更新日:2025/1/31

妊娠中の胃痛はなぜ起こる?助産師が教える時期別の原因と対処法、受診の目安まで

妊娠中の胃痛はなぜ起こる?助産師が教える時期別の原因と対処法、受診の目安
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妊娠中、胃痛の症状がみられる人は多くいます。

「なんで胃痛があるの?」「いつまで続くの?」「赤ちゃんは大丈夫?」など、いろいろな疑問があるでしょう。

この記事では、そんな妊婦さんの胃痛の悩みに助産師が回答。原因を妊娠期別にわかりやすく解説します。

今すぐできる対処法と気をつけることをチェックして、少しでもつらい痛みを和らげるヒントにしてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

妊娠中に起こる胃痛の特徴

妊娠中に起こる胃痛の特徴は、どのようなものなのでしょうか。

痛みの感じ方や程度は個人差が大きいですが、まずは一般的な症状や、妊娠中の胃痛がいつまで続くのかなどについて見ていきましょう。

妊婦さんの胃痛の症状って?

一口に胃の痛みといってもさまざまな症状がありますが、妊娠中は主に以下のような痛みがみられるようです。

  • チクチクとした痛み
  • キリキリとした痛み
  • 締め付けられるような痛み
  • 胃が重くムカムカする感じ
  • 胸が焼けるような感覚

感じ方は人それぞれですが、軽いものから痛みというよりは不快感が強い症状など、さまざまな胃の不調に悩まされる妊婦さんが多いようです。

妊娠中の胃痛はいつまで続く?

妊娠中の胃痛は、妊娠初期の症状の一つであることも多いです。

その場合、妊娠5~6週頃から胃痛を感じる方が多く、妊娠中期にさしかかる頃(妊娠12〜16週頃)には落ち着いてきます

つわりは個人差が大きいので、長い方では妊娠20週頃まで胃の不快感が続く方もいるようです。

ただし、妊娠中の胃痛はつわり以外の原因が隠れていることや、妊娠初期以降に現れることも。時期別の原因は、次の項目からチェックしていきましょう。

【妊娠初期】の胃痛の原因

妊娠初期の胃痛は、つわりやホルモンバランスの変化、ストレスなどが主な原因であることが多いです。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

つわりの影響

まず挙げられるのはつわりの影響によるものです。妊娠初期はつわりに悩まされる方も多く、吐き気やむかつきと合わせて胃痛を起こすケースもあります。

つわりにもいろいろなタイプがありますが、つわりで嘔吐(おうと)してしまう場合、嘔吐により胃酸で胃が傷ついて胃痛がみられることも。一日に何度も嘔吐していて胃痛がある場合は、つわりによる嘔吐が原因の可能性があります。

また、空腹になると気持ち悪くなってしまう食べづわりがある場合、食べる量が増えたり偏食したりして胃に負担がかかり、胃が痛くなってしまうこともあるでしょう。

つわりで苦しむママさんは、下記の記事もぜひ参考にしてくださいね。

つわりの種類と対処法を徹底解説!ーつわりに悩むママさん必見ー

妊娠女性の8割が経験すると言われているつわり。そんな妊娠中に気になる「つわり」は、いくつか種類があるのをご存知ですか?つわりの種類別に有効的な対策を分かりやすく解説しています!

