
更新日:2025/11/28
コンビニ弁当でダウン症の確率が上がる!?妊娠中のコンビニ食の活用方法を徹底解説

妊娠中は体によいものを食べようと思っていても、体調不良や忙しさからコンビニ弁当に頼る日もありますよね。
そんな手軽に買えるコンビニ弁当で、ダウン症の確率が上がるという話を聞いたことはありますか?もしその話が本当であれば、早急に食生活を見直さないと…と思った妊婦さんは多いはず。
この記事では、コンビニ弁当でダウン症の確率が上がるのか?という疑問について解説しています。
コンビニは、忙しい妊婦さんが少しでも楽をするために使いたいツールの一つ。妊娠中のコンビニ食の活用法も一緒に紹介しているので、上手に付き合ってマタニティライフを乗り切りましょう。
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医
毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。
"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。
妊娠中にコンビニ弁当を食べるとダウン症の赤ちゃんが産まれる?

結論からいうと、コンビニ弁当とダウン症の発症に因果関係はありません。その理由は、ダウン症の原因は染色体の異常だからです。
ダウン症は、主にこれら3つの段階で発症するといわれています。
- 1精子がつくられる時
- 2卵子がつくられる時
- 3受精のタイミング
妊娠が成立した時点ですでに赤ちゃんの染色体はつくられているため、妊娠中の食事がダウン症に関係することはないのです。
そもそもダウン症とは?

ダウン症は、細胞の核にある「染色体」の病気です。染色体は精子に23本、卵子に23本あり、受精によって対になり23組で1つの受精卵を形成します。
通常、染色体は2本で1組ですが、21番目の染色体が3本あるとダウン症(別名:21トリソミー)を発症します。
ダウン症は精子側、卵子側それぞれに原因があるだけでなく、受精のときになにかしらのトラブルが起こって発症することもあります。
またダウン症は、妊婦さんの年齢とも深く関わっているといわれています。
◆ダウン症の発症率
| 妊婦さんの年齢 | ダウン症の発症率 |
|---|---|
| 20代 | 1000人に1人 |
| 40歳以上 | 100人に1人 |
妊婦さんの年齢が高齢になればなるほど、ダウン症の発症率が高いというデータもあります。
出生直後のダウン症の赤ちゃんには、つり目や低い鼻、小さな耳といった顔立ちの特徴と、筋肉の緊張が低く、活気がないといった身体的な特徴があります。成長していくなかで、運動面や学習面での発達がゆっくりな傾向があり、心臓や消化器などの内臓に疾患があることもあります。
もしダウン症だと分かったら、早めの療育や専門機関からの支援で自立を目指すことが目標になるでしょう。
ダウン症についてはこちらの記事でも解説しています。参考にしてみてください。
妊娠中のコンビニ弁当選びで気を付けたいこと4つ

食事とダウン症には因果関係はありませんが、妊娠中に極端な食生活の乱れが続くと、ママの体調や赤ちゃんの成長に影響を与えてしまうことがあります。
- 妊娠高血圧症候群
- 妊娠糖尿病
- 赤ちゃんの発育不全
- 早産
コンビニの食事で栄養の偏りを防ぐためには、ちょっとした選び方のポイントがあります。ここからは、コンビニ弁当を買うときに気を付けたい4つのことを紹介します。
バランスよく栄養が摂れるものを選ぶ
バランスのよい食事とは、主食・主菜・副菜が揃っているもの。
- 主食(ごはん、麺、パン)
- 主菜( 肉、魚、卵、大豆・大豆製品)
- 副菜(和え物、お浸し、煮物、サラダなど)
コンビニでは、煮物やおひたしなどが入った和食のお弁当を選ぶのがおすすめです。
ついつい手に取りがちなパスタなどの麺類や丼ものを食べるときには、不足しがちな野菜をサラダや味噌汁などでプラスするとよいでしょう。
妊娠中のバランスの良い食事や必要な栄養についてもっと知りたいと思ったら、こちらの記事も参考にしてくださいね。
栄養が足りているか心配なら「mamaru」を活用しよう

妊娠中は赤ちゃんを育てるために、必要な栄養が増える時期。栄養バランスの良さそうなコンビニ弁当を選んでも「栄養は十分に足りているの?」と心配になったら、オールインワン葉酸サプリ「mamaru」を取り入れてみましょう。
実は多くの妊婦さんが、普段の食事だけでは妊娠中に必要な栄養を十分に摂れていないというデータがあります。
必要量をすべて満たすためには、今の食事にプラスして鉄分を牛もも肉8.2枚分、ビタミンCをレモン10.3個分、カルシウムを牛乳3杯分摂らなければいけません。

