更新日:2024/7/10

【妊活前にすることまとめ】2人で始める妊活を現役看護師が徹底解説!

2人で始める妊活を現役看護師が徹底解説!
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これから元気な赤ちゃんを迎えられるように今からできることがあるのかな?と気になっているあなた。

ベストな体の状態で赤ちゃんを迎えるためには、食生活や生活習慣の見直し、行なっておきたい検査など妊活前からしておくべき準備があります!現役看護師が夫婦2人で妊活前にしておきたいことを徹底解説します。

いつか赤ちゃんを迎えたいと思っている方はぜひこの記事を読み進めてください。

パートナーとともに、妊娠に向けてからだを整える方法を先に知りたい方は、こちらからどうぞ。

この記事に登場する専門家

助産師 四辻有希子

大学院を卒業後、助産師として地域周産期母子医療センターの産科病棟勤務。
不妊治療から妊婦健診、出産、産後の母乳育児外来まで幅広く周産期の助産ケアに関わっている。

〈資格〉
・助産師、保健師、看護師
・ICLS認定インストラクター
・新生児蘇生法「専門」コース修了
・J-CIMELSインストラクター

妊活を始める前にしておきたい準備

妊活を始める前にしておきたい準備について、2人ですること、女性、男性がそれぞれすることに分けて解説します。

妊活前に男性ができることがあるの?と思う方もいるかもしれませんが、女性ばかりが妊娠の準備をするわけではありません。

女性だけではなく男性も自分のことと捉えて、協力して取り組むことが重要です。

妊活前に2人でする準備

妊娠・出産は夫婦にとってとても嬉しく幸せなものです。そして長く続く子育ての始まりでもあります。

これからの子育てに向かって夫婦2人でスタートを切れるように、夫婦で妊活前に行うことは以下の4つです。

  1. 1妊娠や出産、子育てについて話し合う
  2. 22人とも検査を受ける
  3. 3風疹のワクチンを受ける
  4. 4妊娠の知識をつける

妊娠や出産、子育てについて話し合う

妊活はどちらかが頑張るものではなく、夫婦2人で取り組むものです。まずは夫婦で妊娠や出産、子育てについて話し合いましょう。

妊活前からお互いの考えを知っておくことで話しやすい状態を作り、何かあった時には相談し一緒に乗り越えていける関係でいられます

お互いの気になることや将来に向けた気持ちを共有しておくための項目を以下にあげています。話し合う項目の参考にしてみてください。

  • いつ頃子どもが欲しい?
  • 子どもは何人欲しい?
  • 出産後の仕事や育休はどうする?
  • 子育てで大切にしていきたいことは?
  • 子どもが生まれたらどこに住みたい?(賃貸・マンション・一戸建て)
  • 不妊治療をするなら何歳まで続ける?

2人とも検査を受ける

ブライダルチェックといって、将来的に妊娠・出産を希望する方を対象としたトータルヘルスチェックがあります。

ブライダルチェックには、妊娠や出産、胎児に与える感染症の有無を調べて早めに治療することができるメリットがあります。

また、不妊の原因の半数は男性にもあるとWHOの調査でも判明しているため、男性も一緒に受けることがおすすめです。

風疹のワクチンを受ける

妊娠初期に風疹にかかり、胎児に感染すると先天性風疹症候群を発症することがあります

先天性風疹症候群にかかると白内障、緑内障、難聴、先天性心疾患などの病気を持って生まれてくる可能性が高くなってしまうのです。

風疹の抗体を持っているかどうか調べて、風疹の免疫がない場合はワクチンを接種しましょう。予防できることはしておくことが後悔しないために必要です。

妊娠の知識をつける

妊娠に関する知識を2人で深めることも、妊活には重要です。妊活前から少しずつ妊娠について知っておきましょう。

妊娠の仕組みや妊娠のために知っておきたいこと、食生活や服薬などについても知識を持っていると、いざという時に慌てなくてすむでしょう。

妊活前にパートナーと2人で行いたい準備については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

妊活を始める前に夫婦で準備すべきこと8つ!基礎知識と注意点を解説

「妊活を始めたいけど、何から準備したらいいかわからない」とお悩みではありませんか?この記事では妊活を始める前に夫婦で準備すべきこと8つを解説します。妊活に関する基礎知識や男女別の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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妊活前の女性の準備

