
更新日:2025/5/26
搾乳機が必要かどうか迷っているママへ|買うべき人とあると便利なシーン、選び方まで徹底解説

母乳育児を目指しているママの強い味方となる『搾乳機』。「本当に必要?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、搾乳機が役立つケースもあれば結果的に使わなかったというケースもあり、ニーズはさまざま。
この記事では、「搾乳機は必要なの?」「搾乳機にはどんなメリット・デメリットがあるの?」など、搾乳機に関して悩みを抱えるママに役立つ情報をご紹介します。
搾乳機のほかにも、準備しておきたい母乳育児アイテムについて先に知りたい方は、こちらをチェックしてみてくださいね!
この記事に登場する専門家
【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生
産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー
"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。
"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
しかし、なかなか自分の体調ケアまで手が回らないママも多いよう。mamacoの和漢成分は全身に向けられた効果があり、体調維持が期待できます。
搾乳機は必要?
搾乳機は、状況によってはあった方が便利なアイテムです。
しかし、必要かどうかは産後の経過や母乳事情によっても変わってくるため、赤ちゃんが生まれた後に購入を検討してもよいでしょう。
搾乳機にも手動や電動など種類があり、使いやすさも値段も異なります。どれくらい搾乳が必要なのかに合わせて商品を選びましょう。
搾乳機の購入がおすすめの人
搾乳機は、主に以下のような人におすすめです。当てはまる人は購入を検討しても良いかもしれません。
- 母乳量が多くおっぱいが張りやすい
- 完全母乳育児をしたい
- 子供を預ける機会が多い
- 乳首が傷ついて痛い
- 陥没乳首で吸いにくい
- 赤ちゃんより先に退院した
逆に、母乳の分泌量が少なく自分の手で搾乳できる人は、搾乳機がなくても十分な場合があります。
完全母乳育児を目指すママに役立つ情報はこちらにもまとめています!
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搾乳機があると便利なシーン
子育てがはじまって間もないママにとっては、搾乳機がどんなシーンで役立つのかイメージしづらいものですよね。
ここでは、搾乳機があると便利なシーンについて解説します。
赤ちゃんが直接母乳を飲めないとき
赤ちゃんが直接母乳を飲めないときは、搾乳機が大活躍!
特に生まれたばかりの赤ちゃんは哺乳力が弱く、直接おっぱいを飲めない子が多い傾向にあります。
また、ママの乳頭の形状的に直接吸いづらい場合も、搾乳機で絞って哺乳瓶で母乳を飲ませることができます。
こうしたトラブルは、赤ちゃんが授乳のコツをつかんだり、哺乳力が強くなったりしていくことで改善していくことも。
赤ちゃんが直接吸えるようになるまで、一時的に搾乳機を使用すると便利です。
ママの外出や保育園などに預けるとき
ママが外出するときや保育園などに預けるときにも、搾乳機は役立ちます。
外出する前に搾乳機で母乳を搾っておくことで、他の家族に飲ませてもらうことができます。「赤ちゃんにおっぱいを飲ませるために早く帰らないと…」というストレスを感じずに、お出かけができるのは嬉しいですよね。
ママが体調不良で授乳が難しいときにも、搾乳機で搾った母乳を代わりの人が与えることができるので便利です。
気になるギモン:搾乳した母乳は保存できる?
搾乳した母乳は、清潔な母乳パックに入れて保存しましょう。
室温が25度以下の場合、そのまま4時間保存できると言われていますが、衛生面を考慮すると冷蔵・冷凍保存がおすすめです。
冷蔵保存する場合は、24時間以内に使いましょう。
冷凍保存では1カ月以内に飲ませることが望ましいですが、解凍した母乳は冷蔵保存をして24時間以内に使用しましょう。
おっぱいが張って痛いとき
おっぱいが張って痛いときも、搾乳機で搾ることで痛みを軽減させられることがあります。
赤ちゃんが飲む量に対して母乳が多く分泌されると、張ったり乳腺炎になったりすることも起こりがち。
特によく寝る赤ちゃんの場合は、授乳間隔があいておっぱいトラブルが起こることが多いです。搾乳機で母乳を搾り、張りを和らげるとよいでしょう。
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哺乳瓶に慣れて欲しいとき
搾乳機で搾った母乳を哺乳瓶で与えることで、哺乳瓶に慣れてもらいやすくなります。
おっぱいだけで授乳をしていると、乳頭混乱を引き起こし、いざというときに哺乳瓶で飲んでくれなくなるケースがあります。
今後、家族に預けて外出するときや保育園に預けるときなど、哺乳瓶を拒否されてしまうと困ってしまいますよね。
搾乳した母乳を哺乳瓶に入れて与えれば、哺乳瓶で飲む練習になります。
ただし、哺乳瓶からばかり飲ませてしまうと、逆におっぱいを吸わなくなることもあるので、注意しましょう。
搾乳機を使うメリット3つ
搾乳機が役立つシーンをご紹介しましたが、搾乳機を使うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
搾乳機を使うメリットについて詳しく解説します。
手で絞るよりも清潔で簡単
搾乳機のメリットの一つは、清潔かつ簡単に搾乳ができることです。
搾乳は手搾りでもできますが、どんなに衛生に気をつけていても手の雑菌がついてしまう危険性からは避けられないもの。
搾乳機を使えば直接手が触れる機会が少ないため、清潔に搾乳できます。
また、簡単に搾乳できる点もメリットのひとつで、慣れれば数分で両乳からの搾乳が完了します。
搾乳にかかる時間と労力が少ない
手搾りよりも搾乳にかかる時間と労力が少ないのも、搾乳機を使うことのメリットです。
ただでさえ昼夜問わず赤ちゃんのお世話に追われているママにとって、搾乳に時間と労力がかからないだけでもかなり救われるはず!
