更新日:2026/7/27

クリスパタス菌とは?妊活で注目される理由と今日からできる膣内環境の整え方

妊活で注目される理由と今日からできる膣内環境の整え方
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「クリスパタス菌ってなに?」「クリスパタス菌は、妊娠しやすさと関係があるの?」

妊活サプリや膣内フローラ検査について調べるなかで、このような疑問を抱いていませんか?

クリスパタス菌は、女性の膣内に存在する乳酸菌の一種です。

膣内を弱い酸性に保ち、好ましくない菌が増えにくい環境を支えることから、近年は妊活との関係も研究されています。

この記事では、クリスパタス菌の特徴や妊活で注目される理由、クリスパタス菌を含む膣内の善玉菌を守るためにできることをわかりやすく解説します。

妊活のためにもう少しできることを増やしたいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

クリスパタス菌とは?

クリスパタス菌は、女性のデリケートな環境を守る菌として注目されています。

まずは、どのような菌なのかをわかりやすく見ていきましょう。

クリスパタス菌は膣内にいる善玉菌のひとつ

クリスパタス菌の正式名称は「ラクトバチルス・クリスパタス菌」です。ラクトバチルスとは、乳酸を作る乳酸菌の仲間を指します。

ヨーグルトや発酵食品に含まれる乳酸菌と同じように、人のからだにもさまざまな種類のラクトバチルスが存在しています。

クリスパタス菌は、主に女性の膣内に存在するラクトバチルスの一種。膣内にいる菌のなかでも、健康的な膣内環境との関係が深い菌として研究されています。(※1)

膣内フローラと菌の関係

膣内フローラとは、膣内に存在するさまざまな菌の集まりや、そのバランスを表す言葉です。腸内に多くの菌が暮らしているのと同じように、膣内にも複数の菌が存在しています。

膣内フローラは人によって異なり、月経、ホルモンの変化、抗菌薬の使用、性生活などによって変化することが特徴です。

一般的に、ラクトバチルスが多い膣内では、好ましくない菌(=悪玉菌)が増えにくい環境が保たれやすいと考えられています。(※1)

膣内フローラについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

クリスパタス菌は膣内の環境維持に役立つ

クリスパタス菌を含むラクトバチルスは、乳酸を作ることで膣内のpHを低く保つ働きがあります。(※1)

「酸性」と聞くと、刺激が強く、からだによくない状態を想像するかもしれません。しかし、健康な膣内は弱い酸性に保たれているのが自然です。

膣内が弱い酸性に保たれることで、細菌性膣症などに関わる菌が増えにくくなり、膣内環境の安定につながります。

クリスパタス菌は、この良い膣内環境を支える菌のひとつです。

クリスパタス菌は妊活に関係ある?

クリスパタス菌は、妊娠を直接手助けする菌ではありません。

一方で、膣内や子宮内の菌のバランスと、着床や妊娠の結果との関係については研究が進められています。 

ラクトバチルスが多い環境は妊娠と関係する可能性がある

膣内フローラを調べた海外の研究では、ラクトバチルスが多い状態や、クリスパタス菌の占める割合が高い状態は、体外受精後の妊娠結果と関係する可能性が示されています。(※2) 

子宮内のラクトバチルスが90%以上を占めるグループと、90%未満のグループを比較した研究では、ラクトバチルスが少ないグループで、着床率、妊娠率、妊娠継続率、出生率が低かったという報告も。

ただし、ここで示された「90%」はクリスパタス菌だけではなく、ラクトバチルス全体の割合です。

また、これらは主に不妊治療を受けている女性を対象とした研究であり、クリスパタス菌が多ければ、すべての人が妊娠しやすくなると証明されたわけではありません。(※3)

子宮内はもともと菌の量が非常に少なく、検査方法によって結果が変わる可能性もあるため、膣内・子宮内フローラと妊娠との関係については、現在も研究が続けられています。

妊活で注目されている菌(プロバイオティクス)についてもっと知りたい人は、こちらの記事もおすすめですよ。

クリスパタス菌だけで妊娠できるわけではない

クリスパタス菌は妊活中に注目したい菌ですが、クリスパタス菌を増やせば妊娠できるというものではありません。

妊娠の成立には、次のようなさまざまな要素が関係します。(※4)

  • 年齢
  • 排卵の有無やタイミング
  • 卵管や子宮の状態
  • 卵子と精子の状態
  • 栄養状態
  • 基礎疾患
  • パートナーの健康状態

クリスパタス菌は、妊活のためにできることを増やしたい方が、膣内環境を考えるうえで知っておきたい要素のひとつです。

「妊活のためにできることをもっと知りたい」という方のために、妊娠力アップのポイントを以下の記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

クリスパタス菌が少ないとどうなる?

