更新日:2024/8/28
母子手帳はいつもらう?もらえる場所や必要なもの、気になる受け取り方のQ&Aを解説
妊娠が分かった時から出産後まで必要になる母子手帳。初めての妊娠中のママの中には、いつもらうのか、どうやってもらうのかがよく分からない妊婦さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、母子手帳を受け取るタイミングや受け取り場所、気になるQ&Aを解説します。
この記事に登場する専門家
萩 ゆう
現在子育て中のママライター。妊娠・出産、子育ての体験をもとに記事を執筆。また、マラソンを得意としフルマラソンサブ3の記録を持つことから、体づくりやスポーツ系メディア等でも活動中。
母子手帳はいつもらう?
基本的に母子手帳をもらうタイミングに決まりはないものの、赤ちゃんの心拍が確認できた後(妊娠確定の診断後)の受け取りが適しています。
心拍が確認できる妊娠6〜10週目ごろは、流産の可能性も多い時期なので心拍が確認できた後が良いでしょう。
母子手帳を受け取る期日の指定はありませんが、急なトラブルで診察が必要になった時に提出を求められることがあります。
また、医療機関で使えるサービス券も母子手帳と一緒に交付されるので、医師から指示があったらなるべく早く取りに行くことをおすすめします。
中には医療機関から届出が発行されることもあるので、届出を持って交付を受けてください。
母子手帳はどこでもらう?
母子手帳は、住んでいる地域の役所や保健センターで受け取れます。
自治体によって受け取り窓口も異なるので、事前にホームページなどで確認しておきましょう。
母子手帳は住民登録をしている地域と異なる自治体では交付してもらえません。
里帰り出産などを考えている人は、地元に帰る前に住んでいる自治体で発行してもらうようにしましょう。
母子手帳をもらうための必要書類など用意するものは?
母子手帳をもらうためには必要な書類がいくつかあります。
- 妊婦さんの個人番号が確認できる書類(マイナンバーカードなど)
- 妊婦さんの本人確認ができるもの(運転免許証など)
- 妊娠届出書(妊娠証明書)
受け取る時に不備がないように、前もって揃えておきましょう。
また、自治体により必要書類の内容は異なります。住んでいる自治体に必要書類を確認しておくと安心ですよ。
中には「交付にお金がかかるんじゃないの?」と思っている人もいるかもしれませんが、母子手帳の交付にお金はかかりません。
母子手帳をもらう時によくあるQ&A
母子手帳をもらう時によくあるQ&Aをまとめました。はじめての受け取りに不安がある人は、チェックしてみてください。
母子手帳は代理人でも受け取れる?
母子手帳を受け取る時期は、つわりなどで妊婦さんの体調がすぐれないことも。
母子手帳は妊婦さん本人以外に、両親や配偶者でも受け取りが可能です。代理人が受け取る場合は、
- 代理人の本人確認ができるもの(マイナンバーカード、運転免許証など)
- 妊婦さんの個人番号が分かるもの(マイナンバーカードなど)
- 委任状
が必要になります。必要な書類は自治体の窓口やホームページで確認しておきましょう。
郵送やオンラインでも申請できる?
母子手帳の受け取りは、窓口以外に郵送やオンラインで申請することが可能です。
郵送の場合は、必要な書類一式を送付する必要があるため、交付に時間がかかる点に注意しておきましょう。
オンライン申請の場合は、マイナンバーカードを使った申請が可能です。自治体の中には手続き方法が異なったり、郵送やオンラインの申請を受け付けていなかったりする場合もあります。
母子手帳と一緒にもらえるものは?
母子手帳を受け取る際には、手帳以外にもいろいろなものがもらえます。
- 健診の受診券や補助券
- 出生通知票
- マタニティマークのキーホルダー
- 妊娠中や出産後に受けられる自治体のサービスをまとめた冊子
- 妊娠中や出産後に役立つ知識をまとめたガイドブック
- 育児グッズのサンプル
はじめての妊娠・出産の場合、ためになる情報冊子などがもらえると安心ですよね。
もらえる内容は自治体により異なります。
母子手帳交付にかかる時間は?
母子手帳の交付には、30分〜1時間ほどかかります。
窓口では手帳を受け取って終わるのではなく、手帳の使い方や妊婦さんが受けられる母子保健サービスの説明を受けます。
余裕のあるスケジュールで受け取りに行くことをおすすめします。
また、現在の健康状態の聞き取りなどもあるので、妊娠生活で気になることや不安なことは聞いておくと良いでしょう。
万が一母子手帳をなくしてしまったら?
母子手帳をなくしてしまった場合、母子手帳を申請した自治体の窓口で手続きをすることで、再発行が可能です。
母子手帳はお母さんと赤ちゃんの健康状態が記録された大切なものなので、なくさないように大切に取り扱いましょう。
多胎(双子・三つ子など)の場合は母子手帳はどうなる?
