更新日:2023/12/28

フーナーテストは意味がない!?検査の方法と妊娠について助産師が解説

フーナーテストを聞いたことがありますか?不妊治療をしている方であれば、知っている人もいるかもしれませんが、医師から説明を聞いて初めて知ったという人もいるでしょう。

この記事では、フーナーテストがどのような検査なのか、フーナーテストと妊娠の関係についても解説します。

今後検査をする方や、実際に検査を受けられた方はぜひ参考にしてくださいね。


フーナーテストはどんな検査?

そもそも、フーナーテストとはどのような検査なのでしょうか。フーナーテストは性交後検査とも言われ、性行為後に膣の奥にある、頚管粘液を採取し、精子がどれぐらい残っているか確認する検査です。日本では不妊治療の現場で行われることが多いです。

頚管粘液に精子が残っていない場合陰性(不良)、残っている場合陽性(良好)と判断されます。

結果はいつわかる?

気になる検査結果ですが、受診当日にわかる場合がほとんどです。結果がわかるまでの時間は施設により異なりますが、検査をして30分程度で結果がわかることが多いでしょう。

意味がないと言われる2つの理由

フーナーテストは全ての医師が推奨している検査ではありません。意味がないためにしないという医師もいます。

ではなぜフーナーテストが意味がないと言われるのか、2つの理由について解説します。

明確なエビデンス(根拠)がないため

まず1つ目の理由が、明確なエビデンスがないためです。フーナーテストは明確な判断基準がなく、施設により判断が異なる部分があるでしょう。また、男性不妊のスクリーニングはできないとWHOラボマニュアルにも明記されています。

不妊治療の現場では行われている検査ですが、フーナーテストで陰性であっても妊娠する人もいますし、反対に、陽性であってもなかなか妊娠しない人もいます。

検査の結果と妊娠に関連性がないことから、意味がないと考える医師もいるようです。

1 回では判断がつかないため

2つ目の理由は、1回の検査では判断がつかないためです。

陽性と結果が出るのは、月経周期の1-2日だけという人もいます。そのため、1回の検査で陰性であっても、判断ができないのです。

そのため、1回の検査では確定できず、1回の月経周期で複数回検査をして確定します。

陰性(不良)の場合、明確な根拠はありませんが、臨床的な判断として、人工授精や体外受精などの高度不妊治療へステップアップを勧められる場合が多いでしょう。


結果が陰性(不良)となった場合、なにが原因?

では、フーナーテストを受けて、結果が陰性(不良)となった場合、原因としてなにが考えられるのでしょうか。女性・男性それぞれ考えられる原因について解説します。

女性側の原因

女性側の原因として考えられることは、頚管粘液が少ない、もしくは頚管粘液に精子を異物とみなす抗体(抗精子抗体)があることです。

頚管粘液は精子が頚管の中にスムーズに入るよう、促す働きがありますが、頚管粘液が少ない場合は、結果が陰性となる場合があります。

他にも精子を異物とみなす抗体(抗精子抗体)があると、精子が攻撃されてしまうため、妊娠できない可能性があります。

男性側の原因

男性側の原因としては、精子の運動率が悪い、精子の数が少ない、禁欲期間が短いことが考えられます。

しかし、先述のとおり、男性不妊の判断はこの検査ではできないため、男性不妊の可能性がある場合は、精液検査を受ける必要があります。

他にも、禁欲期間が短い場合、正しい結果が出ずに陰性と結果が出ることがあるでしょう。

検査前に禁欲しなかった場合、どうなる?

フーナーテストの検査前は施設により異なりますが、3-5日間の禁欲が指示されることがほとんどです。検査前に指定の期間禁欲しなかった場合、検査結果が正しいものとならない可能性があります。

正常な精子の場合は連日射精しても精子数に影響はありませんが、結果が不良の場合、禁欲期間が短く結果が不良なのか、そもそも精子数が少ないか判断ができません。そのため、検査前は指示通り禁欲が必要になります。

精子が正常と言われている場合は、禁欲期間を守らなくても大きな影響はないことがあります。ただ、検査結果を正しく判断するためには、禁欲期間を守ることが望ましいでしょう。

フーナーテストの結果が陰性(不良)だと自然妊娠は難しい?

フーナーテストを受けた結果、陰性(不良)の場合、自然妊娠は難しいのか気になる方もいるでしょう。

先述のとおり、フーナーテストは明確なエビデンスがないため、結果が陰性であっても自然妊娠する場合はあります。

実際にフーナーテストが陰性だったけれど、自然妊娠したという人は多数います。

そのため、結果が陰性(不良)だから自然妊娠の可能性がないと悲観的になる必要は全くありません。

ただ、お互いに不妊の原因がなく、なかなか妊娠しない場合は人工授精などステップアップをした方が妊娠率は高くなるでしょう。

検査結果とこれまでの治療歴や妊活歴などを確認し、必要であれば医師とステップアップの相談をすることをおすすめします。



自然妊娠に必要なことは?

自然妊娠のために大切なことはたくさんありますが、まず夫婦で知っておきたいこととして、この3つが大切です。

・夫婦で妊娠について話す

・妊娠しやすいタイミングを知る

・妊娠に向けた体づくり

夫 婦で妊娠について話す

いつ頃子どもが欲しいのか、何人欲しいのか、不妊治療は視野に入れるのかなど将来設計に関わることは必ず事前に話し合っておきましょう。

事前に話し合っておくことで、認識のすり合わせができるだけでなく、2人で協力していこうという気持ちになりますよ。

妊娠しやすいタイミングを知る

また、妊娠しやすいタイミングを知ることも大切です。妊活のためだけに性交渉をすると義務感のように感じることもありますが、妊娠の確率をよりあげるために、妊娠しやすいタイミングを知っておくことはとても大切です。

妊娠しやすい時期は排卵1〜2日前と言われています。排卵のタイミングを知ることは難しいので、生理周期をアプリなどで把握する、基礎体温をつけるといった方法で、確認できます。

男性側が確認することが難しい場合は、アプリなどで共有してもいいでしょう。

自己流でタイミングが難しい場合は、医療機関を受診し、超音波検査で排卵のタイミングを知ることもできます。

妊娠に向けた体づくり

そして、妊娠しやすい体づくりをすることが、男性・女性ともに大切です。

・適度な運動習慣

・ストレスをためない

・禁煙

・食生活を見直す

まず自分ができるところからでいいので、少しずつ始めましょう。食生活を見直すことは、なかなか難しいですし、必要な栄養素を食事だけで摂取することはなかなかできないという方も多いでしょう。

その場合、サプリメントで摂取することをおすすめします。


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