更新日:2024/9/26
このイライラは妊娠超初期症状?PMS?症状の見分け方と原因を解説
あなたは、
・イライラの原因が妊娠超初期症状なのか知りたい
・妊娠超初期症状とPMS(月経前症候群)の違いを知りたい
・妊娠超初期によくあるイライラ以外の症状を知りたい
とお考えではありませんか?
妊活中に今までにないようなイライラを感じると、妊娠したのでは?と気になりますよね。
結論から言うと、妊娠超初期症状のひとつとして「イライラ」が挙げられます。
その理由は妊娠後に増加するホルモンの影響が大きいと言われており、妊娠中はうまくストレスをケアすることが大切です。
この記事では、妊娠超初期にイライラする原因や妊娠超初期症状とPMSの違い、ママのイライラとお腹の赤ちゃんへの影響について解説します。
また、妊娠初期のストレスケアや気をつけたいこと6選についても解説しているので、今後の参考にできますよ。
まずは、あなたのイライラの正体が妊娠超初期症状なのかチェックしてみましょう。
この記事に登場する専門家
看護師ライター Kamon
専門学校卒業後、総合病院で看護師として9年勤務。自身も不妊治療を経験。
クリニックへの転職を機に医療系ライターとして活動開始。
<保有資格>
・看護師
なんだか最近イライラする!これって妊娠超初期の症状?原因は?
妊娠超初期にはエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌が急激に増加します。これらのホルモンは気分の不安定さやイライラ感を引き起こしやすいため、妊娠症状のひとつとして「イライラ」があります。
また、妊娠による体の不調や不安・ストレス・不眠・栄養バランスの崩れなどがイライラを増強している可能性もあります。
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妊娠超初期とは?
妊娠初期1〜4ヶ月のうち、妊娠0〜3週頃を「妊娠超初期」と呼びます。妊娠週数は最終月経初日を0日と数えるため、妊娠超初期は次の生理が来る前で、まだ妊娠に気づけないことがほとんどです。
妊娠超初期は妊娠検査薬での判定が正しくできないため、妊娠の確定は難しい時期です。
ただ、妊娠の兆候を感じはじめる人もいるので、その他の妊娠超初期症状に該当するか確認してみましょう。
妊娠超初期によくあるイライラ以外の症状
妊娠超初期によくあるイライラ以外の症状には以下のようなものがあります。
- 生理が来ない
- 熱っぽい(基礎体温が高い)
- 少量の出血(着床出血)
- おりものの量が増える・色が変わる
- 腹痛・下腹部痛・お腹の張り
- 強い眠気・だるい
- 胸の張り・痛み
- 腰痛
- 頭痛
- においに敏感になる
- 胃のムカつき・吐き気
- 気持ちが不安定になる
- めまい・ふらつき
- 肌トラブル
- 足がむくむ
- 便秘・頻尿
16個のチェック項目に当てはまる症状が多いほど妊娠の可能性が高いです。
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着床出血ってなに?
着床出血とは受精卵が子宮にたどり着いたときに出血すること。ごく少量の出血で数日で止まります。
着床出血と生理の違いについて気になる方はこちらのコラムをご覧ください。
着床出血ってなに?着床出血と生理の違いを解説【助産師解説】
着床出血という言葉を聞いたことがありますか?着床出血は出血の時期から生理と間違うことがあります。この記事では、着床出血と生理の違いについて解説します。
PMSと妊娠超初期症状の違い
PMS(月経前症候群)は月経が始まる1~2週間前に現れ、以下の症状があります。
- 乳房の張りや痛み
- お腹の張り
- 頭痛
- 眠気
- だるさ
- イライラ
- 不安感
- 抑うつ感
ホルモンの影響で妊娠超初期症状と似ていますが、PMSは月経が始まると改善されることが一般的です。
PMSと妊娠超初期の症状を見分けるには
- 基礎体温の変化
- 月経が来るか
で確認すると良いでしょう。
妊娠している場合には基礎体温が上がったまま、生理がきません。
したがって、次の生理予定日が過ぎても2つの症状が続いている場合は妊娠している可能性が高いといえます。
妊娠検査薬の使用時期について先に知りたい方はこちらをご覧ください。
妊娠後の基礎体温の変化についてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
妊娠すると基礎体温はどう変化する?グラフの見方から妊娠初期症状まで徹底解説
妊活のために基礎体温を測り始めると「もし妊娠したら基礎体温はどう変化するの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。本記事では、妊娠したときの基礎体温の変化や妊娠初期の兆候、「妊娠したかも」と思った時に注意するべきポイントについて詳しく解説します。
ママのイライラはお腹の赤ちゃんに伝わる?
