更新日:2025/5/19

妊娠中は肌荒れしやすい?原因と治し方、時期別に気をつけたい肌トラブルを詳しく解説

妊娠中に肌荒れが起きる原因と治し方、時期別に起こりやすい肌トラブルを解説
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身体にさまざまな変化が起きる妊娠中は、肌の調子も不安定になりやすい時期です。

「今まで肌トラブルなんて気にならなかったのに……」という方でも、乾燥やニキビなど、思わぬ肌の変化を感じることがあります。

この記事では、妊娠中に肌荒れが起こりやすい理由や、妊娠時期ごとに起こりがちな肌トラブルをわかりやすく解説!自宅でできる肌荒れ対策についても紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

妊娠中に肌荒れが起こりやすい理由

胎児の成長のために、妊娠中の体内ではさまざまな変化が起こります。そうした変化が、肌の状態にも影響を与えることがあります。

まずは、妊娠中に肌荒れしやすい理由を見ていきましょう。

ホルモンバランスの急激な変化

妊娠すると大きく変化するのがホルモンバランス。胎児の成長をサポートするために起こる自然な現象ですが、女性ホルモンの分泌量が急激に増加します。

なかでも黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる女性ホルモンには、皮脂の分泌やメラニンの生成を促す作用があるため、妊娠中はニキビやシミなどの肌トラブルが起こりやすくなります。

つわりによる食欲不振

妊娠初期には、多くの妊婦さんがつわりを経験します。この時期は、妊娠の維持に重要な役割を果たす「絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンが分泌されますが、これがつわりの原因のひとつと考えられています。

とくに妊娠5〜16週頃に多く見られ、胸やけや胃もたれによって食欲が低下したり、食べ物の好みが変わって偏食気味になったりする妊婦さんも少なくありません。

こうした栄養バランスの乱れが、肌荒れの一因になることもあります。

つわりの時期の食事や妊娠初期に摂りたい栄養素については、こちらの記事で紹介しています。妊娠初期の栄養バランスが気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

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睡眠不足

妊娠中は「眠りが浅くなった」と感じる妊婦さんも少なくありません。

たとえば、お腹が大きくなることで寝苦しさを感じたり、胎動が気になって夜中に目が覚めてしまったりすることも。膀胱が圧迫されることで、夜間にトイレが近くなる方もいます。

さらに、黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で、妊娠中は日中に強い眠気や倦怠感を感じることもあります。昼寝が増えることで夜に眠れなくなり、睡眠リズムが乱れてしまうケースも見られます。

こうした睡眠不足は、肌のターンオーバーの乱れを引き起こし、肌荒れの原因になることもあるのです。

便秘

妊娠中は、便秘にもなりやすい傾向があります。これは、黄体ホルモン(プロゲステロン)によって腸の動きが抑えられることに加え、お腹が大きくなることで腸が圧迫されやすいためです。

便秘が続くと腸内に悪玉菌が増え、有害物質が体内を巡ることで、肌荒れを引き起こす可能性があります。

妊娠中に便秘になりやすい理由や便秘の改善方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

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妊娠中に起こりやすい肌トラブル

妊娠中は、これまでとくに気にならなかった肌悩みが、さまざまな原因によって急に現れることも珍しくありません。

ここでは、妊娠中に起こりやすい肌トラブルをチェックしていきましょう。

乾燥・かゆみ

妊娠中は、もともと乾燥肌ではなかった方でも肌の乾燥を感じることがあります。

これは、胎児に栄養や酸素を届けるために体内の水分が使われ、水分不足になりやすいためです。

肌の水分量が減少するとバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でもかゆみを引き起こす場合があります。

ニキビ・吹き出物

妊娠中は皮脂の分泌量が増えることで肌がベタつくだけでなく、ニキビや吹き出物が気になる場合があります。

額やあご、口周りのほか、皮脂腺が多い背中や胸もニキビができやすいポイントです。

シミ・くすみ

黄体ホルモン(プロゲステロン)には、メラニンの生成を促す働きがあるため、妊娠中は色素沈着が起こりやすく、シミやそばかす、くすみが目立ちやすくなる傾向があります。

頬のあたりには、「妊娠性肝斑(かんぱん)」と呼ばれる細かいシミが現れることも。ただし、これはホルモンバランスの変化によって生じるものなので、産後にホルモンバランスが整うことで、徐々に落ち着いていくとされています。

