更新日:2025/9/25

赤ちゃんが急に母乳を嫌がるのはなぜ?月齢別の原因と今できる対処法【産婦人科医監修】

赤ちゃんが急に母乳を嫌がるのはなぜ?月齢別の原因と今できる対処法【産婦人科医監修】
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赤ちゃんが急に母乳を嫌がると、「なぜ?どうして?どうすればいいの?」と慌ててしまいますよね。

実は、突然おっぱいを飲まなくなるのは赤ちゃんにはよくあること。しかし、その原因はさまざまです。

この記事では、赤ちゃんが母乳を嫌がる原因と対処法について月齢別に紹介しています。

ママは心配しすぎず、落ち着いて対処すれば大丈夫。焦らず赤ちゃんを観察してみてくださいね。

この記事に登場する専門家

【葉酸サプリmamaco監修・産婦人科医】薬膳漢方検定所有 加藤智子先生

産婦人科医専門医、健康スポーツ医、抗加齢専門医、更年期カウンセラー

"産後も栄養補給できていますか?”
栄養補給は産後も重要。しっかり栄養を接種しないと母乳が栄養不足になり赤ちゃんに影響を与える恐れも。食事から十分な栄養を摂るのはなかなか難しいので、サプリメントの併用をおすすめしています。

"産後のママのケアは後回しにしがちですよね”産後は、これまで経験のない身体の使い方が増えます。
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【月齢別】赤ちゃんがおっぱいを嫌がる原因

赤ちゃんが急にママの母乳を嫌がる原因はさまざまです。

生まれたての新生児期〜1歳頃までの幅広い赤ちゃんに起こり、「哺乳ストライキ」とも呼ばれます。

まずは、赤ちゃんが母乳を飲みたがらなくなる要因を月齢別に紹介します。

とはいえ、哺乳ストライキの理由は赤ちゃんによって異なるため、各月齢で紹介している項目に当てはまらない場合もあります。

全ての月齢に共通する項目はこちらにまとめているので参考にしてください。

新生児~1ヶ月

生まれたばかりの新生児期や生後1ヶ月の赤ちゃんが、急におっぱいを嫌がるととても心配になりますよね。

新生児〜1ヶ月の赤ちゃんが哺乳ストライキを起こす主な原因はこちら。

  • 乳頭混乱が起きている
  • ママの精神状態が不安定(焦ったりイライラしたりしている)
  • 赤ちゃんの吸う力が弱い
  • 不自然な体勢で赤ちゃんが辛い

乳頭混乱とは、混合育児をしている赤ちゃんが哺乳瓶の乳首に慣れてしまい、ママのおっぱいを吸うのを嫌がる現象です。

搾乳した母乳は問題なく飲めるのに、おっぱいからは直接飲まないのであれば乳頭混乱を起こしていると判断できます。

また、生後間もない赤ちゃんを育てるママは、慢性的な睡眠不足で常に疲労困憊。メンタルも不安定な状態です。

ママの心が焦りやイライラでいっぱいだと赤ちゃんも不安でいっぱいになり、おっぱいを飲まなくなることがあります。

また、そもそも赤ちゃんの吸う力が弱い、授乳の姿勢が辛いというのもおっぱいを嫌がる要因の1つです。

新生児〜1ヶ月の時期はママも赤ちゃんも授乳初心者。飲む方も与える方もやり方がよくわかっていないため、哺乳ストライキが起こりやすいといわれています。

授乳するときの姿勢や抱き方は、こちらの記事を参考にチェックしてみてくださいね。

2ヶ月~3ヶ月

生後2ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんが母乳を急に嫌がる原因はこちら。

  • 母乳が出過ぎたり、出なさすぎたりしている
  • おっぱいを飲むことに関して最近嫌な思いをした
  • ママの精神状態が不安定(焦ったりイライラしたりしている)

産後2ヶ月~3ヶ月のママは、まだまだ母乳の分泌が不安定です。

母乳が出る勢いが激しいと赤ちゃんがむせてしまい、おっぱいを飲みたがらなくなるというのはよくあること。

反対に、飲みたいのにおっぱいを吸っても出ないということが繰り返されると、がんばって吸っても母乳が出ないので疲れてしまいます。その結果、哺乳ストライキが起こるというケースが考えられます。

また、むりやりおっぱいを咥えさせたり、おっぱいを飲んでいるときに大きな音でびっくりさせてしまったりなどの経験があるかどうかもポイントです。

「おっぱいを飲むこと」「嫌な思い出」がリンクしてしまうと、「おっぱいを飲むと嫌なことが起こる」と思い込んでしまい、母乳を直接飲まなくなることもあります。

ママにとっての生後2ヶ月~3ヶ月は、不規則な授乳や慢性的な睡眠不足で、とてもとても辛い時期。ママのイライラや焦りが赤ちゃんを不安にさせ、おっぱいを飲まなくなっているのかもしれません。

