましょう。

店頭よりもお得に始めるならここから!/

マイナートラブル解消グッズを取り入れる

マイナートラブルを解消するグッズは色々と販売されています。

辛い症状を乗り切るために、これらのグッズを取り入れるのもよいでしょう。

着圧ソックス

むくみが辛い妊婦さんは、着圧ソックスを履くのがおすすめ。

足首から膝にかけて適度な圧がかかるようになっていて、足に滞りやすい血液を心臓に戻してくれます。

普通の靴下よりも履く時にきついと感じるため、お腹に力が入りすぎないよう注意しましょう。

骨盤ベルト

腰痛の予防には骨盤ベルトがおすすめ。

ベルトで骨盤をしっかりと固定することで、腰の筋肉の負担が軽くなります。

骨盤ベルトは腰痛ケアだけでなく、早産予防にもなりますよ。

抱き枕

お腹が大きくなってくると、寝る時は横向きの方が寝やすいという人が多くなってきます。

不安定な横向きの体勢をサポートするには、抱き枕がおすすめ。

「シムス位」も抱き枕を使うと簡単にとることができますよ。

マイナートラブル対策を生活に取り入れて、出産までの日々を穏やかに過ごそう

普通に日常生活を送ることも大変な妊娠後期にマイナートラブル症状まで出てくると「一体いつまで続くの?」とうんざりするママも多いですよね。

残念なことに、妊娠後期のマイナートラブルは出産まで続くことがほとんど

そのため、対策を日々の生活に取り入れて行くことが必要です。

プリメントは、マイナートラブル対策の中でも日常に取り入れやすい方法の1つ。

妊婦さんのために作られたおすすめサプリmamaruなら、1日4錠飲むだけで手軽に妊娠中に必要な栄養素が摂取できます。

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