更新日:2026/6/30

男性不妊になりやすい人の特徴とは?原因と今からできる対策を不妊カウンセラーが解説

男性不妊になりやす人の特徴とは
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「男性不妊になりやすい人にはどんな特徴があるの?」
「妊活中だけど、男性側も検査したほうがいいのかな?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

不妊は女性側の問題と思われがちですが、原因の約半分には男性側も関係しているといわれています。しかし、男性不妊は自覚症状が少ないことも多く、検査を受けるまで気づかないケースも少なくありません。

この記事では、男性不妊になりやすい人の特徴や主な原因、病院で行う検査、今日からできる対策について不妊カウンセラーがわかりやすく解説します。

「もしかして当てはまるかも?」と思った方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas for men監修・男性不妊専門医】泌尿器と男性不妊のクリニック院長 寺井一隆先生

日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医・指導医

大学病院で泌尿器全般の治療、泌尿器がんの専門治療などと合わせて、男性不妊治療を専門にしてきた。
2022年開業の同クリニックでも、泌尿器の様々な悩みに応えるのはもちろん、専門医師の少ない男性不妊治療に力を入れている。

泌尿器と男性不妊のクリニック

男性不妊になりやすい人の特徴7つ

男性不妊の原因はさまざまですが、なかには生活習慣や体の特徴が関係していることもあります。

まずは、男性不妊になりやすい人の特徴を7つ紹介します。当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

睾丸(こうがん)の見た目に特徴がある

男性不妊の人の中には、睾丸(こうがん)の見た目や触った感触に、通常とは違った特徴がみられることがあります。

  • 睾丸が小さい
  • 睾丸がやわらかい
  • 左右の大きさに大きな差がある
  • 陰のうの中がボコボコしている
  • 陰のうの血管が浮き出て見える

特に、陰のうの中がボコボコしたり、ミミズのような血管が浮き出て見えていたりする場合は、「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」という病気が隠れていることがあります。

精索静脈瘤は男性不妊の原因として多くみられ、精子の質や数に影響を与えることがあります。

喫煙や過度な飲酒習慣がある

喫煙や過度な飲酒は、精子の質に影響を与える可能性がある生活習慣のひとつです。

特に喫煙は、精子の数や運動率の低下だけでなく、精子のDNAにダメージを与える可能性があることが報告されています。

また、過度な飲酒は男性ホルモンのバランスを乱し、精子をつくる働きに影響することがあるため、注意が必要です。 

たばことお酒が妊活に与える影響については、こちらのコラムで詳しく紹介しています。

肥満・運動不足

肥満や運動不足は、精子をつくる機能に影響をあたえることがあります。肥満になると、ホルモンバランスが乱れて精巣の働きに悪影響を与え、運動不足になると精液所見の悪化につながる可能性も示唆されています。

適度な運動や減量によって、精子や精液の状態が改善したという報告もあるため、妊活中は体を動かし適正体重の維持を心がけることが大切です。 

睡眠不足・ストレスが多い

睡眠不足や慢性的なストレスは、男性ホルモンの分泌や精子の質に影響を与えることがあります。

仕事や人間関係に加え、妊活そのものがプレッシャーとなり、性欲の低下や勃起機能に影響することもめずらしくありません。

妊活中は十分な睡眠を確保し、適度な運動や趣味などでストレスを上手に発散することも大切です。 

睡眠と妊活の関係について詳しく紹介している記事も、ぜひ参考にしてください。

長時間サウナや暑い環境にいることがある

精巣が長時間高温にさらされると、精子形成に影響を与える可能性があります。そのため、次のような習慣がある方は注意が必要です。

  • 長時間サウナを利用する
  • 熱いお風呂に長時間つかる
  • ノートパソコンを膝の上で使用する
  • 締め付けの強い下着を着用する
  • 長時間のデスクワークや車の運転が多い

これらは精巣の温度上昇につながる可能性があります。気になる方は、適度に休憩を取る、下着を見直すなど、日常生活の工夫を取り入れてみましょう。

年齢を重ねている

女性ほどではありませんが、男性も年齢を重ねると精子の質に影響が出ることが知られています。一般的に35歳頃から、精子の数や運動率の低下、DNA損傷の増加がみられるとされています。