女性が行うべき準備は、生理周期の把握と基礎体温をつけることです。

生理周期を把握することで排卵日の予測ができます。また、生理周期が安定しているということは、妊娠・出産に備えて体の準備ができている状態です。

基礎体温は自分の体を知ることに役立ちます。排卵があるかどうか、妊娠しやすい時期、女性ホルモンのバランスについて分かり、病気を見つける手掛かりにもなります。

自分の体が排卵を行うタイミングをより正確に把握することにも繋がり、妊娠のサインに気付くこともできるのです。

妊活前の男性の準備

男性ができる準備は、禁煙と精子の質を高める習慣を知ることです。

タバコを吸う人は、吸わない人に比べて精子の数や運動率が低いと言われています。さらに副流煙も妊活にとって大敵です。受動喫煙により、女性の卵子にも悪影響を及ぼす可能性があります。

自分だけでなくパートナーや赤ちゃんにも影響を与えるため、妊活前から禁煙することが大切です。

精子は70日以上の長い時間をかけて作られます。
精子の質を高めるためには健康な生活習慣が欠かせません

また、射精されずに溜まった精子は質が低下しています。定期的な射精は精子の質を維持するためにも大切です。

精子の質を高める方法については、こちらの記事でくわしく解説しています。

【男性の妊活】精子の質を高める4つの習慣とやってはいけないこと6つ

妊活において男性がやるべきことは精子の質を高めることです。サプリを活用して生活の質を高めることはもちろん、正しい禁欲期間を知ることも大切です。喫煙や飲酒、ストレス、コーヒー、座り仕事など日常生活で精子に悪影響を与えることがあります。良質な精子の作り方を知って元気な赤ちゃんに会いましょう。

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妊活前にすること4選

ここでは妊活前にするべき以下の4つについて解説します。

  1. 1食生活を改善する
  2. 2生活習慣を改善する
  3. 3嗜好品との付き合い方を考える
  4. 4妊活について職場と話し合う

身体のためにいいことも多いので、ぜひ実践しましょう。

食生活を改善する

妊活前からバランスの良い食生活が必要なのは、妊娠した時に体調を整えるためとお腹の赤ちゃんに葉酸などの栄養素が必要になるためです。

しかし、妊活前の食生活に良い特別なメニューやレシピがあるわけではありません。健康的な食生活の基本として1日3食、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう

タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素と妊娠初期からの赤ちゃんに必要な葉酸をしっかりと摂ることが健康な身体を作ります。

男性と女性それぞれにとって必要な栄養素は以下の通りです。

◆女性に必要な栄養素
葉酸・鉄分・亜鉛・ビタミンB類・ビタミンD・タンパク質

◆男性に必要な栄養素
亜鉛・葉酸・オメガ3脂肪酸・ビタミンC・ビタミンE・コエンザイムQ10

妊活中に必要な栄養素については、こちらの記事で詳しく解説しています。

妊活中に必要な栄養は?妊活中の体づくりにおすすめな栄養を解説!

妊活中に必要な栄養をチェック!妊活をはじめるにあたり、まずは食事に気をつけようと思う方も多いでしょう。健康な体の基本は食事から。妊娠に向けて体を整えるために必要な栄養を紹介します。食事だけで足りない場合は、サプリメントの併用もおすすめですよ。

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生活習慣を改善する

生活習慣を改善することは健康で妊娠しやすい身体に近付く第一歩です。

ここでは運動、睡眠、ストレスについて解説していくので参考にしてください。

適度な運動をする

適度な運動で血液循環がよくなると、女性は骨盤内の血流の滞りが解消されて生殖器官の働きがよくなります。また、男性も体の機能が向上し、勃起力や射精能力が高まります

どのような運動をするかは自分の体力に合わせて選ぶと良いでしょう。

ウォーキングやジョギング、ヨガなど自分が手軽に始められるもので良いので、適度な運動を毎日続けることが大切です。

なるべく階段を使うようにするなど、日々の生活の中に少しでも運動を取り入れましょう。

良質な睡眠をとる

アメリカの研究では、男性も女性も7〜8時間の睡眠をとることで妊娠率が上がるという結果が出ています。

睡眠はホルモンの分泌と関係があり、妊活に重要なホルモンも睡眠によって分泌されることが分かっています。男性も質の良い睡眠で精子の質を高めることが可能です。

2人で良質な睡眠をとり、妊娠しやすい健康な体づくりをしていきましょう。

参考:National Library of Medicin 女性の睡眠パターン、交代勤務、妊娠可能性との関連性の研究

ストレスをためない

最近の研究で、ストレスは不妊の原因のひとつであることが分かってきました。妊活をしているとなかなか妊娠できないことの焦りや、努力と結果が結びつかないことなどでストレスを感じることもあるようです。

