更新日:2025/3/27

帝王切開と自然分娩の違いはなに?助産師が解説する出産方法の種類と決め方

助産師が解説する出産方法の種類と決め方
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出産の時期が近づいてくると、「帝王切開」と「自然分娩」にはどんな違いがあって、どっちがいいのかなど、少しずつ出産の方法について気になり始めると思います。

赤ちゃんの出産方法にはいろいろな種類があり、人によってその方法は異なります。

実は、出産方法は帝王切開と自然分娩だけではなく、他にもあるんです。

今回の記事では、帝王切開と自然分娩の違いについて解説するとともに、出産方法の種類と決め方について助産師が徹底解説していきます。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaru監修・産婦人科医】まきレディスクリニック院長 風本真希先生

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医、検診乳腺超音波 認定医

毎日多くの妊婦さんの検診に立会い、相談にのっている。患者さんのお話に真摯に耳を傾けることが信条。

"葉酸だけでいい” そう思っていませんか?
実は妊婦さんに必要な栄養素は葉酸だけではありません。妊活期に比べ鉄分がより必要になるだけでなく、ビタミン・ミネラルと様々な栄養素をまんべんなく摂ることが大切です。
"体のコンディションの変化や、日常生活の成約がたくさん”。妊娠中は、体のコンディションの変化や、お腹に赤ちゃんがいるというこれまでと異なる環境の中、生活にも様々な制約が。
日々の健康に気を使い、体調管理することが大切です。

まきレディスクリニック

帝王切開と自然分娩ってなにが違うの?

帝王切開と自然分娩は、どちらも赤ちゃんを出産する方法です。

帝王切開は、医師がママのお腹を切って赤ちゃんを取り出す手術によって出産する方法です。

自然分娩は、陣痛が起きることで赤ちゃんがママの膣(産道)を通り、医療的な介入なしで出産する方法です。

帝王切開と自然分娩はどっちがいい?

帝王切開と自然分娩はどちらがいいのか気になるママも多いと思います。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

自然分娩

自然分娩は、ママと赤ちゃんが本来持つ出産する力を最大限に発揮でき、ママ自身が出産したという達成感を感じやすい方法です。

医療的な介入もほとんどないため、出産後のママは普段通りの生活に戻りやすいことが多いです。

ただ、自然分娩での出産中はいつなにが起こるかわかりません。

お産が思うように進まず、ママが長時間陣痛の痛みに耐えなければならないことも

赤ちゃんが陣痛の身体的ストレスに耐えられずにお腹の中で苦しくなってしまい、急遽自然分娩以外の方法に切り替えることもあります。

帝王切開

帝王切開は、ママのお腹を切って赤ちゃんを出すため、ママと赤ちゃんに長時間の陣痛によるカラダへのストレスがかかることなく出産することができます

もともと帝王切開を予定して出産する場合は、手術日が決まっているのでママも落ち着いて準備ができ、家族の予定も合わせやすいです。

ただ、手術でお腹の皮膚、筋肉、子宮を切るため、手術後のママのカラダには負担がかかります

赤ちゃんも産道を通らないことで羊水が吐き出しにくく、生まれた後に呼吸状態が不安定になる可能性もあります。

どちらの出産も命がけであることに変わりはない

どちらの出産方法もリスクはつきもので、ママと赤ちゃんは命がけです。

そして、ママと赤ちゃんによってもどの出産方法がいいかは違いますし、そのときの状況によっても違うため、一概に◯◯がいいとはいえません。

一つ言えることは、出産を担当する医師と助産師は、ママと赤ちゃんにとって最善の方法を考えて、出産のお手伝いをしているということです。

母子ともに元気に出産するために今からできることをやって、出産に備えたいですね。

出産方法の種類

出産方法の種類は、大きく経膣分娩(けいちつぶんべん)と帝王切開の2種類に分かれます。

さらに、それぞれに2つの種類があります。

◆経膣分娩

  • 自然分娩
  • 器械分娩(きかいぶんべん)

