
更新日:2026/9/28
妊娠中期に息苦しいのはなぜ?原因や受診の目安・すぐできる対処法を解説

妊娠中期に入り、「少し動いただけで息が切れる」「座っているだけなのに息苦しい」と感じることはありませんか?
妊娠中期は、赤ちゃんの成長に伴って血液量が増え、心臓や呼吸にもさまざまな変化が起こる時期です。そのため、妊娠による身体の変化として息苦しさを感じることも。
一方で、貧血や病気などが隠れているケースには注意が必要です。
この記事では、妊娠中期に息苦しくなる原因や赤ちゃんへの影響、受診の目安、息苦しいときにすぐできる対処法について解説します。ぜひ最後まで読んで、元気な毎日のための参考にしてくださいね。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医
毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。
"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。
薬剤師ライター/妊活カウンセラーさっちゃん
婦人科系製薬メーカー、調剤薬局、漢方薬局での勤務を経て、現在はフリーランス薬剤師として活動中。
オンライン服薬指導、婦人科領域の遠隔相談、医療ライター業に加え、自身の不妊・不育の経験を活かして妊活カウンセリングやセミナー講師としても活動。薬膳料理教室もオンラインで開催中。
妊娠中期の息苦しさはよくある?赤ちゃんは大丈夫?

妊娠中期に息苦しさを感じることは、珍しくありません。
妊娠14週~27週ごろの妊娠中期は、つわりが落ち着き、いわゆる「安定期」に入る一方で、赤ちゃんの成長に合わせて母体にもさまざまな変化が起こる時期です。
そのため、妊娠前よりも息切れや息苦しさを感じやすくなることがあります。
たとえば、「階段を上ると息が切れる」「少し歩いただけで息苦しい」と感じることも増えますが、休むと落ち着く程度の軽い息苦しさであれば、妊娠に伴う身体の変化によることが多いでしょう。
赤ちゃんへの影響を過度に心配する必要はないことも多いですが、貧血などが息苦しさの原因となっている場合もあります。
また、症状が強い、安静にしていても息苦しさが続くなど、医療機関への相談が必要なケースも。受診の目安については、こちらで詳しく紹介しています。
妊娠中期に息苦しくなるのはなぜ?考えられる3つの原因

妊娠中期の息苦しさには、妊娠に伴う身体の変化が関係しています。
主な原因として考えられるのは「血液量の増加」「子宮の拡大」「貧血」の3つ。それぞれ詳しくみていきましょう。
血液量が増えるから
妊娠中期に息苦しくなる原因のひとつが、血液量の増加です。
妊娠すると、赤ちゃんや胎盤に必要な酸素や栄養を届けるため、母体を循環する血液量が徐々に増えていきます。
とくに血液の液体成分である「血漿(けっしょう)」は妊娠6週ごろから増え始め、妊娠中期にあたる20週台後半には妊娠前より平均して50%ほど増加します。
それに伴い、心臓はより多くの血液を全身へ送り出す必要があるため、心拍数も妊娠前より増加します。たとえば、少し歩いたり階段を上ったりしただけでも、心臓がドキドキして息切れを感じることがあります。
妊娠中期は血液量や心拍数が大きく変化するため、妊娠前より息苦しさを感じやすくなるのです。
子宮の拡大

赤ちゃんの成長に伴って子宮が大きくなることも、息苦しさにつながる原因のひとつです。
妊娠中期になると、子宮は骨盤の中からおなかの上のほうへと大きくなっていきます。
中期の後半になるにつれて胃や肺が圧迫され、横隔膜(胸とお腹の間の筋肉)も押し上げられます。そのため、呼吸が浅くなり、息苦しさを感じることも。
また、大きくなった子宮によって、おなか周りの血管が圧迫されることもあります。とくに、下半身から心臓へ血液を戻す太い静脈(下大静脈)が圧迫されると、心臓へ戻る血液が一時的に少なくなります。
その結果、血圧が下がり、息苦しさやめまい、ふらつきなどを感じることが考えられます。
貧血などが関係していることも
妊娠中期の息苦しさには、貧血が関係していることもあります。
妊娠中は赤ちゃんに十分な酸素や栄養を届けるため、母体の血液量が大きく増加します。しかし、赤血球の増加に比べて、血液の液体成分である血漿の増加量のほうが多いため、血液が薄まったような状態になり、貧血が起こりやすくなります。
さらに、妊娠中期以降は赤ちゃんの成長に伴って鉄の必要量も増えるため、鉄欠乏性貧血にも注意が必要です。
赤血球に含まれるヘモグロビンには、全身に酸素を運ぶ役割があります。貧血によってヘモグロビンが不足すると、身体に十分な酸素を届けにくくなり、息切れや息苦しさを感じることがあります。
妊娠中の貧血や鉄分補給については、次のコラムが参考になりますよ。
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息苦しいときは受診したほうがいい?

