更新日:2024/10/31
妊娠しやすい期間はいつからいつまで?タイミングから排卵日の計算方法までわかりやすく解説
妊活を始める時に、まず知りたいのは「妊娠しやすい期間がいつからいつまでなのか」ですよね。
妊娠しやすい期間は、月経周期の中でたった5日間。
この5日間にタイミングを合わせて、妊娠に近づきましょう。
この記事では、妊娠しやすい期間とタイミングについて解説し、排卵日の計算方法や知る方法を紹介します。
この記事に登場する専門家
看護師ママライター むねゆか
看護師ママライター
産婦人科勤務経験と2児のママ。
2つの実体験を活かして、妊活・妊娠についての情報を発信します!
妊娠しやすい期間とは
妊娠したいと思ったら、妊娠しやすい期間に性交することが大切。
パートナーと協力してタイミングを合わせることで、妊娠にぐっと近づきますよ。
まずは、妊娠しやすい期間とそれを知る方法について解説していきます。
妊娠しやすい期間は「排卵日前後の5日間」
妊娠しやすい期間は「排卵日の4日前~排卵日の次の日まで」の5日間です。
月経周期が28日の場合、生理後1~2週間くらいは妊娠しやすい期間だといえるでしょう。
また、妊娠しやすい期間の中でも、特に妊娠しやすい日は「排卵日2日前」。
「排卵2日前に性交するのは早すぎるんじゃないの?」と驚く方もいると思いますが、これは精子と卵子の寿命をうまく使った妊活方法なんです。
卵子の寿命は排卵後約24時間ととても短いのですが、反対に精子の寿命は約5日間と長いです。
そのため、排卵のタイミングですでに精子が卵管に待機していることで、受精の確率がグッと高くなります。
さらに妊娠の確率を上げたいと思ったら、排卵2日前を中心に1~2日おきに性交をするとよいでしょう。
妊活のタイミングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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排卵日を知る方法は?
妊娠しやすい期間は排卵日前後の5日間ですが、この期間はどのようにして知ることができるのでしょうか?
生理周期が28日の方は、生理が終わって14日目頃に排卵が起こるといわれています。
しかし、月経周期はストレスや体の不調、環境などに左右されやすいため、排卵日がずれることもあります。
妊活のために正確な排卵日を知りたい方は、基礎体温測定や排卵検査薬を使った方法がおすすめです。
基礎体温を測定する
基礎体温測定は、婦人体温計を使って起床時の体温を測る方法です。
一般的な体温計とは異なり測定する場所は口の中で、測定結果も小数点以下の数字が2ケタ表示されます。
基礎体温を測定したら、結果を基礎体温表やアプリに保存しましょう。
測定結果のグラフは、体温が低い「低温期」と体温が高い「高温期」の二相になります。
この低温期から高温期に移行する直前の、基礎体温が一番低くなる日が「排卵日」です。
ただし、基礎体温測定では排卵日を知ることはできますが、最も妊娠しやすい排卵日2日前には目印がありません。
月経周期を2、3回記録して記録を見返すと、排卵日と排卵日2日前の目安がついてきますよ。
妊活中の基礎体温測定については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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基礎体温表が2相に分かれていなかったら?
通常、基礎体温は月経周期が28日の場合、低温期が約14日続いた後に高温期が約14日続きます。
しかし、基礎体温が高温期と低温期に分かれていない、高温期もしくは低温期が長すぎるなど、きれいな二相に分かれていない場合は注意が必要。
ホルモンの分泌に異常があったり、婦人科の病気が隠れていたりする可能性があります。
心配なときは婦人科に相談しましょう。
体の変化をチェックする
月経周期の中で、おりものの性状も変化します。おりものの状態を見て、排卵日が近いのを感じる方もいるでしょう。
排卵期は、透明な粘り気のあるおりものが特徴。
排卵日の2、3日前から徐々におりものの量も増えてくるので、量や性状の変化から排卵日が近いことに気づくことができますよ。
また、排卵日前後は、女性ホルモンの影響からさまざまな体の不調を感じることがあります。
おりものや体調の変化から排卵日を知ることも可能ですが、もっと確実に知りたい場合は基礎体温測定を併用しましょう。
おりものは排卵日を知るだけでなく、妊娠や体の不調を教えてくれる大切なサイン。
おりもののことをもっと知りたいと思ったら、こちらの記事をチェックしてくださいね。
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正確に知るなら排卵検査薬がおすすめ
基礎体温や体の変化よりも、さらに正確に排卵日2日前が知りたいと思ったら「排卵検査薬」を使ってみましょう。
排卵検査薬は尿の成分から排卵日を知る方法です。
検査薬で陽性になったら、2日以内に排卵が起こるサイン。
当日か次の日に性交すると、妊娠の確率が高くなりますよ。
タイミング法以外にできる妊活にはなにがある?