ほかにもビタミンB1やビタミンD、マグネシウム、亜鉛などのさまざまな栄養も一緒に摂る必要があります。
妊娠中の食事に気を付けていても、これだけの不足を補うのはむずかしいですよね。しかし産婦人科医が監修したマタニティ向けサプリmamaruなら、1日4粒で妊娠期に必要な栄養をオールインワンでカバーできます。

赤ちゃんの先天異常のひとつである神経管閉鎖障害のリスクを低くする「葉酸」も、厚生労働省が推奨している400μgがしっかり摂れますよ。
さらに嬉しいポイントは、妊娠中のマイナートラブルで多い「おなかの悩み」に対応した成分が配合されているところ。豊富な乳酸菌、食物繊維、ラクトフェリンで妊婦さんの腸内環境を守ります。

また、赤ちゃんをおなかで育てる大事な時期に飲むサプリは「信頼性が高い商品を選びたい」と思うのは当然のこと。
そんな妊婦さんの気持ちに答えて、mamaruは厚生労働省が定めた品質基準をクリアした証である「GMP認定マーク」を取得。
さらに、通常サプリではおこなわれない厳格な検査をクリアした証「安心安全マーク」も取得しています。
”ママの体に入るものが赤ちゃんを作る”という考えのもと、不要なものは使わない「無添加」にもこだわりました。

妊娠中の栄養サポートとして妊婦さんにも赤ちゃんにもやさしいmamaruが気になったら、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
店頭では購入できない特別価格でオトクに買うことができますよ。
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適正なカロリーを守る

妊娠中は栄養だけでなく必要なカロリーも増えます。
◆妊娠中に必要なカロリー(追加量)
- 妊娠初期:+50kcal
- 妊娠中期:+250kcal
- 妊娠後期:+500kcal
しかし食べつわりや、つわりが治まって食欲が増進してしまうことなどが原因で、妊娠中はカロリーオーバーになりがち。過度な体重増加は妊娠高血圧症や切迫流産、切迫早産のリスクを高めてしまいます。
ほとんどのコンビニ弁当には、きちんとカロリー表示がされています。自炊していると分かりにくいカロリーも、コンビニ弁当だからこそ、表示を確認しながら1日の適正なカロリーを守っていきましょう。
妊娠高血圧を防ぐ食事管理については、こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
塩分を摂りすぎない

1日の塩分の推奨量は、妊娠前でも妊娠中でも変わらず6.5g未満です。しかし成人女性の塩分の平均摂取量は9.3gで、大幅に基準を超えています。
妊娠中の塩分過多は、妊娠高血圧症候群になるリスクが高くなります。
コンビニ食で特に塩分が多い食品は、うどんやラーメンなどの麺類、味噌汁など。妊婦さんはなるべくこれらを食べる回数を少なくしたり、麺類の汁は残したりすることで、減塩していきましょう。
妊娠中に気になる塩分の摂り方については、こちらでくわしく解説しています。
糖分の摂りすぎに気をつける

コンビニに行くとついつい手が伸びてしまうスイーツや菓子パン。季節によってバリエーションが変わるスイーツに目を奪われるという妊婦さんも多いはず。
しかし妊娠中は、ホルモンの影響で血糖値が上がりやすい状態。糖分の摂りすぎは、妊娠糖尿病になる危険があります。
スイーツは時々のご褒美にして、普段の主食は菓子パンではなく、ごはんのお弁当やおにぎりを選ぶのがおすすめです。
妊娠糖尿病ってどんな病気?と思ったら、こちらの記事を参考にしてみてください。妊娠糖尿病になりやすい食事の取り方や、予防するためのポイントまで解説しています。
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妊娠中は添加物も気にした方がいい?
食生活を整えていくと、気になるのが「添加物」。コンビニ弁当には保存性を高める目的や見た目の良さから、さまざまな食品添加物が使われているという話を聞いたことがある人も多いでしょう。
しかし実際には、添加物はコンビニ弁当だけでなく、ほとんどの食品に含まれています。そして日本で使用されている添加物はすべて厚生労働省が許可しているため、妊娠中であっても通常の範囲内で摂ることは問題ないといわれています。
それでも赤ちゃんのために添加物に気を付けたいと思ったら、加工食品やインスタント食品はなるべく避けるようにするのが良いでしょう。
コンビニで買える妊娠中におすすめの食べ物