妊活前から自分のストレスを上手に発散できる方法を持っていると、妊活中やその後の妊娠・出産、子育てでも活かすことができるでしょう。

適度な運動やよく寝ることもストレスをためないために役立ちます

嗜好品との付き合い方を考える

ストレス解消のために嗜好品をたしなむ人も多いでしょう。しかし、妊活やその後の妊娠・出産を考えると、嗜好品との付き合い方を考えることは大切になります。

タバコは思い切ってやめましょう。喫煙と妊娠に関わる研究から、禁煙することは自然妊娠の可能性を高め、不妊治療の成功率も上がることが分かっています。

また、飲酒は必ずしも妊娠に悪影響を及ぼすわけではありません。しかし、多量の飲酒は月経不順、排卵障害になる可能性があるという報告があります。

男性も、多量の飲酒や長期的にアルコールを摂取した場合に、精子数や運動率に影響を与えると言われています。

妊活を考え始めたら休肝日を多くしたり、お酒の量を減らしてみたりするなど自分にできそうなことを考えてみましょう。

妊活中に避けたいことについては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

【助産師監修】妊活中にやってはいけない事7選!食生活から習慣まで男女別に解説

あなたは「妊活中にやってはいけない事や避けるべき食べ物を知りたい」とお考えではありませんか?この記事では、妊活中にやってはいけない事を男女別に解説します。また、妊活中にやるべきことや避けるべき食べ物、摂りたい栄養素・食材についてもチェックして、これからの妊活に役立ててくださいね。

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妊活について職場に相談するかを決める

妊活について誰かに伝えることは勇気のいることです。妊娠を考えていることを職場に伝えるかどうかは職場の環境や雰囲気、同僚との関係性などによっても違います。

相談するのは上司と信頼できる人だけと決めておくこともおすすめです。相談することで自分の妊活に何らかのメリットがある場合には職場に話したほうがいいでしょう。

職場と話しておくことで考えられるメリットを以下にあげます。

  1. 1妊娠した時に報告しやすい
  2. 2妊活で通院する時に休みを取りやすい
  3. 3妊活で治療が必要になった時に相談しやすい
  4. 4職場側も、妊娠中や産休の対策を考える心構えができる

妊活について職場に相談する人が増えてきているとはいえ、不妊治療をしている約半数の人は伝えずにいる現状もあります。

自分と職場にとってプラスになると考えられ、話しておきたいと感じたら相談するようにしましょう。

参考:厚生労働省 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査(2023年)

そもそも妊活とは

妊活とは「妊娠活動」の略称で、妊娠を望む2人が赤ちゃんを授かるために行うさまざまな準備の総称です。

妊娠は自然の現象と思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、健康な男女が排卵期付近に性交渉した場合でも自然に妊娠できる確率は25〜30%程度(※)です。

全てのカップルがすんなりと妊娠できるわけではないため、2人で意識的に妊娠を目指す「妊活」をするカップルが増えています。

(※20代~34歳までの場合。参考文献:M.Sara Rosenthal.The Fertility Sourcebook.Third Edition)

妊活を始めるタイミング

妊活は、夫婦2人で情報や気持ちを共有しながら始めることが大切です。妊活を始める1番のタイミングは『夫婦ともに赤ちゃんが欲しいと思った時』です。

男性も女性も年齢を重ねるごとに妊娠しにくくなってしまうため、夫婦ともに赤ちゃんが欲しいと思ったらできるだけ早く妊活をスタートしましょう。

妊活のタイミングや始め方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

妊活はいつからどうやって始める?タイミングとやり方を徹底解説

妊活はいつからどうやって始めるのが良いのでしょうか?妊活を始める時期は、夫婦の状況によって異なります。しかし、女性は年齢を重ねるごとに卵子の質が低下し、妊娠率が下がることが分かっています。そのため、夫婦で話し合いをして家族計画を立てていくことが大切です。この記事では、妊活の時期からやるべきことまでを詳しく解説します。