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ホルモンバランスの影響

妊娠によるホルモンバランスの変化も、胃痛を引き起こす原因の一つです。妊娠を維持するホルモンは消化管の動きを鈍くするため、胃痛が出やすいといわれています。

例えば、胃腸の動きが鈍いときに脂っこいものなどを食べると消化に時間がかかるため、胃に負担がかかり痛みが現れることも。

その他にも、食べすぎた、生ものを食べたといったことで胃痛が出ることも考えられます。

ホルモンバランスの影響には個人差があるので、全く症状が出ない人もいれば、症状が重く出る場合もあります。

ストレスによる影響

ストレスは体へさまざまな影響を与えます。妊娠していない場合でも、ストレスで胃痛が出たことがあるという人もいるでしょう。

妊娠中は、赤ちゃんの健康の心配や生活の変化などさまざまな不安から、特にストレスを感じることが多い時期です。妊娠初期の体調の変化が、大きなストレスになることも。

ストレスは自律神経の働きを乱し、胃痛の原因となる可能性があるのです。

【妊娠中期・後期】の胃痛の原因

妊娠中期、後期に入ると赤ちゃんの成長に伴いお腹も大きくなります。赤ちゃんの成長はうれしいものですが、それによって胃痛が起こることも

ここからは、妊娠中期から後期にかけての胃痛の原因について、詳しく見ていきましょう。

大きくなった子宮による圧迫

妊娠前は鳥の卵ぐらいの大きさだった子宮も、妊娠中期〜後期頃には赤ちゃんの成長とともに徐々に大きくなります。妊娠後期になると、子宮の幅や長さは通常の5〜7倍ほどになることも。

大きくなった子宮で胃が圧迫されると胃酸が逆流しやすくなり、胃の痛みを引き起こすことがあります。

便秘

妊娠中期・後期は子宮が大きくなることで腸を圧迫したり運動不足になったりするため、便秘になりやすい時期であるといえるでしょう。

軽い便秘であれば、胃痛が出ることはあまりありませんが、便秘がひどくなると胃痛がみられるケースがあります。

妊娠中の便秘やその影響については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

妊婦は便秘になりやすい?妊婦を困らせる便秘の原因と改善方法を解説【薬剤師執筆】

妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活と運動量の変化等、様々な理由から便秘になります。妊娠中でもできる便秘対策も合わせて紹介します。

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逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃酸や胃の内容物が食道に逆流して炎症を起こす病気です。妊娠中期以降は、大きくなった子宮に胃が圧迫され、逆流性食道炎を起こしやすくなります。

逆流性食道炎になると、胸やけや胃痛、胃もたれなどの症状が現れます。

妊娠中期~後期は特にマイナートラブルが多い時期。胃痛以外にも気をつけたいマイナートラブルについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

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妊娠中に胃が痛いときの対処法

では、妊娠中に胃痛がある場合、どうしたらいいのでしょうか。ここからは、妊娠中の胃痛への対処方法をご紹介します。

消化のよいものを食べる

まずは、消化のよいものを食べることです。脂っこいものや食物繊維の多い食べ物は、消化が悪く胃に負担をかけるため、胃痛が悪化する可能性があります。

おかゆやうどん、半熟卵、脂の少ない肉や魚、豆腐、ゼリーなど、消化によい食材を選択しましょう。

胃痛やつわりのときに食べやすい食品については、こちらで詳しく紹介しています。

つわりで食べれるものがわからないときにおすすめの食べ物は?症状を軽減させる方法も

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とはいえ胃が痛いからといって消化の良いものばかりを食べていると、赤ちゃんへの栄養が心配ですよね。

そんなときは、飲みやすいサプリメントで必要な栄養を補給するのも一つの方法です。おすすめのサプリメントはこちらからチェックしてくださいね。

食事は小分けにして食べる

食後に胃痛が出る場合は1食あたりの量を減らし、その分食事回数を増やしてみてもよいでしょう。1回の食事量が減ることで胃への負担も減り、胃痛が改善することがあります。

3食分を5〜6食に小分けにして食べることで、胃痛が出にくくなるかもしれません。

仕事などで小分けに食事することが難しい場合は、満腹になるまで食べることは避け、腹7〜8分目を意識してみましょう。

食後すぐに横にならない

食後すぐに横にならないことも大切です。食後すぐに横になることで、胃酸が逆流し胃痛の原因になることがあります。

お腹が大きくなってきて食後すぐに横になりたいこともあるかもしれませんが、可能であれば完全に横にならず、少し上体を起こすようにして過ごしましょう

ソファでしばらく過ごしてから横になるなどすると、胃痛の悪化が防げるかもしれません。

体を温める

冷えにより、胃痛の症状が強く出ている可能性も考えられるでしょう。

「冷えは万病のもと」といわれており、妊娠中の冷えは胃痛だけでなくお腹の張りなど体に悪影響を与えることがあります。

夏場でも体を冷やさないように、冷房の効いた室内ではカーディガンを着たり、レッグウォーマーを着用したりといった冷え対策を講じることも有効です

胃痛がある場合は、湯たんぽやカイロなどでお腹や腰を温めるようにしてもいいですね。

こちらは妊活中の方に向けた記事ですが、温活グッズを取り入れるときの参考にしてみてくださいね。

妊活におすすめの温活グッズが知りたい!助産師が教える効果やセルフケアも

この記事では、温活のおすすめグッズの紹介と共に、温活と妊活の関係やその効果、今すぐできるセルフケアについて紹介します。温活は、継続的に行うことで少しずつ体質に変化が出ます。温活グッズやセルフケア方法を知って、妊活に役立てましょう!

