更新日:2026/2/24

ブライダルチェックは必要ない?不妊カウンセラーが教える検査の意味とメリット・デメリット

ブライダルチェックは必要ない?不妊カウンセラーが教える検査の意味とメリット・デメリット
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「ブライダルチェックって必要?」「まだ妊活を始めたばかりだから、受けなくても大丈夫だよね?」そんなふうに悩んでいませんか?

検査を受けるかどうかは最終的には自分の判断。だからこそ、まずはブライダルチェックの意味や目的を正しく知ることが大切です。

この記事では、不妊カウンセラーの視点からブライダルチェックの意味やメリット・デメリットを解説します。受けるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmitas監修・妊活専門産婦人科医】美加レディースクリニック院長 金谷美加先生

生殖医療専門医、産婦人科医、母体保護法指定医、医学博士

実は妊活期と妊娠期では必要な栄養素は違います。市販の葉酸サプリは「妊活期」と「妊娠期」を分けていないものもありますが、時期ごとに必要な栄養素を摂ることが大切です。
栄養だけでなく、冷えにも気をつけたいもの。子宮の血流が悪いと卵子着床が難しくなり不妊の一因にも繋がるため、しっかりと体を温めることが大事です。

美加レディースクリニックホームページ

ブライダルチェックってどんな検査?

そもそもブライダルチェックはどんな検査なのか、イメージがつかない方もいると思います。まずは、ブライダルチェックの目的や対象となる人、不妊検査との違いについて解説します。

ブライダルチェックの目的

ブライダルチェックは、妊娠や分娩に影響する可能性のある病気がないかを、あらかじめ確認するための検査です。

例えば、感染症の有無やホルモンバランス、子宮・卵巣の状態を確認することで、妊娠に向けて体の準備ができているかをチェックします。「今はまだ妊娠を考えていない」という人でも、不妊・流産・早産のリスクにつながる異常を早期に見つけることができます。

ブライダルチェックは、自分の体の状態を知るための材料を得るという意味合いもあります。将来安心して妊娠を考えるために、事前に健康状態を知っておくことはとても大切です。

ブライダルチェックの対象になる人は?

ブライダルチェックは「ブライダル」という名前から、結婚している人しか受けられない検査と思われがちですが、次のような方が対象になります。

  • 将来妊娠を考えている方
  • 結婚予定はないが体の状態を知りたい方
  • 妊活を始めるタイミングを考えている方
  • 妊活を始めたばかりの方

ブライダルチェックは、主に結婚前後に受ける方が多い検査ではありますが、医療機関によってはパートナーがいない方も対象になる場合があります。

また最近はプレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)という考え方も広がっています。プレコンセプションケアとは、ブライダルチェックよりも広い概念で、異常を調べる検査だけでなく、生活習慣や栄養、体のコンディションを整えていくことを指します。

今は妊娠の希望がなくても、将来の選択肢を広げる目的で若い世代から取り入れられるようになっています。クリニックによっては、プレコンの要素を取り入れ、検査に加えて生活習慣の相談までできるところも

プレコンセプションケアについては、こちらも参考にしてみてくださいね。

不妊検査との違い

ブライダルチェックと不妊検査は、似ているようで目的や対象が次のように異なります

ブライダルチェック不妊検査
目的将来の妊娠に備える妊娠しにくい原因を調べる
対象将来妊娠を考えている方今すぐの妊娠を希望している方

不妊検査は、妊娠しにくい原因を調べるために行う検査です。一般的には、1年間避妊せずに性生活があるにもかかわらず妊娠しない状態を不妊とよびます。

ただ、年齢や持病などによっては早く受けた方がよいケースもあり、最近では1年を待たずとも早めに受けることが推奨されています。「妊娠を望んでいるのに授からない」と感じたら、不妊検査を受けるタイミングといえます。

一方でブライダルチェックは、「将来妊娠しても大丈夫な体の状態か」を確認することが主な目的です。検査項目の中には不妊に関わる内容が含まれることもありますが、どちらかというと、妊娠の経過に影響する異常がないかを確認する意味合いが強い検査といえます。

ブライダルチェックを受ける【メリット】

どんな検査か分かっても、「自分には必要?」と迷う方は多いと思います。メリットとデメリットの両方を知ることで、自分に合った選択がしやすくなります。

まずは、ブライダルチェックを受けるメリットから見ていきましょう。

妊活を始める目安が分かる

最近のブライダルチェックでは、AMH検査が含まれていることも増えています。AMHとは、卵巣の中にどれくらい卵子が残っているかの目安(卵巣予備能)を知る検査です。

一般的には卵子の数が多いほど、妊娠のチャンスは増えるといえます。数値が低めだった場合、「妊活を少し早めに始めた方がいいかも」などと、時期を考えるきっかけになります。