◆帝王切開

  • 予定帝王切開
  • 緊急帝王切開

それぞれの出産方法について詳しく解説していきます。

経膣分娩

経膣分娩とは、赤ちゃんが産道と呼ばれるママの骨盤・子宮頸部・膣・外陰部を通って生まれてくる出産方法のことをいいます。

子宮の筋肉が収縮して赤ちゃんを外に押し出す力である「陣痛」によって、赤ちゃんを出産します。

陣痛中は痛みがあるため、様々な痛みを和らげる方法を試しながら赤ちゃんが生まれてくるのを待ちます。

お産の経過が問題なければ、普段通りに食べたり飲んだりしてしっかりエネルギーを補給することが大切です。

出産後は後陣痛(こうじんつう)や、出産の影響でお股が裂けて縫った痛みなどがあるため、鎮痛剤を使用して痛みをコントロールし、出産後2時間から歩くことができます。

陣痛がどんな痛みなのか気になる方は、こちらの記事で出産の流れや痛みの逃し方について解説しているので参考にしてください。

陣痛はどんな痛み?例えや出産の流れ、痛みを少しでも和らげる方法を助産師が徹底解説!

出産の時期が近づくと「陣痛はどんな痛みなの?」と誰しも不安に思うものです。痛みを少しでも減らすためには、陣痛という痛みの正体を知り、妊娠中から出産に向けてカラダづくりをしていきましょう。この記事では、陣痛はどんな痛みなのか、痛みのたとえや出産の流れとともに、痛みを少しでも和らげる方法について解説します。

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経膣分娩には、自然分娩と器械分娩の2パターンあります。

自然分娩

経膣分娩の中でも、医療的な介入なく出産する方法を「自然分娩」といいます。

平安時代や江戸時代の出産をイメージするとわかりやすいと思います。

自然に陣痛が起きてお産が進んでいき、薬や特別な医療器具などの手助けが必要なく、女性がもともと持っている出産する力だけを頼りに出産する方法です。

自然分娩は出産経過が問題なければ、ママと赤ちゃんにとって一番自然な出産方法で、カラダへの負担が少ないと考えられています。

そのため、妊娠中や出産中の経過に問題がない場合は、医師と助産師は自然分娩ができるようにサポートしていきます。

器械分娩(吸引分娩・鉗子分娩)

経膣分娩の中でも、特別な医療器具を使って出産する方法を「器械分娩(きかいぶんべん)」といいます。

器械分娩で使用する医療器具は2種類あり、使用する器具によって出産方法の名前が変わります。

器具と出産方法
吸引分娩吸引カップという小さいお椀状の器具を赤ちゃんの頭に装着し、陰圧をかけて赤ちゃんを外へ引っ張る
鉗子分娩鉗子という大きいトングのような器械を使って赤ちゃんの頭をはさみ、赤ちゃんを外へ引っ張る

吸引・鉗子分娩となるのはどんなケースなのかはこちらで解説します。

帝王切開

帝王切開とは、ママに麻酔をかけてお腹から子宮までを切って開き、子宮に直接手を入れて赤ちゃんを取り出す手術によって出産する方法をいいます。

◉帝王切開の流れ

  1. ママに麻酔をかける(緊急でなければ下半身のみの麻酔が多い)
  2. ママのお腹をきれいに消毒する
  3. お腹の皮膚、脂肪、筋肉、腹膜を順番に切っていき、子宮まで辿り着いたら子宮の筋肉を切って開く
  4. 赤ちゃんを包んでいる卵膜を切って開き、直接手を入れて赤ちゃんを引っ張り出す
  5. 赤ちゃんを外に出し、臍の緒を切る
  6. 切り開いたママの子宮からお腹の皮膚までを縫う

麻酔をしているため、手術中に痛みはありません。

手術後は後陣痛と開腹手術の痛みがあるため、鎮痛剤を使用して痛みをコントロールしていきます。

術後の経過が問題なければ、手術の当日はベッドの上で過ごし、翌日から起き上がって歩き始めます。

食事は病院にもよりますが、手術当日のみ絶食で、手術の翌日から普通の食事を食べることができます。

帝王切開後の回復を早める方法、傷をきれいに治す過ごし方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

帝王切開の回復早める方法を完全ガイド!傷を早くきれいに治す過ごし方【助産師執筆】

「できることなら帝王切開の回復早める方法を知りたい!」というママ必見!帝王切開での出産を終えたばかりのママたちは、傷の痛みや疲労によって自分のカラダが思うように動かないことにストレスを感じ、不安に思う方も多いと思います。この記事では、帝王切開の回復を早める方法と帝王切開の傷を早くきれいに治す過ごし方について助産師が徹底解説していきます。

