30代の妊娠確率はどのくらい？知っておきたい効率的な妊活方法と不妊の知識

30代の妊娠確率とは？

妊娠率は30歳を機にがくっと下がります。多くの研究により30歳と35歳を境に、妊娠率が大幅に低下することが分かっています。20代や40代の妊娠確率と比較してみましょう。

＜1回の性交渉で妊娠する確率＞

30代後半では、1回での性交渉で妊娠できるのは10人に1人です。20代と比べると1/3の確率となり、妊娠率が低下していることが分かります。

＜1年間避妊しないで性交渉をした場合の妊娠確率＞

年齢を重ねるごとに妊娠率が下がっていることが分かりますね。

20代前半と比べて30代前半では25％も下がっています。そして、30代後半の妊娠確率は約50％。

あくまでも統計ではありますが、参考にしてください。

30代が不妊治療したときの妊娠確率

30代で妊娠しない期間が長くなると、不妊治療を始める方も多いです。
不妊治療をした場合の妊娠率はこちら。

＜体外受精の妊娠率＞

体外受精の場合、30代前半は20代後半とあまり変わらない妊娠率となっています。

40代になると確率がぐっと下がることがわかりますね。このことからも、不妊治療は32歳頃までに始めた方がいいともいわれています。

_{参考：M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition}

30～40代の妊娠確率については、こちらの記事も参考になりますよ。

30・40代の妊娠確率〜40代でも妊娠しやすい人の特徴と妊娠力を上げるポイント4つ～

30代・40代の妊娠確率が低下する要因として、卵子の数の減少や質の低下・婦人科疾患にかかりやすい年代が挙げられます。実際の妊娠データからも、女性の妊娠年齢が妊娠に影響する結果がうかがえます。そこでこの記事では30・40代の妊娠確率と、40代でも妊娠しやすい人の特徴、妊娠確率を高める生活習慣について解説します。

関連記事

30代は自然妊娠しにくい？原因は？

30代の1年間における自然妊娠の確率は63～52％なので、決して低いとはいえません。

しかし、30代で自然妊娠できない原因にはいくつかあります。

• 卵子の質の低下
• 排卵が上手くおこなわれていない
• 子宮の病気

卵子の質は加齢により低下します。詳しい原因は分かっていませんが、生活習慣の乱れや過度なストレスにより発生する活性酸素がひとつの原因です。

活性酸素の増加によって卵子の形が崩れ、弾力性が失われることで質が低下し妊娠率、着床率が下がります。

また、年齢を重ねるごとに卵子の染色体異常も増加します。

女性の体の中には、胎児の時から卵巣に蓄えられている「原始卵胞」というものがあり、排卵や月経の有無に関わらず生まれてから少しずつ減っていきます。

原始卵胞の年齢は自分の年齢と同じなので、加齢によって徐々に機能が衰えていくのです。老化した卵子は、細胞分裂での染色体の切り離しが上手くおこなわれないことがあるので、質が低下し不妊や流産の原因になります。

また、排卵がうまく行なわれていないことも妊娠できない原因になります。

生理のくる日が毎月違ったり、数か月こなかったりする場合は、排卵障害の可能性があります。排卵障害を放置すると、不妊につながる場合も。気になる人は産婦人科やクリニックを受診しましょう。

最後に、子宮筋腫や子宮内膜ポリープなどの病気が原因の可能性もあります。子宮系の病気は症状に気付きにくいです。定期健診を受けるなど、自分で注意することが大切です。

30代で妊娠するにはどうしたらいい？

では、30代で妊娠するにはどうしたらいいのでしょうか。自然妊娠を望む方も多いと思いますが、日々の生活で大切なポイントを紹介します。

妊娠しやすいタイミングを知ろう

もっとも妊娠しやすいタイミングは、排卵日の2日前といわれています。

妊娠しやすい時期としては、排卵日4日前から排卵日当日の5日間です。

排卵日を予測する方法はいくつかあります。

• 基礎体温の変化
• おりものの量が増えたとき
• 腹痛や腰痛が起こるとき
• 排卵検査薬で陽性が出たとき

基礎体温の記録はアプリを活用している人も多いでしょう。ただし、アプリの数値は多くのデータをもとにしたものなので、確実に自分に当てはまる訳ではないので注意が必要です。

