更新日:2024/6/24
妊娠前のおりものの特徴を徹底解説!量や色はどうなる?生理前との違いが早わかり!
「妊娠前のおりものってどんな特徴があるの?」「このおりものは妊娠のせい?」と悩む女性は多いでしょう。
いつもと違うおりものが出たら不安になりますよね。
この記事では、妊娠前のおりものの特徴と生理前との違いについて徹底解説します。
おりものの色や量などは個人差が大きいため、普段から自分のおりものの状態をチェックしておくことがポイントです。
また、妊娠しているかどうかはおりものだけでは判別できないため、ほかの症状とも合わせて総合的に判断しましょう。
この記事に登場する専門家
WEBライター 佐野春佳
絶賛妊娠中のWEBライター。大学院では神経生物学を専攻。大好きなマラソンと妊活をどう両立するか、日々模索中です。論文を基に、関連する最新の研究や知見をわかりやすく伝えます!
妊娠前と生理前のおりものの特徴と違いは?
この章では、妊娠前と生理前のおりものの特徴と違いについて解説します。
量や色、におい、見た目の質感の観点からそれぞれの特徴をまとめました。
妊娠初期のおりものの特徴
妊娠初期のおりものには、下記の表に示すような特徴があります。あてはまるものがあるか確認してみましょう。
項目 | 特徴 |
---|---|
量 | 増える |
色 | ・白濁 ・クリーム色 ・黄色 などさまざま |
におい | 酸っぱいようなにおい |
質感 | ・さらっとしている ・粘り気がない |
とはいえ、妊娠初期に見られるおりものの特徴には個人差があり、人によって見た目の色や質感、量などが異なります。
妊娠初期のおりものの特徴に当てはまったとしても、単なる生理周期による変化の可能性もあるので注意が必要です。
実際、妊娠初期と生理前のおりものは共通点が多いため、間違えやすいと言われています。
生理前のおりものの特徴
一方で生理前のおりものには、下記の表に示すような特徴があります。
項目 | 特徴 |
---|---|
量 | 少ない |
色 | ・白濁 ・黄色っぽい ・薄ピンク などさまざま |
におい | 酸っぱいようなにおい |
質感 | 粘り気が強い |
また、女性ホルモンの影響により生理周期のフェーズによって、おりものの特徴は異なります。
項目 | 特徴 |
---|---|
生理直後 | ・量が少ない ・サラッとした質感 ・茶色っぽい(血液とおりものが混ざった色) |
卵胞期〜排卵期 | ・卵胞期から徐々に量が増え始め、排卵期に最も量が増える ・卵白のような質感で糸を引く |
黄体期 | 酸っぱいようなにおい |
このように、生理周期でおりものの見た目や量は変化しますが、あくまで一般的な特徴なので人によっては当てはまらない場合もあります。
そのため、妊娠前のおりものと判別するための手がかりとして、普段のおりものの量や色などを記録し、知っておくことがとても大切です。
特に、妊娠前と間違えやすい黄体期のおりものについては、こちらのコラムをご参照ください。
黄体期におりものはどう変化する?体の変化と黄体期の過ごし方【助産師解説】
黄体期は、排卵後から生理までの期間で、体の不調など変化が多い時期です。妊娠していた場合、体の変化があらわれる方もいます。黄体期のおりものと体の変化について、どのような変化があるのか、過ごし方について解説します。
こんなおりものは要注意!
