
更新日:2026/9/25
プロテインは精子に影響する?最新の研究結果と妊活男性が摂るときのポイント

筋トレや健康維持のためにプロテインを飲んでいるものの、妊活を始めて「プロテインは精子に影響する?」「このまま飲み続けても大丈夫?」と気になっていませんか?
プロテインと精子の関係についてはいくつかの研究が行われています。妊活中に取り入れるなら、現在わかっていることや摂取するときのポイントを知っておくことが大切です。
この記事では、プロテインと精子の関係について研究結果をもとにわかりやすく解説します。妊活中にプロテインを取り入れるときのポイントや、男性妊活中に意識したい栄養素についても、ぜひ参考にしてみてください。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmitas for men監修・男性不妊専門医】泌尿器と男性不妊のクリニック院長 寺井一隆先生
日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本生殖医学会専門医・指導医
大学病院で泌尿器全般の治療、泌尿器がんの専門治療などと合わせて、男性不妊治療を専門にしてきた。
2022年開業の同クリニックでも、泌尿器の様々な悩みに応えるのはもちろん、専門医師の少ない男性不妊治療に力を入れている。
ライター/管理栄養士 鈴木亜子
大学卒業後、主に医療機関にて生活習慣病をはじめさまざまな疾患の栄養管理に取り組む。現在は医療に従事した経験や豊富な栄養指導経験を活かし、ウェルネス関連の記事執筆や監修に携わる。
妊活中はプロテインを飲んでも大丈夫?

現時点では、プロテインを飲むことで精子に悪影響が出るとは一概にいえません。そのため、妊活を始めたからといって、プロテインをすぐにやめる必要があるとはいえないでしょう。
健康な男性を対象とした研究では、プロテインの摂取と精液所見(精子の状態)の悪化との明確な関連は確認されなかったという報告があります。
ただし、プロテインと精子の関係については、まだわかっていないこともあります。まずは、プロテインとはどのようなものなのか、精子への影響について今わかっていることとあわせて見ていきましょう。
そもそもプロテインとは?

「プロテイン(protein)」とは、もともと「たんぱく質」を意味する言葉です。たんぱく質は、炭水化物・脂質と同じようにエネルギー源になるほか、筋肉や臓器、皮膚など、私たちの体をつくる材料にもなる大切な栄養素です。
日本では、たんぱく質を手軽に補える粉末状の食品などを「プロテイン」と呼ぶのが一般的です。「筋トレをしている人が飲むもの」というイメージがあるかもしれませんが、普段の食事で足りないたんぱく質を補いたいときにも活用できます。
プロテインには、
牛乳由来の「ホエイプロテイン」や「カゼインプロテイン」
大豆由来の「ソイプロテイン」
などがあります。
ホエイは比較的吸収が速く、カゼインはゆっくりと吸収されるのが特徴で、ソイは植物性のたんぱく質を補えるプロテインです。
それぞれ原料や特徴が異なりますが、基本的にはたんぱく質を補うための食品と考えておきましょう。
プロテインの摂取と精子に関する研究

プロテインと精子の関係については、いくつかの研究が行われていますが、現時点ではプロテインが精子に悪影響を与えるとは一概にいえません。
ある研究では、健康な若い男性778人を対象とし、プロテインサプリメントの使用と、精液量や精子濃度、総精子数、運動率、形態などとの関係を調査しました。
その結果、プロテインサプリメントを使用している人で、これらの精液所見が悪化する明確な関連は確認されませんでした※1。
一方、不妊治療を受けている男性を対象とした小規模な研究では、プロテインサプリメントを利用している男性で、精子濃度などが低い傾向も報告されています※2。ただし、対象者が少ない研究のため、プロテインを飲んだことが原因とは判断できません。
このように研究によって結果に違いがあり、プロテインと精子の関係については、まだ十分にわかっていない部分もあります。
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ソイプロテインは精子に影響する?
ソイプロテインの原料となる大豆には、イソフラボンが含まれています。イソフラボンはホルモンバランスへ影響を及ぼす可能性が指摘されているため、「精子への影響は大丈夫?」と気になる方もいるかもしれませんが、研究によって結果はさまざまです※3※4。
ソイプロテインと精子の関係を直接調べたヒト研究は限られており、近年の研究も多くありません。そのため、現時点では十分にわかっていない部分もありますが、ソイプロテインが精子に悪影響を与えるとは言い切れません。妊活中だからといって、必要以上に避ける必要はないでしょう。
妊活中にプロテインを取り入れるときの注意点