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帝王切開は予定帝王切開と緊急帝王切開の2パターンがあります。

予定帝王切開

予定帝王切開は、あらかじめ妊婦健診で出産方法を帝王切開にすることを決め、事前に決めた手術の日程通りに帝王切開で出産することをいいます。

出産の日(手術の日)が決まっていることで、育児用品の準備を万全にでき、ママと家族の心の準備もできます

また、事前に予定がわかっていることで家族の都合もつけやすいです。

どんな場合に予定帝王切開になるのかはこちらで解説しています

緊急帝王切開

緊急帝王切開は、数時間以内に帝王切開で出産しなければならない状況になり、急遽帝王切開で出産することをいいます。

急な手術になるため、急いで準備が必要になりバタバタとすることが多く、ママも家族も不安に思うことが多いです。

緊急帝王切開となる場合には、医師や助産師はママと赤ちゃんの命を最優先に考えて動きます

わからないことや不安なことは遠慮なく確認して、少しでも不安を減らしてくださいね。

出産方法の決め方

どの出産方法でも命のリスクがつきもの。そのため、出産方法はママの希望だけで決めることはできません

ママがもともと持っている病気や妊娠中の経過、出産中の経過を見ながら、医師・助産師・ママ・家族で相談しながら出産の方法を決めていきます

妊娠中や出産中の経過に問題がなければ、総合的に考えてママにも赤ちゃんにも一番いい方法とされている自然分娩を選びます。

「陣痛の痛みが怖いから帝王切開して欲しい」と思うママもいますが、あくまでも第一選択は自然分娩。帝王切開や器械分娩をするときには、その医療介入がママと赤ちゃんにとって必要だという理由(適応)がないとできないのです。

ただ、ママと赤ちゃんの状況によっては医療介入をすることが最善と考えるケースもあります。

ここでは、予定帝王切開、吸引・鉗子分娩、緊急帝王切開を選ぶケースについて解説していきます。

予定帝王切開を選ぶケース

予定帝王切開を選ぶときは、経膣分娩できない理由があるときです。

◉経膣分娩ができない理由の例

  • 赤ちゃんが逆子
  • 双子などの多胎妊娠
  • 前置胎盤
  • 児頭骨盤不均衡
  • 帝王切開での出産経験がある
  • 子宮の手術をしたことがある
  • ママの脳や心臓などに持病がある

それぞれ簡単に解説していきます。

赤ちゃんが逆子

逆子とは医療用語では「骨盤位」といい、赤ちゃんの頭がママのカラダの上側(頭側)に位置している状態をいいます。

安全に経膣分娩をするためには、赤ちゃんの頭がママの足側に位置している必要があります。

しかし、逆子の場合は赤ちゃんが逆さまになっているため、経膣分娩をすることでお産が進みにくかったり、赤ちゃんがケガをしたり、命に関わる可能性が高まります

そのため、赤ちゃんが逆子の場合には、ほとんどの病院が帝王切開での出産を選んでいます

こちらの記事では、骨盤位とはどんな状態なのか、出産への影響と逆子を治す方法について解説しています。

骨盤位とはどんな状態?出産への影響や逆子を治す方法を助産師が紹介!

お腹の中の赤ちゃんの姿勢のひとつである「骨盤位」とは、いわゆる逆子のこと。通常赤ちゃんの頭はママのカラダの下側(足側)にありますが、骨盤位は赤ちゃんの頭がママのカラダの上側(頭側)にある状態です。妊娠中の影響はありませんが、出産方法や破水した時には注意が必要です。この記事では、骨盤位による出産への影響と逆子を治す方法を紹介します。

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双子などの多胎妊娠

双子や三つ子を妊娠することを「多胎妊娠」といいます。

多胎妊娠での経膣分娩は赤ちゃんがケガをしたり苦しくなったり、お産が進まなくなったりとリスクが高いため、帝王切開を選ぶことがほとんどです。

二絨毛膜二羊膜双胎(にじゅうもうまくにようまくそうたい)の場合に限り、病院によっては制限を設けて経膣分娩を取り扱っている場合もあります。

多胎妊娠のリスクについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

多胎妊娠にはどんなリスクがある?助産師が教えるリスクを減らすために今できること

1回の妊娠で2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠する「多胎妊娠」は、ママにも赤ちゃんにもリスクがあります。また、多胎妊娠の種類によってもリスクの大きさは異なり、時にはママの命や赤ちゃんの命に関わることも。今回の記事では、多胎妊娠のリスクやリスクを減らすためにできること、多胎妊娠の種類も含めて解説しています。