この章では、妊娠前や生理前以外が原因のおりものの特徴について解説します。
注意すべき特徴は下記の6パターンです。
- 白くてぽろぽろしている
- 黄緑色でにおいが強い
- 灰色でにおいが強い
- 黄色く、水っぽく多量
- 赤褐色や茶褐色
もしあてはまるものがあれば病気が潜んでいる可能性があるので、早めに病院を受診しましょう。
参考:MSDマニュアル家庭版
白くてぽろぽろしている
白くてぽろぽろしたおりものが出ている場合は「カンジダ膣炎」の可能性があります。
下記の表に示す特徴がないか確認してみましょう。
おりものの特徴 | その他の症状 | 原因 |
---|---|---|
・色は白い ・ぽろぽろとしている ・粘性がある ・量が多い | ・外陰部のかゆみ ・膣の刺激感や熱感 ・排尿時の痛み ・性交時の痛み | ・免疫機能の低下 →風邪や疲労、ストレスなどがトリガー ・ホルモンの変動 →生理前や妊娠など ・抗生剤の使用 など |
カンジダ膣炎は、膣の中に生息するカンジダ菌が増殖することで発症します。
カンジダ菌は、健康な女性でも皮膚や口の中に保菌しており、ストレスなどによる抵抗力の低下が原因で発症するため、女性特有の病と言われています。
黄緑色でにおいが強い
黄緑色でにおいの強いおりものが出ている場合は「淋菌感染症」の可能性があります。
下記の表に示す特徴がないか確認してみましょう。
おりものの特徴 | その他の症状 | 原因 |
---|---|---|
・色は黄緑色 ・腐ったような強いにおい ・量が多い | ・無症状である場合が多い ・発熱 ・下腹部痛 | ・性的接触 |
淋菌感染症は、淋菌の感染により発症します。
女性は無症状であることが多く感染に気が付かないまま進行すると、子宮内膜炎や卵管炎などを引き起こすリスクがあります。
また、後遺症として不妊症も起こる可能性があるので、気になる方は早めに受診しましょう。
灰色でにおいが強い
灰色でにおいが強いおりものが出ている場合は「細菌性膣症」の可能性があります。
下記の表に示す特徴がないか確認してみましょう。
おりものの特徴 | その他の症状 | 原因 |
---|---|---|
・色はグレーのような白 ・生臭いイヤなにおい ・質感はサラサラしている ・量が多い | ・無症状である場合が多い | ・膣内細菌のバランスの乱れ (防御機能をもつ乳酸菌の減少など) 膣を過剰に洗浄するなど |
細菌性膣症は、膣内細菌のバランスが崩れた場合に発症します。
具体的には、膣内を酸性に保ち防御する乳酸菌の減少や、その他の常在細菌が増殖するなどが見られます。
しかし、はっきりとした原因はわかっていません。
妊娠している場合は、羊膜内感染や早産などのリスクの可能性があるため、不安がある場合は早めに受診しましょう。
黄色く、水っぽく多量
灰色でにおいが強いおりものが出ている場合は「クラミジア感染症」の可能性があります。
下記の表に示す特徴がないか確認してみましょう。
おりものの特徴 | その他の症状 | 原因 |
---|---|---|
・色は黄色 ・質感は水っぽい ・量が多い | ・無症状である場合が多い ・排尿時の痛み | ・クラミジア属細菌の感染 ・性的接触によって感染する |
クラミジア感染症は、クラミジア属細菌の感染によって発症します。
子宮頸管炎や尿道炎などの感染症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
また、細菌を保菌しながら妊娠した女性は、出産時に赤ちゃんに感染症をうつしてしまう場合があります。
赤褐色や茶褐色
赤褐色や茶褐色のおりものが出ている場合は「子宮頸がん」の可能性があります。
下記の表に示す特徴がないか確認してみましょう。
おりものの特徴 | その他の症状 | 原因 |
---|---|---|
・色は赤褐色や茶褐色 ・悪臭がある | ・初期には無症状である場合が多い ・不正出血 | ・ヒトパピローマウイルスの感染 ・性的接触によって感染する |
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの感染によって発症します。
がんが広範囲に広がると腰痛や足のむくみが起こり、治療しないまま放っておくと腎不全を引き起こす場合もあるため注意が必要です。
おりものの特徴のほか、生理期間以外での出血や性交時の出血が頻繁にある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
妊娠前のおりものかどうかを見極めるポイント
この章では、今のおりものが妊娠前のものかどうかを見極めるポイントについて解説します。
普段のおりものの状態をチェックする
妊娠前に出るおりものかどうかを見極めるためには、普段のおりものの状態をチェックしておくことが大切です。
妊娠前にはさらっとした質感のおりものが見られるようになり、分泌量も増えるのが一般的です。
しかし、このようなおりものの特徴や変化は個人差が大きく、必ずしも妊娠前のおりものの特徴にあてはまるとは限りません。
そのため、妊娠初期のおりものかを判断するためには、色やにおい、見た目などを普段からチェックするのがおすすめです。
また、生理周期も合わせて記録しておくと、さらに見極めの精度が高まります。
おりもの以外の症状をチェックする
妊娠由来のおりものかを判断するには、おりもの以外の症状を確認することも有効です。
いつもと違うおりものが見られた場合でも、その原因が妊娠であるとは限らないため、おりものだけで判別するのは現実的ではありません。
妊娠によるおりものかどうかは、下記の症状が出ているかも併せて確認するといいでしょう。
妊娠初期の主な症状 |
---|
・微熱が続く ・強い眠気を感じる、体のだるさ ・下腹部痛やお腹の張りがある、便秘 ・胃のむかつきや吐き気がある ・気持ちが不安定になる ・食欲旺盛や食欲不振になる ・嗅覚が敏感になる、肌のトラブル ・唾液や鼻水の量が増える ・めまいや立ちくらみが起こる ・少量の出血がある、頻繁にトイレにいきたくなる、生理がこない ・腰痛、頭痛 ・胸の張りがある、体がむくむ |
もし当てはまるものが多い場合は、時期を見て検査薬などでチェックするのがおすすめです。
妊娠の初期症状については、こちらのコラムがとても参考になりますよ。
妊娠初期症状って?生理前症状との違いとチェックしたい15項目
「妊娠してるかも」と思ったときは、妊娠初期症状の種類をチェックしてみましょう。こちらの記事では、妊娠かどうか判断するための15項目をご紹介しています。さらに、生理前症状との違いや、妊娠かもしれないと思ったときにやるべきことなどを紹介します。
妊娠かな?と思ったら葉酸サプリを始めよう!
