妊娠中におすすめの腸活サプリはどれ？選び方と腸内環境を整える必要性を助産師が解説

妊娠中に腸活が大切な理由

妊娠中にかかわらず、腸内環境の良し悪しには、腸内に棲む腸内細菌が大きく関係しています。そして、この腸内細菌のバランスを整えることが「腸活」です。

まずは、妊婦さんにとってなぜ腸活が大切なのか、その理由を確認していきましょう。

妊娠中は便秘になりやすい

妊娠中はさまざまな影響により、妊娠していないときよりも便秘になりやすい時期です。体の状態が大きく変化するため、腸の動きや便の状態も変化します。

そのため、実は便秘になりやすい要素がたくさんあるのです。

つわりの影響

妊娠初期の便秘の原因で多いのは「つわり」による影響です。つわりは、妊娠5週頃から始まり、胎盤の出来上がる15〜16週ごろに落ち着く症状です。

つわりによって食事量や水分量が減り、食事内容が偏ると、便の量になるものがなかったり、便が硬くなったり、腸の動きが緩やかになったりすることがあるため、便秘の原因になります。

ホルモンバランスの変化

妊娠初期から中期にかけての便秘の原因になるのは、ホルモンの変化による影響です。

便秘の原因になるのは、女性ホルモンの「プロゲステロン」です。プロゲステロンは、黄体期に分泌が盛んになる妊娠の継続のために分泌されるホルモンです。

プロゲステロンには、腸の働きを緩やかにしたり、体に水分をため込んだりする働きがあります。そのため、便の水分が不足し、便秘になりやすくなります。

腸の動きが緩やかになる

妊娠中は、子宮の中に赤ちゃんがいるため、腸が圧迫されやすい状態になります。腸の圧迫は、お腹が大きくなるに従って強くなります。

また、妊娠中は妊娠していないときに比べ腸の活動量が減ってしまう傾向があります。

腸の圧迫や運動量の低下は、腸の動きを緩やかにしてしまいます。その結果として、便秘になってしまうことも少なくありません。

代謝アップに伴う脱水

妊娠中は、体重増加に伴い基礎代謝量が増加します。そのため、消費カロリーや呼吸、皮膚などから自然に失われる水分も増加します。

失う水分量が増えるということは、摂る水分量も増やさなければ脱水傾向になってしまうということ。体の中の水分量が不足してしまうと、便が作られるときの水分も不足してしまいます。

その結果、便が硬くなり便秘を招いてしまうのです。

妊娠中の便秘による影響

次に、妊娠中の便秘が、妊娠生活やお産にどのように影響するかについて解説していきます。

腹痛

ひどい便秘でお腹が痛くなることや、硬い便を無理に出そうと踏ん張ることで肛門が傷ついて出血することがあります。これらの症状は、切迫流産や切迫早産の症状と混同されやすい傾向があります。

腹痛や出血があって、受診してみたら便秘だったというのは珍しい話ではありません。

腹痛と出血は、切迫流産や切迫早産の兆候でよくある症状であるため、注意が必要です。

痔

妊娠中は、子宮が大きくなるため、お尻に負荷がかかりやすくなります。さらに、ホルモンの影響により静脈が拡張しやすい状態になっています。

そのため、長時間便座に座ったり、便秘によって強くいきんだりすることが度重なると、お尻周りの血管に静脈のこぶができてしまいます。これが「痔」です。

一度痔ができてしまうと、出産のときに悪化してしまう傾向があります。そして、痔の痛みが産後の便秘を悪化させてしまうこともあるのです。

食欲の減退

便秘により排泄がスムーズにできない状態が続くと、胃の中の食べ物を腸に送ることができなくなってしまいます。

その結果として、食欲も落ちてしまいます。食欲が落ちて、必要な栄養素を摂ることができないと、妊娠中のお母さんの健康状態や、お腹の中の赤ちゃんの成長発達に悪影響を及ぼす可能性があります。

お産が長引くことも

実は便秘は、お産の進み具合にも影響します。

赤ちゃんが生まれてくるときの通り道である子宮や膣は、膀胱と直腸に挟まれています。そのため、膀胱や直腸が充満している状態より、空の状態の方が赤ちゃんが下がって来やすいのです。

そのため、お母さんがトイレで排尿したり排便することで、お産が進むということも珍しくありません。反対に、便の塊が赤ちゃんが降りてくる妨げになっていることもあるのです。

腸内細菌のバランスや状態を整える腸活は、短期間ですぐに結果を出すことは困難です。そのため、毎日の生活の中で「腸内環境を整えるセルフケア」をコツコツと続けていくことが大切。

