更新日:2024/9/26
つわりで食べれるものがわからないときにおすすめの食べ物は?症状を軽減させる方法も
「自分のもとに赤ちゃんがきてくれた!」と喜んだのもつかの間、特に妊娠初期の妊婦さんの中には、つわりに苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。
つわりは症状や期間に個人差があるものの、抜け出せない長いトンネルのようでつらいものですよね。
筆者も妊娠中はつわりに苦しみ、1カ月で体重が3キロ以上減ったのを覚えています。
この記事では、つわりでよくある「食べれるものがわからない」時におすすめの食べ物や、つわりの症状を軽減させる方法について解説します。
つわりの症状を少しでも軽くするための情報を集めているプレママさんたちは参考にしてみてくださいね。
この記事に登場する専門家
萩 ゆう
現在子育て中のママライター。妊娠・出産、子育ての体験をもとに記事を執筆。また、マラソンを得意としフルマラソンサブ3の記録を持つことから、体づくりやスポーツ系メディア等でも活動中。
つわりのときに食べやすいもの5選
つわりの症状が重いと「何を食べても気持ち悪い」「食べられるものなんてないのでは?」と思いがちですが、ひとつでも食べられるものが見つかると、心の支えになるはずです。
つわりのときでも比較的食べやすいとされる食べものを5つ紹介します。食べられるものがわからない時の参考にしてください。
冷たいもの
つわり中は、冷たいものを受け付けやすい傾向にあります。ただし、食べすぎ飲み過ぎは体を冷やしてしまうので注意が必要です。
ゼリーやアイス、シャーベットは冷たくてサラッと食べられるのでおすすめです。スポーツドリンクも程よい甘さと冷たさで、水分補給にちょうどいいでしょう。
少しでも炭水化物を摂りたい場合は、冷えたおにぎりやサンドイッチなどであれば食が進むかもしれません。いずれもコンビニなどで手軽に購入できるので、チェックしてみましょう。
においの少ないもの
つわり中は、実際に口に入れなくてもにおいだけで気分が悪くなることがあります。食べ物を選ぶ時には、においの少ないものを選びましょう。
食事の時ににおいが気になる人は、一度ご飯を冷ますとにおいが抑えられますよ。
水分の多いもの
水分の多い食べ物は、つわり中の強い味方!
身近な食材では果物(もも、すいか、りんごなど)や、食事メニューならスープなどが水分が多く含まれ、サラッと食べられます。
その他にも、お粥やお茶漬けなども食べやすく、胃に負担がかかりにくいのでおすすめですよ。
また、妊娠中は水分補給もとっても重要。妊婦さんにおすすめの飲み物はこちらでもご紹介しています!
助産師が教える妊婦さんにおすすめの飲み物10選!気をつけたい飲み物と摂取のコツも紹介
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味がしっかりしているもの
つわりには個人差がありますが、比較的味の濃いものを受け付けるケースも。
「本当にそんな味の濃いもの食べられるの!?」と思うかもしれませんが、お好み焼きやケチャップ風味のもの、ピザやフライドポテトなどなら食べられる、ということもあります。
「ファストフード店のフライドポテトなら食べられた」という先輩ママの声もよく耳にしますよね。
酸味があるもの
これも個人差がありますが、酸味のあるものなら食べられるというケースがあります。
酸味がある食べ物で、なおかつビタミンなどの栄養素も摂れるトマトや柑橘類は、つわり中にもってこいの食べもの。
冷やし中華やもずくもサラッと食べられるので、つわり中の食事メニューとしておすすめです。
つらいつわりを少しでもラクに!症状を軽減させる方法
つわり中は無理に食事をとるよりも、『食べられるものを食べられる時に食べること』を意識しましょう!