「妊娠しているかもしれない」と思ったら、葉酸サプリを始めましょう。
葉酸は、ママと赤ちゃんの双方に必須の栄養素。サプリメントで効率よく摂取しましょう。
また、妊娠初期は赤ちゃんの生育に非常に重要な時期なので、
- 必要な栄養素をしっかりと補給すること
- ストレスを溜めないこと
がとても大切。
サプリメントであれば、葉酸をはじめとした重要な栄養素を手軽に摂取できるから、栄養面でもストレス軽減の面でもおすすめです。
さらに「赤ちゃんのためにしっかり栄養を取らないと!」というプレッシャーの軽減にも役立ちますよ。
妊娠かな?と思ったらぜひ葉酸サプリの活用をスタートさせましょう。
ここでは、妊娠初期と妊娠前に最適なサプリメントと特徴をまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、妊娠中に葉酸サプリが必要な理由については、こちらのコラムで詳しく解説しています。
妊娠中に葉酸サプリは必要?おすすめの葉酸サプリも解説
妊娠前から妊娠初期にかけて葉酸の摂取は胎児の神経管閉鎖障害を回避できることから非常に重要です。特に葉酸サプリの活用は食事から摂取する葉酸よりも生体での利用率が高いことからおすすめです。葉酸サプリを活用して効率よく葉酸を摂取していきましょう。
妊娠初期には葉酸サプリ「mamaru」がおすすめ!
おりものの変化や心身の状態、検査薬、受診などから妊娠が確定した場合には、葉酸サプリの「mamaru」を始めましょう。
「mamaru」は、妊娠初期に必要な葉酸量400μgに加え、免疫対策に役立つ乳酸菌を配合しているなど、赤ちゃんとママのことを徹底的に考えた妊娠期に特化したサプリメントです。
妊娠初期からのサプリメントにmamaruをおすすめする理由には、以下の3つがあります。
参考:貧血・かくれ貧血 | 女性特有の健康課題 | 働く女性の心とからだの応援サイト
乳酸菌を配合している
乳酸菌が配合されている点は、mamaruの最大のポイントです。
妊娠中はお腹の張りなどのトラブルが起きやすく、多くのママが悩みを抱えています。
mamaruにはラクトバチルスという種類の乳酸菌が含まれているため、いわゆる菌活を通してお腹のトラブルにアプローチできます。
また最近では、妊娠中のマウスの腸内細菌が生まれてくる子どもマウスの発達に影響を与えるという研究が公開され、以下に示すようなことが分かりました。
- 腸内細菌を持つ母マウスの子どもは肥満になりにくい
- 反対に、腸内細菌を持たない母マウスの子どもは肥満になりやすい
腸内細菌が生まれてくる子どもに影響することからも、妊娠中の乳酸菌摂取が一層重要だと分かりますね。
参考:Maternal gut microbiota in pregnancy influences offspring metabolic phenotype in mice
吸収率の高い鉄分を配合している
妊娠中の女性は、自分自身だけでなく赤ちゃんの血液も作らないといけないため、貧血になりやすいといわれています。
妊娠中は一般的に通常の1.5〜2倍の鉄が必要とされていますが、日本の女性は通常時でも必要量の約6割しか鉄分を摂取できていないのが現状です。
そのため、吸収率の高いブランドヘム鉄を多く含むmamaruを取り入れることで、手軽に貧血を予防し赤ちゃんの健康維持にも役立てられます。
第三者機関に認められている
mamaruは、GMPと呼ばれる、厚生労働省が定めている医薬品等の品質管理基準に適合しています。
それだけでなく、より厳格な検査に合格したサプリメントにのみ表示できる、安心安全マークを取得しているのも特徴です。
お腹の赤ちゃんはママが摂取したものの影響を大きく受けるため、mamaruは品質に徹底的にこだわっています。
妊娠中に口にするものだから、とサプリメントの品質にこだわる女性の願いに応えられるサプリメントが「mamaru」です。
妊娠初期の今からぜひ始めてみてくださいね!