セルフケアのひとつとして、ぜひ腸活サプリを始めてみましょう。

妊娠中におすすめの腸活サプリの選び方

腸活サプリにはいろいろなものがありますが、妊娠中ならではのおすすめの選び方があります。

1. 1腸内環境を整えてくれる成分が含まれている
2. 2妊娠中に必要な栄養素が一緒に摂れる
3. 3妊娠中でも安心して摂ることができる
4. 4専門家が監修している

この4つを参考にして、安心して続けることができる腸活サプリを探してみてくださいね。

腸内環境を整えてくれる成分が含まれている

腸活サプリを選ぶ上で、最も大切なのが腸活に良い腸内環境を整えてくれる成分がしっかりと配合されていることです。

腸内環境のサポート成分として、以下のような成分が含まれているサプリを選びましょう。

腸活におすすめの成分

◆プロバイオティクス：体にとって良い働きをしてくれる善玉菌

例）

• 乳酸菌
• ビフィズス菌
• 酪酸菌
• 納豆菌
• 麹菌
• 酢酸菌など

◆プレバイオティクス：善玉菌のエサとなるもの

例）

• 食物繊維
• オリゴ糖

妊娠中に必要な栄養素が一緒に摂れる

せっかくサプリで栄養素を摂るなら、妊娠中に必要な栄養素も一緒に摂ることができると嬉しいですよね。

妊娠中には厚生労働省で摂ることを推奨されている栄養素がいくつかあります。腸活用のサプリと、妊娠中の栄養素を摂るためのサプリを別々で摂るより、オールインワンで摂ることができるものが断然おすすめです。

◆妊娠中の積極的な摂取が推奨されている主な栄養素

• 血液や体を作る「たんぱく質」
• 赤ちゃんの生まれつきの障害の予防となる「葉酸」
• 血液の元となる「鉄分」
• 骨を作る「カルシウム」

特に葉酸は、色々な研究により赤ちゃんの生まれつきの障害である「神経管閉鎖障害」を予防する働きがあることが分かっている成分です。

また、血液成分である赤血球を作る上でも必要な栄養素です。

葉酸不足が赤ちゃんに与える影響については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね！▼

葉酸不足が胎児に与える影響とは？効率的な摂取方法とおすすめサプリを紹介

葉酸不足が胎児に与える影響とはなにか？について解説しています。妊娠期に葉酸が不足すると先天性疾患のリスクが上がり、成長サポート効果が得られないほか、胎児だけでなくママの貧血予防の効果が受けられないことや、早産の可能性が出てきてしまうことも。葉酸不足にならないためにできることも、あわせてチェックしてみてくださいね。

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また、妊娠中は、体を巡る血液量が増えるため、血液が薄まり多くの方が貧血傾向になります。貧血は、お母さんの貧血症状だけでなく、赤ちゃんの成長発達や胎盤を作る上でも悪影響を及ぼしてしまいます。

また、貧血があるとお産の進みが悪くなったり、産後うつの原因になることも。

赤ちゃんの病気の予防や貧血を予防するため、葉酸は400μg、鉄分は9～16mg程度含まれたサプリを選ぶことが大切です。

妊娠中でも安心して摂ることができる

妊娠中は、お母さんが口にしたものが血液を通して赤ちゃんに送られます。そのため、できるだけ安心して摂ることができるものを選びたいですよね。

実は、サプリメントは食品という扱いのため、許可を得ることができれば誰でも製造・販売できるもの。そのため、市場に出回っているサプリメントにはいろいろなものがあるというのが実情です。

安心して摂ることができる製品を選ぶ際には以下のポイントに注意しましょう。

• 不必要な添加物が含まれていないか
• 品質や安全性が確かな製品か

サプリメントを作る際に、全く添加物を使用しないということはできません。しかし、飲みやすさだけを重視したり、量を増す目的で必要以上に添加物を使用している場合もあります。

サプリメントに含まれる添加物については、こちらの記事で詳しく説明しています。▼

無添加のおすすめ葉酸サプリが知りたい！添加物のウソ・ホントと選び方を助産師が解説

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また、サプリメントを選ぶ際には、国が定めた認定工場で製造された「GMPマーク」を取得しているものがおすすめです。