仕事や家事・育児で忙しい妊婦さんにとって、コンビニは手軽に食事が調達できる場所。
種類を選べば、コンビニ弁当はとてもバランスの摂れた食事になります。「妊娠してるのにコンビニで済ますなんて…」と気にすることはありませんよ。
ここからは妊婦さんにおすすめのコンビニ食を紹介するので、選ぶ際の参考にしてください。
妊婦さんにおすすめのコンビニ弁当

妊娠中のコンビニ弁当選びで気を付けたいことを参考にコンビニ弁当を選ぶなら、和風の焼き魚弁当や煮物が入った幕の内弁当がおすすめです。和食はカロリーが抑えられていて、塩分も控え目、バランスの摂れたお弁当が多いでしょう。
どうしても洋食を食べたいときは、サラダやスープで野菜を追加したり、ゆで卵やサラダチキンでたんぱく質を補うのがおすすめです。
おにぎりの気分なら、具はツナマヨや明太子といった高脂質なものよりも、焼鮭や梅などのシンプルな具材がおすすめ。おにぎりは2個程度を目安にして、副菜やスープをプラスして栄養バランスを整えていきましょう。
つわりの時期に頼りたいお助け食

つわり中は、スーパーや飲食店のにおいが気になるという人も多いでしょう。そんな時にも、比較的においが少なく、品揃えが豊富なコンビニの利用がおすすめです。
炊き立てや温かいごはんのにおいがつらいという人は、冷たくてもおいしいコンビニのおにぎりがおすすめです。なぜかポテトフライなら食べられるという妊婦さんの希望も、コンビニのスナックコーナーが叶えてくれるでしょう。
つわりの時に食べやすいものや避けたい食べ物など、もっとくわしく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
食事以外に気を付けたい妊娠中の生活習慣
妊娠中は食事以外にも、ママの健康と赤ちゃんの成長のために気を付けたいことがたくさんあります。
最後は、毎日の生活に取り入れやすい習慣を2つ紹介していきます。
適度な運動

妊娠中のおなかに負担の少ない適度な運動は、血行が促進されて赤ちゃんの成長によい影響を与えてくれます。
ほかにも、腰痛やむくみといった妊娠中にありがちなマイナートラブルやストレスの解消に役立ち、出産に向けて体力を維持することもできます。
妊娠中の運動で注意したいのは、お腹への圧迫や転倒の危険は避けること。そして、体に負担が少ないものを選ぶことが大切です。
たとえばウォーキングや妊婦さん向けのヨガ、マタニティスイミングなどがおすすめです。あいた時間にストレッチをするだけでも効果がありますよ。
妊娠中の運動については、こちらの記事も参考にしてみてください。
睡眠で体を休める

質のよい睡眠は、赤ちゃんの成長にとても大切です。しっかりと睡眠がとれていると、低出生体重児のリスクが少なくなる可能性があるというデータもあるんですよ。
反対に、睡眠が不足したり質が低下したりすると、早産のリスクが高くなることや、赤ちゃんの脳や神経系の発達に影響することも。
とはいえ、しっかり寝たいと思っていても、妊娠中はホルモンの影響や体型の変化で寝る姿勢が安定しないこと、頻尿などの理由から、妊婦さんの睡眠の質は低下しがちです。
睡眠の質を少しでも上げたいと思ったら、2つのことを試してみましょう。
- 寝具の調整…妊娠中は体温が高く汗をかきやすいため、吸湿性・通気性のよい素材のパジャマや寝具に変えてみましょう。
- 寝る時の姿勢…仰向けで寝るのがつらい妊娠後期は、左側を下にして横向きになる「シムス位」がおすすめ。もし抱き枕があれば、腕と足で抱えるようにするとさらに安定しますよ。
バランスのよい食生活で赤ちゃんの健康を支えよう!
コンビニ弁当とダウン症に因果関係はありませんが、妊娠中はママの食べたもので赤ちゃんが成長します。
「コンビニ弁当ばかりで赤ちゃんの成長が不安」と思わずに、栄養バランスを考えて選ぶことで必要な栄養をしっかりと摂ることができますよ。
妊娠中の栄養を手軽にカバーしたいと思ったら、普段の食事にオールインワン葉酸サプリmamaruをプラスしましょう。業界最小クラスの粒を1日4粒飲むだけで、ママと赤ちゃんの健康をしっかりサポートします。
参考文献
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