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前置胎盤

胎盤が子宮の出口である子宮口にかぶってくっついている状態を「前置胎盤」といいます。

前置胎盤の場合、子宮口が開くと胎盤が剥がれてしまいます。

赤ちゃんが子宮の中にいる状態のまま胎盤が剥がれてしまうと、赤ちゃんに必要な酸素と栄養を送ることができなくなり、赤ちゃんはお腹の中で苦しくなってしまいます

そのため、前置胎盤では経膣分娩は不可能であり、全例帝王切開を選びます。

前置胎盤についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

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児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)

赤ちゃんの頭がママの骨盤に比べて大きかったり、ママの骨盤が狭かったりすることで、赤ちゃんの頭が産道を通過できない状態を「児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)」といいます。

経膣分娩が進んでいるときに診断されて緊急帝王切開となるケースもありますが、妊婦健診で明らかに児頭骨盤不均衡が疑われる場合には、レントゲンをとって考え、予定帝王切開となることもあります。

帝王切開での出産経験がある

帝王切開での出産経験がある場合には、手術で切った子宮の筋肉が薄くなっている状態のため、陣痛の刺激にその部位が耐えられず、子宮破裂が起こるリスクが高くなります。そのため、ほとんどの場合は帝王切開を選びます。

子宮破裂が起こることは稀ですが、経膣分娩中に子宮破裂が起こると、赤ちゃんもママの命も危険な状態になってしまいます。

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1人目は帝王切開で産んだけど、2人目は自然分娩ってできる?

帝王切開後に経膣分娩をすることをTOLAC(トーラック)と呼んでいます。

ママ本人と家族が子宮破裂の可能性が高まるリスクをしっかりと理解した上で経膣分娩を強く望む場合に、病院によっては対応が可能な場合もあります。

ただ、経膣分娩の進行中でもママと赤ちゃんの安全を考えて帝王切開に切り替える場合や、吸引・鉗子分娩を選ぶ場合もあります。

病院によっては、陣痛の刺激を和らげるために麻酔をかけながら行う無痛分娩や和痛分娩でのみ対応することもあります。

TOLACの場合、経膣分娩はできる可能性がありますが、医療介入を伴わない自然分娩ができる可能性は非常に低いでしょう。

子宮の手術をしたことがある

子宮筋腫核出術などの子宮の筋肉を切って手術をしたことがある場合には、帝王切開を経験したことがあるママと同じように子宮破裂のリスクが高いため、帝王切開を選択します。

ママの脳や心臓などに持病がある

ママの脳や心臓に持病がある場合、陣痛の痛みによって負担がかかってしまうことがあります。

主治医の先生と産科医とも相談の上、陣痛の刺激を減らすために無痛分娩や和痛分娩を勧められることもありますが、状態によっては帝王切開を選ぶこともあります。

吸引・鉗子分娩を選ぶケース

経膣分娩でお産が進み、赤ちゃんの頭がもうすぐ出てきそうな状態のときに、ママと赤ちゃんのことを考えて早くお産を終わらせた方がいいケースでは、吸引分娩や鉗子分娩を選びます

ただ、赤ちゃんが吸引カップや鉗子を装着することができない位置にいる場合には、緊急帝王切開となります。

緊急帝王切開を選ぶケース

緊急帝王切開は以下のような場合に選びます。

  • 予定帝王切開のママに破水や陣痛がきた場合
  • 経膣分娩を続けることでママに危険がある場合
  • 経膣分娩中に赤ちゃんの具合が悪くなった場合
  • 経膣分娩中にこれ以上お産は進まないと判断した場合