少しでも育児が楽になるアイテムは、積極的に取り入れることをおすすめします。
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搾乳するときに周りが汚れない
周りが汚れないのも、搾乳機を使うことの大きなメリットです。
手搾りの場合、周りに母乳が飛び散ったり、下から垂れたり、取りこぼしが起こったりすることもしばしば。
後から掃除をするとなると、育児で忙しいママにとってはストレスですよね。
搾乳機を使えば、きれいに取りこぼしなく搾乳できるので、搾乳後に掃除をする手間が省けます。
搾乳機の使用にデメリットはある?
搾乳機の使用にはたくさんのメリットがあることをご紹介しましたが、デメリットも存在します。
それは、搾乳機を洗ったり消毒したりするのが面倒である点です。
搾乳機は、まだ菌に弱い赤ちゃんが使用するものなので、哺乳瓶同様に洗浄・消毒をすることは必須です。
1児の母である筆者も、3時間ごとの授乳のたびに搾乳機を毎回洗って消毒するのがつらかった経験があります。眠気と戦う夜間の時間帯は特にこたえました…。
搾乳機によっては、細かいパーツが多いものもあり、毎回全て洗って消毒する手間がかかる点を事前に理解しておきましょう。
搾乳機を選ぶときのポイント
多種多様な搾乳機がある中で、どのようなポイントをもとに選んだらいいのでしょうか?
搾乳機には「手動タイプ」と「電動タイプ」があります。それぞれの特徴を知ったうえで、自分に合ったものを選びましょう。
【手動タイプ】
- 電源が不要
- コンパクトで持ち運びに便利
- 音が静か
- 価格が比較的安価
- 使用にやや手間がかかる
【電動タイプ】
- 手間が少なく効率的に搾乳できる
- 吸引の強さの調節が可能
- 手首への負担が少ない
- 電源が必要
- 価格が比較的高価
使用頻度や母乳量で選ぶ
使用頻度や母乳量で選ぶのも一つの方法です。
使用頻度が高く、母乳量が多い場合は、仕事や家事の合間に短時間で搾乳できる電動タイプが便利です。
使用する頻度が高いほど、手動の搾乳機では手が疲れてしまうことがあります。
「使用頻度が少なく短期間だけ使いたい」「持ち運びしやすいものがいい」などの場合は、手動タイプがおすすめです。
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手入れのしやすさで選ぶ
搾乳機自体に細かい部品が多く使われているため、手入れのしやすさを考えるとパーツの少ない商品がよいでしょう。
どんなパーツがどこに接続されているのかを確認しておくと安心です。
搾乳機のパーツは、哺乳瓶と一緒に消毒できるものだと手間が少なく手入れが簡単です。
しかし、中には煮沸消毒ができないものや、薬液で消毒ができないものなどもあるため、お手入れの方法も先に確認しておきましょう。
母乳を溜める容器のサイズで選ぶ
搾乳機には、母乳を溜める専用の容器が必要です。
どれくらいの量を搾乳したいかにより、溜める容器やパックのサイズも異なるため、必要に応じた商品を選びましょう。
中には、母乳を溜めた容器をそのまま哺乳瓶として使えるものや、市販の哺乳瓶が取り付けられるものなど便利な商品もあります。
長く使うことを想定している場合、赤ちゃんの成長に合わせて、さまざまなサイズの哺乳瓶が付け替えられると便利ですよね。
さらに、母乳を冷凍保存して使うことが多い場合は、直接母乳保存パックに溜められる仕様の方が衛生面や手間を考えると便利でしょう。
搾乳機以外におすすめの母乳育児アイテムはある?
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搾乳機を使うかどうかに関わらず、質のよい栄養たっぷりの母乳を作るためには、ママのバランスのよい栄養摂取が重要です。
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- 天然葉酸(120μg):血液の造血機能を維持
- 鉄分(15mg):母乳の素となる血液を生成
- ビタミンD(8μg):骨や歯の形成を助ける
- ビタミンA(500μg):主に赤ちゃん眼の発育をサポート
- DHA/EPA(201mg):赤ちゃんの脳や神経の発達をサポート
さらに、産後の疲労や毎日のお世話による育児疲れをケアする和漢成分も配合。
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ママと赤ちゃんの状況に応じて搾乳機を活用しよう!
子育てに奮闘するママにとって、搾乳機はあると便利なアイテムの一つです。
「本当に必要?」「どの搾乳機が合っているの?」など、状況に合わせて考えながら購入を検討してみてくださいね。
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