自分でコントロールできることに焦点を当てて、少しでもリラックスしてみてくださいね。

4ヶ月~6ヶ月

生後4ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんが哺乳ストライキを起こす原因はこちら。

  • おしゃぶりを使いすぎた
  • ママの精神状態が不安定(焦ったりイライラしたりしている)
  • 授乳リズムが変わった
  • 歯が生えかけていて口の中がむずむずする
  • 離乳食に興味がある

赤ちゃんを落ち着かせるのに便利なおしゃぶりですが、与えすぎると哺乳ストライキを起こすことがあります。おしゃぶりに慣れてしまい、おしゃぶりと似た哺乳瓶の乳首でないと嫌がるようになるためです。

少しずつおしゃぶりを減らし、ママのおっぱいに慣らしていきたいですね。

また、5ヶ月〜6ヶ月の頃には離乳食が始まります。ママにとっても赤ちゃんにとっても大きな変化なので、母乳を急に嫌がるようになった原因が隠れているかもしれません。

例えば、離乳食が始まってからこんなことが起きていませんか?

  • 直前に食べた離乳食が気になり、赤ちゃんがおっぱいに集中できない
  • 離乳食を食べてくれなくてママがイライラしている
  • 離乳食のために授乳リズムを変えた

また、歯が生えてきて口の中に違和感があり母乳を吸うどころではない、ということも考えられます。

1歳頃

1歳頃に赤ちゃんが急に母乳を嫌がる理由は、こちらの2つが考えられます。

  • 卒乳の兆候
  • 赤ちゃんの体調が悪い

1歳頃の赤ちゃんは離乳食が進み、ほとんどの栄養が食事で摂れていることも。

一般的に日本では1歳〜1歳半頃に卒乳することが多く、下記のような状態であれば卒乳を考えても良いでしょう。

  • 離乳食が3回食である
  • おっぱいを嫌がる、興味がなくなる
  • ストローやコップで水分がとれる

赤ちゃんが母乳を急に嫌がるのは、もうおっぱいは必要ないという卒乳のサインかもしれませんね。

また、赤ちゃんの体調がよくないときも母乳を嫌がる原因になるでしょう。

  • 口が痛くておっぱいを吸うのが苦痛
  • 鼻が詰まっていて不快
  • 風邪を引いている
  • ぐったりしている

体が不調な時は大人でも食事がままならなくなるので、赤ちゃんならなおさら。無理はさせず、赤ちゃんの回復を優先してあげてくださいね。

おっぱいを卒業する「卒乳」について詳しくは、こちらのコラムがおすすめです。

哺乳ストライキのときにママができること3選

ある日突然赤ちゃんが母乳を飲まなくなるとびっくりしてしまいますよね。

ここでは、哺乳ストライキが起きたときにママができることを3つ紹介します。

  1. 母乳の量を維持する
  2. 冷静になり、心を落ち着かせる
  3. 赤ちゃんの機嫌がいいときに授乳する

1. 母乳の量を維持する

まずは、赤ちゃんがなかなか飲んでくれなくても、母乳の分泌量が減らないように気を付けましょう。

「どうせ飲んでくれないから」「飲まないから諦めよう」と思ってしまいがちですが、哺乳ストライキの多くは一時的なもの。またおっぱいを飲んでくれるようになるので、いつ赤ちゃんがおっぱいを再開してもいいように、母乳の量を維持しておくことが大切です。

それに、母乳の分泌を増やすことで、赤ちゃんがまた飲んでくれるきっかけになるかもしれません。

母乳の出を減らさないために、ママができることはこちらの2つ。

  • 母乳を絞る
  • 母乳の分泌に必要な栄養を摂る

赤ちゃんがおっぱいを飲まなくなると、ママの身体は「もう母乳を作らなくていいんだ」と判断し、母乳の量が減少してしまいます。

さらに、ママのおっぱいに母乳がたまったままの状態が続くとおっぱいトラブルが起こりやすくなり、授乳どころではなくなってしまうことも。

たまった母乳は定期的に搾乳して適度な量をキープするのがポイントです。

また、赤ちゃんがいつおっぱいを再開してもいいように、授乳期のママに必要な栄養を引き続き摂っておくことも大切

おっぱいの分泌に必要な栄養素はこちらの通りです。

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母乳に必要な栄養をしっかり摂るためには、授乳期専用サプリメントの活用がおすすめです。「mamaco」は、母乳分泌と赤ちゃんに届けたい栄養をオールインワンでサポートします。

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産後におすすめのサプリについてはこちらのコラムで紹介しています。

