更新日:2024/12/25

双子を授かる確率はどのくらい?不妊治療や遺伝との関係、リスクまで気になる疑問を解消!

双子を授かる確率はどのくらい?不妊治療や遺伝との関係、リスクまで気になる疑問を解消!
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双子を授かる確率はどれくらい?と気になる妊婦さんは多いですよね。また、遺伝や不妊治療との関係も知りたいところ。

日本では双子が産まれる確率は約1%です。近年では、不妊治療によっても双子の妊娠確率が高まることが分かってきました。

この記事では、双子を授かる確率から、知っておきたい妊娠中のリスクまで徹底解説しています。

双子の赤ちゃんの妊娠は楽しみが2倍になる反面、同時に多くのリスクがあるのも事実です。リスクに備えて、今からできる対策を始めましょう。

この記事に登場する専門家

WEBライター 佐野春佳

絶賛妊娠中のWEBライター。大学院では神経生物学を専攻。大好きなマラソンと妊活をどう両立するか、日々模索中です。論文を基に、関連する最新の研究や知見をわかりやすく伝えます!

双子が産まれる確率は?

日本では、双子の赤ちゃんを授かる確率はおよそ1%といわれています。

つまり、100人のママが妊娠したとすると、そのうち1人のママが双子を妊娠する計算です。

この割合は、自然妊娠で授かった場合だけでなく、人工授精などの高度な不妊治療での妊娠を含むものである点は押さえておきましょう。

双子には、一卵性双生児と二卵性双生児の2種類があります。

この分類によっても、妊娠確率は若干異なります。

一卵性の双子を妊娠する確率

一卵性双子児が産まれる確率は約0.3〜0.4%であるといわれています。

一卵性双生児とは、1つの受精卵が途中で2つに分かれて成長して産まれる双子です。

この受精卵は、ママが持つ1つの卵子とパパの1つの精子に由来しています。

双子の大元は1つの卵子なので、「一卵性」双生児と呼ばれます。

二卵性の双子を妊娠する確率

二卵性双子児が産まれる確率は約0.6〜1.0%であるといわれています。

二卵性双子児とは、2つの受精卵がそれぞれ成長して生まれる双子です。

つまり、ママの2つの卵子それぞれにパパの精子が1つずつ結合することで誕生します。

2つの卵子に由来する双子なので、「二卵性」双生児と呼ばれるようになりました。

ママの卵子は、左右にある卵巣のどちらか1つだけから排出されるのが一般的です。

しかし、何かの拍子に左右の卵巣から1つずつ、あるいは、片方の卵巣から2つ排卵される場合があります。

これがきっかけで、二卵性の双子の妊娠に繋がるのです。

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双子の妊娠がわかるのはいつ?

双子を妊娠しているかどうかは、一卵性双生児と二卵性双生児でタイミングが異なります。

【二卵性の双子】
妊娠初期に判別される
・2つの胎嚢(たいのう:赤ちゃんが入っている袋状のもの)が確認される

【一卵性の双子】
心拍が確認できる時期に判別される
・1つの胎嚢に2人の赤ちゃんがいることが多いため、妊娠初期の検査ではなかなか気づかない
・妊娠週数が進み、1つの胎嚢から2人分の心音が拾えると双子だと判別できる

ただし一卵性の双子であっても、ごく稀に2つの胎嚢に1人ずつ入っていることがあるため、2つの胎嚢があるからといって必ず二卵性双生児であるとは限りません。

赤ちゃんの心拍が確認できる時期については、こちらの記事も参考にしてください。

【助産師監修】心拍確認はいつできる?確認後の流産率と過ごし方のポイントを解説

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大元の卵子の数が異なると、生まれてくる双子の性別や見た目、遺伝情報などにどのような差が出るのでしょうか。

ここでは、一卵性双生児と二卵性双生児それぞれの特徴について紹介します。

一卵性双生児の特徴は?

一卵性双生児は、ママが持つ1つの卵子に由来する双子です。

◆一卵性の双子の特徴

  • ほぼ100%同じ遺伝情報を持つ
  • 性別や血液型が同一
  • 髪の色や肌の色、容姿などがよく似ている

しかし最近の研究によると、一卵性双生児であっても100%一致した遺伝情報を持っているとは限らないことが分かってきました。

さらに、双子の性格は、遺伝子だけでなく周囲の環境に影響されることも明らかになりつつあります。

つまり、ほとんど同じ遺伝子をもっていたとしても、育った地域や環境によって双子の性格に差が出る場合があるのです。

二卵性双生児の特徴は?