ママがイライラすると、赤ちゃんに十分な栄養や酸素が届かなくなることがあります。
人はイライラしたり緊張したりするとアドレナリンが分泌され、血管が収縮します。
ママの血管が収縮することで、赤ちゃんへ血液が行き届かなくなる可能性があるため、妊娠中はイライラとうまく付き合っていくことが大切です。
妊娠中は体やライフスタイルの変化が起こり、以下のことにイライラしがちです。
- 寝ても寝ても眠気が取れず、仕事に支障が出る
- パートナーがつわりの苦しさを理解してくれない
- つわりがひどい時に食事の準備をしないといけない
- 大好きなお酒が飲めない
- 体調が悪く、精神状態も不安定で仕事や家事が順調に進まない
ただし、赤ちゃんに悪影響があるからと焦ってどうにかしようとすると、かえってストレスを感じてしまうことがあります。
睡眠や食事をしっかりとれていれば、赤ちゃんに影響する心配は少ないので、まずはママがリラックスできることを優先してみましょう。
その上で以下の対処法を試してみてくださいね。
妊娠超初期のイライラ解消!ストレスケア9つ
妊娠超初期のイライラには以下の9つを試してみましょう。
- ゆっくりと深呼吸をする
- ヨガやストレッチで軽い運動をする
- 天気の良い日にウォーキングで気分転換する
- 映画や読書など趣味に没頭する
- 好きな音楽を聴く
- 友人や家族とおしゃべりをする
- 入浴する
- 十分な休息をとる
- 家電や便利グッズを活用して家事の負担を減らす
妊娠したらイライラするのは仕方がないと受け入れ、うまく付き合っていきましょう。
時には思いっきり泣くことも大切ですよ。
少しでもリラックスする時間ができればOK。
頑張りすぎずに無理のない範囲で続けていきましょう。
参考:各務原市 胎児期から乳幼児期 よくある質問
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと6選
妊娠かもしれないと思ったら以下の6つに気をつけましょう。
- たばこをやめる
- アルコールをやめる
- カフェインを控える
- 激しい運動は控える
- 薬の服用は医師に相談する
- 葉酸サプリを飲む
それぞれ説明します。
①たばこをやめる
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと1つ目は、たばこをやめることです。
たばこは以下のリスクを高めます。
- 低出生体重児
- 早産や流産
- 常位胎盤早期剥離(妊娠中に胎盤が剥がれてしまうこと)
- SIDS(乳幼児突然死症候群)
たばこはママと赤ちゃんの命の危険性を高めます。妊娠の可能性がある場合はすぐにやめましょう。
また、パパや周りからの受動喫煙も同様の危険性があります。家族みんなで禁煙することが大切です。
②アルコールをやめる
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと2つ目は、アルコールをやめることです。
アルコールは以下のリスクを高めます。
- 低出生体重児
- 早産や流産
- 胎児の成長不全
- 出生後の発達障害や自閉症
アルコールを摂取してしまった場合でも、気づいた時点で飲酒をやめることが重要です。
③カフェインを控える
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと3つ目は、カフェインを控えることです。
カフェインはママの貧血や赤ちゃんの低体重のリスクを高めます。
妊娠の可能性がある女性はコーヒー2杯分(カフェイン200mg/日)程度を目安にしましょう。
ただし、カフェインは紅茶や緑茶にも含まれているため注意が必要です。
以下の表を参考にしてください。
種類 | カフェイン含有量目安(100mlあたり) |
---|---|
緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶 | 20mg |
紅茶 | 30 mg |
玄米茶 | 10mg |
コーラ | 13mg |
コーヒー | 60 mg |
エスプレッソ | 200mg以上 |
妊娠超初期でもお好みの飲み物を組み合わせて、カフェタイムを楽しんでくださいね。
④激しい運動は控える
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと4つ目は、激しい運動を控えることです。
妊娠初期は流産しやすいため激しい運動は控えたほうが良いでしょう。
ヨガやストレッチ、ウォーキング程度の軽い運動がおすすめです。
⑤薬の服用は医師に相談する
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと5つ目は、薬の服用は医師に相談することです。
妊娠初期はママの飲んだ薬が赤ちゃんの奇形や発達障害などのリスクを高めるため、ほとんどの薬が服用できません。
市販薬であれば一旦内服を中止しましょう。
処方されている薬がある場合は主治医に相談しましょう。
⑥葉酸サプリを飲む
妊娠かもと思ったら気をつけたいこと6つ目は、葉酸サプリを飲むことです。
葉酸サプリメントは赤ちゃんの「神経管閉鎖障害」の予防とママの妊娠合併症予防に効果があります。
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神経管閉鎖障害ってなに?
神経管閉鎖障害とは妊娠4~12週頃に起こる先天性異常です。
脳がうまく形成されない「無脳症」、麻痺や障害が残りやすい「二分脊椎」などがあり、早産や死産のリスクを高めます。
厚生労働省では妊娠前からの葉酸摂取を勧めています。
妊娠超初期は障害リスクを抑えるために、特に葉酸が必要な時期。すぐに飲み始めましょう。
参考:厚生労働省 葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果
その他、葉酸が妊娠中に必要な理由や神経管閉鎖障害について詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
葉酸とは?効果や妊娠中の働き、必要量までわかりやすく解説!