母子手帳の交付は、子ども1人につき1冊です。そのため、双子であれば2冊、三つ子であれば3冊の母子手帳が交付されます。
健康状態の記録などが混同しないように注意して管理しましょう。
母子手帳の役割や使い方
母子手帳は、お母さんの健康状態や赤ちゃんの成長の様子を記録するための大切なものです。具体的にどのような役割や使い方があるのかを紹介します。
母子の経過を記録できる
母子手帳には、妊娠から出産までの健康状態が記入できます。
毎回の妊婦健診では、妊婦さんの血圧や体重のほか、胎児の大きさなどが記録してもらえます。
母子手帳の中の自由欄に妊娠生活で気になることを記載しておくと、健診時に聞き漏れが防げて安心ですよ。
その時々の気持ちを書いておけば、妊娠中の気持ちを記録する日記にもなります。
産後の赤ちゃんの成長を記録できる
母子手帳には出生時の記録とともに、月齢の成長の経過も記録していきます。
発育曲線が記載されているので、赤ちゃんの発育状態をひと目で確認するのに便利です。その他にも、かかった病気の記録や予防接種の記録も記入できます。
赤ちゃんの成長と共に、寝返りや発語などを記録すればお母さんと赤ちゃんだけの思い出の手帳になるでしょう。
外出時に何かあった時のお守り代わりになる
母子手帳があることで、外出時で体調不良等になった時に処置が受けやすくなります。
母子手帳の記録から健康状態なども一目でわかるので、かかりつけ医でなくても迅速に適切な診察が受けられる可能性があります。
何かあった時のお守り代わりとして、外出する時には持ち歩くようにしましょう。
check ✔︎
母子手帳はいつからいつまで持ち歩く?
母子手帳は妊娠中だけでなく、出産後も常に持ち歩く必要があります。
1歳までは健診や予防接種などが定期的にあり、母子手帳を必要とする場面が多くあります。そのため、1歳頃までを目安として母子手帳を持ち歩くと良いでしょう。
母子保健サービスが受けられたり健診の補助券がもらえたりする
母子手帳があることで、自治体の母子保健サービスが受けられたり、妊婦健診等の補助券がもらえます。出産前育児教室などの母子保健サービスが受けられると、出産や育児に対する不安が軽減されるでしょう。
また、妊婦健診は保険適用外なので、かかった費用は自己負担です。補助券があることで費用の負担が軽減できます。
母子手帳をもらったら葉酸の摂取を始めよう
母子手帳は赤ちゃんが元気に成長していることを記録するために必要なものです。
母子手帳をもらったら妊娠の記録とともに、葉酸を意識的に摂取することをおすすめします。葉酸は、赤ちゃんの健やかな成長を守るために大切な栄養素です。
妊娠中(妊娠初期)に葉酸が必要な理由
葉酸には胎児の成長をサポートして先天異常(神経管閉鎖障害)のリスクを下げるメリットがあります。特に妊娠初期は、胎児の脳や脊髄のもととなる神経管が形成される時期。
厚生労働省は、一般成人の葉酸摂取目安量240μg/日に加え、妊活期〜授乳中のそれぞれの期間に以下の量の葉酸摂取を推奨しています。
時期 | 1日あたりの推奨摂取量 |
---|---|
一般成人 | 240μg(食事) |
妊娠前~妊娠初期 | 240μg(食事)+400μg(サプリ) |
妊娠中期~妊娠後期 | 240μg(食事)+240μg(サプリ) |
授乳期 | 240μg(食事)+100μg(サプリ) |
(参考:日本人の食事摂取基準 |厚生労働省 )
妊娠中は通常の倍以上の葉酸の摂取が必要になりますが、食事だけで必要な葉酸を摂ることはとても大変なことです。
そこで、手軽かつ効率的に葉酸を摂取できる葉酸サプリを飲むことを推奨しています。
妊娠中の葉酸サプリの必要性については以下の記事でも紹介しています。
妊娠中は葉酸サプリを飲んだほうがいい?飲むべき理由や量、おすすめ商品まで徹底解説!
妊娠中に葉酸サプリを摂るべきか悩むママは多いでしょう。実は葉酸サプリは、妊娠中だからこそ摂るべきもの。葉酸の不足は、赤ちゃんとママにさまざまな影響を与える可能性があります。妊娠中に必要な葉酸は、確実に補えるサプリメントの活用がおすすめです。今回は、妊娠中に葉酸サプリを摂るべき理由とサプリの選び方を紹介します。
妊娠中の葉酸摂取には「mamaru(ママル)」がおすすめ
妊娠中の葉酸摂取におすすめしたいサプリが「mamaru(ママル)」です。
mamaruは、妊娠中に必要な葉酸400μgに加え、妊娠中に摂りたい20種類以上の栄養素がオールインワンで含まれています。
さらに、腸内細菌にアプローチできる乳酸菌も配合。便秘をはじめとしたさまざまなマイナートラブルに見舞われやすい、妊婦さんの体を考えたサプリになっています。
形状も1粒9mmと業界最小サイズになっていて、辛いつわりの時期でも飲みやすい形状もうれしいポイントです。
また、妊娠中は毎日つづけて飲みたいからこそ、葉酸サプリは定期購入がおすすめ。
mamaruの定期購入なら、初回だけでなく、2回目以降もお得に購入いただける料金設定!さらに、回数の縛りは一切なく1回のみの解約も可能です。
「まずはお試しだけ」もOK!お得に試せるmamaruの定期購入をぜひチェックしてみてください。
妊娠が確定したら早めに母子手帳を受け取って赤ちゃんの健やかな成長を記録しよう
母子手帳は赤ちゃんの成長を記録するために、妊娠中から産後まで大切に持ち歩きましょう。
赤ちゃんとママをつなぐ大切な一冊として、妊娠が確定したら早めに受け取ることをおすすめします。
また、母子手帳を受け取る妊娠が確定したタイミングになったら、意識的に葉酸を摂りましょう。
赤ちゃんの先天異常を防ぐためにも、十分な量の葉酸摂取が重要です。食事だけでは補えきれない葉酸は、サプリを併用して摂取することが大切です。
葉酸サプリmamaruは、妊娠中に摂りたい豊富な葉酸に加え、その他にも20種類以上の栄養素を網羅的に含んでいます。
長く飲み続けたいサプリだからこそ、お得なmamaruの定期購入がおすすめです!
母子手帳の受け取りとともにmamaruを始めて、赤ちゃんとママの健康をサポートしましょう。
あなたへのおすすめ
mitas series オンラインショップ