また、妊娠中は身体の黒ずみが気になるという方も。肌の黒ずみが気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

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かぶれ・湿疹

肌が敏感になりやすいため、かぶれや湿疹に悩まされる妊婦さんもいます。

たとえば、妊娠3〜4か月頃には「妊娠性痒疹症(ようしんしょう)」と呼ばれる、かゆみを伴う湿疹が現れることがあります。また、妊娠中期から後期にかけては、湿疹は出ないものの強いかゆみを感じる「妊娠性皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)」が現れることも。

胎児に影響はないと考えられていますが、早めに医師に相談することが大切です。

妊娠中の肌荒れはいつからいつまで続く?時期別のお肌の特徴

肌トラブルが気になる時期は、体質や季節の影響も受けるため、人によってさまざまです。

それでも、妊娠期間が進むにつれて、肌の状態は次のように変化する傾向があります。

妊娠初期(妊娠~4か月頃)は肌が不安定になりやすい

妊娠初期はとくに、女性ホルモンの分泌量が急激に増加します。

なかでも黄体ホルモン(プロゲステロン)が増加する影響で皮脂の分泌が活発になり、肌のベタつきやニキビといった肌トラブルを感じる方が多い時期です。

妊娠中期(5~7か月頃)は肌の状態が落ち着く人も

つわりが落ち着き、体調が安定してくる妊娠中期には、肌の状態も比較的安定する方が多い傾向にあります。

妊娠初期に比べて、心身ともに過ごしやすくなる時期です。ただし個人差はあるため、肌トラブルがあっても焦らず自分に合ったケアを続けることが大切です。

妊娠後期(8か月以降)は乾燥に注意

妊娠後期は羊水を維持しながら胎児に十分な栄養を届けるために、より多くの水分が必要になります。

そのため体内の水分が不足しやすく、肌の乾燥を感じる妊婦さんも少なくありません。かゆみやつっぱり感が気になる場合は、保湿ケアを強化していきましょう。

出産後も肌荒れを感じやすい時期

妊娠中に増加していた女性ホルモンが急激に減少する出産後も、ホルモンバランスが不安定になるタイミングです。

さらに、赤ちゃんのお世話による睡眠不足や栄養不足などが重なることで、肌荒れが起こりやすくなります

ホルモンバランスは、産後半年〜1年ほどかけてゆっくり整っていくため、それに伴って肌の状態も落ち着いていきます。栄養面などにも気を遣いながら過ごしていけたらいいですね。

産後の睡眠不足・栄養不足については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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妊娠中の肌荒れ対策①外側からのケア

ここからは、妊婦さんができる肌荒れ対策を具体的に紹介します。

妊娠中の肌トラブルを防ぐためには、日々のお手入れがポイントに。まずは外側からのケアとして、スキンケア・ボディケアで気を付けたいポイントを4つ見ていきましょう。

  1. 1低刺激なアイテムを選ぶ
  2. 2保湿ケアを徹底する
  3. 3クレンジングや洗顔は丁寧に
  4. 4紫外線対策も忘れずに

低刺激なアイテムを選ぶ

妊娠中はホルモンバランスの変化により、肌がいつも以上に敏感になっています。刺激の強いスキンケアアイテムは、肌荒れを悪化させてしまう原因になりかねません。

無香料・無着色・アルコールフリーなど、刺激となる可能性のある成分を避けた低刺激タイプのアイテムを選ぶのがおすすめです。また、肌荒れを防ぐ有効成分が配合されたものを選ぶのも◎。