妊娠中期にみられる軽い息苦しさは、休むことで落ち着く場合もあります。
一方で、安静にしても息苦しさが続く、症状が徐々に強くなる、動悸やめまいなどを伴う場合は、かかりつけの産婦人科へ相談しましょう。
とくに注意したいのが、脚などにできた血栓が肺の血管につまる「肺血栓塞栓症」です。妊娠中は血液が固まりやすくなるため、妊娠していないときよりも血栓症のリスクが高まります。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 突然の強い息苦しさ
- 胸の痛みや圧迫感
- 強い動悸や冷や汗
- 意識が遠のく、失神する
- 片脚だけの腫れや痛み
突然の強い息苦しさや胸痛などがある場合は、我慢せず速やかに医療機関を受診しましょう。
息苦しさとともに現れやすい「動悸」について解説している記事も、あわせて読んでみてくださいね。
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まずは実践!妊娠中期に息苦しいときの対処法

妊娠中期に息苦しさを感じたら、まずは無理をせず身体を休ませることが大切です。妊娠中は身体にさまざまな変化が起こっているため、妊娠前と同じように動こうとすると負担になることも。
ここでは、息苦しいと感じたときにすぐ実践できる4つの対処法を紹介します。
無理をせず休む
息苦しさを感じたら、いったん家事や仕事などを中断して休みましょう。
妊娠中は血液量や心拍数が増えるため、妊娠前よりも身体に負担がかかりやすい状態です。階段の上り下りや早歩きなど、少しの動作でも息切れすることがあります。
「これくらいなら大丈夫」と無理をせず、息苦しさを感じた時点で座ったり横になったりして、呼吸が落ち着くのを待ちましょう。
楽な姿勢をとる

息苦しいときは、呼吸がしやすい姿勢をとることも大切です。
横になる場合は、仰向けよりも身体を横向きにすると楽になることがあります。大きくなった子宮によって、おなかの中の太い血管が圧迫されるのを避けやすくなるためです。
クッションや抱き枕などを使って身体を支え、自分が「呼吸しやすい」と感じる姿勢を探してみましょう。
締め付けの少ない服装にする
おなかや胸まわりを締め付ける服装は、息苦しさを強く感じる原因になることがあります。
妊娠中期はお腹やバストが大きくなり始める時期です。これまで着ていた下着や洋服が、知らないうちに身体を締め付けていることもあります。
ゆったりした洋服やマタニティ用の下着などを選び、お腹や胸まわりを圧迫しない服装を心がけましょう。
食事や睡眠など生活習慣を整える

息苦しさを予防するためには、日頃の体調管理も大切です。
妊娠中は赤ちゃんの成長に必要な栄養も確保する必要があるため、特定の食品だけに偏らず、主食・主菜・副菜を組み合わせたバランスのよい食事を基本にしましょう。
また、睡眠不足や疲労が重なると体調不良を感じやすくなります。十分な休息や睡眠をとり、疲れをためないことも意識してください。
妊娠中の食事については、次のコラムも参考にしてくださいね。
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妊娠中期は食事も「無理をしない」工夫を

