更新日:2025/5/19

ラクトバチルス菌サプリのおすすめは?妊活の新常識とその効果を助産師が解説

ラクトバチルス菌サプリのおすすめは?妊活の新常識とその効果を助産師が解説
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「妊活を始めたけれど、なかなか思うように進まない」
そんな時に取り入れたいのが「ラクトバチルス菌」と言われる体に存在する細菌です。

このラクトバチルス菌は、体内に数ある菌の中でも、特に子宮の環境に深く関わる菌。妊活中の方にとって重要な妊娠や流産のリスクにも影響を及ぼすことが分かっています。

この記事では、妊活中にラクトバチルス菌を手軽に摂れるサプリや、その選び方について紹介します。助産師の視点から解説するラクトバチルス菌と妊活の関係についても必見ですよ。

子宮の環境を整える新常識を知って、ぜひこれからの妊活に役立ててくださいね。

先におすすめサプリを知りたい人はこちらからチェック!

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

妊活とラクトバチルス菌の関係

ラクトバチルス菌は、子宮や膣の環境に関わる善玉菌です。

子宮は受精卵が着床し、赤ちゃんが育つ場所。そのため、子宮や膣の細菌環境が妊娠のしやすさにも関係することが分かっています。

妊娠率に関わる「子宮内フローラ」

子宮内フローラとは、子宮の中に存在する細菌の集まりのこと。腸活で知られる腸内フローラの子宮バージョンと考えると分かりやすいでしょう。

「フローラ」とはラテン語で花や植物を意味する言葉で、細菌が集合している様子がお花畑に見えることから名付けられたもの。

「子宮内フローラ」について詳しくは、こちらの記事でチェックできますよ!▼

子宮内フローラの改善に良い食べ物は?助産師おすすめの食品や避けたいことをチェック!

子宮の環境を左右するカギとなる子宮内フローラの改善のためにおすすめの食べ物を紹介します。子宮内フローラは腸内フローラと関係しているため、腸活を意識した食事や生活習慣が有効です。また、腸活に良くないとされていることは、子宮内フローラにとっても良くありません。この記事で詳しくチェックしていきましょう。

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子宮内にも、腸内の細菌と同様に、善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在します。そして、これらの細菌のバランスが子宮内の環境を作ります。

◆子宮内に存在する菌

  • 善玉菌:子宮内を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑える(乳酸菌(ラクトバチルス菌))
  • 悪玉菌膣炎や子宮内膜炎の原因菌となる(ガードネレラ、フフソバクテリウムなど)
  • 日和見菌善玉菌が減ると炎症の原因になる(プレボテラ、バクロテイデスなど)

善玉菌が多いと妊娠率がアップする!

子宮内環境を良い状態に整えるためには、善玉菌の存在が必要不可欠です。そして、子宮内に善玉菌であるラクトバチルス菌が多い女性は、着床率・妊娠率・出生率が高くなることが研究によって明らかになっています。

反対に、子宮内でラクトバチルス菌以外の善玉菌が優勢になっていたり、悪玉菌が多い状態になってしまうと、子宮内環境が悪くなってしまいます。

すると、子宮の中で炎症が起こりやすくなったり、受精卵の着床の妨げになったりすることも。さらに、子宮内で炎症が続くと流産のリスクが高まることも知られています。

そうならないためには、子宮の中にラクトバチルス菌を増やすことが大切。ラクトバチルス菌を増やすためにできることについては、こちらの記事でも解説しています。

ラクトバチルス菌を増やすにはどうしたらいい?乳酸菌と妊活の関係を助産師が徹底解説!

「カラダの中でラクトバチルス菌を増やすにはどうしたらいい?」と思っている妊活中の方は多いはず。善玉菌の代表ともいえる乳酸菌「ラクトバチルス菌」は、子宮内にたくさんいればいるほど妊娠率が高くなるといわれています。この記事では、ラクトバチルス菌を増やすためにできること、乳酸菌と妊活の関係について詳しく解説します。

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ラクトバチルス菌とは?

ラクトバチルス菌とは、ラクトバチルス属という種類の乳酸菌の一種

人の腸内や膣、口の中や消化管に生息し、特に子宮内環境を左右する善玉菌の代表です。

乳酸菌であるラクトバチルス菌などは乳酸を作り出し、子宮内を酸性の環境に保ちます。それにより、悪玉菌の増殖を防ぐ助けになっています。

ラクトバチルス菌の妊活への効果

ラクトバチルス菌は、妊活にさまざまな嬉しい効果をもたらします。

  1. 1子宮内の悪玉菌の増殖を防ぐ
  2. 2病原体の侵入・繁殖を防ぐ
  3. 3子宮内を着床しやすい環境に保つ
  4. 4妊娠率・着床率をアップさせる

子宮内におけるラクトバチルス菌の占有率が90%以上だと、妊娠の可能性が高まると考えられています。

ラクトバチルス菌を効果的にチャージできる妊活サプリを今すぐチェックしたい人はこちらからどうぞ!