タイミングを合わせて性交する「タイミング法」以外にも、赤ちゃんを迎えるために体を整える妊活も大切です。
生活習慣の見直しや運動、冷え性対策など、妊娠に向けて準備をしていきましょう。
そして、妊活期に忘れてはいけないのが「葉酸サプリ」の摂取。
なぜ妊活期に葉酸サプリが必要なのか、その理由を先に知りたい方はこちらからどうぞ。
生活習慣の見直しと改善
乱れた生活習慣は、妊娠率を低下させてしまいます。妊活をはじめたら、生活習慣を見直して改善していきましょう。
バランスのよい食事を摂る
バランスのよい食事を摂ることで、妊娠に必要なホルモンのバランスが整います。
ホルモンバランスが良くなることで質のよい卵子や精子が育ちますよ。
食生活を整えることは妊娠をしやすくするためだけでなく、妊娠した後の赤ちゃんの成長にも大切。
お腹の赤ちゃんが成長するための栄養はママの血液から取り入れるので、妊活中からビタミン、ミネラル、たんぱく質、カルシウム、鉄分などの栄養をバランスよく摂りましょう。
妊活中の食事についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
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妊活中は、必要な栄養が入った食べ物をしっかり摂りたいものですね。この記事では、妊活におすすめの食べ物と注目したい栄養素について詳しくご紹介しています。お手軽レシピや避けたい食べ物も紹介していますのでぜひ読んでみてください。
禁酒・禁煙で妊娠に向けた体作り
妊娠中の飲酒・喫煙が赤ちゃんの成長に影響を与えてしまうことはよく知られていると思います。
実は、妊活中の飲酒・喫煙も生理周期の乱れや卵子の質を低下させてしまう可能性があります。
もし妊娠に気づかずに飲酒・喫煙を続けてしまった場合に、赤ちゃんの成長に影響を与えてしまうことや、流産の危険もあるため、妊活中から禁酒・禁煙をしましょう。
妊活中の禁酒・禁煙は女性だけではありません。飲酒・喫煙は精子の質の低下にも影響します。
また、たばこの副流煙は女性の体に影響を与えてしまいます。妊活中は男性も一緒に禁酒・禁煙をしましょう。
タバコが妊活に与える影響については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
喫煙って妊活に影響するの?タバコによる妊娠への影響【助産師執筆】
「喫煙は健康に悪い」というのはご存知だと思います。今回の記事では、妊活中の喫煙は妊娠にどのような影響を及ぼすのか解説していきます。女性のみならず、男性の喫煙も妊活に影響するので、健やかな妊活ライフを送りたいと考えている方は必見です。
運動で新陳代謝の促進とストレスを解消
運動をすると気分がすっきりすることはありませんか?
これは、運動によって脳の血液の流れが良くなり、活性化されるためです。
さらに運動によって幸せホルモンの「セロトニン」が分泌されることも影響しています。セロトニンは、特に有酸素運動で分泌が活性化するといわれています。
妊活中は運動量の多いものよりも、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動をするのがおすすめですよ。
運動によって血行がよくなると、卵巣や子宮の機能も向上し、妊娠に必要なホルモンも卵巣や子宮にスムーズに運ばれます。
また妊活では、体調の変化に気を使ったり、今までの生活に制限がかかることでストレスを感じる方もいるでしょう。
運動や趣味、自分の好きなことをして、気分をリフレッシュしていきましょう。
妊娠の大敵・冷え性対策もしっかりと
なぜ冷えは妊娠に大敵といわれるのでしょうか?
それは、体の冷えが血液の流れを悪くして、卵子の成長を妨げるからです。
卵子だけでなく子宮も血液の流れが滞ると、受精卵を受け入れる内膜を厚くすることができずに妊娠の準備が整いません。
冷えを改善するためには、温かい飲み物や体が温まる食材を意識して摂るのが◎。
日頃のお風呂をシャワーで済ませてしまっている方も、湯船につかると体が芯から温まりますよ。
他にも、温活ケアができる妊活サプリを取り入れるのもおすすめ。
温活にもおすすめな妊活サプリは、次の項目で紹介しています。
妊活中の温活効果についてもっと知りたいと思ったら、こちらの記事をチェックしてくださいね。
妊活中の温活って効果があるの?冷え性の影響と解消法【助産師執筆】
女性に多い「冷え性」は、実は妊活にも影響を及ぼします。冷えが妊活に与える影響と、妊活中の温活の効果について解説していきます。加えて、妊活において重要な睡眠、食べ物、入浴などについても解説していますので、妊活している男女共に必見です!