つらいつわりの症状を少しでも軽減させる方法についてご紹介します。
つわり中は少量をちょこちょこ食べる
つわり中は満腹になるまで食べてしまうと、逆に吐き気をもよおすことがあります。食べ過ぎてしまわないように、少量を少しずつ分けて食べるようにしましょう。
特に食べづわりの人は、体重管理も考えて一度にたくさん食べてしまわないように注意してくださいね。
少量を少しずつ分けて食べたり、1回の食事量を減らして食事の回数を増やしたり工夫をしてみましょう。
少しずつ分けて食事の量を確保すれば、栄養補給にもなります。
ビタミンB6を意識して摂る
つわりの時はビタミンB6を意識して摂りましょう。
ビタミンB6にはつわりを軽減する効果があるという研究データが出ているので、積極的に食べることをおすすめします。
ビタミンB6はドライフルーツやアボカドなどにも含まれるので、ちょっとつまむものを工夫するだけで簡単に摂取できますよ。
しかし、つわりのときに食事の内容を意識することはなかなか難しいことですよね。そんな時はサプリメントからビタミンB6やその他の栄養をまとめて摂るのがおすすめです。
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ビタミンB6のほかに、妊娠中に必要な栄養素に葉酸があります。
特に妊娠初期は赤ちゃんの神経が作られる大切な時期。細胞や神経のはたらきを助ける葉酸が欠かせない時期だからこそ、積極的に摂ることが大切です。
mamaruには葉酸以外にも、ビタミンB類やビタミンC、カルシウムやマグネシウムなど豊富な栄養素が含まれるので、赤ちゃんに必要な栄養を補うのに最適です。
また、妊娠中はつわり以外にもさまざまなマイナートラブルが起こりがち。中でも便秘などのお腹のトラブルは多くの妊婦さんの悩みのタネになります。
そこでmamaruは乳酸菌に加え、食物繊維やラクトフェリンをたっぷりと配合。これらの菌活サポート成分が腸内環境に働きかけ、毎日のスッキリをサポートします。
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葉酸とつわりの関係についてはこちらからチェック!▼
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食べにくいもの、においが気になるものを避ける
つわりで受け付けない味やにおいのものは避けるようにしましょう。
多くの妊婦さんがつわりに苦しむ妊娠初期は、まだ赤ちゃんはママから栄養をもらっていない段階なので、無理に食事をする必要はありません。
受け付けないものや余計に気分が悪くなるものを避けることで、食べられるものが見つけやすくなるでしょう。
つわりで受け付けないものは人により異なります。自分の体と相談しながら取捨選択しましょう。
食べづわりの人はすぐ食べられるものを用意しておく
空腹時に気持ち悪くなる食べづわり。
常に何かを食べていないと気持ち悪さを感じる辛さがあります。寝起きの食べづわりに悩む妊婦さんもいるのではないでしょうか。
食べづわりの場合、すぐに食べられるものを持ち歩いたり枕元に置いたりしておくと、いざとなった時にすぐに補給できます。
すぐに食べられるものとしてクッキーや飴などがおすすめですよ。
食べた後は休む
食後は消化を助け、吐き気を防ぐために、リラックスした姿勢で休むように心がけましょう。
しかし食後すぐに横になると、胃酸が逆流して吐き気や胃もたれを引き起こす可能性があります。完全に横になるのではなく、少し体を起こした状態でリラックスすることが大切です。
例えば、ソファに座って背もたれに寄りかかるか、ベッドでクッションを使って体を斜めにした姿勢で休むと良いでしょう。
横になって休みたい場合は、食べ物が逆流しないように左を下にして横になると良いと言われています。人により楽な姿勢は異なるので、過ごしやすい体勢を探してみましょう。
食事の環境を工夫する
食事の環境を整えることは非常に大切。人と食事をすると気がまぎれることもあれば、周りの人の食事のにおいで気持ち悪くなることもあります。
においづわりの場合は、においを軽減させるためにマスクや換気をすることも効果的ですよ。
食事の用意が難しい場合は、宅配サービスやパートナーにお願いしましょう。
大量の食べ物が目の前にあると、圧倒されて食欲が減退することがあります。少量ずつ、お皿に分けて食べることがポイントです。
つわりで食べられなくても母体や胎児に影響はないの?