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妊活を始める2人に葉酸サプリmitasがおすすめ

赤ちゃんが欲しいと望むなら、男女ともに今から葉酸の摂取を始めましょう。2人で飲むのにおすすめの葉酸サプリmitasを紹介します。

mitasが妊活を始めたい女性におすすめな理由

mitasは、妊活中の女性向けに特化した葉酸サプリ。まずは、mitasが妊活を始めたい女性におすすめな理由を説明します。

  1. 1葉酸をはじめ、普段の生活では摂りきれない20種類以上の栄養素が1日4粒で摂れる
  2. 2妊活に大敵の「冷え」にアプローチする和漢素材配合で温活もできる
  3. 3妊娠が分かったら同シリーズのmamaruに移行できる

葉酸は、妊活中に必須の栄養素。赤ちゃんの神経系は妊娠初期からつくられ、「神経管閉鎖障害」と呼ばれる先天異常は妊娠4~7週頃までに起きると言われていますが、葉酸にはそれを予防する働きがあります。

特に妊娠4週頃はまだ妊娠に気付かないタイミングでもあるため、葉酸は妊娠を望んだタイミングから摂っておきましょう。mitasには、厚生労働省が推奨する葉酸量400μgがしっかりと含まれています

また、妊活期と妊娠期では必要となる栄養素が異なります。mitasシリーズでは妊活期、妊娠中、産後・授乳期のそれぞれに合わせたサプリがあります。

それぞれのからだの「いま」に合わせた時期別のサプリに移行していくことで、妊娠前後の女性のからだをサポートしてくれるのです。

妊活期に摂りたい栄養素がオールインワンで摂れるmitasは、ここからチェックしてみてくださいね!

mitas for menが妊活を始めたい男性におすすめな理由

mitasシリーズには、男性向けの妊活サプリ「mitas for men」もラインナップしています。mitas for menが妊活を始めたい男性におすすめな理由は以下の通りです。

  1. 1亜鉛、マカ、ビタミンC、Eなどの精活力成分を配合
  2. 2コエンザイムQ10、リコピンなどの抗酸化成分で疲労感の軽減をサポート
  3. 3葉酸やビタミンなど、男女ともに必要な栄養素が1日2粒で摂れる

精子の量を増やし活発化させ、 男性の精力回復や勃起障害の改善効果も期待できるマカや亜鉛、そしてセレンといった栄養素が配合されています。

さらに、抗酸化作用が高いことで知られるビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10が日々溜まった仕事疲れや家事疲れにアプローチし、バランス良く活力あふれるカラダのコンディション作りをサポートしてくれます。

「パートナーが頑張っているから自分にもできることがないかな」と考えている男性は、ぜひチェックしてみてくださいね!

今から2人でサプリを始めてより妊娠しやすい身体を目指そう!

2人で一緒にサプリメントを飲むことで、『ふたりで妊活ができている』という感覚を持てます。それがストレスを緩和し、妊活に対しても効果的に働くでしょう。

妊活中に必要な栄養素がオールインワンで入っているmitasとmitas for menを一緒に始めることで、赤ちゃんが授かりやすい身体を2人で目指せます。

mitasシリーズでは、1つずつ買うよりもお得にはじめられるcouple setもご用意しているので、ぜひこの機会にはじめてみてくださいね!

まとめ

妊活は夫婦二人三脚で行っていくものです。そのため、どのように夫婦2人が望むゴールにたどりつけるかも大切。

『一緒に取り組んでいる』という事実が、女性の心理的なサポートに繋がります妊活を始めたところから親になる準備が始まっているのです。

夫婦で妊活、妊娠・出産を乗り越えた経験は、その後長く続く子育てにも大きなプラスになるでしょう。そして将来子育てをしていく時、共に協力し合った経験は役に立つはずです。このことは今後の夫婦の関係性にも大きく影響してきます。

一緒に生きていくことを誓い合った2人だからこそ、妊活も協力して夫婦の絆を深めるきっかけにしてくださいね

そのお供には、ぜひmitasのカップルセットをどうぞ。mitasは妊活を始める2人を応援します!

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