更新日:2025/11/25

プロゲステロンにはどんな作用がある?ホルモンバランスを整えて妊娠を目指そう

多い・少ない影響、妊活のための整え方を解説
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生理周期のゆらぎや気分の不安定さ。その裏には、女性ホルモン「プロゲステロン」の作用が関係しています。

妊娠を支えるこのホルモンは、体を“守るモード”に切り替え、着床しやすい環境を整える大切な存在。バランスが崩れると、生理周期や体調にも影響が出やすくなります。

この記事では、プロゲステロンの作用と、ホルモンバランスを整えて妊娠を目指すためのポイントをわかりやすく紹介します。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

女性ホルモン「プロゲステロン」の働き

プロゲステロンは、妊娠にそなえて体を”守るモード”に切り替える女性ホルモンです。

排卵後から生理前、そして妊娠初期にかけて多く分泌され、子宮や全身にさまざまな変化をもたらします。

プロゲステロンの主な役割

プロゲステロンは、妊娠を成立・維持するために欠かせないホルモン。

おもな働きには次のようなものがあります。

  • 子宮内膜を厚く整える:受精卵が着床しやすい環境をつくる
  • 体温を上げる:基礎体温を高め、体を温かく保つことで着床をサポート
  • 体を休ませる:眠気や食欲増進など、エネルギーを蓄えるモードに切り替える

これらの変化はすべて「妊娠を守るための準備」

プロゲステロンが増える時期には、水分や栄養を溜め込みやすくなり、眠気やむくみ、イライラなどが出ることもあります。一見不調のように感じても、体が妊娠にそなえて働いているサインです。

もう一つの女性ホルモン「エストロゲン」との違い

女性の体は、プロゲステロンと「エストロゲン」という2つのホルモンのバランスで周期が作られています。

  • エストロゲン(卵胞ホルモン):排卵までの“妊娠の準備”を担当。子宮内膜を増やし、肌や髪のツヤ、女性らしい体づくりを助ける
  • プロゲステロン(黄体ホルモン):排卵後の“妊娠の維持”を担当。子宮内膜を成熟させて受精卵が着床しやすい環境を整える

どちらかが多すぎたり少なすぎたりすると、生理周期や気分の変化にも影響が出ることがあります。この2つがリズムよく入れ替わることで、妊娠しやすいコンディションが保たれているのです。

◆「プロゲステロン」をはじめ、妊活中に知っておきたい『妊娠ホルモン』について詳しく解説している記事はこちらです。

いつ分泌される?生理周期とプロゲステロンの関係

プロゲステロンは、排卵のあと(黄体期)に分泌量が増えるホルモンです。

妊娠が成立しない場合は、生理の開始とともに分泌が減少。一方で、妊娠が成立すると高い分泌量が保たれ、胎盤が完成するまで子宮を守るように働き続けます。

排卵後〜生理前が分泌のピーク

排卵後に卵巣の中にできる「黄体」からプロゲステロンが分泌され、体を妊娠にそなえたモードへと導きます。

この時期はホルモンの作用により、基礎体温が上がり、眠気・むくみ・食欲増加・胸の張りなどを感じやすくなります。

生理が始まると黄体はしぼみ、プロゲステロンの分泌も減少。それにともなって体温が下がり、新しい生理の周期がスタートします。

◆妊活しようにも生理周期がバラバラで…とお悩みの方は、生理不順の基準と原因を解説した記事も読んでみてくださいね。

妊娠初期に多く分泌される理由

妊娠が成立すると、黄体からのプロゲステロン分泌はそのまま続きます。

受精卵が着床しやすいように子宮内膜をやわらかく保ち、子宮の収縮をおさえることで、妊娠の継続を助けます。

この時期の眠気やだるさも、体が「赤ちゃんを守る準備」をしている”しるし”。プロゲステロンがしっかり働くことで、妊娠初期を安定させる環境が整っていきます。

プロゲステロンが「多い・少ない」と体にどう影響する?

ホルモンの変動は、体だけでなくメンタルにも影響します。

分泌が多すぎても少なすぎても、PMS(生理前症候群)や体調不良につながることがあります。

プロゲステロンが多いときの症状

プロゲステロンが増える黄体期は、体を休ませようとする作用が強く出やすい時期です。

そのため

  • 眠気
  • 食欲の増加
  • むくみ
  • 便秘
  • 胸の張り

などの症状が起こることがあります。

これはエネルギーや水分をため込み、妊娠に備える自然な反応です。体をいたわりながら、ゆったり過ごすことを意識しましょう。

◆イライラするのはホルモンのせい?PMSや妊娠超初期症状の見分け方を解説しています。

プロゲステロンが少ないときの症状

プロゲステロンが不足すると、高温期が短い・生理周期が乱れるなどの変化が起こります。イライラ・不安感・眠りの浅さといったメンタル面の不調を感じる人も少なくありません。