その結果、

  • 妊娠までに時間がかかる
  • 流産のリスクが高くなる
  • 子どもの先天的な異常のリスクが高くなる

可能性があるという報告も。

年齢と不妊の関係については、次のコラムも参考にしてみてください。

精巣の病気や手術歴がある

過去に精巣の病気や手術歴がある方は、男性不妊のリスクが高くなることがあります。例えば、次のような既往歴がある場合は注意が必要です。

  • 停留精巣
  • 精巣捻転
  • 鼠径ヘルニア(脱腸)の手術
  • 抗がん剤治療
  • 放射線治療

これらは精子をつくる機能に影響を与える可能性があります。

特徴から見る男性不妊の主な原因

男性不妊の原因はひとつではありませんが、大きく分けると次の3つです。

  • 精子の数や運動率の低下
  • 勃起や射精のトラブル
  • 精子の通り道の異常

「男性不妊になりやすい人の7つの特徴」が、どのように不妊につながるのかを見ていきましょう。

精子の数や運動率の低下(造精機能障害)

男性不妊で最も多い原因です。精巣(睾丸)で精子をつくる機能が低下することで、精子の数や運動率が低下したり、形に異常がみられたりします。

先ほどご紹介した

  • 睾丸の形の異常
  • 喫煙や過度な飲酒習慣
  • 肥満・運動不足
  • 長時間サウナや熱いお風呂
  • 精巣の病気や手術歴
  • 加齢

といった特徴は、造精機能障害と関連することがあります。

また、精索静脈瘤(陰のうの血管がこぶ状に拡張する病気)も代表的な原因のひとつです。

勃起や射精トラブル(性機能障害)

勃起障害(ED)や射精障害によって、性行為や射精がうまく行えなくなる状態です。特に次のような特徴がある方は注意が必要です。

  • 睡眠不足やストレスが多い
  • 妊活へのプレッシャーを感じている
  • 喫煙習慣がある
  • 肥満や生活習慣病がある
  • 年齢を重ねている

妊活中は「排卵日に合わせなければならない」というプレッシャーから、勃起や射精がうまくできなくなるケースも少なくありません。

原因によって治療法が異なるため、気になる症状がある場合は早めに相談しましょう。

精子の通り道の異常(精路通路障害)

精子は精巣で作られた後、精管などの通り道を通って体外へ排出されます。この通り道が詰まったり、生まれつき欠損していたりすると、精子を作る機能が正常でも精液中に精子が出てこないことがあります。

特に、次のような方は関連する可能性があります。

  • 精巣や鼠径ヘルニア(脱腸)の手術歴がある
  • 精巣や精路の病気を経験したことがある

原因が複数重なっていることもある

男性不妊は、ひとつの原因だけで起こるとは限りません。主な原因としては、精子の数や運動率の低下が多いとされていますが、

  • 生活習慣の乱れ
  • ストレスや睡眠不足
  • 加齢
  • 精巣や精路の異常

など、複数の要因が重なっているケースも少なくありません。「これが原因だ」と決めつけず、まずは検査を受けて原因を確認することが大切です。

男性不妊に関わる要因については、次のコラムも参考になるのであわせて読んでみてくださいね。

「男性不妊かも?」と思ったら受診を

男性不妊は自覚症状がほとんどないことも少なくありません。そのため、「見た目に異常がないから大丈夫」と自己判断できないケースもあります。

また、「まだ受診するほどではない」「自分達は不妊なんかじゃない」と考えているうちに、妊活期間が長くなってしまうことも。

ここでは、なかなか妊娠しないものの受診を迷っている方に向けて、受診のタイミングや相談先について解説します。

どのタイミングで受診すればいい?

結論からいうと、妊娠を希望しているにもかかわらず、妊娠しないと感じた時点で一度医療機関へ相談することをおすすめします。

一般的には、避妊をせずに妊娠を希望して1年間妊娠しない場合を「不妊症」と定義しています。

ただし、不妊の原因がある場合は、期間にかかわらず妊娠しにくいこともあるため、検査を受けてみないと分からないケースも少なくありません。

特に次のような場合は、早めの受診を検討しましょう。

  • 妊活を始めて1年以上妊娠しない
  • 女性パートナーが35歳以上で、妊活を始めて6か月以上妊娠しない
  • 精巣の病気や手術歴がある
  • 精液検査を一度も受けたことがない

また、30歳を過ぎて妊娠を希望している場合は、「1年経つまで待つ」のではなく、早めに相談することも選択肢のひとつです。

男性不妊は何科を受診するべき?