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子宮内の細菌バランスを知ることはできるの?

子宮内の細菌の状態は、「子宮内フローラ検査」で知ることができます。

子宮内フローラ検査は、子宮内膜を含む細胞の一部を採取して、菌の種類と割合を解析する自費の検査。
主に着床障害や流産を繰り返す人、体外受精で胚を移植しても妊娠に至らない人などが検査対象となります。

ラクトバチルス菌をサプリから摂るのがおすすめの理由

ラクトバチルス菌は、次のような食品から摂ることができます。

◆ラクトバチルスを含む食品

  • ヨーグルト
  • 乳酸菌飲料
  • 発酵食品(キムチ、ぬか漬け、味噌など)
  • ナチュラルチーズ

しかし、体の細菌バランスは、短期間で整うものではありません。また、一度摂っても長く定着することはできません。そのため、コツコツと継続して続けていくことがとても大切です。

善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を防ぐためには、以下の3つがポイントです。

  1. 1善玉菌(発酵食品・サプリ)を直接摂る
  2. 2善玉菌のエサ(食物繊維・オリゴ糖)を摂る
  3. 3善玉菌の邪魔をしない

体の中で善玉菌が元気であるためには、これらを習慣化することが重要です。不規則な生活や偏った食事、ストレス、睡眠や運動が不足している生活習慣は、善玉菌の邪魔をしてしまうため、注意が必要です。

だからこそ、食事などの生活習慣を見直すと同時に、サプリメントも上手に取り入れて、ラクトバチルス菌を継続的に摂ることがおすすめといえます。

ラクトバチルス菌がしっかり摂れる妊活サプリは、こちらからチェックできますよ!

妊活中に飲むラクトバチルス菌サプリの選び方

ラクトバチルス菌のサプリを選ぶ時には、いくつかポイントがあります。

  1. 1含まれるラクトバチルス菌で選ぶ
  2. 2ラクトバチルス菌以外の成分で選ぶ
  3. 3信頼性や続けやすさで選ぶ

3つのポイントを参考に、あなたの妊活のパートナーとなるサプリを探してみてくださいね。

含まれるラクトバチルス菌で選ぶ

実はラクトバチルス菌と言っても、色々な種類があります。

妊活の目的でラクトバチルス菌を摂るなら、妊活に特化したものがおすすめ。どのような種類のラクトバチルス菌がどれくらい入っているか明記されているものが良いでしょう。

研究結果によると、ラクトバチルス属の中でもL. crispatus(クリスパタス菌)などが子宮内フローラの改善に有効だと言われています。(※1、2)

また、子宮内環境を良い状態に保つためには、腸内環境を意識して整えることも大切です。

ラクトバチルス菌以外の善玉菌や、善玉菌のエサとなる食物繊維、オリゴ糖も一緒に含まれるものがおすすめです。

ラクトバチルス菌以外の成分で選ぶ

妊活中には、ラクトバチルス菌以外にも通常より多く摂ることが推奨されている栄養素があります。

ラクトバチルス菌と一緒に、他の必要な栄養素も摂ることができるものだと、さらに嬉しいですよね。

妊活中に特に摂りたい栄養素はこちらの3つです。

  • 葉酸
  • 鉄分
  • ビタミンD

葉酸400μg

葉酸は、細胞の分裂や成長を助けるのに必要不可欠な栄養素。

厚生労働省でも、妊活期は通常よりも400μg多く摂ることが推奨されています。

妊娠する前から摂ることで、赤ちゃんの生まれつきの病気である「神経管閉鎖障害」の予防に有効であることが分かっています。

また、血液を作る上でサポートする働きもあるため、貧血の予防にも有効です。

葉酸の働きについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。▼

葉酸とは?効果や働き、摂取量まで妊活・妊娠中に欠かせない栄養素を完全ガイド!

葉酸とは、どんな栄養素なのでしょうか?妊活中や妊娠期の女性にとって重要といわれる葉酸ですが、本当の効果や働きは意外と知らない人も多いはず。この記事では、葉酸の効果や働き、摂取のポイントをどこよりも詳しく解説。この記事を読めば葉酸のすべてがわかります!妊活中・妊娠中の女性は必見ですよ。

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鉄分

鉄分も妊活の時期から付加して摂ることが勧められている栄養素です。貧血は排卵障害や着床障害のリスクを高めてしまいます。

また、妊娠するとお腹の中の赤ちゃんの発育や全身を巡る血液量が増えるため、より多くの鉄分が必要になります。

ビタミンD

ビタミンDは、太陽の紫外線を浴びることによって体内で合成することができる栄養素です。排卵や子宮内膜に関わる栄養素であり、着床しやすい子宮内膜の状態を保つために必要だと考えられています。