妊娠前なら「mitas」が最適!
妊娠前に飲む葉酸サプリなら「mitas」がおすすめです。
おりものの特徴やその他の心身状態の変化から、「まだ妊娠はしてなさそう」という女性には「mitas」が最適です。
実は、赤ちゃんやママに必須の栄養素である葉酸は、妊活中から摂取する必要があります。
葉酸は水溶性ビタミンなので体の中に蓄えにくく、継続的に摂取しなければならないという特徴があるからです。
mitasには、厚生労働省が推奨している妊活中に必要な葉酸量400μgがしっかりと入っています。
妊娠前からしっかりと葉酸を摂取することで、元気で健康な赤ちゃんを出産することに繋がりますよ。
mitasには、葉酸以外にも嬉しい栄養素がたっぷり!ここでは、妊活中のサプリにmitasをおすすめする理由を紹介します。
また、妊活中の葉酸摂取については、下記のコラムがとても参考になりますよ!
【助産師執筆】妊活中にサプリは飲んだ方がいい?〜妊活に必要な栄養素とサプリメントの選び方
葉酸のほかに、温活成分や着床率アップに役立つビタミンDが豊富
mitasには、葉酸以外にも妊活で役立つ成分が含まれている点がポイントです。
具体的には、
- 温活に役立つ厳選された和漢素材
- 着床率アップに役立つビタミンD
が配合されています。
体の冷えは妊活の大敵です。
mitasなら、高麗人参やナツメなどの厳選素材を配合しているので、体を内側から温める温活も同時に実現できます。
また、着床率アップや流産率の減少に役立つとされるビタミンDの含有量は、なんと業界平均の3倍以上!
妊活中からしっかりとビタミンDを摂ることで妊娠しやすくなる可能性があるため、葉酸と同時に補えるmitasを取り入れてみませんか?
医師が監修しているから信頼感◎
mitasは、不妊治療の専門医が監修しているので信頼性も◎。
妊活中の女性が摂取するものは生まれてくる赤ちゃんにも大きく影響するので、信頼できる製品を提供したいという思いから、妊活のプロである不妊治療専門の産婦人科医に監修をお願いしています。
そのため、mitasシリーズは妊活中、妊娠中とタイミングに合わせたサプリメントを提供できるのが強みの1つです。
中でも「mitas」は、妊活中の女性に特化したサプリメントで、必要な栄養素を網羅的かつ過不足なく配合しています。
不妊治療の専門家が監修したサプリメントmitasを、ぜひチェックしてみてください。
飲みやすく、続けやすい
mitasは飲みやすい粒で、続けやすいのも特徴です。
葉酸は毎日継続的に摂取するのが大切なので、飲みやすさを重視して小粒になるよう設計しています。
小粒なので携帯性に優れており、食事のコントロールが難しい旅先でもしっかりと摂取できます。
また、体調がよくない時でも業界最小サイズのmitasなら、無理なくのめるので続けやすいのもうれしいポイントです。
妊活中のサプリなら、飲みやすくて続けやすいmitasをぜひ一度試してみてくださいね。
おりものの特徴をチェックして妊娠に備えよう
この記事では、妊娠前のおりものの特徴や変化について解説しました。
妊娠前に見られるおりものは一般的に、
- 白色やクリーム色
- 粘り気がある(またはサラッとしている)
- 量が多い
という特徴があります。
とはいえ、個人差があるため、人によっては妊娠していても特徴に当てはまらない場合もあります。
また、妊娠しているかどうかは、おりものだけでなく心身の状態のチェックも大切です。妊娠前は、熱っぽい、倦怠感、強い眠気などさまざまな症状が現れるため、総合的に判断しましょう。
妊娠がわかったら、早めに葉酸サプリを始めるのがおすすめです。
特に「mamaru」は、必須栄養素である葉酸のほか、鉄分や乳酸菌も配合されており、ママと赤ちゃんの健康をしっかりとサポートできます。
妊娠していない場合でも、妊活をがんばる女性には「mitas」が最適です。
mitasは栄養面だけでなく、妊娠率アップに役立つ成分や医師の監修を経ているなど、妊活に特化したサプリメントです。
自分のステージに合ったサプリメントを活用して、妊娠に向けてしっかりと準備をしていきましょう。
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