妊娠前に使っていたアイテムでも、違和感やピリつきを感じたら無理せず使用を中止することも大切です。肌の変化に合わせて、アイテムを見直していきましょう。

保湿ケアを徹底する

妊娠中は水分が不足しやすく、乾燥による肌トラブルが気になる場合も。顔だけでなく、全身の保湿ケアを心がけることも大切です。

とくにお腹まわりは乾燥が進むと妊娠線ができやすくなるため、早めのボディケアが必要です。

妊娠中の乾燥対策としておすすめなのが、「mitera organics」のボディケアクリーム

肌のうるおいや柔らかさをサポートする保湿成分や、乾燥やホルモンバランスの変化による肌荒れやくすみをケアする整肌成分が配合されています。

肉割れケア成分(※)も入っているので、妊娠線予防としてもおすすめですよ。

※整肌成分

皮膚科医が監修した無添加の保湿クリームは、こちらからチェックできますよ!

「妊娠線対策はいつから始めるべき?」という方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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クレンジングや洗顔は丁寧に

皮脂の分泌が活発になる妊娠中は、余分な皮脂や汚れをきちんと落とすことも重要です。ただし、肌を擦るようにゴシゴシ洗うのはNG。

肌に負担をかけないよう、たっぷりの泡でやさしく洗うように心がけましょう。また、洗浄力の高すぎるクレンジングは乾燥を招く心配があるため、マイルドな洗浄力のアイテムがおすすめです。

紫外線対策も忘れずに

妊娠中は黄体ホルモンの影響でメラニンが生成されやすく、シミができやすい時期です。とくにシミやシワを引き起こす紫外線A波(UVA)は窓ガラスも透過するため、室内にいても油断は禁物。

肌への刺激が少ない日焼け止めなどを活用しながら、妊娠中も毎日の紫外線対策を忘れずに行いましょう。

肌荒れ対策②内側からのケア

妊娠中の肌荒れ対策には、外側からのケアだけでなく、身体の内側からのサポートも大切です。

食事や水分補給など、日常生活に取り入れやすい内側からのケア方法を3つご紹介します。

  1. 1肌をすこやかに保つ栄養素を摂り入れる
  2. 2不足しがちな栄養はサプリメントでサポート
  3. 3水分補給もこまめに意識

肌をすこやかに保つ栄養素を摂り入れる

肌トラブルを防ぐには、肌の調子を整える栄養素をしっかり摂ることが大切です。つわりが落ち着いて食欲が戻ってきたら、バランスのとれた食事を心がけていきましょう。

肌をすこやかに保つために摂りたい栄養素がこちらの4つです(※1・2)。

  • タンパク質
  • ビタミンB群
  • ビタミンC
  • ビタミンE

タンパク質

身体を構成するために必要な栄養素で、筋肉や内臓のほかに、肌や髪・爪などもタンパク質からつくられています。身体をつくる素になるので、不足すると肌荒れにつながってしまいます

体内でつくることのできない必須アミノ酸を含んでいるため、食事からしっかりと摂取することが大切です。

【タンパク質を多く含む食材】

  • 肉類(鶏・豚・牛)
  • 魚介類(あじ・いわし・かつお・えび・いか)
  • 大豆

ビタミンB群

ビタミンB群は肌荒れを予防し、肌の状態を整える働きがあります。

とくにビタミンB2は、皮脂のバランスを調整するため、ニキビが気になる方に◎。さらにビタミンB6も、肌のターンオーバーを促進するため、シミやニキビ予防に効果的です。

【ビタミンB2・B6を多く含む食材】

  • のり
  • 魚類(あじ・いわし・かつお・さば)
  • レバー(牛、豚、鶏)

ビタミンC

ビタミンCはメラニンの沈着を防ぎ、肌のコラーゲン生成を助ける栄養素。抗酸化作用があることでも有名です。

水溶性のビタミンなので、一度に多く摂取しても尿として排出されます。毎食少しずつ摂取することがポイントです。

【ビタミンCを多く含む食材】

  • ピーマン
  • ブロッコリー
  • キウイフルーツ
  • アセロラ
  • レモン

ビタミンE

ビタミンEは抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。血行を促進する作用もあり、肌の新陳代謝を高めることで、肌荒れを抑制する効果が期待できます。