妊娠中期は、ママの元気のためにも赤ちゃんの成長のためにも、バランスのよい食事をとることが基本です。
一方で、おなかが大きくなり、息苦しさや疲れを感じるなかで、毎食きちんと準備するのが負担になることも。食事のバランスを意識しながらも、無理をしすぎないことが大切です。
ここでは、妊娠中期の食生活を無理なく整えるための工夫をご紹介します。
一度にたくさん食べず、少量ずつ食べる
食後におなかがいっぱいになると、いつも以上に息苦しさを感じることがあります。そんなときは、一食で無理にたくさん食べる必要はありません。
1回の食事量を少なめにして、食事や間食の回数を増やしてみましょう。たとえば、朝・昼・夕の3食だけでなく、間におにぎりや果物、ヨーグルトなどを取り入れる方法もあります。
一度に食べる量を調整しながら、自分が苦しくならずに食べられる量を見つけることが大切です。
料理がつらい日は手作りにこだわらない

妊娠中は、体調によって料理をすること自体が負担になる日もあります。そのような日は、すべてを手作りしようと頑張る必要はありません。
スーパーやコンビニのお惣菜、冷凍食品、宅配サービスなども上手に活用しましょう。また、納豆やヨーグルト、果物など、調理せずに食べられる食品を常備しておくと便利です。
「作らなければ」と無理をするよりも、体調に合わせて手軽に食べられるものを取り入れることも、妊娠中の栄養ケアを続けるための工夫です。
1食・1日で完璧を目指さず、1週間を通してバランスを整える
妊娠中の食事は、主食・主菜・副菜を組み合わせることが基本です。しかし、毎食すべてをそろえようとすると負担になってしまうこともあります。
「今日は野菜が少なかったから、明日は少し多めにしよう」など、数日~1週間程度のなかで調整する考え方でも構いません。
体調が悪くて食べられなかったものがあれば、次の食事や間食で取り入れるなど、できる範囲で補っていきましょう。毎食の完璧さにこだわらず、無理なく続けることが大切です。
妊娠中の食事のコツに関しては、次のコラムも参考になりますよ。
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無理なく妊娠期の栄養バランスを整えるオールインワンサプリ「mamaru」

「息苦しさを感じて、思うように食べられない」「ただ、赤ちゃんのために栄養はやっぱり取っておきたい」という日もあるでしょう。そんなときは、サプリメントを上手に活用するのもひとつの方法です。
妊婦さんのために作られたオールインワンサプリ「mamaru」には、妊娠期に意識したい栄養素や成分がまとめて配合されています。

- 必要量が増える妊娠中期でもカバーできる鉄分10mgを配合
- 食物繊維・乳酸菌・ラクトフェリンなどの菌活サポート成分が摂れる
- 小さな粒とニオイを抑えた加工で、飲みやすさも◎
- 6つの無添加・GMP認定工場で製造
mamaruは、妊娠中に意識してとりたい鉄分に加えて、食物繊維や乳酸菌などのすっきりをサポートする成分もまとめてとれるのが特徴。
さらに、小さめの粒でニオイを抑える工夫がされているため、体調がすぐれないときでも続けやすいでしょう。

また、品質管理にもこだわり、6つの無添加を実現しているほか、GMP認定工場で製造されているのも選ばれる理由です。
「mamaru」はスギ薬局、マツモトキヨシなど大手ドラッグストアやアカチャンホンポでも取り扱いがあり、手に取りやすいのもうれしいポイント。

毎日の食事だけで栄養バランスを整えるのが大変なときは、頑張りすぎずサプリメントの力を借りるのも選択肢のひとつ。
妊娠中の栄養管理を無理なく続けたい方は、まずはお得なお試し価格でのスタートがおすすめです。
ウェブ限定価格&返金保証つきで始められるmamaruの公式サイトは、こちらからチェックしてみてくださいね。
妊娠中期の息苦しさは無理をせず、気になるときは受診を

妊娠中期は、血液量の増加や大きくなる子宮など、身体にさまざまな変化が起こるため、息苦しさを感じることは珍しくありません。
息苦しさが続く場合や、動悸・めまいなどを伴う場合は、貧血などが隠れている可能性もあります。突然の強い息苦しさや胸の痛みがある場合は、速やかな受診が必要です。
一方で、軽い息苦しさであれば、まずは無理をせず休み、楽な姿勢をとるなどして身体への負担を減らしましょう。食事や睡眠などの生活習慣を整えながら、頑張りすぎずに過ごすことも大切です。
「無理はしたくないけれど、赤ちゃんのために必要な栄養はしっかりとりたい」。そんな妊娠中のママの毎日を、「mamaru」は栄養面からやさしくサポートします。
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