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締め付けのない下着や衣類を着用する

他にも、締め付けのない下着や衣類を着用することも、おすすめの対処法です下着や衣類による腹部の圧迫が、胃痛の原因になることもあります。

妊娠したらマタニティ用の下着や衣類への変更を検討するなど、ゆったりとしたものを着用しましょう

胃痛時の栄養サポートは妊婦さん専用サプリ『mamaru』で

胃痛があると、食べられるものが限られることで栄養が偏ったり、十分な量の食事が摂れずに栄養不足になったりといったことが気になりますよね。

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妊婦さんにおすすめのサプリについては、こちらの記事でも紹介しています!

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病院に行くべき危険な胃痛の見分け方

妊娠中、胃痛がみられたら、病院を受診するべきか悩むこともあるでしょう。対処法を試してもよくならない、もしくはどんどん症状がひどくなる場合は受診が必要です。

ここでは、受診が必要な胃痛の見分け方や薬の服用について解説します。

こんな時は要注意!気をつけたい症状

以下のような胃痛は、なにかしらの病気が隠れている可能性も否定できません。迷わず受診しましょう。

  • 痛みが改善しない
  • 我慢できない痛みがある
  • 発熱
  • 吐き気や下痢を伴っている

胃痛は内科や消化器内科でみてもらうのが一般的ですが、妊娠中の場合はまずかかりつけの産婦人科を受診しましょう。これは妊娠に伴う病気の可能性もあるためです。

妊娠中に胃痛を伴う病気といえば「HELLP症候群」が挙げられます。

HELLP症候群は、妊娠後期から出産後にかけて発症しやすく、胃痛や吐き気、嘔吐(おうと)などの症状とともに、赤血球の破壊、血小板の減少、肝機能の悪化を引き起こす病気です※1。

妊娠中であることを踏まえた総合的な診断をしてもらうために、まずはかかりつけの産婦人科で診てもらいましょう

薬の服用は自己判断NG!医師に相談を

妊娠中はお腹の赤ちゃんのため、なるべく薬を飲みたくないと考える方も多いでしょう。しかし胃痛の症状がつらい場合は、薬を飲んで楽になりたいということもありますよね。

市販薬や漢方薬を含む胃薬は、妊婦さんが使用してもとくに影響はないといわれていますが、自己判断は危険です。妊娠中は禁忌の薬があるため、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

妊娠中の服薬についてはかかりつけ医やかかりつけ薬局のほか、国立生育医療センター内の「妊娠と薬情報センター」やその拠点病院の相談外来でも相談が可能です※2。

不安な場合は、活用してみてくださいね。

原因と対策を知って少しでもつらい胃痛を和らげよう

妊娠中の胃痛は、つわりやホルモンバランスの影響のほか、子宮が大きくなり胃を圧迫することなどが原因です。

普段どおりの食事をしていても、妊娠による体の変化によって胃痛や胃の不快感が現れることもあるでしょう。胃痛に悩まされるようになったら、この記事で紹介した対処法をぜひ試してみてくださいね。

ただし我慢できない痛みがあったり他の症状を伴ったりするときは、通院中の産婦人科に迷わず受診しましょう。

「胃痛で食事がとれない」「赤ちゃんへの栄養が心配…」というときには、妊娠中に必要な栄養素がまとめて摂れる「mamaru」をぜひご活用ください。

mamaruは1日4粒で、ママと赤ちゃんの栄養摂取をサポートします。

参考文献:

※1 妊娠高血圧症候群(Hypertensive Disorders of Pregnancy: HDP)| 国立研究開発法人  国立成育医療研究センター

※2 妊娠と薬情報センター | 国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

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