今すぐ妊娠を考えていない方でも、自分の体に適した妊活タイミングを知るヒントになるでしょう。

妊娠に関わる病気の発見・早期治療につながる

妊娠に関わる病気を早めに見つけられるのも、ブライダルチェックの大きなメリットです。

検査によって、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や早発閉経など、不妊の原因につながる状態に気づくことができるかもしれません。

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多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)…排卵がうまく起こらず、小さな卵胞が卵巣にたまってしまう病気。生理不順やAMHが高めになる所見がみられる

早発閉経…40歳未満で卵巣機能が低下し、生理が止まる状態。AMHが低い場合、閉経が近い可能性や早発閉経のリスクを考える目安になる

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。

また、ブライダルチェックには、性感染症や糖尿病などの病気が分かる検査項目も含まれます。妊娠前に治療や管理を始められれば、妊娠中のリスクを減らせる可能性も期待できます。

事前に体の状態を知っておくことで、安心して妊娠を迎える準備をすることにつながりますよ。

ブライダルチェックを受ける【デメリット】

メリットだけでなく、デメリットも気になるところ。ここでは、考えられる2つのデメリットをみていきましょう。

検査費用が全額自己負担になる

ブライダルチェックは保険外診療のため、費用が自己負担になる点はデメリットのひとつです。施設や検査項目によって異なりますが、数万円ほどかかることが一般的です。

費用については、こちらの記事で詳しくまとめています。

なお、ブライダルチェックと混同されやすい不妊検査は保険適用となり(※一部自費検査あり)、自治体の助成が受けられる場合もあります。

費用面が気になる方は、事前に施設に確認しておくと安心です。

通常の健康診断と重複する検査がある

ブライダルチェックには、肝機能や血糖値などの血液検査が含まれることがあり、健康診断と重なる内容が含まれている場合もあります。

施設によって検査項目は異なりますが、セットプランになっていることも多く「この項目だけ受けたい」と選ぶことができないケースも。

子宮頸がん検診などをすでに婦人科で受けている方にとっては、「検査内容が重なっている」と感じることもあるかもしれません。

ブライダルチェックは男性も必要?男女別の検査内容

ブライダルチェックの内容は施設によって異なりますが、女性だけでなく男性も一緒に受けておくと安心です。妊娠はふたりで向き合うものだからこそ、男女それぞれの検査の役割があります。

ここでは、男性も受けておきたい理由とあわせて、男女別の検査内容を見ていきましょう。

女性の検査項目

女性は、妊娠や婦人科系の病気に関わる検査が中心になります。

  • 一般的な血液検査(肝機能・腎機能・血糖など)
  • 風疹・麻疹抗体検査
  • 性感染症検査(クラミジア・淋菌・梅毒など)
  • 子宮頸がん検診
  • 甲状腺機能検査
  • 女性ホルモン検査
  • 子宮・卵巣の超音波検査
  • AMH検査(卵巣予備能)

これらの検査項目は施設によってセット内容が異なり、オプションで追加できる場合もあります。中でも、不妊に関わる検査はオプションとして用意されていることが多いです。

男性の検査項目

男性の体にも妊娠に関わる大切な役割があるため、ブライダルチェックをしておくと安心です。

  • 一般血液検査(肝機能・腎機能・血糖など)
  • 性感染症検査(クラミジア・淋菌・梅毒など)
  • 風疹抗体検査
  • 精液検査

性感染症の中には、梅毒のように流産や死産のリスクを高めるものもあります。どちらか一方が感染しているとパートナーに移す可能性があるため、カップルで一緒に検査を受けることが大切です。

また、風疹は赤ちゃんの先天性異常の原因になることがあり、男性も抗体の有無を確認しておきたい検査のひとつです。

さらに、不妊の原因は女性だけでなく、男性側にあるケースも少なくありません。そのため、精液検査を受けることを検討してもよいでしょう。将来の妊娠を見据えて、男性も早めにチェックしておくと安心ですよ。

