
更新日:2026/2/11
新生児の指しゃぶりは母乳不足のサイン?見分け方と母乳が足りないときの対処法

「赤ちゃんが指しゃぶりしてるけど、もしかして母乳が足りていないのかな…」と不安になっていませんか?
この記事では、指しゃぶりと母乳不足の関係をわかりやすく解説しながら、本当に確認したいポイントと、ママができるケアをお伝えします。
赤ちゃんからのサインを正しく受け取りながら、無理をしすぎず母乳育児を続けていくヒントを見つけていきましょう。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生
産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー
"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。
"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。
フリーライター ちべるで
医療・美容・栄養分野を中心に、専門的な内容を“やさしく届く言葉”で伝えるライター。
妊活やホルモンバランスなど、体と心を整えるテーマを、
読者の「知りたい」と「安心したい」にそっと寄り添いながら綴っています。
新生児の指しゃぶり=母乳不足とは限らない
新生児の指しゃぶりは、必ずしも「おなかが空いているサイン」ではありません。
授乳したばかりの赤ちゃんが指をしゃぶっていると「母乳不足なの?」と心配になりますが、指しゃぶりは空腹以外の理由でもごく自然にみられる行動です。
新生児期の赤ちゃんは、生まれつき「吸う」動きを本能的に行う吸啜(きゅうてつ)反射を持っています。
これは母乳やミルクを飲むための大切な反射で、口の近くに触れたものを無意識に吸おうとします。自分の指が口元に触れれば、そのまま吸い始めるのもとても自然なことなのです。
さらに、赤ちゃんにとって「吸う」という動きは、栄養を摂るためだけでなく、気持ちを落ち着かせる役割もあります。
- 1なんとなく不安なとき
- 2眠たいとき
- 3ぼーっとしているとき
- 4抱っこからおろされた直後
こうした場面でも、赤ちゃんは指しゃぶりをすることがあります。つまり、指しゃぶり=空腹=母乳不足と、すぐに結びつける必要はないのです。
まずは「今、どんな気持ちなのかな?」という視点で見てあげることが大切です。
母乳不足かどうかを見極める3つのポイント

母乳が足りているかどうかは指しゃぶりではなく、赤ちゃんの「体の変化」と「様子」から判断できます。
ここでは、助産師さんや小児科でも確認に用いられる、代表的な3つの判断ポイントをご紹介していきます。
①体重の増え方

体重の増加は、母乳量を判断するいちばん確実な目安です。新生児期の赤ちゃんは、1日に20〜30gほどずつ体重が増えていくのが一般的とされています。
個人差はありますが、ゆるやかでも継続して増えているなら、母乳はしっかり足りていると考えられます。
「指しゃぶりしている=足りていない」ではなく、まずは体重が順調に増えているかどうかをチェックしてみましょう。
②おしっこ・うんちの回数
排泄の回数は、赤ちゃんがどれくらい飲めているかを知るヒントになります。母乳やミルクが足りていれば、自然とおしっこやうんちの回数も安定します。
◆一般的な回数の目安
- おしっこ:1日6回以上
- うんち:1日数回(個人差あり)
しっかり排泄がある場合は、飲めている証拠と考えられますよ。
③授乳後の様子・機嫌

授乳後の赤ちゃんの様子も、大切な判断ポイントです。母乳が足りている場合、赤ちゃんは飲んだあとに満足した様子を見せることが多くなります。
たとえば、
- 自然に口を離す
- うとうと眠り始める
- ご機嫌で落ち着いている
このような様子が見られるなら、母乳が足りているサインと受け取って大丈夫です。
反対に、飲んだ直後から激しく泣き続ける場合は、空腹が影響していることもあります。
◆新生児の母乳量の目安や”足りてるサイン”はこちらのコラムをどうぞ。
新生児の母乳量はどのくらい?目安量と測り方、足りてるサインをチェック【産婦人科医監修】
「新生児の母乳量はどのくらい?」新生児期の平均的な母乳量の目安と授乳回数、母乳の測り方を産婦人科医師監修で解説。母乳量は足りている?を知るためのママ&赤ちゃんのチェックリスト、困ったときの見直しポイントをまとめました。あなたのペースで安心して母乳育児を続けるためのヒントが見つかります。
新生児が授乳後に指しゃぶりするおもな理由

授乳後の指しゃぶりは、母乳不足ではなく”赤ちゃんらしい自然な行動”であることがほとんどです。
しっかり授乳したはずなのに、また指をしゃぶり始めると「やっぱり足りていないのかも」と思うのも当然ですが、実は授乳後に見られる指しゃぶりには、母乳とは関係のない理由があることも。
ここでは、新生児が指しゃぶりする代表的な理由を解説します。
吸啜(きゅうてつ)反射による自然な動き
新生児は、生まれつき「吸う」反射を持っています。口元に触れたものを無意識に吸おうとするこの反射は、母乳やミルクを飲むためにとても大切なものです。
そのため、授乳が終わったあとでも、指が口に触れれば自然としゃぶり始めることがあります。
これは「おなかが空いている」という意味ではなく、反射による動作です。
安心・セルフなだめ行動
赤ちゃんにとって「吸う」という動きは、気持ちを落ち着かせる役割もあります。
ちょっと不安なときや、抱っこからおろされたとき、周囲の刺激が多いときなどに、赤ちゃんは自分で自分を落ち着かせようとして指しゃぶりをすることがあります。
いわば、赤ちゃんなりの”セルフなだめ”のしぐさです。
眠い・うとうとサイン