脂溶性ビタミンなので、油分と一緒に摂取することで吸収が高まります

【ビタミンEを多く含む食材】

  • アーモンド
  • 落花生
  • 大豆
  • ごま
  • 植物油(ひまわり油、・米ぬか油など)

このほかに妊娠中に摂りたい栄養素は、こちらの記事でも紹介しています。

胎児に栄養がいく方法は?赤ちゃんの発育に必要な栄養素と意識したい生活習慣

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不足しがちな栄養はサプリメントでサポート

お肌のためにも栄養は大切とわかっていても、食事だけではなかなか補えない……」という方は、サプリメントでサポートするのも1つの方法です。

「mamaru」は、妊娠中に必要な栄養素をバランスよく摂れるよう設計されたサプリメント。胎児の成長に欠かせない葉酸や鉄分はもちろん、お肌の健康をサポートするビタミンB群やC、Eもバランスよく配合されています。

さらに、腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維も含まれているため、便秘による肌荒れが気になる方にも◎。

産婦人科医監修で、妊娠中の体調に寄り添った栄養サポートができるのが嬉しいポイント。妊婦さんの肌荒れ対策としても心強いアイテムです。

mamaruは全国のドラッグストアで購入できますが、お得に始めたい方には公式サイトからの購入がおすすめ

赤ちゃんの成長を応援しながら、妊娠中もすこやかな肌をキープするために、ぜひmamaruをチェックしてみてくださいね。

水分補給もこまめに意識

妊娠中は、羊水の維持や血液量の増加などにより、水分が不足しやすい状態

水分が足りないと、肌の乾燥だけでなく、便秘やむくみを引き起こし、老廃物を溜めやすい身体になってしまいます。

妊娠中の水分補給は、1日1.5〜2リットル程度が目安一度にたくさん飲むのではなく、こまめに少しずつを意識することがポイントです。

「喉が渇いた」と感じる前に、水や白湯、カフェインレスのハーブティーなどで、水分補給を心がけましょう。

妊婦さんにおすすめの飲み物は、ぜひこちらを参考にしてくださいね。

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妊娠中は美容医療を受けられる?

妊娠中に肌荒れが気になると、「美容皮膚科で治療を受けたい」と考える方もいるかもしれません。

しかし、レーザーや光治療といった美容医療は、胎児や母体への健康リスクを考え、多くのクリニックでは妊娠中の施術を控えるよう推奨しています。

妊娠中はホルモンバランスの変化により肌が敏感になっているため、治療のはずが炎症を起こしたり、逆に色素沈着を悪化させてしまったりするリスクがあります。

とはいえ、すべての美容医療がNGというわけではありません。ニキビなど一部の皮膚トラブルに対する治療は、妊娠中でも受けられる場合があります

気になる場合は、クリニックに妊娠中であることをしっかり伝えたうえで、受けられるケアがあるか相談してみましょう。自分自身と赤ちゃんの安全を第一に、慎重に選択することが大切ですよ。

妊娠中は脱毛も控えた方がいいとされています。その理由はこちらの記事で解説しています。

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妊娠中はやさしく肌をいたわって

妊娠中はホルモンバランスの変化を中心に、さまざまな理由から肌荒れが起こりやすくなります。

とくに妊娠初期は、黄体ホルモンの増加などにより肌が不安定になりやすく、ニキビやかゆみ、乾燥といった肌トラブルに悩まされる方も少なくありません。

中期・後期にかけては落ち着いてくる方もいますが、肌の状態には個人差があるため、無理せず自分のペースでケアを続けていくことが大切です。

妊娠中は基本的にホームケアが中心になるため、顔だけでなくボディも含めてしっかりと保湿することがポイント。また、外側からのスキンケアに加えて、内側からの栄養補給や水分補給も意識してくださいね。

食事からの栄養摂取が難しいときは、妊婦さん向けに設計されたサプリメント「mamaru」でのサポートもおすすめです。

無理なく取り入れられる方法で、肌をいたわってあげましょう。

参考
(※1)文部科学省 食品成分データベース
(※2)日本化粧品検定 2級対策テキスト コスメの教科書

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