葉酸は妊活中や妊娠期の女性に重要な栄養素です。造血や細胞分裂に深く関わっているため、不足すると貧血や胎児の神経管閉鎖障害などのリスクが高くなります。一方で葉酸は体内で合成できず、蓄積できる量も少ないため食事やサプリメントでしっかりと摂取しなければなりません。この記事では、葉酸の効果や働き、必要量まで葉酸に関する知識を網羅的に紹介します。
神経管閉鎖障害と葉酸にはどんな関係がある?赤ちゃんの先天異常をサプリメントで予防しよう【助産師執筆】
葉酸を摂取することで発症を予防することができるといわれている「神経管閉鎖障害」。神経管閉鎖障害とはどんな病気なのか、その原因や検査方法などを、葉酸との関係性を含めて詳しく解説します。赤ちゃんの先天異常を予防するために、妊活中にできることを今から始めていきましょう。
葉酸サプリメントには様々なものがありますが、妊娠超初期から飲むなら妊娠中のママのために作られた「mamaru」がおすすめです。
mamaruは厚生労働省が推奨している葉酸量400μgはもちろん、鉄分、ビタミン、ミネラルなど妊娠中に不足しがちな栄養素をオールインワンで配合した葉酸サプリメントです。
中でも気分の安定やストレス軽減効果があると言われる鉄分やビタミンB群・マグネシウムをたっぷりと含んでいるのが注目ポイント。
妊娠超初期にイライラしがちなママにピッタリですよ。
また、乳酸菌や食物繊維・ラクトフェリンなどの菌活サポート成分が腸内環境を整えてくれるので、妊娠前から便秘体質のママにもおすすめできます。
業界最小レベルの粒サイズで飲みやすく、天然由来のコーティングでニオイが抑えられているため、これからくるつわりでつらい時期の栄養バランスのサポートにも重宝します。
mamaruは、全国のスギ薬局で取り扱い中!(※取り扱いのない店舗もあるのでご注意ください)
ただし、実は公式サイトからの購入が一番お得なんです!
詳しくは、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
生理予定日から1週間経ったら妊娠検査薬を使用してみよう
イライラ以外にも、妊娠超初期症状に当てはまる項目がある方は妊娠検査薬を試しましょう。
妊娠検査薬は「生理予定日から1週間後」が使用の目安です。
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なぜ生理予定日から1週間後でないと検査できないの?
妊娠検査薬は受精後に胎盤から分泌されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンを感知して判定する仕組みです。
尿中のhCGを正しく感知するには時間がかかるため、適切なタイミングでの検査が大切です。
最近では「早期妊娠検査薬」と呼ばれる生理予定日に検査可能な商品が販売されています。
ただ、こちらで陽性反応が出た場合でも、産婦人科を受診できるタイミングは通常と変わらないので注意が必要です。
早く妊娠を知りたい気持ちがあるかと思いますが、生理予定日から1週間後を待ってから検査することをおすすめします。
病院に行くタイミングや母子手帳の受け取り方について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。
妊娠したかもと思ったらまずやるべきことは?病院に行くタイミングや妊娠超初期症状まで徹底解説!【助産師執筆】
いつもとは違う症状を感じ「これって妊娠かも?」と思ったとき、まずはなにをすべきなのでしょうか?今回の記事では、妊娠したかもと思ったらまずやるべきことについて焦点を当て、病院へ行くタイミングや妊娠超初期に起きる症状、やっておきたいことについて徹底解説していきます。
母子手帳はいつもらう?もらえる場所や必要なもの、気になる受け取り方のQ&Aを解説
妊娠が分かった時から出産後まで必要になる母子手帳をいつもらうのか、どうやってもらうのかがよく分からない妊婦さんも多いのではないでしょうか。 この記事では、母子手帳を受け取るタイミングや受け取り場所、気になるQ&Aを詳しく解説します。
自分なりのストレスケアで妊娠超初期のイライラとうまく付き合おう
妊娠超初期にはエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの影響から、気分の不安定さやイライラ感が引き起こされやすくなるため、妊娠症状のひとつとして「イライラ」を感じることがあります。
また、妊娠による体の不調や不安・ストレス・不眠・栄養バランスの崩れなどがイライラを増強している可能性もあります。
妊娠超初期症状とPMS(月経前症候群)は似ていますが、
- 基礎体温の変化
- 月経が来るか
で確認すると良いでしょう。
次の生理予定日が過ぎても、2つの症状が続いている場合は妊娠している可能性が高いです。
イライラを少しでも落ち着かせるには、運動や読書、音楽を聴くなど自分なりのストレスケアを行いましょう。少しでもリラックスする時間ができればOKです。
また、妊娠中のイライラをケアする方法のひとつとして、葉酸サプリメント「mamaru」も取り入れてみましょう。
mamaruは妊娠中のママのために作られた葉酸サプリメントで、妊娠中に不足しがちな葉酸や鉄分、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をしっかりとカバーできます。
特に鉄分・ビタミンB群・マグネシウムはイライラを抑えてくれる効果があるため、栄養バランスと気分のコントロール、どちらも叶えたいママにピッタリ。
さらに無添加にこだわり、体に優しい成分のみを配合しているのも嬉しいポイントです。
まずは1袋、お試ししやすいmamaruを、妊娠超初期の今からぜひ始めてみてくださいね。
mamaruは妊娠超初期のイライラとうまく付き合いたいママを応援します。
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