クリスパタス菌を含むラクトバチルスが減ると、膣内の菌のバランスが崩れやすくなります。

ここでは、起こる可能性のある変化を見ていきましょう。

悪い菌が増えやすくなる

ラクトバチルスが減ると、膣内の菌のバランスが崩れ、ガードネラ菌・プレボテラ菌などの嫌気性菌が増えやすくなります。この状態が、細菌性膣症です。

細菌性膣症になると、膣内の菌のバランスが崩れ、骨盤内炎症性疾患のリスクが高まる可能性があります。

骨盤内炎症性疾患によって子宮や卵管に炎症や損傷が起こると、受精や妊娠に影響し、不妊につながることがあります。

また、細菌性膣症は卵管性不妊と関連することや、膣内フローラの状態が体外受精後の妊娠結果と関係する可能性も報告されています。

そのため、悪い菌が増えないよう、ラクトバチルスが減らないようサポートする必要があるのです。

おりものやにおいなどの変化につながることがある

膣内フローラが乱れると、次のような変化が現れることがあります。

  • おりものの量や色が変わる
  • おりものがにおう
  • かゆみやヒリヒリ感がある
  • 性行為時に違和感や痛みがある

妊活中は、小さな変化にも不安を感じやすいものです。

しかし、気になるからといって膣の中まで洗ったり、市販の洗浄用品を繰り返し使ったりすると、必要な菌まで減らしてしまう可能性があります。

症状が続く場合や、おりものの色・においが急に変わった場合は、自己判断せず婦人科を受診しましょう。

クリスパタス菌を増やすためにできること4つ

クリスパタス菌だけを狙って増やす方法は、まだ十分に確立されていません。

ここでは、クリスパタス菌を含むラクトバチルスが保たれやすい環境を目指すための方法を紹介します。

サプリメントでクリスパタス菌を直接補う

ひとつめの選択肢が、クリスパタス菌を配合したサプリメントを活用することです。

ただし、口から摂ったクリスパタス菌が、すべての人の膣内に定着するとは限りません。

サプリメントは妊娠を保証するものではなく、食事や生活習慣を補助しながら、妊活中のからだづくりを支えるものとして取り入れましょう。

妊活中は葉酸・鉄分・ビタミン・ミネラルも大切

妊活中に意識したいのは、クリスパタス菌だけではありません。妊娠前から、からだに必要な栄養をバランスよく摂ることが大切です。

特に葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを減らすために、妊娠前から意識したい栄養素です。

国の食生活指針では、妊娠を希望する女性に対して、通常の食事に加えて1日400μgの葉酸を摂ることが示されています。

また、妊娠前後の女性は、鉄、カルシウム、マグネシウム、ビタミン類なども不足しやすいため、妊娠前からバランスよく摂ることが重要です。(※5)

妊活中に摂りたい栄養について詳しく紹介している記事も、ぜひチェックしてくださいね!

食事だけで毎日整え続けるのは難しい

妊活にバランスの良い食事が大切なのはわかっていても、葉酸や鉄分を意識しながら、毎日の食事を栄養バランスよく整えることは簡単ではありません。

仕事や家事で忙しいなか、さらにクリスパタス菌や膣内環境まで考えようとすると、妊活そのものが負担になってしまうこともあります。

毎日完璧な食事を用意できないからといって、自分を責める必要はありません。食事を基本にしながら、不足しやすい栄養をサプリメントで補うなど、自分が続けやすい方法を選びましょう。

クリスパタス菌と妊活栄養をまとめて補える妊活サプリ「mitas」

ラクトバチルス・クリスパタス菌と、妊活期に意識したい栄養素を1日4粒でまとめて補えるのが、妊活サプリのmitasです。

◆ラクトバチルス・クリスパタスKT-11を8億個配合

mitasには、1日分の4粒にラクトバチルス・クリスパタスKT-11が、なんと8億個も配合されています。

腟内フローラを意識したケアに関心があっても、乳酸菌を毎日の食事だけで継続して摂るのは簡単ではありませんよね。

mitasなら、クリスパタス菌と妊活期に必要な栄養を別々に用意する必要がなく、ひとつのサプリでまとめて取り入れられるので手軽に妊活サポートが可能です。

◆妊活期に意識したい葉酸や鉄などがまとめて摂れる

mitasには、厚生労働省が妊娠を計画している女性に摂取を勧めている葉酸400μgをはじめ、鉄や亜鉛、ビタミン、ミネラルなど、妊活期の栄養補給を支える成分が配合されています。

毎日の食事を整えることが基本ですが、忙しい日が続くと、必要な栄養を食事だけで十分に補うのが難しいこともありますよね。

mitasを食事の補助として取り入れることで、妊活中の栄養管理を無理なく続けやすくなりますよ。

※本製品に配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修・推奨を受けています。

◆温活を支える4つの和漢素材まで簡単チャージ!