赤ちゃんのために葉酸サプリを取り入れる
赤ちゃんの健やかな成長のために、妊活から取り入れてほしいのが葉酸サプリ。
葉酸は赤ちゃんの神経管閉鎖障害のリスクを下げるために、妊娠する1か月前から取り入れておきたい栄養素です。
神経管閉鎖障害は、成長の過程で二分脊椎や無脳症へと移行して赤ちゃんの命が危険になることもある怖い病気。
実は、妊活中の葉酸サプリの摂取は厚生労働省も推奨しているんですよ。
赤ちゃんの病気のリスクを避けるために、妊活を始めたら葉酸サプリを飲みましょう。
葉酸サプリには色々な種類がありますが、おすすめはオールインワン葉酸サプリ「mitas」です。
おすすめの理由は妊娠中に必要な栄養素がたっぷりと配合されていて、信頼性の高いサプリだから。
妊娠に向けて食生活を整えても、必要な栄養素をすべて網羅するのはなかなか難しいですよね。
mitasは厚生労働省が推奨している妊娠中に摂りたい20以上の栄養素をしっかりと配合しているので、妊活中の食生活をサポートします。
mitasに配合されている栄養素の中で、産婦人科医からも特に注目されているのが「ビタミンD」です。
ビタミンDはいくつもの論文で妊娠のしやすさに関わり、出生率を高める栄養素として発表されている、妊活中の方にはぜひ摂ってほしい栄養素なんです。
mitasにはたっぷり25μg入っていますよ!
さらにmitasは、妊活の大敵である「冷え」にもアプローチ!高麗人参やなつめなどの和漢成分がカラダを芯から温める温活と元気をサポートします。
mitasは「妊活中のサプリには信頼できるものを選びたい」と思う方にこそ、おすすめしたい葉酸サプリです。
mitasは、厚生労働省が定めた品質基準をクリアしたGMP認定工場で作られていて、日本サプリメント評議会の厳格な検査をクリアした証である「安心安全マーク」もついている信頼性の高い商品。
さらに、大手ドラッグストア「スギ薬局」で販売されている点も、信頼できるサプリメントである証といえます。
mitasはスギ薬局の妊活サプリ部門で、売上No.1にもなっている人気のサプリなんですよ。
※2024年7月スギ薬局の妊活サプリ売上実績
葉酸サプリ「mitas」が購入できるのは、ドラッグストア「スギ薬局」と公式サイトだけです。
よりお得に買うなら、お試ししやすい特別価格で購入できる公式サイトがおすすめですよ!
お得な価格で試してみたいという方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
なかなか妊娠できない時はどうすればいい?
妊娠しやすい期間にタイミングをとっても、なかなか妊娠できないという方もいるでしょう。
生理が来ると落ち込んだり、焦る気持ちになる方もいますよね。
なかなか妊娠できずに悩んだ時に、どうするかについて解説していきます。
妊娠しない原因がないか病院に相談
健康な男女が避妊せずに性交をしていて、1年以上妊娠しない場合は「不妊」の可能性があります。
妊娠をしない理由が隠れている可能性があるため、病院に相談しましょう。
不妊は女性に原因があると思っている方が多いかもしれませんが、実は不妊の原因の半分は男性が関係しているんです。
女性だけが悩んで病院に相談するのではなく、パートナーも一緒に受診するのがおすすめです。
受診の結果によって、妊娠を妨げている病気が見つかることや、不妊治療にステップアップすることもあります。
2人で妊活を始めるなら、パートナーと一緒に飲める妊活サプリもおすすめですよ!
参考:日本産婦人科 不妊症
妊活をストレスに感じたらお休み期間を作るのも◎
妊活中の食事や禁酒・禁煙など、妊活前と違う生活にストレスを感じていませんか?
生理が来るたびに落ち込んでしまったり、毎月タイミングを合わせて妊活するのを義務的に感じてしまったり、気持ちが安定していないなと感じることはないでしょうか?
情緒不安定やストレスは、妊活の大敵。
そんな時は、妊活を一回お休みするのもおすすめです。
お酒が好きな人はずっと禁酒せずに、「生理期間だけはお酒を解禁する!」というルールを作ってみるのもよいですよ。
妊活を少しお休みしてストレスが発散できたら、また前向きな気持ちで妊活を再開しましょう。
妊娠しやすい期間を知ってパートナーと気持ちを合わせよう
妊娠しやすい期間は排卵日前後の5日間、特に妊娠しやすいのが排卵日2日前です。
妊娠に向けてパートナーと気持ちを合わせて、妊娠しやすいタイミングに妊活をしていきましょう。
タイミング法以外にも、日々の生活に取り入れられる妊活は色々あります。
その中でも赤ちゃんの健康に直結するのが「葉酸サプリ」です。
妊活中におすすめの葉酸サプリは、妊活中の食事や温活までサポートしてくれるオールインワン葉酸サプリ「mitas」。
葉酸は妊娠する1か月前からの摂取が大切です。赤ちゃんの健やかな成長のために、妊活期のなるべく早いタイミングから取り入れましょう。
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