予定帝王切開のママは、経膣分娩できない理由があるために帝王切開を選んでいるため、経膣分娩が進行してしまう破水や陣痛がきた場合にはすぐに緊急帝王切開となります。

また、経膣分娩中には、ママにも赤ちゃんにもさまざまなリスクがあります

特に妊娠高血圧腎症と診断されているママや、陣痛の刺激で持病が悪化するリスクのあるママは、経膣分娩中にママへの危険が高まる可能性も。

お産が始まるまでは元気だった赤ちゃんも、陣痛の刺激によって具合が悪くなることもあります。

ママと赤ちゃんの状況に合わせて、医師と助産師とママと家族で相談しながら、緊急帝王切開を選ぶこともあります。

陣痛を強める薬を使っても、陣痛の力だけではこれ以上お産が進まないと判断した場合には「分娩停止」という診断になり、ママとも相談の上、緊急帝王切開を選ぶこともあります。

元気に出産するために今できること

出産はママも赤ちゃんも命がけです。

医療者もママもできる限り自然分娩を目指しますが、ママと赤ちゃんの命の安全を第一に考えて出産方法を選んでいくことが大切です。

ただ、女性はもともと出産する力を持っているといっても、昔の人に比べると”自然に”出産する力は低くなっていると考えられます。

自然に出産する力が低下している理由として、考えられることはこちら。

  • 昔に比べて出産年齢が高齢化している
  • 便利な社会になったことで昔よりもカラダを動かす習慣が少なくなった
  • 食事のスタイルが変わった

年齢による出産のリスクについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

年齢による出産リスクの変化とは?35歳以上の高齢出産の対策を徹底解説!【助産師執筆】

この記事では、年齢による出産のリスクの変化について徹底解説。近年、日本では女性の社会進出が進み晩婚化になったこと、不妊治療の技術が向上し年齢を重ねてからの妊娠が可能になったことから、「高齢出産」といわれる35歳以上の妊娠・出産が増えてきました。しかし、高齢出産にはリスクがつきもの。高齢出産のリスクと対策について助産師が詳しく解説します。

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私たちが”自然”に分娩をするためには、妊娠中に合併症になることなく、出産に備えてカラダを整えていくことが大切

カラダを整えるためには、私たちのカラダをつくったり、カラダの機能が正常に働くように整えたり、赤ちゃんを育んでいる栄養を整えることがポイントです。

mamaru(ママル)は、そんな妊婦さんに摂ってほしい栄養がしっかりと詰まった産婦人科医監修のサプリメント

妊娠中から元気に出産するためにカラダを整える一環として、mamaruは手軽に取り入れることができる方法です。

妊娠中の避けたい合併症には、妊娠高血圧腎症や常位胎盤早期剥離などの「胎盤関連産科合併症」といわれる病気があります。

この胎盤関連産科合併症は、葉酸・ビタミンB・ビタミンDのサプリメントを摂取することで予防できる(※1)と言われています。

mamaruにはこの3つはもちろん、妊娠中の体を整える栄養素がたっぷり!

厚生労働省の定める推奨量が過不足なく摂れるよう、計算されたうえで最適な量が含まれています

もちろん不要な添加物は無添加で、GMPマークも取得済みです。

また、妊娠中はどのママも貧血になりやすい傾向にありますが、出産の出血に備えて貧血予防もしていきたいところ

mamaruには血液をつくるサポートをする栄養素である、鉄分と葉酸のどちらも含まれているので貧血のケアも目指せます。

鉄分は「ヘム鉄」、葉酸は「モノグルタミン酸型葉酸」という体内吸収率の高い成分が配合されていて、効率的に栄養を補えるのもポイントですよ。

出産中は妊娠中に整えてきたカラダの中の栄養バランスをベースに、エネルギーを使って痛みを乗り越えていくもの。

妊娠中にmamaruを活用し、カラダづくりの基盤とも言える栄養をしっかりチャージして出産に備えましょう。

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まとめ

帝王切開も自然分娩も、出産方法の種類の一つです。

  • 帝王切開:医師がママのお腹を切って赤ちゃんを取り出す手術によって出産する方法
  • 自然分娩:陣痛が起きることで赤ちゃんがママの膣(産道)を通り、医療的な介入なしで出産する方法

出産方法にはいろいろありますが、出産方法を決めるときにはママと赤ちゃんが安全に元気に出産できる方法を選びます

元気に出産するためには、妊娠中からカラダを整えていくことが大切。

出産準備の一つとして、ぜひ今からmamaruで栄養チャージをはじめていきましょう。

【参考文献】

(※1)大槻克文:早産予防管理の動向,日本周産期・新生児医学会雑誌,第56巻第1号,2020

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