GMPマークは、日本健康・栄養食品協会と日本健康食品規格協会が審査・認証をしており、優れた品質であるという印です。

妊娠中に飲むサプリは、このマークを目印に選びましょう！

専門家が監修している

大切な妊娠期のお母さんの体とお腹の中の赤ちゃんのことを考えると、専門家が監修している信頼できるものが安心です。妊娠中に摂るものに関しては、産婦人科医が監修しているものを選びましょう。

近年では、「人気のインフルエンサーが作ったもの」「芸能人がYouTubeで勧めていた！」「大手通販サイトの評価がよかった！」などということが購入の動機となることも珍しくないですが、自分と赤ちゃんを守る大切なものを選ぶ基準として、冷静な判断を行うことが大切です。

妊娠中の腸活には「mamaru」がおすすめ

4つの選び方を踏まえ、妊娠中の腸活には葉酸サプリの「mamaru（ママル）」がとってもおすすめです。

mamaruには、妊婦さんが安心して続けることができるメリットがたくさんあります。詳しくチェックしていきましょう！

菌活ができる妊婦さん専用サプリ

腸活のために欠かせないのが、腸内環境を整えるために有効な善玉菌が配合されていること。実はmamaruは、妊婦さんのマイナートラブルである便秘を考慮して作られた「史上初の菌活もできる葉酸サプリ」です。

mamaruには、約250億個の乳酸菌と、善玉菌のエサになる食物繊維が配合されています。

乳酸菌は腸内環境の改善に役立つだけでなく、子宮内環境を改善してくれるという働きもあります。

子宮内環境を左右する子宮内フローラが整うことにより、流産や早産の原因となる子宮内で起こる炎症の予防にも繋がりますよ。

mamaruの商品詳細はこちら>>

子宮内環境に関係する子宮内フローラに関しては、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。▼

子宮内フローラの改善に良い食べ物は？助産師おすすめの食品や避けたいことをチェック！

子宮の環境を左右するカギとなる子宮内フローラの改善のためにおすすめの食べ物を紹介します。子宮内フローラは腸内フローラと関係しているため、腸活を意識した食事や生活習慣が有効です。また、腸活に良くないとされていることは、子宮内フローラにとっても良くありません。この記事で詳しくチェックしていきましょう。

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妊娠中に必要な成分がオールインワン

mamaruには、腸活に役立つ成分の他に、妊娠中に摂ることが推奨されている成分がバランス良く配合されています。

普段の食事に1日4粒プラスするだけで、妊娠中に必要な栄養素をカバーすることができますよ。

特に注目の成分は、妊娠中に付加して摂ることが推奨されている葉酸と鉄分です。mamaruは4粒で厚生労働省で推奨されている葉酸400μgを摂ることができます。

また、吸収率の良いヘム鉄も10mg配合されているため、貧血予防にもぴったり。

厚生労働省で摂取が勧められている鉄分量はこちらの通りです。

【鉄の食事摂取基準（mg/日）】

※月経なしの女性の場合

腸活成分とともに、妊婦さんに必要な栄養をオールインワンで補えるmamaruはこちらからチェック！

「GMPマーク」と「安心安全マーク」を取得

mamaruは、「GMPマーク」を取得しているサプリメントです。そのため、品質が管理されている信頼できる製品ということができます。

加えて、厳格な検査をクリアした場合に付与される「安心安全マーク」も取得しており、複数の第三者機関に品質が認められています。

無添加で赤ちゃんとママに優しい

mamaruは、不必要な添加物を使用していないサプリメントです。

添加物は、サプリメントを作る上で必要なものだけを使用し、香料、着色料、保存料、酸味料、甘味料、増粘安定剤は全て不使用です。

その他、不要な残留農薬、防カビ剤、防腐剤も全て不使用です。

また、安全性試験で鉛、ヒ素、重金属、一般細菌、大腸菌、放射性ぶ物質が検出されていないことを確認しています。

さらに、赤ちゃんとママに安心して使用してもらうために、全ての成分の原産国、最終加工国も公開しています。

産婦人科医が監修・推奨

mamaruは、産婦人科医監修のもと作られた妊娠期に特化したサプリメントです。

妊娠期の専門家である産婦人科医が関わって作られたサプリメントであるということは、信頼できる要素として大きいですよね。

mamaruを始めとするmitasシリーズは、男女の妊活期、妊娠期、産後それぞれの時期に関わる専門家が関わって作られたサプリメントです。

妊娠期が終わってからは、mamaco（ママコ ）が産後のお母さんの体や心をサポートします。

mamaruを一番お得に買う方法

mamaruの嬉しいところは、それぞれの生活スタイルに合わせて購入方法を選べるところ。

mamaruは全国4000店舗以上のスギ薬局とマツモトキヨシで購入できる他、オンラインでの購入も可能です。ただし、一番お得に買うなら公式サイトからの購入がおすすめ！

