更新日:2024/11/7
2人目の妊活はいつから?不妊の原因5つと治療を始めるタイミングを解説
あなたは、
・「2人目はまだ?」と聞かれることに焦りやストレスを感じる
・2人目の妊活をいつから始めたらいいか知りたい
・育児と不妊治療を両立できるか不安
とお考えではありませんか?
お子さんがいる中で妊活を始めるにはタイミングと準備が重要ですよね。
結論から言うと、2人目の妊活は上の子の授乳が終わったタイミングで始めるのがおすすめです。
この記事では、2人目妊活の始め方や進め方を紹介しているほか、不妊の5つの原因と治療を始めるタイミングについても解説しているので、ぜひ今後の参考になれば幸いです。
この記事を読んで、2人目の赤ちゃんを授かる準備をしましょう。
この記事に登場する専門家
看護師ライター Kamon
専門学校卒業後、総合病院で看護師として9年勤務。自身も不妊治療を経験。
クリニックへの転職を機に医療系ライターとして活動開始。
<保有資格>
・看護師
2人目の妊活は1人目の授乳が終わったら始めよう
授乳中は月経や排卵のリズムが整っていないため、妊活には不向きな状態です。
また、せっかく妊娠しても授乳で乳首が刺激されると子宮が収縮するため、流産の可能性が高まります。
そのため、2人目の妊活は1人目の授乳が終わったタイミングがおすすめです。
2人目の妊活の始め方
妊活を始めるタイミングがわかったら、具体的な始め方が知りたいですよね。
2人目妊活は以下の5つから始めましょう
- 生活習慣を整える
- 葉酸を摂取する
- 自分で排卵日を予測してタイミングをとる
- 1年以上妊娠しなければ病院で検査を受ける
- 検査結果をふまえて、妊活の進め方を夫婦で検討する
それぞれ説明するので、ぜひ意識してみてくださいね。
1.生活習慣を整える
まずは生活習慣を整えましょう。
生活習慣を整えるポイントは以下の5つです。
- バランスの良い食事
- 十分な睡眠をとる
- 適度な運動をする
- 体を温める
- 太りすぎず、痩せすぎない
5つのポイントを意識して、健康な体を作りましょう。
参考文献:厚生労働省「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」
2.葉酸を摂取する
妊活を始めたら、葉酸を摂取しましょう。
葉酸は妊娠前から摂ることが大切で、赤ちゃんの「神経管閉鎖障害」の予防につながります。
「1人目のときは葉酸サプリを飲まなくても元気に生まれたし、2人目も飲まなくて大丈夫だよね?」と安心してはいけません。
葉酸は赤ちゃんの成長に必要な栄養素ですので、2人目でもしっかりと摂りましょう。
「そもそも葉酸ってなに?」「食べ物からも摂れるの?」と疑問に思った方はこちらの記事をご覧ください。
【助産師監修】葉酸の多い食べ物一覧|妊娠中におすすめのメニューから一日に必要な摂取量まで徹底ガイド
妊娠中は葉酸の多い食べ物を摂りたいと考えている人も多くいるのではないでしょうか。葉酸はママの健康や赤ちゃんの成長に大きく係わる重要な栄養素のひとつです。そのため、妊活開始とともに葉酸の積極的な摂取を始めましょう。この記事では、葉酸の多い食べ物や摂り方について紹介します。
葉酸は食事から摂ることが基本ですが、必要量すべてを食事から摂ることは難しいため、サプリの併用が勧められています。
葉酸サプリの『mitas』は、厚生労働省が定める推奨葉酸量400μgのほか、鉄分やビタミン、ミネラル20種類以上が配合されており、妊活中に必要な栄養素をしっかりとカバーできます。
また、妊活の知識や実績が豊富な不妊症専門産婦人科医(「美加レディースクリニック」院長 )が監修しているため、2人目の妊活を進めている方にもぴったり。
妊娠率や出生率を高めると言われているビタミンDや体を温める和漢素材が配合されており、妊活をしたい女性のために作られた商品です。
これから妊活を始めたい方は、ぜひ一度手に取ってお試しください。
3.自分で排卵日を予測してタイミングをとる
基礎体温と生理周期から排卵日を予想して、タイミングをとりましょう。
妊娠しやすいタイミングは排卵日の1~2日前です。
基礎体温は専用の体温計で毎朝測定します。基礎体温や生理周期を管理できるアプリがあるので併用すると便利ですよ。
基礎体温や排卵について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしましょう。
妊娠しやすい時期とは?|排卵の仕組みと排卵日の予測方法をご紹介※医師監修
妊活中に気になる「妊娠しやすい時期やタイミング」。この記事では排卵や排卵日の予測方法、妊娠しやすい時期について詳しく解説しています。取り入れたい習慣や妊活グッズも紹介していますのでぜひ参考にして下さい。
4.1年以上妊娠しなければ病院で検査を受ける
日本産科婦人科学会では「妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず1年以上妊娠しない状態」を不妊症と定義しています。
参考文献:日本産科婦人科学会「不妊症」
35歳未満で1年以上妊娠しなければ、病院で検査を受けましょう。35歳以上なら半年が受診の目安です。
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そもそも2人目不妊って?