指しゃぶりは、空腹ではなく「眠たいサイン」として出ることもあります。
授乳でおなかが満たされ、体が温まり、眠気が出てきたタイミングで、指しゃぶりをしながらうとうとし始める赤ちゃんも少なくありません。
この場合は、「もっと飲みたい」のではなく、「そろそろ眠りたい」というサインと考えられます。
◆どれくらい母乳を飲んだかわからない…助産師が教える測り方も参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんが母乳を飲んだ量がわからない!助産師が解説する測り方と過不足のサイン、母乳を増やす方法
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母乳不足の可能性を感じたらチェックしたいこと
「もしかしておっぱいが足りていないのかも」と感じたときには、赤ちゃんのサインを落ち着いて確認してみましょう。
指しゃぶりだけで母乳不足かどうかを判断することはできませんが、もし不安を感じたときには、いくつかのポイントをチェックすることで、今の状態を客観的に判断できるようになります。
母乳が足りていないサイン
次のような様子が複数重なってみられる場合は、母乳が足りていないサインとして注意が必要です。
- 1体重がなかなか増えない
- 2おしっこの回数が極端に少ない
- 3授乳してもすぐに泣いてしまう
これらは、赤ちゃんがじゅうぶんな量を飲めていないときに見られやすい変化です。
◆母乳が足りないときの赤ちゃんのサイン・おっぱいの分泌が少ないサインも合わせてご覧ください。
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相談が必要な目安とタイミング
「様子を見ていていいのかな?」と迷うときは、早めに相談することも大切です。
たとえば、次のような状態が見られるときには、健診を待たずに相談してみましょう。
相談先としては、出産した産院や助産師さん、母乳外来や小児科などがあります。
赤ちゃんの様子が気になるときには、一度相談してみることで安心につながることも少なくありません。
母乳外来について紹介している記事も参考にしてくださいね。
【母乳外来に行くべきか迷っているママへ】行くタイミングと相談できる内容を助産師が詳しく解説
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母乳を増やすためにできるママのケア3つ
母乳量を安定させるためには、ママの体の状態を整えることが重要です。次の3つのケアを実践してみましょう。
- 水分と栄養をしっかり摂る
- できるだけ休息をとる
- 周囲にサポートしてもらう
水分と栄養をしっかり摂る

母乳は、ママが摂った水分や栄養をもとにつくられています。忙しい産後の生活の中でも、ママ自身の食事や水分補給を後回しにしないことが大切です。
赤ちゃんの授乳の後には白湯やお茶を1杯。おにぎりやお味噌汁など、食べられるものを食べられるときに、少しずつ口にするように心がけましょう。
でも、「赤ちゃんのお世話で食べる時間も気力もない」「栄養のバランスまで考えられない」というのが現実ですよね。
そんな忙しい授乳期には、食事だけで補おうとせずに、足りない栄養素はサプリメントに頼るのもひとつの方法。
母乳のための栄養補給と、育児のお疲れケアをWでサポートするなら、オールインワンサプリメント『mamaco』がおすすめです。
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◆母乳にいい食べ物や、授乳中に必要な水分の量についてのコラムも合わせてご覧ください。
母乳にいい食べ物ってなに?助産師おすすめの食事や控えたいものとは
栄養たっぷりの母乳のために必要な食べ物や栄養素を紹介します。母乳の原料はお母さんが食べたもので作られる血液です。この記事では、栄養たっぷりの母乳のための食事や栄養素、そして反対に控えた方が良いものについて詳しく紹介します。
母乳が出ないのは水分不足のせい?授乳中に必要な量やおすすめの飲み物、飲み方のポイントを解説
「母乳が出ないのは水分不足が原因」という話を聞いたことがあるママもいるでしょう。この記事では、授乳中に必要な1日の水分量や、水分不足によって起こりやすい産後の体の変化を解説。また、授乳中におすすめの飲み物や控えたいもの、効率よく水分を摂るコツもぜひ参考にしてくださいね。
できるだけ休息をとる

睡眠不足や疲れは、母乳の出にも影響しやすくなります。短い時間でも横になるなどして、体を休める時間を意識して作ることが大切です。
周囲にサポートしてもらう
家事や授乳後のげっぷのお世話など、毎日のちょっとした作業をパートナーや家族に手伝ってもらうだけでも、体の負担は大きく変わります。
ママが休める時間を確保することが、結果的には母乳育児の助けになります。
家族以外に頼れるサポートについては、こちらの記事を参考にしてください。
産後ケアはママの強い味方!助産師が教えるサポートの種類と自分でできるケア
出産後のママと赤ちゃんをサポートしてくれる「産後ケア」。健康チェックや育児相談、赤ちゃんの預かりなどを行ってくれる、ママにとってとても心強いサービスです。今回は、さまざまな産後ケアについてご紹介します。
指しゃぶりだけで母乳不足を心配しすぎないで。ゆったり赤ちゃんを見守っていこう

赤ちゃんの指しゃぶりを見て心配になるのは自然なこと。でも、指しゃぶりには空腹以外の理由もたくさんあります。
指をしゃぶっているから母乳不足と決めつけず、体重の増え方、おしっこやうんちの回数、授乳後の様子などのポイントを見ることが、いちばん確実な判断につながります。
もしも不安を感じたときには早めに相談することも大切ですし、同時にママ自身の体を労わることも忘れないでくださいね。
水分や栄養をしっかり摂って、周囲の力も借りながら無理をしすぎないことが母乳育児を続けるための力になるのです。
また、授乳期の栄養補給や体調管理のサポートとして、ぜひmamaruも取り入れてみてください。
赤ちゃんのしぐさに振り回されず、「いまどんな様子かな?」とやさしく見守る気持ちを大切にしながら、ゆったりと母乳育児を続けていきましょう。
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