胎児がママから栄養をもらいはじめるのは妊娠16週頃を迎える、胎盤が形成されるタイミングです。つわりの時期は妊娠に適応した身体になる準備期間なので、胎児に悪影響が出ることはありません。
「栄養のあるものを食べないと」と焦るのではなく、無理せず食べられるものを食べられるだけで十分です。
ただし、水分補給は必要なのでこまめにとるように心がけましょう。
脱水が疑われるほどの吐き気や体重減少がひどいなど「妊娠悪阻」が疑われる場合は、医師による治療が必要です。
点滴などで水分や栄養を補給できるため、病院を受診してください。
「食べれるものがわからない」以外にも!知っておきたいつわりの種類
つわりといえば「食べられるものが限られる」「何を食べても気持ち悪くなる」というイメージが強いかもしれませんが、実はそれ以外にも様々な症状や種類が存在します。
妊娠初期に感じる不快感や体調不良の原因は人それぞれで、その種類や程度が異なることを理解しておきましょう。
ここでは、「食べられるものがわからない」以外にも知っておきたい、つわりの種類についてご紹介します。
吐きつわり
「吐きつわり」は、妊娠初期に多く見られるつわりの一種で、強い吐き気や嘔吐が主な症状です。
食事の有無にかかわらず吐き気に襲われることもあれば、特定の食べ物や匂いをきっかけに吐き気をもよおし、食事がとりにくくなることもあります。
症状がひどいと脱水症状や栄養不足になる可能性があるため、医師に相談して必要に応じて治療を受けることが重要です。
食べつわり
「食べつわり」は、空腹になると気持ち悪くなり、何かを食べると吐き気が和らぐつわりです。そのため、常に食べ物を摂りたくなることが多く、食べ過ぎや体重増加に注意が必要です。
健康に考慮した食べ物を選び、少しずつ食べることが対策として効果的です。
においつわり
「においつわり」は、においに敏感になり、強い吐き気や不快感を感じるつわりです。普段は気にならない食べ物や香水、洗剤などのにおいが原因で、気分が悪くなることもあるでしょう。
においを避けて換気をするなどして対策をすることが大切です。
眠りつわり
「眠りつわり」は、昼夜関係なく強い眠気や倦怠感を感じるつわりです。日中でも眠気が取れず、長時間眠りたくなることがあります。
これは妊娠によるホルモンバランスの変化が影響しており、無理をせず、体が求めるだけ休息を取ることが大切です。職場や家族などに説明をして、理解を得ることも大切です。
その他にも、妊娠初期に頭痛を引き起こすこともあります。妊娠初期の頭痛については、こちらで紹介しています。
妊娠初期の頭痛はいつまで続く?原因や種類、乗り越え方を紹介
妊娠初期の頭痛の原因はさまざまありますが、一番多いのがつわりの1つである「片頭痛」です。辛い頭痛を乗り越えるためには、生活習慣を改善、リラックス、ツボ押し、葉酸サプリを取り入れましょう。この記事では、頭痛の原因と種類、乗り越え方についてそれぞれ詳しく解説します。
つわりの時期の食事は無理せずに、サプリで妊娠中に必要な栄養を補おう!
つわりが辛い時期は、食事が思うように摂れないことも少なくありません。
吐き気や食欲不振などで栄養バランスの偏りが心配になるかもしれませんが、無理して食べることがかえってストレスになる場合も。
そんな時は、サプリメントを活用して妊娠中に必要な栄養素を補うことがおすすめです。
妊娠中に特に重要な栄養素である、葉酸、鉄分、カルシウム、ビタミンDなどがバランスよく含まれるmamaruは、胎児の発育サポートと母体の健康維持に役立ちます。
飲みやすい形状だからこそ、毎日無理なく飲みつづけられるでしょう。
つわりが和らいだら、少しずつバランスの良い食事に戻していきましょう。それまでは、消化に良いものや食べられるものを選び、必要な栄養素はサプリで無理なく補いながら、リラックスした気持ちで過ごすことが大切です。
つわりの期間中は自分の体調と相談しながら、無理なく健康管理を心がけてくださいね。
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