そんなときは、ドラッグストアでも販売されている排卵検査薬で、手軽に自分の排卵日をチェックするのも良いでしょう。

しかし、パートナーが出張が多いなど時間を合わせることが難しい夫婦の場合は、排卵日を確実に知りたいですよね。

その場合は、クリニックで超音波やホルモン採血により妊娠可能な期間を調べる「タイミング療法」を行なうのがおすすめ。

妊娠確率の高いタイミングで性交渉をおこなうことで妊娠率を高めることができますよ。ぜひ産婦人科やクリニックで相談してみてくださいね。

妊娠しやすい時期について詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

妊娠しやすい時期とは？｜排卵の仕組みと排卵日の予測方法をご紹介※医師監修

妊活中に気になる「妊娠しやすい時期やタイミング」。この記事では排卵や排卵日の予測方法、妊娠しやすい時期について詳しく解説しています。取り入れたい習慣や妊活グッズも紹介していますのでぜひ参考にして下さい。

関連記事

体調を整え妊娠しやすい身体を目指そう

生活習慣を見直し、体調を整えることも大切です。妊活を始める前からの不規則な習慣が続いていると、知らず知らずのうちに妊娠しにくい状態になっている場合もあります。

妊活中の体調管理のポイントはこちら。

• バランスのいい食事
• 十分な睡眠
• 適度な運動
• 感染症に注意

食事、睡眠、運動は当たり前だと思いがちですが、実際の生活はいかがでしょうか？

好きなものだけを偏って食べていたり、コンビニのお弁当が続いていたり。また、遅寝遅起きや運動不足が続いていることも考えられます。

しかし、習慣を変えることは難しいもの。1日1食は自炊にしたり、22時までには就寝したりするなど、できることから始めてみましょう。

また、妊活中は感染症に注意が必要です。

• ウイルス系･･･B型肝炎やC型肝炎
• 食事からの感染･･･加熱不十分の肉に存在するトキソプラズマ症
• 性病からの感染･･･梅毒や性器クラミジア感染症

これらはいざ妊娠したときに、赤ちゃんに影響を与える可能性がある感染症です。意識して予防することはもちろん、免疫力を上げるためにも十分な栄養を摂りましょう。

（参考文献：大阪市　妊娠を希望する方や妊娠中に気をつけたい感染症について）

免疫力を高め、体調を整えるためにバランスよく栄養素を摂りたいなら、食事だけでなくサプリメントを活用するのもおすすめですよ。

妊活に特化したサプリメントを味方につけよう

妊活中は、妊娠に備えて必要な栄養素を蓄えつつ、あわせて妊娠率を高める成分を摂ることが大切です。

葉酸サプリメントの「mitas」は妊活に特化したオールインワンサプリ。

妊活中に必要なこれらの栄養素が、たっぷりとバランスよく含まれています！

中でも、妊活～妊娠中に必要な血液を作り、胎児の成長を促す葉酸はしっかりと400μg配合。先天異常である神経管閉鎖障害の発症を防ぎます。

そして、妊娠率を高める成分としてビタミンDも配合。ビタミンDを摂ると着床率や出生率が高まることが、近年の研究から分かっています。

また、妊活では子宮への血液の巡りを良くすることが重要です。ホルモンをしっかりと子宮に届けることで、子宮内膜を着床しやすい状態に導くことができます。

そこに着目し、mitasでは巡りを整える高麗人参、なつめ、陳皮、生姜の4つの和漢植物を配合。

これらは漢方でも使用される植物ですが、単体ではクセがあり飲みにくいという難点も。しかしmitasの粒は、セラック加工で成分のにおいが気にならず、飲みやすさにもこだわって開発しています。

