妊娠中に葉酸サプリは必要？おすすめの葉酸サプリも解説

葉酸とは

葉酸とはビタミンB群に分類される水溶性ビタミンです。葉酸という成分があるわけでなく、プテロイルモノグルタミン酸およびその派生物の総称のため、葉酸のなかにはいろいろな成分が含まれています。

葉酸は、主にDNA合成や細胞の分化に関わっています。葉酸が欠乏すると肝臓の代謝機能が滞り、造血細胞のDNA合成が障害されます。その結果として巨赤芽球性貧血になりやすくなったり、血清ホモシステイン値が増加して、動脈硬化のリスクが高まったりするのです。

葉酸サプリが妊娠時に必要な理由

葉酸は特に妊娠時に摂取が強く推奨されます。

ここではなぜ葉酸サプリが妊娠時に必要になるのか、そして妊娠中に必要となる摂取量について詳しく解説します。

神経管閉鎖障害の予防になる

葉酸サプリの摂取が妊娠中に必要といわれる最たる理由が、神経管閉鎖障害の予防になるためです。神経管閉鎖障害とは、神経管の癒合不全による先天異常のことで、脳や脊椎に異常が発生します。

葉酸サプリを摂取すると、神経管閉鎖障害のリスクが低減することが数多くの研究でわかっています。しかし、日本国内における神経管閉鎖障害の発症率は1万出生（死産を含む）当たり6件程度で推移しており、この値は令和に入っても減少せずにいることが特徴です。

その理由は、国民の葉酸摂取の意識の低さが考えられています。

日本における妊娠の可能性がある女性の葉酸摂取率は、10～20％です。欧米諸国では、妊娠の可能性のある女性の葉酸サプリ摂取は義務化されていることから、日本の葉酸サプリの摂取率の低さが伺えます。

そのため、2000年より厚生労働省では、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性において葉酸の積極的な摂取を勧めています。

摂取量

神経管閉鎖障害を予防をするためには、十分な量の葉酸を摂取しなければなりません。

厚生労働省は、妊娠中や妊娠初期は、1日あたり通常の食事に（240μg）加えて、神経管閉鎖障害を予防する目的で400μg葉酸の摂取を増やすことを推奨しています。また、妊娠中期や出産時は、プラス240μg、授乳期には、プラス100μg葉酸の摂取量を増やすことが必要と発表しています。

葉酸サプリ以外でも葉酸は摂取できる

葉酸は、サプリ以外でも摂取できます。葉酸が含まれる食材と含有量は次の通りです。（葉酸 成分量100gあたりμg）

• 焼きのり：1,900㎍
• せん茶： 1,300㎍
• 玉露：1,000㎍
• ブロッコリー花序/つぼみ（焼き）：450㎍
• ぶた スモークレバー：310㎍
• ドライマンゴー：260㎍
• きな粉（全粒大豆）：250㎍
• めキャベツ（ゆで）：220㎍
• いちご（なま）：90㎍
• 鶏 全卵（目玉焼き）：58㎍

これ以外にも、葉酸はさまざまな食品に含まれています。

上記の値は記載されている食材を100g食べないと記載量の葉酸を摂取できないため、一般の食事でこの量の葉酸を摂取するのは食品によっては難しいといえるでしょう。

また、上述したように、妊娠時には平常時の約2倍量をプラスで摂取しなければならないことから、この量を日常生活で摂り続けることは難しく、負担がかかるものと考えられます。

また、食品は調理の過程で、葉酸が失われてしまう可能性もあることや食材によっては過剰の摂取によって身体にリスクを伴うものがあります。

例えば、レバーの場合葉酸を摂取する目的で過剰に摂取するとビタミンAの過剰摂取にもつながるため胎児奇形のリスクがあるとされています。

さらに、葉酸の生体利用率は食品からの場合、代謝などを加味すると50％程度とされていることから、食品のみで確実に規定量の葉酸を摂取するのは難しいといえるのです。

そのため、食事を活用しつつも葉酸サプリで葉酸を補給していくのが、効率よい方法といえるでしょう。

サプリの生体利用率は85％と見積もられており、食材よりもはるかに生体利用率がよく、摂取した葉酸を食材から接種するよりも身体に吸収させられるでしょう。

葉酸サプリは妊娠前から必要

葉酸は妊婦さんのみが必要と考え、妊娠が発覚したタイミングから葉酸の摂取を開始する方もいますが、このタイミングでは非常に遅いといえます。

神経管閉鎖障害は妊娠6週目に発症するといわれています。

これは、受精をして4週間頃です。妊活をしていたなど妊娠に対して意識をしていた方は、妊娠検査薬を活用するなどして妊娠に気付けるタイミングですが、人によってはまだ妊娠していることに気づけていません。