男性不妊が気になる場合は、まず不妊治療を行っている医療機関への受診がおすすめです。

男性不妊を調べるうえで、最も重要な検査は精液検査です。

精液検査は不妊治療専門クリニックで受けることができ、医療機関によっては「男性外来DAY」などを設け、泌尿器科医が診察を行っている場合もあります。

一方で、一般の泌尿器科クリニックや病院では精液検査を実施していないこともあるため、受診前に確認しておくと安心です。

パートナーに受診をすすめるときのポイント

男性不妊はデリケートな問題のため、伝え方には配慮が必要です。

女性側が「あなたに原因があるかもしれないから検査してほしい」と伝えると、責められているように感じてしまうことがあります。

受診をすすめる際は、「不妊の原因は男女どちらにもあるといわれているよ」「二人で一緒に原因を調べてみない?」など、夫婦で協力して妊活に取り組む姿勢を伝えることが大切です。

相手を責めるのではなく、二人の将来のための前向きな提案として話してみましょう。

妊活中の男女の温度差は多くの人が経験すること。もし悩んでいるなら、こちらのコラムも読んでみてくださいね。

病院ではなにをする?

とはいえ、パートナーに受診をすすめる際、「どんな検査をするの?」「もし男性不妊だったらどんな治療になるの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。

あらかじめ検査や治療の流れを知っておくことで、受診へのハードルが下がることもあります。

ここでは、男性不妊が疑われる場合に行われる主な検査や治療について、簡単にご紹介します。

男性不妊が疑われるときの検査一覧

男性不妊の検査には、主に次のようなものがあります。女性に比べるとシンプルなのが特徴です。

精液検査

精液検査では、精液量や精子の数、運動率、形などを調べます。男性不妊を調べるうえで最も基本となる検査です。

検査前は2〜7日ほど禁欲期間を設けることが一般的です。また、精液の状態は体調によって変動するため、1回の結果だけで判断せず、複数回検査することもあります。

問診・身体診察

問診では、これまでの病気や手術歴、生活習慣、薬の使用歴、性行為や射精の状態などを確認します。

身体診察では、精巣の大きさや硬さ、左右差、精索静脈瘤の有無などを調べます。

超音波検査

陰のうに超音波をあて、精巣の大きさや内部の状態、精索静脈瘤の有無などを確認します。痛みが少なく、体への負担も少ない検査です。

ホルモン検査

血液検査で、男性ホルモンや精子をつくる働きに関係するホルモンを調べます。ホルモン分泌の異常が、精子形成に影響していないかを確認します。

染色体・遺伝子検査

無精子症や高度乏精子症など、精子の数が極端に少ない場合に行われることがあります。染色体や遺伝子の異常が関係していないかを調べます。

男性不妊の治療法や対処法は?

男性不妊の治療は、検査で原因が分かる場合と分からない場合で治療方針が変わります。

原因が見つかった場合

検査で原因が分かった場合、次のような原因に合わせた治療が行われます。

  • 生活習慣の見直し
  • 薬物療法
  • 精索静脈瘤の手術
  • EDや射精障害への治療
  • 精子の通り道を治す手術
  • 精巣から精子を採取する治療

原因が分からない場合

検査をしても、はっきりした原因が分からないこともあります。その場合は、女性側の検査結果や年齢、妊活期間などもふまえて、次のような「不妊治療」へとステップアップしていきます。

  • 人工授精
  • 体外受精
  • 顕微授精

男性不妊の検査や治療についてもっと詳しく知りたい人は、こちらのコラムもチェックしてみてくださいね。

男性不妊のリスクを下げる妊活習慣3つ

男性不妊の原因には、生まれつきの体質や病気など自分では変えられないものもあります。

しかし、生活習慣を見直すことで精子をつくる環境を整えられる場合もあります。妊活中は、次の3つの習慣を意識してみましょう。

バランスのよい食事を心がける

精子は日々つくられているため、その材料となる栄養素をしっかり摂ることが大切です。

とはいえ、「バランスのよい食事」とひとことで言われても、何を食べればよいのか迷ってしまう方もいるでしょう。そんなときに参考になるのが「まごわやさしい」です。

「まごわやさしい」とは、健康的な食生活の目安として使われる合言葉で、豆類、種実類、海藻類、野菜、魚、きのこ類、いも類の頭文字を並べたもの。

  • ま:豆類(納豆、豆腐、味噌など)
  • ご:ごまやナッツ類
  • わ:わかめなどの海藻類
  • や:野菜
  • さ:魚
  • し:しいたけなどのきのこ類
  • い:いも類