栄養素やホルモンを身体中に届け、妊娠に向けた体内環境をつくるためにも、妊活中はmitasを活用して、内側からしっかり体調を整えていきましょう。

mitasは全国1400店舗以上のスギ薬局でも取り扱っている、信頼できる妊活サプリ。店頭価格よりもお得にゲットするなら、こちらからチェックしてみてくださいね！

【知っておきたい不妊の知識】検査や受診の目安

30代でなかなか妊娠ができない場合、不妊の可能性も疑われます。妊活を始めて1年以上妊娠できないのであれば、不妊の検査を受けることをおすすめします。

ここでは不妊検査や不妊治療について紹介します。

不妊検査では何をする？

不妊検査は女性と男性で別々の検査をおこないます。一般的におこなわれる検査は次のとおりです。

＜女性＞

• 内診・経腟超音波検査：子宮内の異常がないか確認
• 子宮卵管造影検査：子宮の形や卵管を検査
• 血液検査：卵巣の機能を確認するために複数のホルモンを測定

＜男性＞

• 精液検査：精液量や運動率、精子の形などを検査
• 超音波検査：陰嚢・精索・精巣を観察
• 採血：染色体や遺伝子、血中のホルモンを検査

一般検査で何か疾患が疑われた場合は、特殊な検査を受けます。MRI検査や全身麻酔をかけておこなう検査もあり、よく詳しく原因を調べます。

（参考文献：一般社団法人　日本生殖医学会　Q7．不妊症の検査はどこで、どんなことをするのですか？）

体外受精など不妊治療の選択肢も

不妊症だった場合は、不妊治療に進みます。

＜主な治療法＞

• タイミング法
• 排卵誘発法
• 内視鏡手術
• 人工授精
• 生殖補助医療（体外受精）

不妊治療は、それぞれの状況に合わせた治療を年齢が若いうちから始めることが大切です。

2022年には10人に1人が体外受精で生まれています。幸せな家族が増える選択肢として考えてみてくださいね。

_{（参考文献：一般社団法人　日本生殖医学会　Q8．不妊症の治療にはどんな方法があり、どのように行うのですか？　公益社団法人　日本産科婦人科学会　2022年体外受精・胚移植等の臨床実施成績）}

妊活には男性の協力も必要不可欠

不妊の検査に男性の項目があるように、男性にも妊活が必要です。

不妊の原因が精子の質の低下であることも考えられます。特に、男性が40歳を過ぎている場合は妊娠率が低くなります。

まずは、男性ができる精子の質を保つ方法を意識して生活しましょう。

＜男性の妊活ポイント＞

• 下半身を温めない
• きつい下着をはかない
• 禁煙
• 男性用の妊活サプリメントを取り入れる

きつい下着はスムーズな血流を妨げ、精子の質を下げます。ゆとりのある下着をはくことで、下半身の温め過ぎを防げます。

また、喫煙は精子の濃度を下げるというデータも。

さらに、40代以降は男性更年期を迎える方も多く、性欲の減退も始まります。特に45歳以降は精子量や精子の運動性が著しく下がるので、不妊につながることが多いです。

そのほか、男性の妊活でも、必要な栄養素をしっかり補うことが大切です。精子の質を高めるのは、亜鉛や葉酸、ビタミンB12など。

忙しい毎日でも手軽に栄養素を摂り入れるために、女性と同じようにサプリメントの活用をおすすめします。

先ほど紹介したmitasシリーズには、男性用の妊活サプリ「mitas for men」があります。

mitas for menは男性に不足しがちなビタミンC、E、コエンザイムQ10などの抗酸化成分や、亜鉛やマカなど妊活に不可欠な活力をサポートする成分をたっぷり配合。

男性不妊専門医の監修を受けているので、信頼して取り入れられます。

mitasとmitas for menがセットになったお得なカップルセットもご用意しています。

妊活は2人でおこなうものだからこそ、専用のサプリをそれぞれ飲んで、二人三脚で2人が望むゴールを目指しましょう。

男性の妊活に必要な栄養素については、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

亜鉛の役割と精子の関係とは？男性不妊症への効果と手軽に摂取する方法を解説

亜鉛は精子の質向上や生殖機能に関わる重要な栄養素です。亜鉛不足は不妊に繋がるだけでなく、味覚障害や貧血、免疫機能の低下等を引き起こします。日本人は亜鉛不足が慢性化している人が多いため、生活習慣の見直しやサプリメントを活用するなど対策が必要です。この記事で詳しくチェックしていきましょう。

関連記事

30代で妊娠するには適切なタイミングを知り、身体を整えることが重要

30代で妊娠するには適切なタイミングで性交渉をおこなうだけでなく、妊娠しやすい身体をつくることが大切です。忙しい30代だからこそ、毎日の積み重ねで着床しやすい状態をつくりましょう。

また、日々の中で毎食栄養を考えながら過ごすのは大変です。信頼できるサプリメントを活用することで、効率的な妊活をおこないましょう。

妊活サプリのmitasとmitas for menは、妊活に必要な豊富な栄養素をオールインワンで摂れるサプリメントです。

30代の妊活は、パートナーと同じ気持ちで進めることが何よりも大切。ぜひmitasシリーズのカップルセットで、2人で赤ちゃんを迎える準備を始めてくださいね。