風疹については次のコラムも読んでみてくださいね。

ブライダルチェックとともに始めたい妊活のファーストステップ3選

ブライダルチェックは「体を知るきっかけ」ですが、それと同時に、妊娠に向けてコンディションを整えられると理想的です。

最後は、今日から意識できる妊活のファーストステップを3つ紹介します。

葉酸の摂取を始める

今すぐ妊娠を希望している妊活中の方は、葉酸の摂取を意識しましょう。

厚生労働省では、赤ちゃんの先天性異常(神経管閉鎖障害)のリスクを減らすため、妊娠の1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月頃までの葉酸摂取を推奨しています。

葉酸はブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれますが、食事に含まれる葉酸は体内に吸収されにくい性質があります。そのため、妊活中は食事に加えてサプリメントを活用することがすすめられています。

神経管は妊娠初期につくられるため、「妊娠してから」ではなく、今から意識しておくことが大切。できるところから少しずつ準備していきましょう。

妊活のスタートにオールインワン葉酸サプリ「mitas」

「妊娠前に葉酸サプリを始めることが大切とは分かっていても、どれを選べばいいのか分からない」そんなお悩みもあるでしょう。

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  • 不要な添加物は不使用&GMP認証工場で製造
  • スギ薬局で一番売れた実績もある葉酸サプリ※

※2024年4月〜2025年5月スギ薬局POS金額実績(葉酸サプリカテゴリー内)

mitasは「妊活期にあったらうれしい栄養を、まとめて摂れる形にしたい」という想いから作られたサプリです。

体のコンディションを整えたいけれど、忙しくて栄養バランスが心配…そんな方が、無理なく栄養管理を続けるための選択肢のひとつとして取り入れてみるのもおすすめです。

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適正体重の維持を意識する

妊娠前の体重は、妊娠しやすさや妊娠の経過に関わる大切なポイントのひとつです。太りすぎても、痩せすぎても、排卵やホルモンバランスに影響することがあり、不妊の原因になることがあります。

また、妊娠後も早産や流産、合併症のリスクに関わることが知られており、プレコンセプションケアでも適正体重の維持は大切とされています。

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妊娠に適したBMIの目安は20〜24、理想的なBMIは22。
体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)で計算してみましょう。

まずは今の自分の状態を知ることから始めてみましょう。適正体重の維持には、食事と運動の両輪が基本です。

とはいえ、完璧を目指す必要はなく、食べすぎた日は少し調整するなど、「毎日」ではなく「週」でバランスをとる意識で十分。

運動は週150分程度が目安とされていますが、最初から頑張りすぎなくてOK。ストレッチや家でできるラジオ体操など、無理なく続けられるものから取り入れてみましょう。

完璧を目指すよりも、「少しずつ整える」意識が妊娠しやすい体づくりにつながります。

妊活中の体重管理については、こちらのコラムも参考になりますよ。

規則正しい生活を送る

規則正しい生活を送ることも、妊活中は意識したいポイントです。

睡眠不足や夜更かしが続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。まずは、起きる時間・寝る時間を整えることを意識してみましょう。

  • 昨日よりも10分早く寝る
  • 寝る前はテレビやスマホを控える
  • 朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
  • 1日3食きちんと食べる
  • 食事時間はなるべくそろえる

こんな小さな習慣の積み重ねでOKです。規則正しい生活は体だけでなく、心も整えてくれるはずです。

今からはじめたい妊活習慣や体づくりは、こちらの記事を参考にしてくださいね。

ブライダルチェックを活用して将来の妊娠に向けて体の状態を知っておこう

ブライダルチェックは、男女ともに将来の妊娠を見据えて自分の体の状態を知るきっかけになる大切な検査です。

自己負担で行う検査にはなりますが、妊娠は必ずしもスムーズにいくとは限りません。妊活を始めたばかりの方ほど、受けておくメリットの大きい検査といえるでしょう。

また、最近はプレコンセプションケアの考え方も広がっており、葉酸の摂取や適正体重の維持、生活リズムを整えるなど、体のコンディションを同時に整えていく意識も重要です。

妊活期に必要な栄養をまとめて摂れる葉酸サプリ「mitas」は、はじめの一歩として取り入れやすい選択肢のひとつ。将来の妊娠に向けて、これからはじめる準備を「mitas」は応援しています。

参考:

1.国立研究開発法人 国立成育医療研究センター.プレコンノート

2.一般社団法人日本生殖医学会.生殖医療Q&A(旧 不妊症Q&A)よくあるご質問

3.メディックメディア 病気がみえるvol.9 婦人科・乳腺外科

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