これらを毎日の食事に少しずつ取り入れることで、さまざまな栄養素をバランスよく摂りやすくなります。

例えば、

  • 朝食に納豆や味噌汁を加える
  • 昼食や夕食に野菜のおかずを1品追加する
  • 魚料理を週に数回取り入れる

といった小さな工夫でも十分です。

毎食完璧を目指す必要はありません。まずは「まごわやさしい」を意識しながら、無理なく続けられる食生活を心がけることが大切です。

妊活中の食生活については、こちらのコラムも参考にしてくださいね。

妊活中の男性のイキイキをサポートする「mitas for men」

妊活中は食事が大切だと分かっていても、仕事が忙しく、毎日バランスよく栄養を摂るのはなかなか難しいものです。特に外食やコンビニ食が多い男性は、必要な栄養素が不足してしまうこともあります。

そんなときは、男性向け妊活サプリメント「mitas for men(ミタス フォーメン)」を活用する方法がありますよ。

<mitas for menの5つの特徴>

  • 妊活中の男性が意識したい栄養素をまとめて補えるオールインワンタイプ
  • 「泌尿器と男性妊活のクリニック」院長監修(※)
  • 不足しやすい亜鉛やセレンなどのミネラルを配合
  • 毎日のイキイキをサポートするビタミンC・ビタミンE・リコピンを配合
  • 1日2粒目安で忙しい男性でも続けやすい設計

※本製品に配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修・推奨を受けています。

もちろん、妊活の基本はバランスのよい食事や適度な運動、十分な睡眠です。しかし、忙しい毎日の中で栄養管理に不安がある場合は、サプリメントを上手に活用するのもよいでしょう。

mitas for menは1日たった2粒目安なので、サプリに慣れていない男性でも続けやすいのが特徴。

パートナーと一緒に体づくりに取り組みたい方は、毎日の妊活習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。

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睡眠時間を確保する

睡眠不足が続くと、ホルモンバランスの乱れやストレスの増加につながり、精子の状態を大きく低下させる可能性があります。

毎日の睡眠時間を確保し、眠りの質を上げるための工夫を取り入れてみましょう。

  • 毎日できるだけ同じ時間に寝る
  • 寝る前のスマートフォンを控える
  • 朝起きたら朝日をあびて体内時計をととのえる

陰嚢(いんのう)を温めすぎない

精子をつくる睾丸は、体温より少し低い温度で働きやすいとされています。そのため、陰嚢が長時間高温になるような、長時間のサウナや入浴などの習慣は避けましょう。

神経質になる必要はありませんが、日頃から陰嚢を過度に温めないよう意識することが、妊活中の男性の体づくりにつながります。

不妊原因の約半分は男性!まずはパートナーと一緒に検査を

不妊というと女性側の問題と思われがちですが、不妊原因の約半分には男性側も関わっているといわれています。そのためなかなか妊娠しないと感じたら、女性だけでなく男性も一緒に検査を受けることが大切です。

しかし実際には、「自分は大丈夫だと思う」「検査はまだ早い気がする」と、妊活に対する温度差が生まれてしまうことも少なくありません。

また、食事や睡眠などの生活習慣を見直そうと思っても、忙しさからなかなか行動に移せない男性もいるでしょう。

そんなときは、まず夫婦で一緒に取り組めることから始めてみてはいかがでしょうか。例えば、男女一緒に飲める妊活向けのサプリメントを取り入れることは、体づくりを意識するきっかけにもなります。

mitasシリーズは、そんな妊活をがんばる2人を応援しています。

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参考)Q5.どんな人が不妊症になりやすいのですか? 1)女性側 2)男性側

参考)Q4.不妊症の原因にはどういうものがありますか? 1)女性の不妊症の原因 2)男性の不妊症の原因

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