二卵性双生児は、ママの卵巣から出てきた2つの卵子を元に成長し生まれる双子です。

◆二卵性の双子の特徴

  • 遺伝情報は全く同じではなく、遺伝子の一致度は平均50%
  • 性別や血液型は異なる場合がある
  • 見た目や性格に差が出やすい

このような特性から、ママのお腹から同時に産まれた双子ではあるものの、性別が違ったり、見た目があまり似ていなかったりすることもあります。

双子の妊娠にはさまざまなリスクがある

双子の赤ちゃんの誕生を心待ちにしている妊婦さんもいるでしょう。

しかし、赤ちゃんをひとりだけ妊娠する単胎妊娠と比較すると、双子の妊娠はさまざまなリスクが高まることが知られています。

重症化するとママと赤ちゃんの両方に危険が及ぶこともあるので、各リスクについてしっかり確認しておきましょう。

1. 早産

双子の妊娠で特に注意が必要なのは早産。

単胎妊娠と比較すると、はるかにリスクが高まります

2017年に行われた調査では、早産が起こる割合について下記の結果が得られました。

早産率(%)
単胎妊娠4.7
多胎妊娠(2人以上を妊娠すること)50.8

双子以上の赤ちゃんを妊娠する多胎妊娠では、50%以上もの妊婦さんが早産になります。

そもそも早産とは、妊娠22週0日〜36週6日までの期間に出産することです。

これは、単に予定より早く産まれるというだけの意味ではありません。時には命に関わることもあるのです。

早くに生まれた赤ちゃんは体が非常に小さいうえ、機能も十分ではありません。

ママのお腹の中にいる期間が短いほどこれらの傾向が強く未熟であるため、赤ちゃんが脳内出血や感染症、発達障害になるリスクが高まります

そのため双子の妊娠では早産の予防が非常に重要であり、医療機関も適切な管理と予防に精一杯努めます。

参考:

厚生労働省|平成30年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 多胎児支援のポイント

MSDマニュアル|早産児

2. 妊娠糖尿病

双子の妊娠では、妊娠糖尿病のリスクも高まります

妊娠糖尿病とは、妊娠してから糖尿病の症状が出る病気です。

妊娠糖尿病を治療せずに放置していると、下記のような影響が現れやすくなります。

ママへの影響赤ちゃんへの影響
・難産
・帝王切開でのお産
・妊娠高血圧腎症を発症する(妊娠高血圧の1つ)
・先天異常の発生
・出生時の体重が4100g以上になる
・流産
・(最悪の場合)死産

双子を妊娠したママは、ひとりの赤ちゃんを妊娠しているママよりも血糖値が下がりにくくなるため、妊娠糖尿病を発症しやすくなる傾向にあります

特に、妊娠前に糖尿病にかかったことがある場合は発症リスクがさらに高くなるので、必ず医師に相談してください。

参考:MSDマニュアル|妊娠中の糖尿病

こちらの記事で妊娠糖尿病にならないための食事を紹介しているので、参考にしてみましょう。

妊娠糖尿病になりやすい食事とは?助産師が教える予防法やリスクをチェック!

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3. 妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群も、双子の妊娠でリスクが高まる病気の1つです。

発症率は妊婦さん全体で5〜10%、双子を妊娠した妊婦さんに限ると10%程度といわれています。

妊娠高血圧症候群を放置すると、下記のようにママと赤ちゃんの命に関わる事態を引き起こします。

ママへの影響や症状赤ちゃんへの影響や症状
・高血圧の悪化
・けいれん発作
・脳卒中
・腎不全
・心不全
・HELLP症候群(血液が固まりにくくなる)
・赤ちゃんの成長の遅れ
・胎盤が子宮から剥がれる
(最悪の場合)死産

妊娠高血圧症候群は珍しい病気ではないにも関わらず、明確な原因は分かっていません。

しかし、双子妊娠はリスク要因の1つであるため、双子を授かった妊婦さんは注意が必要です。

参考:

MSDマニュアル|妊娠中の高血圧

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター|多胎妊娠について

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター|妊娠高血圧症候群(Hypertensive Disorders of Pregnancy: HDP)

4. 胎児発育不全

双子妊娠は胎児発育不全のリスクが高まります

双子の胎児発育不全では、お腹の中にいる双子の赤ちゃんのどちらか、または両方の成長が通常よりも遅れてしまいます。

特に、1つの部屋に2人の赤ちゃんが入っている双子(いわゆる一絨毛膜双胎)では、胎児発育不全のリスクが上昇します。

一絨毛膜双胎では赤ちゃん同士が同じ胎盤を共有し、ママの体から送られてくる栄養や酸素を分け合っている状態です。

しかしこれらの配分がうまくできないと、片方の赤ちゃんが十分に発育できず、最悪の場合は死亡するケースも

発生する確率は10〜20%といわれ、単胎妊娠よりも高いとされています。

どちらか一方の赤ちゃんに発育の遅れが見られる場合は、入院のうえ慎重な対応が必要です。

5. 子宮内胎児死亡

双子の妊娠では1人の赤ちゃんを妊娠したときよりも、子宮内胎児死亡の割合が高くなります

子宮内胎児死亡とは、妊娠週数に関わらずママのお腹の中で赤ちゃんが死亡してしまうことをいいます。

子宮の中で赤ちゃんが死亡すると、

  • 出血
  • お腹の痛み
  • 胎動を感じなくなる

などの症状が現れます。

妊娠初期の場合は無症状の場合もあり、妊婦健診のときに赤ちゃんの心拍が確認できないと子宮内胎児死亡が疑われます。

残念ながら明確な原因は分かっていません。

バニシングツインとは?