ビタミンDが不足すると妊娠率が下がるといわれ、不妊治療においてもビタミンDが十分ある女性の方が妊娠率が高いことが分かっています。

ビタミンDと妊活の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています!▼

妊活におけるビタミンDの効果とは|必要な摂取量と効率的に摂る方法を解説

この記事では、ビタミンDが妊活にどのような効果をもたらすのかを詳しく解説しています。実は、日本人はビタミンDが不足しがちというデータも。妊活中のビタミンD摂取によって着床率や出生率を上げ、流産のリスクを下げましょう。効率よくビタミンDを摂取する方法と正しい知識を身につけて、妊娠力を高めましょう。

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信頼性や続けやすさで選ぶ

妊活中に飲むサプリは、信頼できる品質かどうかというところも外せないポイントです。

実は、サプリメントは専門的な知識を持っていなくても製造販売することができる食品です。そのため、選ぶ際には、誰がどこでどのように作って販売しているかということもチェックしましょう。

また、安全性や使用している添加物についても気にしたいところ。将来の赤ちゃんのことを考えると、品質を確かめて選ぶのが良いでしょう。

さらに、妊活の時期には個人差があり、人によっては数年に及ぶことも少なくありません。その上で、飲みやすさや価格帯を含めて、続けることができるかどうかという点もポイントになります。

ラクトバチルス菌を増やすサポートをするサプリの選び方や、おすすめ商品についてはこちらの記事も参考になりますよ!

ラクトフェリンサプリは妊活に効果的?おすすめ商品と妊娠との関係を詳しく解説

ラクトフェリンサプリの継続的な摂取は妊活に役立ちます。ラクトフェリンは、ラクトバチルス菌の増殖を助け子宮内の環境を正常に保ちます。その結果、1.妊娠しやすい体づくりのサポート、2.流産予防、3.貧血予防に貢献でき、妊活に効果を発揮するのです。この記事では、ラクトフェリンサプリの効果とあわせておすすめの商品を詳しく紹介します。

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妊活に必要なラクトバチルス菌を摂るなら「mitas」がおすすめ

妊活期に必要なラクトバチルス菌がしっかり摂れるサプリなら、「mitas(ミタス)」がおすすめです。

mitasは、不妊症専門産婦人科医が監修する妊活専用サプリ

子宮内環境を整えるラクトバチルス菌を始めとする、妊活期に特化した成分をオールインワンで配合しています。

◆mitasのおすすめポイント

  • ラクトバチルス属を含む乳酸菌が1億個配合!
  • 善玉菌のエサとなる食物繊維を配合
  • 妊活期に必要な葉酸・鉄分・ビタミンDもしっかり網羅
  • 巡りの良い体づくりのための和漢成分が摂れる
  • 不必要な添加物を使用しない無添加にこだわった厳選成分
  • GMPマーク、安心安全マーク取得の信頼できる品質
  • 不妊症専門の産婦人科医が監修

さらにmitasは、妊活期に気になる安全性という点でも、国内の認定工場で作られ(GMPマーク取得)、安全性やアレルギーなどの試験もクリア(安心安全マーク取得)した信頼できる品質のサプリメント

添加物の中には、体の中の細菌のバランスに悪影響を及ぼすものもあるため、不必要な添加物を使用していないというのも嬉しいポイントです。

mitasは、スギ薬局の妊活サプリ部門で売上げナンバーワンの実績もあるサプリ。その他にも、マツモトキヨシやアカチャンホンポでも手軽に購入が可能です。

ただし、公式サイトから購入すると、初回は定価よりもお得にゲットできます!ちょっと試してみたい方にもおすすめですよ。

妊活のサポート役としてラクトバチルス菌サプリを始めたい方は、こちらから詳細をチェックしてみてくださいね。

ラクトバチルス菌サプリを活用して子宮内環境を整えよう

妊活をしていく上で、子宮内の環境を整えることはとても大切です。しかし、子宮内の環境を短期間で改善に導くのは簡単なことではありません。

妊活成功のためには、子宮や腸などに生息する体の中の善玉菌にとって良いアクションをコツコツと続けていくことが重要です。

mitasは、子宮や腸の細菌バランスを整える役割をもつラクトバチルス属の乳酸菌や、それらのエサとなる食物繊維を含む妊活サプリです。妊活と菌活を同時に取り入れ、体を整えるサポートをします。

オールインワン妊活サプリのmitasで、妊活期に必要な栄養素を効率的にチャージしてくださいね。

参考文献:

(※1)

Impact of Lactobacillus in the uterine microbiota on in vitro fertilization outcomes - PubMed

(※2)

The endometrial microbiota of women with or without a live birth within 12 months after a first failed IVF/ICSI cycle - PubMed

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