1人目のこどもが生まれた後、2人目の妊娠を希望しているにもかかわらず、妊娠しない状態。
1人目を自然妊娠しても、2人目から不妊治療が必要な場合があります。
「不妊治療を早めに始めたほうがいいかな?」と心配な方や、不妊治療を始めるタイミングについて先に知りたい方はこちらをご覧ください。
5.検査結果をふまえて、妊活の進め方を夫婦で検討する
検査結果をふまえて、妊活の進め方を夫婦で検討しましょう。
不妊治療は時間とお金がかかるため、あらかじめ治療の計画を話し合っておくことをおすすめします。
2人目の不妊治療は育児との両立が重要ですので、ご家族に協力してもらえるか確認しておくと良いでしょう。
不妊治療の流れについて先に知りたい方はこちらをご覧ください。
2人目は妊娠しづらいって本当?原因は5つ
2人目が妊娠しづらい原因は以下の5つです。
- 加齢の影響
- 1人目の出産にともなう体の変化
- セックスレス
- ホルモンバランスの影響
- 肥満や痩せすぎ
1人目不妊の原因とは少し異なるので、確認しましょう。
1.加齢の影響
当然のことですが、1人目のときよりママとパパの年齢は上がっています。
日本生殖医学会によると、出産数は30歳から徐々に減少し、35歳を過ぎるとその傾向は顕著になり、40歳を過ぎると急速に減少します。(図1)
図1 日本生殖医学会を参考に作図
(参考文献:一般社団法人日本生殖医学会「生殖医療Q&Aよくある質問」)
ママとパパの加齢の影響は妊娠しづらくなる原因のひとつです。
「パパも妊活に協力できないかな?」と思った方には、男性用の妊活サプリメント『mitas for men』がおすすめです。
mitas for menは性欲改善やED改善に効果が認められている成分が配合されており、2人目の妊活を始めるパパにピッタリの商品です。
また、ビタミンCやビタミンEなど疲労回復が期待できる栄養素も含まれていますので、ぜひチェックしてくださいね。
男性の妊活についてはこちらの記事を参考にしてください。
男性用妊活サプリってあるの?おすすめサプリと男性の妊活について看護師が解説
「男性用妊活サプリメント」があることをご存知でしょうか?男性用サプリは女性用とは飲む目的も成分も異なります。本記事ではおすすめの男性用妊活サプリ「mitas for men」について、男性不妊の原因、男性が妊活のためにできることを解説します。
2.1人目の出産にともなう体の変化
1人目を帝王切開で出産している場合は、傷の治りが不完全で妊娠しにくくなる可能性があります。
また、癒着胎盤があった場合は子宮が薄くなりやすく、着床しにくい場合があります。
1人目の出産が不妊の原因になることもあるので、心配な方は早めに受診しましょう。
3.セックスレス
育児や仕事で疲れてしまい、セックスレスになりやすいのが2人目不妊の特徴です。
「排卵日を自分で伝えるのは気まずい」と感じている方には、夫婦で生理周期を共有できるアプリがおすすめですよ。
4.ホルモンバランスの影響
育児で忙しいママはゆっくり休む時間がなく、疲れが溜まりがちですよね。
疲労や自律神経の乱れがホルモンバランスに影響するため、不妊の原因につながります。
まとまった睡眠がとれないママは以下の3つを試してみましょう。
- 朝に日の光を浴びる
- 寝る前のスマホをやめる
- ストレッチで体をほぐす
少しの工夫で睡眠の質を上げられるので、ぜひ試してみてください。
5.肥満や痩せすぎ
太りすぎや痩せすぎで妊娠しにくくなる場合があります。
産後太りが不妊の原因になることもあるため注意が必要です。
反対に、痩せすぎも妊活には不向きなため、厚生労働省の定めるBMI22kg/m2を目指しましょう。
2人目の不妊治療を始めるタイミングは4つのポイントで見極めよう
以下の4つに当てはまる方は2人目の不妊治療を検討すると良いでしょう。
- 11人目を自然妊娠で授かっているが、時間がかかった
- 21人目を不妊治療で妊娠した
- 3婦人科系の病気がある
- 42人目の妊活を始めてから、1年以上経過しても妊娠しない(35歳以上なら半年が目安)
当てはまっているけれど「不妊治療と育児を両立できるかな……」と不安に思っているママのために、下記で詳しく説明します。
こどもがいても不妊治療はできる?