子宮内で赤ちゃんが死亡してしまうことのひとつに、「バニシングツイン」があります。

バニシングツインとは、双子を妊娠したのにお腹の中から1人だけいなくなってしまうこと。

通常、赤ちゃんを1人だけ妊娠し流産してしまったときは、自然にママの体から排出されます。しかし双子の場合は、ママのお腹の中に残り、そのまま子宮に吸収されてしまうことがあるのです。

※ただし、赤ちゃんの成長度合いによっては完全に吸収されない場合もあります。

バニシングツインの多くは妊娠初期に発生しますが、妊娠中期頃まではリスクがあるため注意が必要です。

なぜ起こるのかという原因については、ママの年齢や不妊治療などが要因として挙げられますが、はっきりとしたことは分かっていません。

多胎妊娠のリスクについては、助産師執筆のこちらの記事でさらに詳しく解説しています。

多胎妊娠にはどんなリスクがある?助産師が教えるリスクを減らすために今できること

1回の妊娠で2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠する「多胎妊娠」は、ママにも赤ちゃんにもリスクがあります。また、多胎妊娠の種類によってもリスクの大きさは異なり、時にはママの命や赤ちゃんの命に関わることも。今回の記事では、多胎妊娠のリスクやリスクを減らすためにできること、多胎妊娠の種類も含めて解説しています。

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これまで見てきたように、双子の妊娠にはママと赤ちゃんの両方にさまざまなリスクが発生します。

ママ自身が気をつけることで予防できるものもありますが、中にはどうしようもなく起きてしまうものも

しかし、ネガティブなことばかり考えているだけでは何も始まりません。少しでも不安を解消し安心するためには、”今できること”にしっかり取り組むのが一番。

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次の見出しでは、mamaruの特徴と多くのママに選ばれている理由を紹介します。

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赤ちゃんを妊娠すると、「栄養は足りているかな」「なるべく体にいいものを食べないと」「便秘になりがちでつらい」と気がかりなことがたくさん増えますよね。

双子を妊娠しているママなら、なおさらのこと。

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ここでは、mamaruが双子を妊娠したママにもぴったりな理由を詳しく紹介します。

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とはいえ、毎日毎回、バランスの取れた食事を考えるのは大変ですよね。

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妊娠してから出産を迎えるまでに必要な栄養素を全てカバーしているので、栄養面での不安軽減に役立ちます。

妊娠中に不足しやすい鉄や葉酸もたっぷり配合しているから、貧血予防になる点もgooo!

元気な赤ちゃんを産むには、まずはママがしっかり栄養を摂って元気でいることが大切です。

双子妊娠のリスクを考えると心が落ち着かなくなるかもしれませんが、mamaruをお守り的に飲むことで安心材料の1つにしてくださいね。

乳酸菌配合でお腹のトラブルにも◎

「乳酸菌」を配合していることも、mamaruならではの嬉しいポイント。

妊娠中によく起こるトラブルの1つが「便秘」です。妊娠前は便秘知らずで快便だったママでも、妊娠後はお腹のトラブルに悩まされて辛い、なんてこともよくあります。

便秘は単にお腹が痛くて辛いだけでなく、お腹の張りによる痛みと区別しにくいため、身体からの重要なサインに気づくのが遅れる可能性も。

mamaruは、妊娠期のママ向けのサプリには珍しく「乳酸菌」を配合しているうえ、腸内環境のケアに役立つ「ラクトフェリン」含まれています。

どちらも、お腹の調子をサポートする成分なので、妊娠中によくあるマイナートラブルに対応可能です。

便秘などのお腹のトラブルが少なくなると、注意すべきお腹の張りや痛みに気づきやすくなるので、赤ちゃんを守ることにも繋がりますよ。

心配事が多い双子妊娠ですが、気がかりなことを少しでも減らせるよう、ぜひmamaruを活用してくださいね。

無添加だから赤ちゃんにも優しい

赤ちゃんに優しい素材のみを使っている点も、おすすめできるポイントです。

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産婦人科医監修のもと厳選した成分だけを配合し、

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妊娠中の栄養補給にサプリメントを活用したいけど、添加物や安全性が心配というママにもぴったりですよ。

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双子妊娠であればそれだけでさまざまな心配事が出てくるもの。

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双子の妊娠確率に関するQ&A

双子が産まれる理由については、人種や遺伝子、年齢などさまざまな要因が考えられています。

最後に、双子の妊娠確率を左右する要素についてQ&A形式で解説します。

Q1:人種によって双子を授かる確率が違うって本当?