妊活中の栄養補給に加えて、冷えが気になる人にうれしいのが、高麗人参、なつめ、陳皮、生姜の4つの和漢素材です。

妊活中は、食事や睡眠を整えるとともに、入浴や服装などでからだを冷やさない工夫も意識したい時期。mitasなら、妊活栄養・クリスパタス菌だけでなく、毎日の温活も内側からサポートOK

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妊活中にできることを一度に増やそうとすると、かえって負担になってしまうこともあります。まずは毎日続けやすい方法から、妊娠に向けたからだづくりを始めてみましょう。

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「ラクトバチルス菌サプリってたくさんあるけどどうやって選べばいいの?」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

デリケートゾーンを洗いすぎない

膣には、自分で内部を清潔に保とうとする自浄作用があります。そのため、膣の中まで石けんなどで洗う必要はありません。

洗浄力の強い石けんや膣内洗浄を頻繁に使うと、クリスパタス菌を含む必要なラクトバチルスまで減らしてしまう可能性があります。膣内洗浄は、細菌性膣症との関連も指摘されています。

デリケートゾーンを洗うときは、膣の中には触れず、外側をぬるま湯や低刺激の洗浄料でやさしく洗いましょう。

においが気になる場合も、洗いすぎるのではなく、婦人科で原因を確認することが大切です。

通気性のよい下着を選ぶ

デリケートゾーンのムレや締めつけは、かゆみや不快感につながることがあります。通気性のよい下着を選び、汗をかいたときは早めに着替えましょう

締めつけの強い下着や服を長時間身につけ続けないことも、無理なく取り入れられる工夫です。

ムレや刺激を減らし、デリケートゾーンを快適に保つためのセルフケアをしていきましょう。

ストレスや睡眠のケアでからだ全体を整える

膣内環境だけを単独で整えようとするのではなく、からだ全体の健康を支えることも大切です。

妊活中は、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を基本にし、必要なエネルギーと栄養を摂りましょう。極端な食事制限や無理なダイエットは、月経や排卵に影響する可能性があります。

また、睡眠不足や強いストレスが続くと、心身の調子を崩しやすくなります。

睡眠時間を確保する、軽くからだを動かす、ひとりで抱え込まずに周囲へ相談するなど、無理のない範囲で生活を整えていくことが大切です。

この他にも、クリスパタス菌をはじめとしたラクトバチルスを増やすためにできることについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

クリスパタス菌を味方につけて妊活中のからだづくりを始めよう

クリスパタス菌は、女性の膣内に存在するラクトバチルスの一種です。膣内を弱い酸性に保ち、好ましくない菌が増えにくい環境を支えています。

膣内や子宮内にラクトバチルスが多い状態は、着床や妊娠の結果と関係する可能性が研究されています。

ただし、クリスパタス菌が多ければ妊娠できると決まっているわけではありません。

妊活中はクリスパタス菌だけに注目するのではなく、葉酸や鉄分などの栄養、食事、睡眠、デリケートゾーンのケアをあわせて整えることが大切です。

食事だけで必要な栄養を毎日整えながら、クリスパタス菌まで意識するのが難しい場合は、妊活サプリを活用する方法もあります。

mitasなら、妊活期に必要な葉酸・鉄分・ビタミン・ミネラルに加えて、クリスパタス菌もまとめて補えますよ。

自分が無理なく続けられることから始めてみましょう。

参考文献

(※1)The Role of Hydrogen-Peroxide (H2O2) Produced by Vaginal Microbiota in Female Reproductive Health|Antioxidants (Basel). 2023 May 6;12(5):1055

(※2)Longitudinal analysis of vaginal microbiota during IVF fresh embryo transfer and in early pregnancy|Microbiol Spectr. 2023 Oct 26;11(6):e01650-23

(※3)Evidence that the endometrial microbiota has an effect on implantation success or failure|Am J Obstet Gynecol. 2016 Dec;215(6):684-703

(※4)妊娠・不妊の基礎知識|こどもまんなかこども家庭庁

(※5)妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領|厚生労働省

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