「上の子がいるから治療に通うのは難しい……」と不安に思うママも多いのではないでしょうか。
そんなママのために、2人目の不妊治療をはじめる前に確認しておきたいことを紹介します。
ポイントは以下の5つです。
- こどもの預け先があるか
- 通院の日だけでも家族からサポートしてもらえるか
- 子連れOKの不妊専門クリニックが近くにあるか
- こどもを連れて行きやすい雰囲気のクリニックか
- 職場の協力が得られそうか
まずは周りのサポートが得られるか確認しましょう。
上の子を預けるのが難しい場合でも、子連れOKの病院であれば安心です。自分に合う病院を見つけましょう。
二人目不妊の治療ステップ
ここでは、2人目の不妊治療の流れを確認しましょう。
流れや内容はクリニックや身体の状態によっても変わるので、参考程度にチェックしてみてくださいね。
1.検査
治療を始める前に検査をします。
検査内容について表で簡単に説明します。
検査 | 内容 |
---|---|
基礎体温 | 基礎体温計で毎朝測定するだけで、誰でも自宅で簡単にはじめられます。病院では基礎体温の変化を確認します。 |
超音波検査 | 超音波で子宮や卵巣の状態を調べます。 |
子宮卵管造影検査 | 造影剤を子宮から卵管まで流すことで、子宮や卵管の状態を確認します。 |
血液検査 | 下垂体ホルモン検査やAMH検査といった、妊娠が成立するために必要なホルモン値を調べます。 |
フーナーテスト | 排卵前に性交し、頸管粘液(膣の中の粘液)を調べます。女性の頸管粘液の状態や、男性の精子の数・運動率を確認します。 |
男性には精液検査があり、精子の数や運動率を確認します。
検査は個人に合わせて内容が変わりますので、主治医と相談しながら進めていきましょう。
2.タイミング法
排卵日近くに受診し、卵巣の状態をチェックします。基礎体温と排卵が近い卵子の大きさをみて、性交渉日を医師が提案します。
提案日に合わせて性交渉することで妊娠の確率を上げる方法です。
3.人工授精
一般的にタイミング法を6回試して妊娠しないケースで、人工受精に移ることが多いです。
排卵日に合わせて、精液を子宮内に注入します。子宮内に精子を直接入れることで、妊娠の確率を上げる方法です。
授乳中は多くの薬が使えないため、本格的な治療を始めるなら授乳が終わってからが良いでしょう。
4.体外受精
一般的に人工受精3~6回で妊娠しなかったケースで体外受精に移ります。
卵子と精子を体から取り出して、体外で受精を行います。受精した受精卵を子宮に戻すことで、妊娠の確率を上げる方法です。
5.顕微授精
体外受精でも妊娠しなかった場合に顕微授精に移ります。
卵子を精子を体から取り出して、顕微鏡で卵子に精子を注入します。人工的に受精させることで、妊娠の確率を上げる方法です。
検査の結果によって選択される治療法は変わってきますので、主治医と相談しながら決めていきましょう。
(参考文献:一般社団法人日本生殖医学会)
2人目の妊活は授乳が終わったら始めよう!
妊娠の確率を上げるために、2人目の妊活は上の子の授乳が終わったら始めましょう。
2人目の妊活の始め方は、以下の5つです。
- 生活習慣を整える
- 葉酸を摂取する
- 自分で排卵日を予測してタイミングをとる
- 1年以上妊娠しなければ病院で検査を受ける
- 検査結果をふまえて、妊活の進め方を夫婦で検討する
生活習慣の改善や葉酸サプリは自宅ですぐに始められるので、ぜひトライしてみましょう。
妊活期の方へ向けた葉酸サプリ『mitas』は、妊娠率や出生率を高めると言われているビタミンDや体を温める和漢素材が配合されており、おすすめですよ。
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