つまり、妊娠に気づく前に神経管閉鎖障害は発症してしまうのです。神経管閉鎖障害を発症して生まれてきた子どもは、生まれてから手術などの治療を必要としたり、障害が残ったりすることがあります。

神経管閉鎖障害の発症を予防するためにも、妊娠前からの葉酸摂取が推奨されているのです。

葉酸サプリを摂取すべきタイミング

葉酸サプリを積極的に摂取すべきタイミングは、妊娠をする1ヶ月前から妊娠3ヶ月までとされています。

神経管閉鎖障害は、約妊娠1ヶ月ですでに発症している可能性が高いため、妊娠1ヶ月前より葉酸を積極的に摂っておくことが神経管閉鎖障害の予防へとつながります。また、葉酸をただ多く摂取するだけでは過剰摂取となる可能性もあります。

前述したように妊娠中期からは推奨する摂取量が変わるので、妊婦検診などで助産師や医師に相談しながら摂取量を調整しましょう。

葉酸サプリが服用できないケース

実は、葉酸サプリが服用できないという方もいます。

例えば、抗てんかん薬を服用している方は葉酸サプリの効果や抗てんかん薬の効果を減弱させてしまうことから、服用できません。

持病がある方は必ず服用前に、持病の薬を処方されている医師へ確認してから服用しましょう。

妊娠中に活用すべきおすすめの葉酸サプリメント

葉酸サプリにはさまざまな種類がありますが、特に妊娠時期の葉酸摂取におすすめしたいサプリメントは、妊活専門医・産婦人科医が監修しているmitas seriesです。

葉酸の摂取量は、時期によって異なります。mitas seriesのサプリは妊娠前、妊娠中など時期によって必要な栄養素を摂取できるように計算されたサプリメントです。

2年連続人気ナンバー1であり、多くの妊活雑誌にも掲載されており、現在注目されているサプリメントです。ここからはそれぞれの時期に摂ってほしいサプリメントについてくわしく解説します。

葉酸サプリ「mitas」の詳細はこちら>>

妊活期に服用したい葉酸サプリ「mitas（ミタス）」

mitas葉酸サプリは妊活中に不可欠な栄養素をオールインワンで配合している、売上伸長率ナンバー1のサプリメントです。

厚生労働省の定める葉酸400㎍のほかにも、妊活期には摂っておきたい鉄分、ビタミンやミネラルが20種類以上配合されています。とくにmitasには厚生労働省の推奨量以上のビタミンDが含まれていることが特徴です。

ビタミンＤは妊娠率の上昇につながることがわかっており、妊活中には積極的に摂りたいビタミンです。さらに、妊活の大敵である冷えを解消できるように和漢素材も配合されています。

食事で葉酸を意識して摂ることが難しいという方は、mitasを活用すれば無理なく必要量のサプリメントを摂取できるでしょう。

妊娠が分かったら「mamaru（ママル）」

mamaruサプリでは厚生労働省の定める葉酸400㎍のほかにも、吸収性の高い鉄とヘム鉄のブレント、ビタミンやミネラルを配合し、妊娠中に継続して摂りたい栄養がトータルで含まれています。

また、妊娠特化のサプリとしては、史上初めて乳酸菌や食物繊維を菌活目的で配合している点も特徴であり、妊娠中の体調管理もサポートできます。

順調に妊娠生活を送っている方はもちろん、後期つわりで食事が摂れていなくて赤ちゃんの成長に不安がある方、出産まで元気に過ごしたい方に活用していただきたいサプリメントです。

妊娠前～妊娠中は葉酸サプリで母子ともに健やかに！

葉酸は神経管閉鎖障害を予防するために妊娠中だけでなく妊娠前から積極的に摂りたいサプリメントです。

葉酸は食事からも摂取できますが、食材の調理過程や身体の代謝の関係から食材に含まれるすべての葉酸を生体利用することはできません。そのため、葉酸はサプリメントから摂取することが推奨されています。

葉酸サプリにはさまざまな種類がありますが、妊活専門医・産婦人科医が監修しているmitas seriesでは、妊娠前、妊娠中それぞれに必要な量の葉酸を摂取できます。

また、それぞれの時期に必要な栄養も無理なく摂取できるので神経管閉鎖障害の予防だけでなく、健康な体を作るためにも活用したいサプリメントです。

定期購入をすれば、無くなるタイミングでサプリメントが届くため、意識して買い足す必要もありません。また、初回購入時は税別3,980円で購入できるのでまず試してみたいという方にもおすすめです。

妊活中の方はmitas、妊娠中の方はmamaruを活用して、サプリから葉酸を無理なく摂取していきましょう。