妊活中にプロテインを取り入れるときは、摂りすぎに気をつけながら、食事とのバランスを考えて活用することが大切です。
プロテインは手軽にたんぱく質を補える便利な食品ですが、たくさん摂れば男性妊活によいというものではありません。普段の食事をベースに、必要な量やほかの栄養素にも目を向けながら上手に取り入れていきましょう。
摂りすぎに注意する
たんぱく質は体に欠かせない栄養素ですが、必要以上に摂ったからといって男性妊活によい影響が期待できるわけではありません。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、18~64歳男性のたんぱく質の推奨量は1日65gとされています※5。
プロテインを飲むときは、プロテインだけでこの量を摂ろうとするのではなく、食事から摂っているたんぱく質も含めて考えるのがポイントです。
肉や魚、卵、大豆製品、乳製品など、普段の食事にもたんぱく質は含まれています。まずは食事からどのくらい摂れているかを確認し、足りない分をプロテインで補うイメージで取り入れてみましょう。
プロテインだけに頼らず食事のバランスを整える

妊活中の栄養補給は、プロテインだけに頼らず、毎日の食事を基本に考えましょう。プロテインは便利ですが、それだけで体に必要なすべての栄養素を補えるわけではありません。
プロテインを食事代わりにするのではなく、主食・主菜・副菜を組み合わせ、さまざまな食品から栄養を摂ることを意識することが大切です。
「忙しくて食事だけではたんぱく質が足りない」「運動後に手軽に補いたい」といったときには、必要に応じてプロテインを活用するとよいでしょう。
プロテインに含まれる栄養成分まで確認する
プロテインを選ぶときは、たんぱく質の量だけでなく、ほかに含まれる栄養成分も確認しましょう。市販のプロテインには、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどがプラスされている商品もあります。
複数の栄養素が配合されている場合は、何がどのくらい含まれているのかもチェックし、普段の食事も含めて特定の栄養素を必要以上に摂らないよう意識することが大切です。
妊活中の男性は、食事だけでなく睡眠や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣を整えることも欠かせません。男性が妊活中に意識したい生活習慣については、以下の記事で詳しく解説しています。
妊活で男性がやるべきこと10選!精子の質を下げるNG行動もあわせて解説
本記事では、妊活で男性がやるべきことを10選にして紹介します。妊活前には夫婦でよく話し合い、風疹の抗体検査や精液検査を受けましょう。妊活中は、禁煙や禁酒などを徹底して生活習慣を見直すことが大切です。精子の質が落ちるNG行動や男性にとっても妊活が大切な理由も合わせて解説するので、これから赤ちゃんを迎えるためにも本記事を役立ててみてください。
妊活中はたんぱく質以外の栄養素も意識しよう