公式サイトだけの嬉しい割引もあるため、ちょっと気になる！一度試してみたい！という方は、ぜひ公式オンラインショップをチェックしてみてくださいね！

サプリだけじゃない！妊娠中におすすめの腸活4選

腸内環境を改善するためには、サプリと合わせて生活習慣を整えていくことも大切です。サプリとセルフケア両方を取り入れることで、より効果を高めることができますよ！

また、腸内環境は短期間で大きく変えることは難しいため、継続することが大切です。取り入れることができそうなことから、取り組んでいきましょう。

水分の摂り方を工夫する

水分は常温のものや温かいものをこまめに摂るようにしましょう。喉の乾きを感じる前に、コップ一杯程度の水分を摂るのが良いでしょう。

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や体の代謝のアップにより、必要な水分量が増えます。一方で、一度にたくさんの水分を摂ると、尿として排泄されたり、むくみの原因になってしまったりするため、水分補給のためには、こまめに摂るのが◎。

また、冷たすぎるものは消化器を冷やし、働きを緩やかにしてしまうため注意するようにしましょう。

食事内容を意識する

腸活のためには、食事から善玉菌や善玉菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を摂ることも大切です。

善玉菌は、一度摂っても長く定着することができません。そのため、毎日の食事の中でコツコツ摂るのが良いですよ。

おすすめ食品はこちらの表をチェックしてみてくださいね。

「お味噌汁＋わかめ＋きのこ」や「ヨーグルト＋バナナ＋きなこ」など、組み合わせて摂るのがおすすめですよ。

食事に合わせて飲みたい、妊婦さんにおすすめの腸活サプリはこちらからどうぞ！

冷え予防を取り入れる

腸活のためには、循環の良い状態であることが大切です。

体が冷えていると血流が悪くなるため、内臓の働きも緩やかになってしまいます。その結果として、消化や腸の動きにも悪影響を及ぼし、便秘を招いてしまうことも。

冷え予防のためには、体を動かすことや入浴をすること、規則正しく生活することが大切です。また、体温を下げる性質がある食べ物は摂りすぎないようにするのがベターです。

◆体温を下げる性質のある食べ物

• 白砂糖
• 生野菜
• 夏野菜や夏の果物
• 南国の果物

その他、温活におすすめのグッズやセルフケアはこちらも参考にしてみてくださいね！▼

妊活におすすめの温活グッズが知りたい！助産師が教える効果やセルフケアも

この記事では、温活のおすすめグッズの紹介と共に、温活と妊活の関係やその効果、今すぐできるセルフケアについて紹介します。温活は、継続的に行うことで少しずつ体質に変化が出ます。温活グッズやセルフケア方法を知って、妊活に役立てましょう！

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適度に運動する

適度に運動することにより、消化機能が高まり腸の動きも促進されます。普段の生活の中で運動量が少ないと感じる場合は、意識して動くようにしましょう。

妊娠中でも妊娠の経過に問題がなければ、特別な運動制限や安静にする必要性はありませんよ。心配な場合はかかりつけ医に相談しても良いでしょう。

◆妊娠中におすすめの運動

• ウォーキング
• ストレッチ
• マタニティビクス
• ヨガ
• ピラティス
• 水泳

妊娠中は腸活を意識して、健やかな体づくりをしよう

妊娠中は、体にさまざまな変化が起こるため便秘になりやすい状態です。また、妊娠中の便秘がさらなるトラブルを引き起こしてしまうことも。

そのため、妊娠中は意識して腸内環境を整える工夫が必要です。健やかなマタニティライフと出産のためにも、今のうちからセルフケアやサプリメントなどを活用して、コツコツ腸活を取り入れていくのがおすすめです。

手軽に腸活を始めるなら、妊婦さんにおすすめの腸活サプリメント「mamaru（ママル）」はいかがでしょうか？

妊娠期に必要な栄養素と腸活のための栄養素も配合されているため、オールインワンで栄養補給と腸活ができますよ。

mamaruを活用すれば、1日4粒摂るだけで栄養補給と腸活をサポート！産婦人科医が監修・推奨している、不必要な添加物が配合されていない信頼できるサプリメントです。

妊娠中の栄養補給と腸活は、mamaruがサポートします！

参考資料：

葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット（厚生労働省）

《参考資料1》対象特性 1 妊婦・授乳婦

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