2. 冷静になり、心を落ち着ける

赤ちゃんの哺乳ストライキには、平常心になることが大切です。

赤ちゃんはママの気分や感情を本当に敏感に察知します。赤ちゃんの機嫌はママの精神状態に左右されるといってもいいくらいです。

そのため、ママが不安だと赤ちゃんも不安になってしまい、おっぱいを飲まなくなってしまうのです。

たとえママが表面的な笑顔や言葉で取り繕っても、赤ちゃんは「いつもと違うぞ」と簡単に見破ってしまいます。

急におっぱいを飲まなくなっても焦ったりイライラしたりせずに、「そういうときもあるよね、人間だもんね」とおおらかな気持ちで構えるようにしましょう。

とはいえ、体が疲れて気持ちに余裕が持てないときもありますよね。睡眠不足や体の疲れはイライラの大きな原因に。

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3. 赤ちゃんの機嫌がいいときに授乳にチャレンジ

哺乳ストライキの時は、赤ちゃんの機嫌がいいときを狙って授乳してみましょう。

ご機嫌でルンルンしているときは不安や嫌なことを忘れているので、おっぱいを飲んでくれやすくなります。

この時のポイントは、「お腹空いたね〜おっぱい飲もうか!」とニコニコ・ルンルンしながら接することママが楽しそうにしていると赤ちゃんも嬉しくなるので、ぜひ笑顔でおっぱいを飲ませてあげてくださいね。

また、寝起きで寝ぼけている時も、実はチャンスです。

寝起きでぽーっとしているときにおっぱいを咥えさせて飲ませてみましょう。何だかよく分からずにごくごく飲んでくれるときがありますよ。

哺乳ストライキかな?と思ったときのチェックリスト

最後は、赤ちゃんの月齢に関係なく、ママにチェックしてほしい項目をまとめました。

「これって哺乳ストライキかも?」と思ったら、こちらのチェックリストに当てはまるものがないか確認してみましょう。

  • 赤ちゃんは自然で楽な姿勢か?
    →授乳の時に首や腕が曲がっていないか?
    →おっぱいを飲みにくそうにしていないか?
    →体がねじれていないか?


  • ママはおおらかな気持ちでいるか?
    →イライラしたり、不安が大きかったりしないか?
    →家事、育児、仕事などがプレッシャーになっていないか?
    →自分はダメかもしれないとネガティブになっていないか?
    →人と会ったり外出したりする頻度が減っていないか?


  • おしゃぶりは控えているか?
    →おしゃぶりを与えすぎていないか?
    →泣き止むからといっておしゃぶりに頼っていないか?


  • 赤ちゃんの機嫌は良いか?
    →ぐずったり泣いたりしていないか?
    →風邪を引いたり体調が悪かったりしていないか?


  • 離乳食の状況はどう?
    →離乳食は3回食べているか?
    →コップやストローで水分がとれるか?


  • 赤ちゃんのおっぱいタイムを邪魔していない?
    →赤ちゃんがおっぱいを飲むのを邪魔したり、わざとびっくりさせたりしていないか?
    →おっぱいをあげたり、あげなかったりムラがないか?


  • 乳リズムは安定している?
    →不規則な授乳になっていないか?
    →授乳リズムを急に変えていないか?


  • 生活リズムが乱れていない?
    →急な引越しで生活が不規則になっていないか?
    →夜勤や異動で授乳リズムが乱れていないか?


  • 母乳の勢いは強すぎない?
    →母乳が出過ぎてむせていないか?
    →母乳を与える前に搾乳しているか?


  • 母乳はちゃんと出ている?
    →母乳の量は十分か?
    →ママが水分をきちんと摂っているか?

赤ちゃんは、ママが考えているより周囲の環境や大人の言動に大きな影響を受けるものです。

赤ちゃんが急に母乳を嫌がるのは何か原因があるはず。慌てず、チェックリストを参考に思い当たるものがないかを探してみましょう。

母乳の量が気になるママは、こちらの記事が参考になりますよ。

赤ちゃんが急に母乳を嫌がるのはよくあること!落ち着いて対処しよう

哺乳ストライキは珍しいことではなく、多くのママが経験する現象です。

哺乳ストライキの原因は、赤ちゃんの月齢にかかわるもののほか、ママの精神状態やおっぱいの状態など多岐に渡ります。

赤ちゃんが母乳を飲まなくなった時に最も大切なのは、この2つ。

  • ママが冷静になること
  • 母乳の量を維持すること

まずは深呼吸して落ち着いて、何か思い当たることや考えられる要因はないかをチェックしてみましょう。

そして、赤ちゃんがいつおっぱいを飲みたがってもいいように、十分な母乳を準備しておきましょう。

哺乳ストライキ中も、母乳に必要な栄養を引き続き摂るなら、産後・授乳期に特化したmamacoを上手に活用するといいでしょう。

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