ホルモンが十分に分泌されていないと、子宮内膜が整わず、妊娠の成立にも影響することがあります。

受診を考えたほうがいいサイン

プロゲステロンの分泌がうまくいっていない場合、次のようなサインが見られることがあります。

  • 高温期が10日以内しか続かない
  • 生理周期の乱れがある
  • 基礎体温の上下が不安定

こうした状態が続く場合は、婦人科で相談してみましょう。ホルモンの状態を調べることで、自分の体のリズムをより正確に把握できます。

ホルモンバランスを整える3つの妊活習慣

ホルモンは自分の体の中でつくられるもの。毎日の睡眠・栄養・ストレスケアの3つが、バランスを支える基本になります。

食事からの栄養でホルモンの土台をつくる

ホルモンを作る材料は、私たちが日々の食事から摂る栄養素です。

妊娠を目指す時期には、次のような栄養を意識すると良いでしょう。

栄養素おもな働き含まれる食材
鉄・ビタミンB群エネルギー代謝を助け、ホルモン合成をサポートレバー、赤身肉、あさり、まぐろ、卵、納豆、雑穀、玄米
亜鉛細胞分裂やホルモン生成を助ける牛肉、ナッツ類、豆類、チーズ、牡蠣
葉酸妊活期〜妊娠初期の子宮環境を整えるほうれん草、ブロッコリー、枝豆、アボカド、いちご、納豆

◆ほかにも、妊活におすすめの食べ物をわかりやすく紹介している記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

とはいえ、忙しい日や食欲がない日には、「今日はちょっと栄養が偏ったかも」と感じることもありますよね。

そんなときには、女性の体に必要な栄養を効率よく補えるサプリメントを上手に取り入れるのもひとつの方法です。

ホルモン分泌に必要な栄養補給には『mitas』がおすすめ

妊娠しやすい体のコンディションを整えるには、ホルモンの材料となる栄養素をバランスよく摂取することが大切です。けれど、「バランスよく食べなきゃ」とがんばりすぎると、そのストレスがかえってホルモンバランスを乱す原因になることも。

そんなときには、ホルモン分泌に必要な栄養を手軽に補給できるサプリメントを取り入れてみましょう。

『mitas』は、妊活中に不足しやすい栄養素をすべて満たせるオールインワン妊活サプリです。

1日4粒で、厚生労働省が推奨する葉酸400μgをはじめ、鉄・ビタミン・ミネラルなど20種類以上の栄養素をカバー。

食事だけでは摂りにくい“ホルモンを支える栄養”を、効率的に補えます。

  • 葉酸:セロトニンの分泌を促進して、変化しやすいホルモンバランスを整える。生理不順やPMSの緩和にも
  • 鉄:女性ホルモンの合成に欠かせない栄養素で、不足すると女性ホルモンの分泌が減少することも
  • ビタミンB群:エストロゲンの合成を助けてホルモンバランスを保つ

ほかにも、厚生労働省が「妊活中の女性が摂るべき」として公表している栄養素を100%以上摂取することができます。

さらに、女性の大敵である「冷え」に負けない体づくりを助ける温活成分も配合。

高麗人参・なつめ・陳皮・生姜の4つの和漢素材が、ゆらぎやすい体調を整えてめぐりのいい体に導きます。

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mitasはこんな人にぴったり!

・妊活中の女性
・生活リズムや食事のバランスが乱れがちな人
・生理周期の乱れや、生理前の不調・だるさを感じやすい人
・コンビニのお弁当や外食が増えて、栄養の偏りが気になる人
・体を温めたり、基礎体温を意識してみたい人
・がんばりすぎて、ストレスや疲れを溜め込みやすい人

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睡眠でリズムを整える

寝不足はホルモン分泌を乱す大きな要因です。とくに、夜更かしや就寝時間のバラつきは、排卵や生理周期にも影響を与えることがあります。

毎日できるだけ同じ時間に眠り、体内時計の役割を持つメラトニンの分泌リズムを整えることが大切。寝る前はスマホの光を控え、ぬるめのお風呂や軽いストレッチで「眠りのスイッチ」を入れてあげましょう。

また、普段から腹巻や靴下などで体を冷やさない習慣をつけることで、リラックス効果が高まって眠りのリズムを整える助けになりますよ。

◆妊活におすすめの腹巻はこちらの記事でご紹介しています。

ストレスをためない習慣を意識する

強いストレスが続くとストレスホルモンが増えて、女性ホルモンの分泌が抑えられてしまうことがあります。

1日5分でも深呼吸をしたり、好きな音楽を聴いたりするだけでもリラックス効果があります。「心をゆるめる時間」も、ホルモンバランスを整える大切な習慣です。

プロゲステロンのバランスを整えて心と体をやさしく支えよう

プロゲステロンの変化は、女性の体にとってごく自然なサイクルです。無理にコントロールしようとせず、生活リズムと栄養のケアで”整う体”を目指すことが大切。

眠気やむくみ、気分のゆらぎも「体ががんばっているサイン」。少し立ち止まって、自分の体に耳を傾けてみましょう。

ホルモンが働きやすいコンディション作りには、妊活期の栄養をまとめてサポートできる『mitas』が心強い味方になってくれます。

食生活や生活習慣と上手に組み合わせながら、あなたらしいリズムでバランスを整えていきましょう。

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