A1:一般的に、一卵性双生児が生まれる確率は、人種間で大きな差はないとされています。

しかし、2つの卵子に由来する二卵性双生児では、地域や人種によって双子の産まれやすさにばらつきがあります。

例えば、二卵性の双子を妊娠する確率は、日本ではおよそ0.6〜1.0%です。

しかし、北欧ではおよそ1.5〜2.0%であるといわれています。

Q2:双子の妊娠は遺伝で決まるの?

A2:双子の妊娠と遺伝の関係は、一卵性双生児と二卵性双生児で異なります。

一卵性の双子の場合、人種間で産まれる割合に違いがないため、ママやパパ、親戚などが持つ遺伝子には影響されないと考えられています。

例外的に、一卵性双生児が高頻度で産まれる家庭もごく少数ながら存在しますが、割合として見ると偶然起こる現象と考えていいでしょう。

一方、二卵性の双子の場合は、産まれやすさが遺伝すると考えられています。

理由の1つは、地域や人種によって妊娠する確率に差があるためです。

また、二卵性双生児はママの卵巣から2つの卵子が排出されることで産まれます。

これはママの体質や性質に関わるものなので、遺伝的要素が関連しているのではないかと推測されているのです。

実際、家族や親戚に双子がいる場合、通常より2倍も双子が産まれやすいといわれています。

しかし双子の研究はまだ発展途中であるため、一卵性、二卵性の双子のいずれについても明確な結論はありません

参考:

一般社団法人 日本多胎支援協会|一卵性双生児は遺伝?偶然?

National Livrary of Medicine|Is the probability of having twins determined by genetics?

Q3:不妊治療で双子の確率が高くなるって本当?

A3:不妊治療によって、双子を妊娠する確率が高くなることがあります。

不妊治療のひとつとしてママに排卵を起こす薬(排卵誘発剤)を使用すると、一度に2つ以上の卵子が育ち排出される場合があります

このとき、タイミングよく2つの卵子が受精しうまく成長すると、双子の妊娠に繋がるのです。

排卵誘発剤は、タイミング指導法で妊娠しない場合や、人工授精、生殖補助医療(体外受精など)などを行う際に用いられます。

双子が産まれる割合が世界的に増加しているのも、近年の不妊治療の発展と普及によるものとされています。

Q4:ママの年齢が高いと双子ができやすいの?

A4:高齢での妊娠により、双子を授かる確率が高くなるといわれています。

年齢が高くなると、卵子の成熟を促す「卵胞刺激ホルモン」の分泌が増加する傾向があります。

そのため、複数の成熟した卵子が生まれる可能性が高くなるのです。

実際、ママの年齢が高くなるにつれて、双子や三つ子を妊娠する多胎妊娠の割合は増加することが分かっています。

厚生労働省によると、45歳以上のママでは、25〜29歳のママに比べて双子以上の赤ちゃんを授かる割合がおよそ3.5倍も高いということです。

参考:厚生労働省|平成30年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 多胎児支援のポイント

高齢出産による双子以外の影響やリスクについては、こちらの記事でくわしく解説しています。

年齢による出産リスクの変化とは?35歳以上の高齢出産の対策を徹底解説!【助産師執筆】

この記事では、年齢による出産のリスクの変化について徹底解説。近年、日本では女性の社会進出が進み晩婚化になったこと、不妊治療の技術が向上し年齢を重ねてからの妊娠が可能になったことから、「高齢出産」といわれる35歳以上の妊娠・出産が増えてきました。しかし、高齢出産にはリスクがつきもの。高齢出産のリスクと対策について助産師が詳しく解説します。

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双子妊娠の確率は約1%。リスクも多いけれど喜びも2倍になる!

日本では、双子の妊娠確率はおよそ1%です。詳しく見ると、一卵性双生児は0.3〜0.4%、二卵性双生児では0.6〜1.0%の確率で妊娠するといわれています。

双子の妊娠は1人だけの赤ちゃんを妊娠する場合よりも、ママと赤ちゃんに危険が及ぶリスクが何倍も高くなります。

特に早産の割合は高く、双子を妊娠したママのおよそ2人に1人が経験します。

また、リスクの中には、原因が分からず予防法が確立されていないものがあるのも事実です。

不安や心配事が多い双子妊娠ですが、赤ちゃんがすくすく育つためには、適切な栄養補給とママが元気でいるのが第一条件

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