妊活中は、体に必要な栄養素をバランスよく摂ることが大切です。普段の食事を振り返り、幅広い食品を取り入れることを意識しましょう。
男性妊活を支える栄養素一覧
男性妊活中、特に意識したい栄養素はビタミンDやビタミンE・C、葉酸、亜鉛、セレンなど。それぞれの主な働きと、多く含まれる食品を見てみましょう。
栄養素 | 主な働き | 多く含まれる食品 |
|---|---|---|
ビタミンD | 精子の運動率をサポートし、男性ホルモンの産生にも関わる | 魚類、きのこ類など |
ビタミンE | 抗酸化作用をもち、細胞の健康維持を助ける | ナッツ類、植物油、魚介類など |
ビタミンC | 抗酸化作用をもち、コラーゲンの生成に関わる | 果物、野菜、いも類など |
葉酸 | 精子のDNAやRNAの合成、細胞の増殖に関わる | 葉物野菜、レバー、豆類など |
亜鉛 | たんぱく質やDNAの合成に関わり、精子の生産や質をサポートする | 牡蠣、牛肉、豚レバーなど |
セレン | 抗酸化に関わる酵素の構成成分として働く | 魚介類、肉類、卵など |
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男性妊活にはなぜ「抗酸化」が大切?
私たちの体内では、呼吸や代謝などによって「活性酸素」がつくられています。活性酸素には体に必要な働きもありますが、増えすぎて抗酸化の働きとのバランスが崩れると「酸化ストレス」が生じます。
精子は酸化ストレスの影響を受けやすく、過剰な活性酸素は精子の運動率の低下やDNAの損傷などにつながる可能性があります。「抗酸化」とは、こうした活性酸素による酸化を抑える働きのこと。精子の健康を考えるうえでも、抗酸化は重要なキーワードのひとつです。
どれかひとつの栄養素をたくさん摂るのではなく、さまざまな食品を組み合わせて摂ることがポイントです。
たとえば、肉や魚などの主菜に、野菜やきのこを使った副菜をプラスするだけでも、摂れる栄養素の種類を増やせます。毎日の食事のなかで、無理なく取り入れられるところから意識してみましょう。

抗酸化作用をもつ成分のひとつ「コエンザイムQ10」や、妊活中に意識したい食べ物については、以下の記事でチェックしてみてくださいね。
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忙しい毎日の栄養サポートにはサプリメントも選択肢
もちろん、必要な栄養素は毎日の食事から摂ることが基本です。とはいえ、毎日の食事ですべての栄養素を意識するのはなかなか大変ですよね。
食事だけでは不足が気になるときは、サプリメントを上手に活用するのもひとつの方法です。
妊活中の栄養補給におすすめなのが、男性向け妊活サプリ「mitas for men(ミタスフォーメン)」。

亜鉛やビタミンC・E、セレン、ビタミンD、葉酸など、男性妊活中に意識したい20種類以上の栄養素をまとめて補えます。
1日2粒が目安なので、サプリを飲む習慣がない男性でも手軽に続けやすいのがうれしいポイント。男性不妊専門医が監修し、国内のGMP認定工場で製造されています。

※本製品に配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修・推奨を受けています。
プロテインは主にたんぱく質を補うものですが、mitas for menなら男性妊活中に意識したいさまざまな栄養素をまとめて補えます。普段の食事をベースに、不足が気になる栄養素はmitas for menで補ってみてはいかがでしょうか。
妊活をきっかけに、パートナーと一緒に食事や生活習慣を見直してみるのもおすすめです。毎日の妊活習慣のひとつとして、男性側も無理なくできることから始めてみましょう。
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mitas for menは、公式サイト限定のおトクな定期便も用意されています。男性妊活を始めるにあたって栄養面が気になっている方は、ぜひ公式サイトで詳しくチェックしてみてくださいね。
男性妊活におすすめのサプリメントをもっと知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。
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プロテインだけに偏らずバランスのよい栄養摂取を心がけよう

妊活中にプロテインを飲んでいると、「精子に影響するのでは?」と不安になることもあるかもしれません。しかし、現時点ではプロテインが精子に悪影響を与えるとは一概にいえず、妊活中だからといって必要以上に避ける必要はないでしょう。
プロテインを取り入れるときに大切なのは、食事から摂るたんぱく質も含めて適量を意識すること。プロテインだけに頼らず、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を基本に、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることを心がけましょう。
毎日の食事で不足が気になる栄養素を補うために、男性向け妊活サプリ「mitas for men」を活用してみませんか?妊活をきっかけに、パートナーと一緒に食事や生活習慣を見直しながら、できることから取り組んでみてくださいね。
【参考文献】
※5 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)|1-2 たんぱく質」
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